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佐野元春と石川セリの関係にまつわる妄想

 ぼくは芸能ゴシップ的なことにはあまり興味がない。誰と誰が結婚しようと「勝手にすれば」って感じだし、その手の番組を見たり、雑誌を読んだりすることもほとんどないのだが・・・・。

 少し前に佐野元春ニュース専門サイト「Motoharu News Network」に、こんなエントリーがあった。

週刊ポストに素っ破抜かれる

 これによると「佐野元春−ファンにもずっと知らせなかった愛妻をスクープ撮」という記事が「週刊ポスト」に掲載されたらしい。人気絶頂の全盛期ならいざ知らず、今頃になって佐野元春の結婚関連のゴシップというのに、ぼくは何か引っかかるものを感じたので、散歩がてら近所のコンビニまで「週刊ポスト」を立ち読みに行った。

 半ページほどの記事の中には佐野元春と妻と思われる方が2人で寄り添いながら、夜の街を歩くうしろ姿の写真が掲載されていて、短い記事が添えられていた。読んでみると、とりたてて騒ぐほどの内容ではなくって、プライベートをほとんど語らない佐野元春には愛妻がいるのではないかとほのめかす程度のものだった。
 50歳を越えた佐野元春に妻がいても何らおかしくはないし、あえて家族のことは喋らない(インタビューで両親について語っているものを読んだことあるけれど)のも、彼のキャラクターを考えれば、別に違和感はない。結婚については「あえて積極的に公開するものではない」といった程度のことなんだろうと思う。

 本来ならこの話はこれで終わりなのだが、ものは試しに「佐野元春 結婚」と検索してみると、ちょっと興味深いページがヒットした。

佐野元春さんに関するエトセトラ

 このページによると石川ひろみ(ROMY)が「佐野元春の妻なのでは?」というウワサがあるようなのだ。



 ROMYは1985年にアルバム「KI・A・I 」をリリース。このアルバムの2曲目の「California」は作詞が友部正人、作曲がHolland Rose(佐野元春のペンネーム。松田聖子の「ハートのイヤリング」もHolland Rose名義の曲である)だ。
 「California」は佐野元春がDJを担当していた「サウンド・ストリート」でも何度オンエアされたので、それを聴いたことがあるけれど、未だに記憶に残る不思議なムードを持った曲だった。

 ROMYはアルバムを1枚リリースしただけで、表舞台から姿を消したけれど、このようなPVがアップされていることは、未だに彼女の唄が聞き続けられていることの証拠だと思う。
 なんてことを考えていたら、久しぶりに「California」の入ったアルバム「KI・A・I 」を聴きたくなった。でも、アマゾンを探しても見つからず、廃盤になったままで再発はされていないようだ。


 そんなROMYのお姉さんは、あの石川セリである。
 最近の石川セリはこんな感じで、このアンニュイなムードは出そうとしても出せるものではない。



 少し前のことになるが「酒でも飲んで寝るか」という時にテレビをつけたら、NHKの「SONGS」で石川セリが歌っているのが目に飛び込んできて、ぼくはお酒を飲むのも忘れて見入ってしまったことがある。

 さらに、日本のポップスの名曲「ムーンライト・サーファー」も彼女の曲。



 この曲は作詞・作曲が中村治雄。漢字で書くと分かりにくがPANTAである。
 現在も頭脳警察を中心に精力的に活動を続けているPANTAは「過激なロッカー」のイメージが強いけれど、こんな曲も書ける実に奥の深い人なのだ。

 ぼくはこれらの曲が収録されたベスト盤をよく聴くけれど、石川セリの歌声は素晴らしくって、いつも聞き惚れてしまう。

B0000QX18Wゴールデン☆ベスト 石川セリ シングルス・アンド・モア
石川セリ
ユニバーサル インターナショナル 2003-11-26

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 そして、石川セリの夫は井上陽水。もし、ウワサどおりに佐野元春がROMYと結婚しているのなら、2人は義理の兄弟の関係になるわけで、これはなかなかすごいお話ではないか。
 でも、例えば井上家の親戚の集まりがあって、佐野元春が「あっ、お兄さん、どうもお久しぶりです」などと井上陽水に挨拶している姿なんて、ぼくには想像もできないんだけど・・・・。

 って、これはネットに書かれていたウワサ話から、ぼくが勝手に妄想したお話。あくまでも想像ですので、そのあたりはご了解のほどを。

| 佐野元春 | 22:52 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ロボットギターが99.800円

 今から約2年前に「もうすぐ発売開始、ロボットギター」というエントリーを書いた。

 ぼくは「その後のロボットギターはどうなったのだろう」と気にすることもなく、相変わらずキコキコと指でペグを回してチューニングしていたが、楽天のイケベ楽器のHPを見ると、あのロボットギターが激安の投売り状態になっていて、その値段に驚いた。

 これも。


Gibson Robot Guitar Robot LP Studio Ltd. (Desert Burst) 【特価】

 こんなのも。


話題沸騰のギブソン”ロボット・ギター”が激安価格! Gibson Robot Guitar Robot LP Studio Lt...

