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キャロル・キングの大阪公演のチケット

 ライブの日まであと2ヶ月ちょっとなのに、なぜか未だに発売されないキャロル・キングの大阪と神戸のチケット。
 東京、名古屋の分はすでに先行予約が始まり、一般発売も近いというのに、主催者と思われるキョードー大阪のHPでは、今日現在でも11月の公演カレンダーにキャロル・キングの名前すらない状態が続いている。

 さらに、ネットの情報だけでは心もとないと、近くにローソンで「月刊ローソンチケット」をもらってきたが、大阪と神戸のみ「決定次第、HP上で発表」となっていた。

 ぼくが行くつもりなのは大阪なので、ヤキモキしながら発表を待っていたのだが、ひょんなところからとある情報を知り、大阪公演のチケットを手に入れることができた。
 たまたま見つけた2ちゃんねるのキャロル・キングのスレッドに「チケットJCBなら、大阪、神戸も予約できる」という書き込みがあって「ほんまかいな」とチケットJCBのHPに行ってみると、ホントに先行予約が始まっていたのだ。

 なぜ、ここだけでいち早く大阪と神戸のチケットが買えるのかはよく分からないが、とにかくこれを利用しない手はない。早速、無料会員に登録(但し、その名前からも分かるようにJCBカードを持っていないと会員になれない)して、11月14日の大阪厚生年金会館分チケットを予約してみた。
 ちなみに、予約はHP上で完了し、チケットの受け取りはローソンのロッピー、または郵送。チケット代とは別に、ロッピーで受け取りの場合は300円、郵送の場合は600円の手数料がかかり、支払いにはJCBカードを使う。

 ぼくはローソンで受け取りを選択して予約後、すぐに近くのお店のロッピーへ行ってみた。
 タッチパネルで受付番号などを入力し、出てきたレシートのような紙をレジに持っていくとチケットが発券されるロッピーは何度か利用したことがある。でも、日本の北のはずれの小さな街に住んでいても、いとも簡単に全国各地のチケットを手に入れることができる事実には、いつも驚いてしまう。まったく、便利な世の中になったものだ。

 肝心の座席の方は、大阪厚生年金会館の座席表とチケットを照らし合わせてみると、1階の真ん中あたりの列で、位置は少し左寄り。おそらく、キャロル・キングのピアノはステージの左側に置かれるはずだし、大阪厚生年金会館の大きさを考えると、最高とはいえなくても、なかなかの良席だと思う。


 こうして、ぼくはチケットJCBでキャロル・キングの大阪公演のチケットを手に入れることができた。でも、最初にも書いたけれど、この方法のネックは無料会員になるためにJCBカードが必要なことだろう。
 たままた手持ちのカードの中にJCBカードがあったから良かったものの、なければ会員にもなれなかったし、今からカードの発行手続きをしても、手元にカードが来る頃には他のチケットサイトでの予約も始まっているかもしれない。また、東京公演の先行予約を受け付け中のローソンチケットやチケットぴあでも、大阪公演の予約が始まれば、そちらの方が良い席を押さえられる可能性だってある。

 ホントに悩ましい選択になるけれど、もしJCBカードを持っていて、とりあえずチケットを手に入れて安心したいのなら、チケットJCBを利用するのは悪くない方法だと思います。

(追記)これを書いた直後にネットを見ていたら、来年2月にジェフ・ベックの来日が決定したとのこと。
 2月6日の東京国際フォーラムから2月19日の大阪厚生年金会館まで全9公演。ありゃ、今回は札幌には来ないのね、残念・・・・。
 ネット上の先行予約は9月9日から。詳細はこちらのUDOのページで。

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| キャロル・キング | 15:22 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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1月の来日ラッシュ、キャロル・キングとWHO、さらに

 7月末から続いた慌しさにも、ようやく出口が見えてきた。
 と思ったら、お盆の過ぎた北海道では、早くも涼やかな秋風が吹き始めた。仕事、仕事と言っているうちに、夏が終わろうしているのだ、トホホ。

 でも、今年は11月の大阪行き、コンサート3連戦があるので、夏を捨ててしまってもあきらめはつく。キャロル・キングの大阪公演が13日にあるTHE・WHOのライブの後ろに見事にはまったのだ。
 キャロル・キングの日本ツアーの公演予定は下記の通り。