 すべて、99.800円である。

 そして、SGタイプなら、さらに1万円安い。


Gibson Robot Guitar Robot SG Special Ltd. (Ebony) 【特価】


 ぼくは以前のエントリーの最後に「よーく考えれば、エレキギターはアナログの極みのような楽器である。いくらヘッド裏にCPUが搭載されても、6本の鉄線を張って、それをピックや指でひっかいて音を出すという原始的な構造に変わりはない。細かなチューニングの狂いや微妙なイントネーションの違いを含めたものも、ギターの味なわけで、自動チューニングが普及するかどうかは、微妙なところかもしれないなあ」と書いたけれど、発売から2年後に定価の3分の1以下で買えようになったロボットギター、やはり不人気だったのだろうか。

 ひょっとしたら、ギタリストいう人種はすごく保守的なのかもしれない。
 未だに人気があるのは、50年以上も前に設計されたストラトキャスターやレスポール、テレキャスターというギターだし、アンプだって真空管が入っているものが最高とされている。楽器という商品に特殊性はあるだろう。しかし、50年も前に設計されたものが、未だに売れ続けていて、多くのコピー商品も生み続けているというケースは少ない気がするし、普通に生活してれば真空管は完全に過去の遺物だ。
 そんなギタリストにとって、自動でチューニングしてくれるロボットギターは受け入れにくい一台だったのかもしれないなあ。
 
 でも、この値段で自動チューニングができるのなら、物欲がそそられるなあ。ギブソンが気合を入れて発売したギターなのだから、ロボット部分は別にしても、単純にギターとしても悪くない気もする。
 そして「ロボットじゃないギブソンの普通のレスポールが、この値段ならばねえ」と思っちゃうぼくもまた、すごく保守的なギタリストである。

 ちなみに、発売直後に紹介したことがあるこれも、今なら99.800円。


幻の「リバースFV」を手に入れるラストチャンス! Gibson Reverse Flying V Limited 【本数限定...

 アグレッシブなモデルを連発する最近のギブソンの姿勢は大好きだけど、実際に買うかとなると悩んじゃう。
 でも、ステージ映えする一台で、まちがいなくうけるとは思うんだけど・・・・。

| エレキギター、再び | 18:50 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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佐野元春の90年代作品デジタルリマスターBOX

 今日は久しぶりに佐野元春の話題を。
 来月に「MOTOHARU SANO 1990 - 1999 ORIGINAL ALBUM REMASTERED」というBOXセットが、予約のみで限定販売されるそうだ。これは佐野元春の90年代のアルバムをデジタルリマスターした6枚組みのBOXセットらしい。

 ぼくは佐野元春のアルバムをすべて持っているから、あえてこの高価なBOXセットを買うかどうかは微妙なところだが、リリースを知らせるオフィシャル・サイトの「最新ニュース」の中に少しショックな文章があった。
 そこには「現在、元春の90年代オリジナル6作品は廃盤となっており、ネットでのダウンロード販売もされていない」と書かれていた。

 「えっ、そうなの!」って感じである。「タイム・アウト!」「スウィート 16」「サークル」「フルーツ」「THE BARN」「Stones and Eggs」の6枚はすべてリアルタイムで聴いたアルバムだ。浅い深いの差はあれど、どのアルバムにも思い入れと思い出がある。
 さらに、ぼくには6枚が廃盤になってもおかしくないほど昔にリリースされたアルバムという実感がなかった。でも「タイム・アウト!」がリリースされたのが1990年だから、かれこれ20年前になる。廃盤になってもおかしくはない年月かもしれないけれど、これらのアルバムの中には廃盤にするには惜しい名盤があるのだ。

 たとえば、93年にリリースされた「サークル」。

B00005G4HIThe Circle
佐野元春
エピックレコードジャパン 1993-11-10

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 少しダークなムードの漂うアルバムだが、1曲目の「欲望」からして、佐野元春にしか描き出せない世界が広がる。「君を連れてゆく」は日本では数少ない大人のラブソング。個人的には「ハート・ビート」の続編と思っている名曲だ。