11月10日(月) Bunkamuraオーチャードホール
11月11日(火) Bunkamuraオーチャードホール

11月14日(金) 大阪厚生年金会館
11月15日(土) 大阪厚生年金会館

11月17日(月) 名古屋国際会議場センチュリーホール

11月21日(金) 東京国際フォーラム
11月22日(土) 東京国際フォーラム

11月24日(月) 神戸国際会館

 この日程はキャロル・キングの公式サイト(英語)のニュースにも掲載されているので、まちがいないと思う。さらに、東京、名古屋では既に先行予約が始まっている。
 大阪に関しては、まだチケット発売の正式なアナウンスがないので気がかりだが、近いうちに何らかの発表があるだろう。


 今年の11月は時ならぬ来日ラッシュのようで、ジャクソン・ブラウンも20日は大阪、22日と24日が東京でライブをする。こちらも、久しぶりに見たいところだが、20日まで大阪に滞在するのはちょっと難しそうだ。

 そのジャクソン・ブラウンのニューアルバム「Time the Conqueror」が9月末にリリースされる。

Time the ConquerorTime the Conqueror
Jackson Browne


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 でも、ジャケットを見て、びっくり。
 永遠の好青年(アメリカの布施明という声も)のはずのジャクソン・ブラウンがヒゲ面になって、サングラスまでかけている。こりゃあ、CDショップでジャケットを見つけても、ジャクソン・ブラウンのニューアルバムとは思えんぞ。逆にどんな中身なのか、とても楽しみですが・・・・。

 さらに、ボブ・ディランも11月に来日するというウワサがあって、実現すればこりゃもう大騒ぎだ。公演日と場所さえあえば、ボブの姿はぜひとも拝んでおきたいところなんだけどなあ。

 ちなみに、ボブ・ディランも10月にブートレッグの第8集をリリースする。

Tell Tale Signs: Bootleg Series, Vol. 8Tell Tale Signs: Bootleg Series, Vol. 8
Bob Dylan


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 今回は1989年以降にレコーディングされた未発表曲と、1992〜2004年のライブをまとめた3枚組になるらしい。ボブの未発表曲には「どうして、この曲がボツに?」と思えるものがあるだけに、こちらも期待できそうだ。

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| キャロル・キング | 18:59 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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キャロル・キングの単独の来日公演が決定!

 願い続けていれば、いつか想いは届く。
 なんと、キャロル・キングの単独の来日公演が決定したのだ!

 すでに、今日からキョードー東京でのHPでは先行予約が始まっている。
 ライブの日程は11月10日、11日が渋谷のオーチャード・ホール。11月21日、22日が有楽町の国際フォーラムと、現在発表されているのは東京での4公演だ。

 今回のツアーのタイトルは「Wellcome To My Living Room Tour Japan2008」。
 おそらく、ライブの構成はCDで何度も聴いて、DVDを何回も見た「The Living Room Tour」と同じような流れになるだろう。

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Carole King


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 去年の来日はジョイント・コンサートだったが、今回は単独公演。
 「あの『The Living Room Tour』が短縮バージョーンではなく、そのまま目の前で楽しめるんだ」と考えるだけで、もう鳥肌ものですなあ。

 ぼくはキョードー東京のHPを見て「できるなら、こじんまりとしていて音響も良さそうなオーチャード・ホールで見てみたい」と、勢いで先行予約しそうになったが、公演の間が空きすぎているのが気になる。これは他の都市でもライブがあるのではないだろうか。

 実はもうひとつ気になっているライブがある。THE・WHOだ。
 このところのぼくは「行く、行きます」とブログに書いたライブに行けなくて、ライブ狼少年状態だった。だから、あえて書かなかったのだが、THE・WHOの日本初の単独公演も11月に実現する。彼らも一度は見たかったバンドのひとつだ。

 THE・WHOの大阪でのライブが11月13日。そして、キャロル・キングのライブがその週末の14日から16日あたりに大阪であれば、1回飛行機に乗るだけで、二度おいしいことになる。
 大阪はぼくが生れた街だけど、2003年のストーンズのリックスツアーで大阪ドームに行ってから、5年も帰っていない。懐かしい友達に久しぶりに会って、キャロル・キングとTHE・WHOのライブが連続して見られたら、最高だろうなあ。

 ここは冷静になって他の都市の公演の発表を待ちますが、今回はたとえ東京だけのライブでも行きますよ。

 最後になりましたが、ブログへのコメントで、いち早くキャロル・キングの単独公演のニュースを知らせていただいたはらやんさん、どうもありがとうございました。

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| キャロル・キング | 18:28 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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買うべきか?3枚目の「つづれおり」