 そして「サークル」を最後にハートランドを解散させた佐野元春が、ソロ名義でリリースしたのが「フルーツ」で、これも大好きな一枚だ。

B00005G4LQフルーツ
佐野元春
エピックレコードジャパン 1996-07-01

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 全17曲、バンドという形を離れたからこそできた多彩な曲は、まさに色とりどりの果実といったところだ。ぼくは「フルーツ」を佐野元春の「ひとりホワイト・アルバム」だと思っている。

 日本のロックでは珍しく死を描いた「天国に続く芝生の丘〜夏のピースハウスにて」から、それに続く「ヤァ!ソウルボーイ」。そして、佐野元春の曲の中でも上位に挙げたい名曲の「すべてうまくはいかなくても」へと流れていくあたりは圧巻で、今聴いても素晴らしい。
 シンプルなのに聴き込むほどに深みを増す「経験の唄」の詩の世界も、佐野元春の最高到達点のひとつだと思う。

 「フルーツ」に続いてリリースされた「The Barn」は、全曲ウッドストックでレコーディングされた佐野元春のレイドバック・アルバムだ。

B00005G4NTTHE BARN
佐野元春 and The Hobo King Band
エピックレコードジャパン 1997-12-01

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 The Hobo King Bandのコンビネーションも最高で、佐野元春のルーツのひとつであるボブ・ディランやザ・バンドの匂いが感じられるが、正直な話、ぼくはリリース当時にレイドバックした曲と音に肩透かしをくらわされた気がした。あまりにも時代とかけ離れた音だったし、何を今さらという気分になったのだ。
 しかし、今となっては気合の入った「フルーツ」の次に、いい意味で肩の力を抜いたあまり売れそうにもないアルバムを出してしまう佐野元春のひねくれ具合を含めて、このアルバムが大好きだ。
 彼のキャリアの中では異色作ってことになるかもしれないけれど、ぼくはこのアルバムの耳触りが好きで、未だによく聴く。

 実はこの6枚、廃盤になっているとはいえ、それほど手に入れにくいものではない。
 よく売れたアルバムばかりなので、ブックオフあたりで中古をよく見かけるし、Amazonにもユーズド商品がたくさんある。しかも、格安で売られている場合が多いので、音の良さを気にしなければ、あえてリマスターBOXを買う必要はないかもしれない。

 最後にアルバム「フルーツ」に伴うツアーから1曲。



 「ダウンタウンボーイ」は佐野元春のライブの定番で、これまで何度もアレンジを変えて唄われ続けてきた。ぼくもこの曲をライブで聴くのがいつも楽しみだ。

 それにしても「景気よくいこう!」で始まるフルーツ・ツアーの「ダウンタウンボーイ」の疾走感は素晴らしい。おそらく、元春史上最速の「ダウンタウンボーイ」だろう。
 どちらかというと抑制の効いた大人のプレイが魅力のホーボキング・バンドだが、この曲での爆発力は、ホントにすごい。

 来年デビュー30周年を迎える佐野元春。旧盤のリマスターもいいけれど、新しいアルバムをリリースして、景気よくアニバーサリー・ツアーをしてほしい。そして、ライブ会場では疾走感のある「ダウンタウンボーイ」や「悲しきレディオ」が聴きたいな。

| 佐野元春 | 22:10 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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テレキャスターに4WAYスイッチを付けてみた

 早いもので、今日から11月。先月末からは年賀状の発売も始まり(オイ、オイ、ちょっと早過ぎではないか?)今年も残すところ2カ月になってしまった。
 まあ、慌しい気分になるには、まだ早いと思うけれど、このところ仕事のほうが少々多忙で、年末までには越さねばならぬ山がいくつか残っている。

 でも、ぼくにはこういう時に限って、余計なことがしたくなる困った癖がある。この前も写真のような部品を手に入れまして・・・・。

フェンダー純正、テレキャスター用の4点スイッチ

 これはテレキャスター用の4点スイッチで、フェンダー純正の改造パーツらしい。
 パッケージには「C.SHOP 4-WAY TELE SWITCH」と書かれているから、フェンダーのカスタムショップ扱いのパーツということになるのだろうか。

 とにかく、このスイッチを付けるとフロント→フロントとリアのミックス(パラレル)→リアという通常のテレキャスターのピックアップのポジションに、フロントとリアがシリーズ接続されたポジションが加わるのだ。

 テレキャスター好きの悩みのひとつに、フロントピックアップの非力さがあると思う。ぼくのテレキャスターはフェンダージャパンの「TL52-US」で、フロントとリアのPUをどちらもセイモア・ダンカンのものに換えてあるけど、それでもフロントのトーンにはパワー不足を感じる。

 もちろん、その鼻づまり気味のトーンもテレキャスターの魅力のひとつではあるのだが、音のぬけに欠けるところがあって、個人的には積極的に使いたくなる音ではない。
 ぼくの場合、リアとフロントPUの使用比率は9:1くらいだろうか。まるで、リアピックアップのみのテレキャスターであるエスクワイヤーのような使い方なのだ。
 
 テレキャス弾きたるもの「このギターは、リアのトーンが命」と割り切るのが正しい道とも思うのだが、実用的にはもうひとつくらいは使えるトーンが欲しい。せっかくのフロントピックアップを活かす手はないものか?
 そんなことを考えていたので、サウンドハウスでお買い物したついでに、フェンダー純正のテレキャスター用の4点スイッチに手を出してみた。


 ハンダゴテと工具を机の上に揃えて、作業に移る前にもう一度、スイッチに添付されていた配線図を確認する。しかし、直輸入品のせいか、説明文が英語で書かれていて、配線図もピックアップの位置関係が少々分かりづらい

 作業を前にして、何となく不安を感じたので、ギターの配線に迷った時に頼りになるセイモアダンカンのオフィシャルサイト内にある「Wiring Diagrams(配線図)」を見に行った。

 このサイト、以前にも紹介したことがあるけれど、ほとんどのギターの配線図をカバーしていて、図面も分かりやすく描かれている。すべて英語のページだが、お目当ての配線図を探すのはそれほど難しくはないと思う。

 予想通り、テレキャスターの4点スイッチに添付されていたものよりも分かりやすい配線図があって、ぼくはこれをプリントアウトして、参考にしながら配線を行った。


 ちなみに「重要」と書かれた枠内には「フロントピックアップのカバーは別のワイヤーでアースせよ」というようなことが書かれている。
 実は、ぼくのテレキャスターはこのページを参考にしてノイズ低減配線をしてある。つまり、既に別のワイヤーでアースをしてあるので、この点は問題はなさそうだ。

 ただ「この別のワイヤーにするアースには、何か意味があるのだろうか?」と気になって、ネットを検索してみると、こんなページがヒットした

 この方もテレキャスターに4点スイッチを付けられていて、フロントピックアップのアースを切断することに違和感を感じられたようだ。
 アース線を切断しないで済む配線を独自に考えられていて、配線図も見られるので、こちらを参考にするのも良いかもしれない。


 スイッチの配線が無事に終わり、音を出してみる。
 ダンカンの配線図には1がリア、2がフロントとリアのパラレル、3がフロント、4がフロントとリアのシリーズと書かれているが、感覚的には数字が逆だ。つまり、以前と同じようにノブを一番下にするとリアから音が出てて、その上がパラレル、そしてフロント。最後にノブをもう一段上げるとフロントとリアを直列でつなげたパワフルなトーンが出てくる。

 このシリーズ接続時のトーン、かなり使える感じがする。
 例えば、リアのシャキンとしたトーンでリズムを刻み、リードを弾く時にはノブを一番上に持ち上げて、ガッツンと音を出すという使い方ができる。両方のポジションの音量の差もそれほどなくって、シリーズ接続のトーンは、とても実用的だと思う。
 肝心の音色のほうはハムバッカーほどぶ厚くはなく、P90よりもパワフル。あくまでもシングルコイルを直列で鳴らしているといった感じで、テレキャスターから出る音としては、それほど違和感がない。

 4点スイッチのスイッチの値段は2.000円程度。見た目は変わらず、スイッチの交換だけでパワフルなトーンを出すというこの改造、なかなか効果的だと思う。


 ちなみにソニックからはテレキャスター用のターボスイッチというものが発売されている。


【CIRCUITSFORTELECASTERS/JAPAN(METRICSIZE) ◆ 税込・送料無料 ◆】SONIC TT-102/TURBO SWITC...

 これも以前から気になるパーツだったが、ピックアップをシリーズ接続してパワフルなトーンを出すという点では4点スイッチと同じ仕組みだと思う。ただ、こちらの場合はトーンノブを引っ張ることでシリーズ接続になるようだ。
 少々高価なパーツだが、最小限の配線で改造ができて、電装パーツを総取替えすることを考えると、この値段も仕方のないところかもしれない。

 
 最後に「フェンダー・カスタムショップの4点スイッチと書かれている以上は、これを搭載したフェンダーのギターもあるんだろうな」と探してみると、フェンダー・メキシコ製のテレキャスターが見つかった。


Fender MEX Classic Player Baja Telecaster

 カスタムショップのクリス・フレミングのデザインによるテレキャスターは4点スイッチに加えて、S-1スイッチというのが搭載されている。このスイッチを押し引きすることで、トーンをフェイズアウトできるらしい。
 合計で6つのトーンが出せるテレキャスターってのも魅力的。でも、テレキャスターにフェイズアウトのトーンってのは必要ない気もするんだけど。

| エレキギター、再び | 21:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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クライベイビーを改造、トゥルーバイパス化してみた