 先日、アマゾンを徘徊していて、見慣れぬ「Tapestry」を発見した。
 一見するとこれまでと同じ「Tapestry」だが、ディスクの枚数が2枚。さらに、ジャケットをよく見ると「Legacy Edition」の文字が・・・・。
 すぐに「また、CBSお得意のレガシーエディションか」と察しはついたが、アマゾンのページには中身について、詳しい説明がない。

TapestryTapestry
Carole King


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 仕方がないので、ネットを検索すると、ソニーミュージックのHPで「つづれおり−レガシーエディション」について、詳しく書かれたページを発見した。

 それによると、まずディスク1はこれまでのリミックスとは異なる最新バージョン。リミックス盤の最後に挿入されていたボーナストラックの「Out in the cold」はなくなり、ライブバージョンの「Smackwater Jack」はディスク2に収録されている。

 レガシーエディションのウリであるディスク2はライブ盤だ。
 ピアノのみで演奏された「Tapestry」のライブバージョンが、どうやら音源そのものが存在しない「Where You Lead」を除いて、ご丁寧にもアルバムと同じ曲順で並べられている。

 70年代のキャロル・キングのライブといえば、これも名盤の「Carnegie Hall Concert: June 18, 1971」があるけれど、レガシーエディションに収められているのは、1973年と1976年に行なわれたコンサートからの未発表音源のようだ。しかも、ピアノの弾き語りだけのライヴバージョンとなれば、これは買わねばなるまい。

 と、思って、ボタンをクリックしかけた時に「ちょっと、待てよ。これで何枚目だ?」という疑問が頭に浮かんだ。我が家にはCD化された直後に買った「Tapestry」とボーナストラック付きのリミックスバージョンの「Tapestry」が既にあるのだ。
 「同じアルバムを3枚も買うのは馬鹿らしい」と思いとどまり、レガシーエディションは保留中だが、やはり未発表の弾き語りライブは気になる。

 名盤のリイシューは今に始まったことではないけれど「中身は微妙に違っても、同じモノを何度も買わされる身にもなってみろ!」とメーカーに愚痴のひとつも言いたくなるよなあ。

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| キャロル・キング | 08:03 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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キッコーマンさん、ごめんなさい

 今月の11日、NHKのBSハイビジョンで放送されたキャロル・キングの日本でのライブを、ようやく見ることができた。我が家は地デジはもちろんのこと、衛星放送さえ受信できないアナログな環境だが、友達が番組を録画しておいてくれたのだ。

 昨年のキャロル・キングの来日は、お醤油のキッコーマンのアメリカ進出50周年を記念したジョイント・コンサートに出演するためだった。そして、ぼくはこのブログで「3人でステージを分ければ、キャロルの持ち時間は1時間程度しかない」とか「できれば、単独のライブが見たい」とか「彼女の唄をじっくり聴くにはハコが大きすぎる」などと、コンサートに対して否定的な意見を書いた。
 そのエントリーに寄せられたコメントにも賛否両論あって、どちらの意見にも納得させられるものはあったけれど、キャロル・キングの来日を待望していたのにも関わらず、ぼくは今回のコンサートに行くのを見送った。

 しかし、NHKで放送されたコンサートを見て、ジョイント・コンサートに否定的だった気持ちなど吹き飛んだ。
 キッコーマンさん、ごめんなさい。行かなかった私が馬鹿でした。後悔先に立たずとはこのことだ。それほど、キャロル・キングのパフォーマンスは素晴らしかった。

 今回の放送は1時間半の枠で、アンコールを含めてキャロル・キングが唄った13曲すべてがオンエアされた。

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キャロル・キング


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 ぼくは今回のステージと同じフォーマットの「リヴィングルーム・ツアー」のDVDを何度も見ているので、最初は「あれ、あの曲は?」とも思った。でも、日本最終公演なのに、歌声や表情から疲れなどは少しも感じられず、日本語のMCを交えながら、力強く歌い上げるキャロル・キングを見ているうちに、そんなことはどーでもよくなった。そして、5曲目の「So Far Away」には、涙がボロボロと・・・・。
 今さら気付いても遅いけれど、キャロル・キングの存在感の前では、ステージの持ち時間の短さなんかは、取るに足らないことだったのである。

 キャロル・キングは「So Far Away」を唄いだす前に「次に日本に来る時は、もっと長く居たいと思っているのよ」とMCで喋った。単なるリップサービスかもしれないけれど、ぼくはその言葉を信じて、静かに次の来日を待ちたいと思っている。


 ついでに「いつか紹介しよう」と思っていたキャロル・キングがらみの1枚を。

Tapestry Revisited: A Tribute to Carole KingTapestry Revisited: A Tribute to Carole King
Various Artists


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 キャロル・キングの曲を様々なアーチストがカーバーするトリビュート盤だが、普通のものと異なるのは「Tapestry」と同じ曲、同じ曲順で構成されていること。エターナルの「I Feel the Earth Move」に始まり、エイミー・グラントが「It's Too Late」をしっとりと歌い上げ、マンハッタン・トランスファーは「Smackwater Jack」で御馴染みのハーモニーを聞かせるといった感じの、なかなか楽しめるアルバムになっている。

 この中で、ぼくがベストトラックと思っているのが、ロッド・スチュワートの「So Far Away」だ。
 CDのクレジットによると、この曲はデビッド・フォスターがプロデュースとアレンジをしているそうだ。ロッドとデビッド・フォスターの組み合わせはミスマッチな感もあるし、アレンジもかなりメロウ。でも、あの声が出てきた途端に「So Far Away」がロッドの持ち歌に変わり、歌詞が説得力を持ち始める。

 これから先はぼくの妄想になるけれど、このセッションはLAあたりで行われ、スタジオではデビッド・フォスターが入念にアレンジを施し、ロッドの到着を待っていた。でも、ロッドはスタジオにやって来ない。
 彼が現れたのは、約束の時間を3時間ほど過ぎたころで、しかもほろ酔いだった。しかし、スタジオに入ると、例の声で「So Far Away」をさらりと歌い上げ、レコーディングはワンテイクで終了。ロッドはわずか30分ほどでスタジオを後にした。
 きっと、ロッドにとってはやっつけ仕事。でも、このアルバムの「So Far Away」は彼の隠れた名演のひとつだと思う。

 なーんてことを書いていたが、Youtubeを検索してみると、ロッド版「So Far Away」のPVを発見。



 それなり手の込んだ作りのPVだけに、ロッドはマジメに取り組んだのかもしれない。でも、ぼくは「肩の力の抜けている時にこそ、名演を残すのがロッドなのだ」と思っている。

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| キャロル・キング | 11:02 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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今年、最後に届いたのは

 明日の大晦日は恒例の格闘技イベント(やっぱ、桜庭VS船木が楽しみ)があるので、昼は大掃除の続き、夜はテレビの前で過ごすだろうから、今年はこれが最後のエントリーになりそうだ。 
 来年も同じように、ロックやエレキギターに関するヨタ話をポツポツと書き続けていくつもりだけど、とりあえず今年の締めくくりとして、暮れも押し迫ってからようやく届いたDVD(かなり前に予約をしたにも関わらず、発売日を少し過ぎてからでないと発送できない最近のアマゾンは、ちょっと問題ありだと思うぞ!)を紹介します。

ベスト・ヒッツ・ライヴ~ウェルカム・トゥ・マイ・リヴィング・ルームベスト・ヒッツ・ライヴ~ウェルカム・トゥ・マイ・リヴィング・ルーム
キャロル・キング


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 今年の11月にジョイントコンサートという形ではあったけれど、久しぶりに来日したキャロル・キング。
 残念ながら、ぼくは会場には行けなかったが、ネット上のブログなどからは、生のキャロル・キングにふれることのできた喜びがひしひしと伝わってきた。そんなキャロル・キングの最新のライブ映像が納められているのが、このDVDだ。

 キャロル・キングの唄とピアノがメインを務め、曲によってはルディ・ゲスとゲーリー・バーのギターやベースが加わるアンプラグドなリヴィング・ルーム・ツアーの様子は、既に下のライブアルバムで発表済み。余計な虚飾を取り払ったシンプルなサウンドからは、キャロル・キングがとても身近に感じられるので、買ってから数年経った今でも聴き続けているCDだった。

The Living Room TourThe Living Room Tour
Carole King


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 今月リリースされたDVDにはCDとは異なる翌年のステージの映像と音が収録されている。基本的に曲の構成などは変わらないが、CDとは別の音源なのがうれしいところだ。ぼくが「ちょっと、違うかも」と思ったのは、ステージの数を重ねた分だけ、2名のメンバーのコンビネーションも深まり、キャロル・キングから余裕を感じられるところだろうか。