 今日はビートルズのリマスターについては1回お休みして、久しぶりにエフェクターのお話を。ワウワウの改造についてです。

 オーバードライブやディストーションと並んで、ワウワウはエフェクターの代表格だろう。エフェクターにはまったら、誰もが一度は足元に置く1台だと思う。

 ぼくもエレキギターを再開した直後に、ハードオフで中古のワウワウを手に入れた。機種は「JIM DUNLOP GCB95」だが、その音色の通りに「クライベイビー(Cry Baby)」と呼ぶほうがしっくりくる。


Jim Dunlop/ジムダンロップ ワウペダル CRYBABY GCB95

 写真のように、ぼくのクライベイビーは色が白い。正面に貼られたラベルにはリミテッドエディションと書かれているから、かつて限定販売されていた白いクライベイビーだと思う。
 ワウワウは中古のタマ数も多くて、リサイクルショップのエフェクターコーナーでもよく見かけるけれど、白のクライベイビーを見たのは、これを買ったときの一度だけだ。

白いクライベイビー

 そして、ちょっとレアな白いクライベイビーを足元に置き、音を出してみたけど、何だか違和感がある。クライベイビーをつなぐと、エフェクトをオフにした時のギターの音が明らかに変わるのだ。アンプから出る音が、なんだか平面的で薄っぺらい音になってしまう。
 そもそも、エフェクターを使うのはギターの音を積極的に変えるっていうことだから、そんなの気にせず使えばいいのかもしれない。でも、ワウワウをバイパスした時の音がチープになってしまうのは、どうにもいただけない。

 さらに、エフェクト時のトーンからも、自分がイメージするワウワウらしい音が感じられなかった。
 ファンクのカッティングのようにコードを弾きながら「シャカポコ」とやる分には良いのだが、トーンに鋭さがないというか、ジミヘンやクラプトンのワウプレイから感じられるような「クワァ、クワァ、コワァー」というような音が出ないのだ。

 トーンに関しては「使う側の足さばきに問題があるかもなあ」と思って、クライベイビーを使い続けてみたものの、やはりバイパス音のチープさが気に入らない。仕方がないので、ワウワウはボードには組み込まず、使う時だけ接続するようにしていた。

 しかし、そのうちに取り付けと取り外しが面倒になって、クライベイビーは引き出しの中に入ったまんまに・・・・。
 いつしか、ぼくの足元からはワウワウが消えてしまった。

 でも、ジミヘンのこんなのや。

 

 クリームのこんなのを見ていると、どうしてもワウワウを使いこなせるようになりたくなってくる。



 ならばと、 トゥルーバイパス化とトーンの改善のために、思いきって手持ちのワウワウにモデファイ(改造)を加えることにした。

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| エレキギター、再び | 22:33 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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お疲れ気味の「Beatles For Sale」は駄作だろうか?

 1964年のビートルズはとにかく忙しかった。

 1月にアメリカのヒットチャートで「I Wanna Hold Your Hand」が1位になり、全米でビートルズの人気の導火線に火がつく。
 そして、2月からは初の全米ツアーを行い、今や伝説的なエド・サリバン・ショーに出演。この番組は72パーセントという驚異的な視聴率を記録し、この時点でビートルズの人気が大爆発する。4人は世界のアイドルになったのである。

 熱狂のアメリカからイギリスに戻ると、すぐに初主演映画「A Hard Day's Night」の撮影に入り、これをクランクアップさせると、休むまもなくデンマークを皮切りに、オーストラリアとニュージーランドまどを周るワールドツアーを行った。
 そして、7月には、前のエントリーで紹介したアルバム「A Hard Day's Night」がイギリスでリリースされ、8月には映画が全米で公開される。

 1964年前半は、まさにビートルズの全力疾走を感じさせるスケジュールだ。「A Hard Day's Night」というアルバムには、疾走感があって当たり前という気すらしてくる。

 そして、レコード会社はこんなにも働き者のビートルズに追い討ちをかけるように、64年のクリスマスシーズンにあわせたアルバムのリリースを要求する。本来なら「そんなのムリ、ムリ」と断ってもよさそうなものだが、ビートルズはそれに応えて「Beatles For Sale」のレコーディングに入るのだ。

B0025KVLSIBeatles for Sale
The Beatles
EMI UK 2009-09-09

by G-Tools

 気だるい表情の4人が並ぶアルバムのジャケットが、すべてを表しているが「Beatles For Sale」のビートルズは、かなりお疲れ気味である。「ビートルズを売り出し中」というタイトルも自虐的だ。
 超多忙なスケジュールをぬってのレコーディングのせいか、前作にあったような疾走感はなく、全14曲中6曲がカバー曲。これはビートルズにじっくりと曲を作る時間がなかったことを物語る数字だと思う。

 ついでに、このアルバムは日本においても不人気のようで、EMIがリマスターの記念に行ったアンケートでも12位となっている。
 「Beatles For Sale」より下にランクされているアルバムは「PAST MASTERS Vol.1&2」と「YELLOW SUBMARINE」だが、これらは厳密にはオリジナルアルバムとはいえない内容だ。つまり「Beatles For Sale」はビートルズのオリジナルアルバムの中で、最も不人気の一枚なのだ。


 しかし、このアルバムが退屈な失敗作かというと、そうとも言い切れない。
 まず、1曲目の「No Reply」からして、素晴らしい。ハードスケジュールで疲れ気味の中でも、前作で感じられたジョンの音楽的なピークは、このアルバムでも持続していたことが感じられる。この曲、ジョンの全キャリアの中でも上位に入る名曲ではないだろうか。

 4曲目の「Rock and Roll Music」までジョンのリードボーカルが続き、次に出てくるのがポールの「I'll Follow the Sun」だ。
 この曲、ポールが16歳の時に作ったらしく、その早熟な才能に驚いてしまうが、逆にいえばそんなに古い曲を引っ張り出さざるをえないほど、この時のビートルズには時間がなかったのだろう。
 でも、この曲は「Beatles For Sale」の4曲目という場所がぴったりの佳曲だと思う。

 日本において、このアルバムで一番記憶に残っている曲は次にくる「Mr. Moonlight」かもしれない。



 ビートルズの来日時に放映されたテレビ番組の冒頭部分の映像だが、2分20秒を過ぎたあたりから「Mr. Moonlight」が流れる。

 残念ながら、ぼくはリアルタイムでこれを見たわけではない(産まれてはいたけれど、まだ3歳だった)。しかし、テレビの前で見つめていた多くのファンにとって、夜明け前の首都高をパトカーがサイレンを鳴らし、ビートルズの車を先導して走る様子をバックに、この曲が流れた時の衝撃度はかなりのものだったのではないか。
 そして、この選曲のセンスと「Mr. Moonlight」が流れるタイミングは、何度見てもすごいと思う。


 いずれにせよ、ビートルズが単なるポップグループだったら、この時点で才能や気力が消耗してしまって、その後の活動は尻すぼみなものになっていっただろう。しかし、ビートルズはお疲れ気味の「Beatles For Sale」の後に、さらなる高みへと登りつめていく。このアルバム、今にしてみれば、次なるステップの前の小休止だったのかもしれない。

 傑作とは言い難いけれど、捨てがたい魅力を秘めた「Beatles For Sale」。ぼくはクリアな音のリマスター盤を聴いて、改めて「ビートルズに駄作はなし」という事実を思い知らされた。

| ビートルズとその周辺 | 17:17 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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リマスターでも疾走感を失わない、A Hard Day's Night

 9月9日のリリースから1カ月以上が経過してしまったけれど、何回かに分けてビートルズのリマスター盤について、あれこれと書いてみようと思っている。

 今回のリマスター盤、いきなりBOXセットを買うようなことはせず、聴きたいものを少しずつ揃えることにした。ぼくの場合、BOXセットというやつは「買ったでぇ」という事実に満足してしまって、ろくに聴きない場合が多いからだ。

 そして、リマスター盤の最初の一枚に選んだのが「A Hard Day's Night」だ。

B0025KVLS8A Hard Day's Night
The Beatles
EMI UK 2009-09-09

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 早熟な天才−ジョン・レノンを感じさせる「A Hard Day's Night」は全13曲、ビートルズ初のオリジナル曲だけで構成されたアルバムだ。
 13曲のうちの10曲がジョンの手によるもので、どれもが名曲である。ぼくはこのアルバムを聴くたびに、ジョンが弱冠23歳にして音楽的なピークを迎えていたことを感じる。

 例の「ジャーン」から始まり、アルバムの最後の「I'll Be Back」まで、わずかに30分。今のCDの収録時間からすれば、あまり短い。しかし、それは希薄な時間ではない。疾走感があって、濃厚な30分間なのだ。
 この疾走感はその他のビートルズのアルバムからは感じられないもので、彼らが持っていた若さの勢いを真空パックしたものが「A Hard Day's Night」だと思っている。

 肝心の音のほうは、これまでのCDが少々下品な味の煮込み料理(これはこれで悪くはないけれど)だとすると、リマスター盤は素材の持ち味が分かる上品な野菜スープといった感じだろうか。とにかく、クリアな音なので、ぼくには「少々きれいにし過ぎじゃないか」とすら思える部分もあるほどだ。
 しかし、どんなにクリアな音になって、ステレオで聴こえたとしても、このアルバムが持っている魅力や輝きは失われることがなかった。

 1964年のビートルズの疾走感は、この先にレコードやCDといったモノが消えたとしても「A Hard Day's Night」として永遠に残っていくだろう。



 上の動画は映画「A Hard Day's Night」のオープニングシーン。
 この映画もビートルズの若さを見事にとらえた一本だ。今、見ても古さを感じさせないあたりからも音楽映画の名作だと思う。以後、ビートルズは何本かの映画を作るけれど、最初にして最高の一本だったのではないだろうか。

B00005QBRNハード・デイズ・ナイト [DVD]
松竹ホームビデオ 2001-11-21

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| ビートルズとその周辺 | 22:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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BOSSブランド唯一のアンプ、MG−10

 このところ忙しさにかまけて、ここの更新も停滞気味。ギター関連の機材のレビューも長らくしていなかったけれど、相変わらずリサイクルショップ巡りは続けていて、ギターやアンプ、エフェクターはじわじわと増殖している。
 今日はそんな中から「ちょっと、レアかな」と思われるBOSSのアンプを紹介します。

BOSS唯一のアンプ MG-10

 上の写真はBOSSブランドとして発売された小型アンプのMG−10だ。
 ミニアンプ好きのぼくとしては、スモールサイズのジャズコーラスJC−20と並んで、以前から気になるアンプだったが、隣町のリサイクルショップで格安の値段で売られていたので、迷わずお買い上げ。

 BOSSの製造元であるローランドからはスタジオの定番JCシリーズやCUBEシリーズなど、数々のアンプが発売されきた。しかし、BOSSの名前を冠して発売されたアンプは、このMG−10だけだ。ラインアップされていた期間も、1989年からわずかに数年間だから、比較的レアなアンプといえるかもしれない。

 このあたりの事実関係は以前に紹介した「The Small Amplifier Book」に書かれていたことの受け売りだが、BOSSからは他にもエフェクターサイズで0.5ワットのMA−1、15ワットの小型モニタースピーカーMA−15が発売されていたので、正確には唯一のアンプとは言いづらい気もする。
 でも、BOSSブランドの本格的なギターアンプとしては、MG−10が唯一の存在であることはまちがいだろう。

 このMG−10は10ワットの出力で大きさは「VOX Pathfinder10」 とほぼ同じ。その点からはよくある練習用のミニアンプのようにも思えるけれど、このアンプは多彩なコントロールつまみが付いているのが大きな特徴だ。
 3ボリューム、3トーンに加えて、このサイズでは珍しいプレゼンス付き。ミニアンプにありがちなオーバードライブスイッチのようなものはないが、7つのつまみをいじくりませばクリーンからディストーションまで多彩なトーンが作れる。

 さらにBASSつまみはプルスイッチになっていて「PULL WARP」と書かれている。このスイッチ、家に持って帰って鳴らすまで「ローランドお得意のコーラスかな」と思っていたが、実はブースターだった。これをひっぱると音量が大きくなると同時に歪みが増すという仕組みだ。
 3ボリューム+ブースター+プレゼンスのMG−10は、このサイズにしては歪み具合が実に多彩で、BOSSらしい味付けのアンプだと思う。

 音の出口であるスピーカーは5インチのスピーカーが2発搭載されている。このおかげで、かなり歪ませてもミニアンプによくある「無理しているなあ」というトーンを感じることがない点でも、MG−10はよく出来ている。

 テーブルサイズのお座敷アンプなのに、つまみをコントロールする楽しみがあって、なかなか歪み具合のミニアンプ。これもまた、国産の隠れた名機のような気がするぞ。

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愛すべきバンド、フェイセズ

 一番好きってわけじゃないけれど、ぼくには長年に渡って愛し続けているバンドがある。フェイセズだ。

 このバンドのオリジナルメンバーは、今はなきロニー・レーン、ロッド・スチュワート、ロン・ウッド、イアン・マクレガン、ケニー・ジョーンズと、実に通好みのメンツ。ロニー・レーンの脱退後に、日本人ベーシストの山内テツが加入したことでも知られている。

 フェイセズの活動期間はわずか5年ほどで、オリジナルアルバムも1枚のライブ盤を含めて5枚しか残していない。
 キャリアをふりかえってみると、すごいメンバーを擁していたバンドなのに、大成功を収めたわけではない。それどころか、ロッドがソロアーチストとしてヒットを連発したことによって、次第に彼のバックバンドと化していき、メンバー内に亀裂が広がり始める。このあたりの話からも分かるように、フェイセズはどこか哀愁が漂うバンドなのだ。
 しかし、ルーズで陽気なくせに、味わい深い彼らの曲は、未だに聴いていて飽きることがない。



 そんなフェイセズの代表曲である「Stay With Me」の入っている「A nod's as good as a wink to a blind horse〜馬の耳に念仏」は彼らの代表作といえる一枚だ。
 ロック史に残る名作とまではいえないと思うし、緻密に作り上げられたアルバムでもない。でも「馬の耳に念仏」は愛すべきアルバムで、ぼくはこの先も聞き続けていくと思う。

B001H68K6W馬の耳に念仏
フェイセズ
Warner Music Japan =music= 2008-12-17

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 そんなフェイセズが来月に一夜限りの復活をするらしい。

フェイセズ、ロッド・スチュワート抜きで再結成

 しかし、BARKSの見出しにあるようにロッド抜きでの再結成になるようだ。
 下の映像にもあるように、最近もロッドとロニーはステージで「Stay With Me」を実に楽しそうにプレイしていたのに・・・・。

 

 このライブを見る限り、2人が不仲というわけではなさそうなのだが、他のメンバーとは未だに尾をひく確執があるんだろうか?ベースにビル・ワイマンが入るあたりは、なかなか心憎い人選だけど、ロッド抜きのフェイセズってのは、やっぱり寂しい。
 陽気でルーズな曲の中に漂う哀愁。これがフェイセズの魅力だと思う。でも、リユニオンにすら寂しさを感じちゃうのは、ちょっとなあ。

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これは究極のレザー・ストラップかも、ラフェロ

 前のエントリーに引き続いて、本来ならビートルズのリマスターCDの話といきたいところ。
 でも、CDがまだ手元にないので、近ごろお気に入りのストラップの話を。

 ぼくは練習の時でも、エレキギターは立って弾いている。だから、ストラップは必需品だ。いちいち付け替えるのも面倒なので、表に出してあるギターにはすべてストラップを装着してある。

 これまでに色んなストラップを使ってきて、ナイロン・ストラップに関しては「フェンダーのモノグラムか、プラネットウェイブスがベスト」と思っているのだが、レザー・ストラップに関しては「こりゃあ、ええわ!」というものが見つからなかった。
 
 だからといって、積極的に良質のレザー・ストラップを探していたわけでもないのだが、ちょっと前に小樽の楽器店、光栄堂の店長ブログを読んでいると、こんなエントリーがあった

 ラフェロというメーカーのストラップについて書かれていたのだが、内容を読む限り、すごく良さそうなストラップだ。
 ストラップピンに取り付けやすいのに外れにくい「ロックピンいらず」という売り文句は「ホントかいな」と思いつつ、商品ページを見ると、やはりそれなりのお値段がする。


Laferro GS04 La Bataclan Black M

 「うーん、ストラップごときに1万円は使えんなあ」という結論になったが、その数日後に隣町の楽器屋に行くと、これまでそこでは見たことのなかったラフェロのレザー・ストラップが特価で売られていた。まったく、偶然ってやつは恐ろしい。

 手にとってみてみると、なるほど普通のストラップとは、明らかに革の質が違う。見るからに上質の革を使っていて、使い込めば使い込むほど味が出そうな感じがするのだ。
 ストラップは何本も持っているけれど、実物を見ると物欲ムラムラでお買い上げしてしまった。

Laferro Sellier ストラップ Original GS10

 お店には何種類かのラフェロのストラップがあったけれど、ぼくが選んだのは革のひもにパットのついたクラシカルなタイプのもの。
 早速、使ってみると、なるほど取り付けやすいのに外れにくい。ホントにストラップロックいらずだ。これにはしなやかな革の質が大きく作用しているのだろう。さらに、ストラップピンに取り付ける部分が少し太くなっているあたりもポイントなのかもしれない。

Laferro Sellier Original GS10

 その他にも、金具の後ろに保護用の革が付いていたり、肩にあたるパットの裏のラムスキンの感触が絶妙だったり、ギターのフィット感が抜群だったり、ラフェロのストラップを使っていて感じる良さは色々とある。
 さらに、長さも充分にあって、その気になれば、ジミー・ペイジごっこもできそうだ。

 このラフェロというメーカー、本来はフランスの馬具メーカーらしい。なんでも、社長が音楽好きで手始めにストラップを作り始めたらしいのだ。日本でも馬具屋さんの作る革製品には上質なものが多いから「なるほどね」と納得してしまった。

 少々お高いので、何本も買えるものでもないけれど、ラフェロのストラップは「究極のレザー・ストラップかも」と思わせる1本。お金のある時に、ちょっと無理して買う価値はあると思う。


Laferro Sellier ストラップ Original GS10

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