 リビング・ルーム・ツアーは、その名前の通りにステージ上が、アメリカに行けばどこにでもありそうなリビング・ルームという設定になっている。ステージにはソファーや観葉植物が置かれ、ピアノの上にはランプシェードがある。ライト等の演出を含めて、派手さのないシンプルなステージだが、最小のメンバーによるアンプラグドなライブにはぴったりだと思う。
 収録されている曲にはCDで既に聴いていたものも多いけれど、DVDになって映像が伴うと「なるほど、こんなステージだから、あのリラックスしたムードが生まれたのね」と実感できた。さらに、キャロル・キングのMCも多めに収録されているので、ジョークや観客とのやりとりを含めて、ホントに彼女がリビング・ルームにやって来て唄っていると錯覚しそうなムードの中で、ステージが進んで行く様子がよく分かる。

 ジョイント・コンサートであることを理由に、生のキャロル・キングを見なかったのは今年の音楽に関する数少ない後悔のひとつだ。でも、今年最後に届いたDVDは、決して飾らず、自然体でステージに立てる60歳を過ぎたステキなキャロル・キングが、CDよりもさらに身近に感じられる名作だった。
 このDVDを見ると「やっぱり、このステージをそのままの形で見たかったなあ」と思うけれど、それは高望みってやつだな、きっと。


 最後になりましたが、今年も「BEATな日々」をご愛顧いただきまして、ありがとうございました。
 それでは、楽しいお正月と良いお年を!

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| キャロル・キング | 18:13 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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キャロル・キングの紙ジャケとDVD

キャロル・キング・ミュージック(紙ジャケット仕様)ミュージック(紙ジャケット仕様)
キャロル・キング


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 いよいよ、11月に来日するキャロル・キング。
 彼女はどうしても見たかったアーチストの一人だが、今回の来日はジョイントコンサートである。おそらく1時間程度と予想される持ち時間。さらに東京、または大阪への交通費を考えると、残念ながら見送りするしかない。はたして次回があるのかと考えると、大きな「?」がつく人だけに、悩みぬいた末の苦渋の決断でもある。

 でも、未練がましくチケットピアのHPを見ていると、どの会場も安いチケットがソールドアウトの状態。高額の1万5千円の席には、まだ余裕がありといった感じだった。日本にも熱心なキャロル・キングファンはたくさんいらしゃると思うが「今回はジョイントだし、とりあえず遠くから彼女の姿を見ていようか」という感じなんだろうか。

 そんな悩ましい形で、久しぶりに日本にやって来るキャロル・キングの来日を記念して、2社から紙ジャケのCDが発売される。
 まず、オードレーベル時代の紙ジャケ。詳細はソニー・ミュージック内のキャロル・キング特設ページを参考にしてほしいが、初のソロアルバム「ライター」から「サラブレッド」、さらにザ・シティ名義の「夢語り」までが紙ジャケとなる。
 ただ、これらは既にすべてCDで持っているので、ぼくにとっては「記念にひとつぐらいは買おうかな」という程度のものだ。

 しかし、ビクターエンタテインメントがやってくれた。なんと「シンプル・シングス」「ウェルカム・ホーム」「タッチ・ザ・スカイ」の3タイトルが紙ジャケという形ではあるけれど、世界初CD化されるのだ。

 この3作をリリースした頃は、キャロル・キングにとって不遇の時代だったといえる。
 長年、公私共にキャロル・キングを支えてきたベースのチャールズ・ラーキーと離婚を機に、LAからコロラドに移住。さらに長らく所属したオードからキャピトルにレーベルも移籍もした。
 そして、三番目の夫なるリック・エヴァーズと組み、コロラドで活動するバンドのナヴァロをバックにリリースしたのが「シンプル・シングズ」だったのが、セールス的にも音楽的にも低迷する。さらに、次作の「ウェルカム・ホーム」のレコーディング直後には、夫のリック・エヴァーズがドラックによる事故で死亡するという不幸にも見舞われてしまう。

 これまで、この時代の曲は「タイム・ゴーン・バイ」というベスト盤にまとめられていたので、断片的に聴くことができたが、正直な感想を書くと、オード時代のきらめきや瑞々しさはないと思う。
 しかし、コロラドの片田舎に住み、すべてをスタートラインに戻して、一からやり直そうとするキャロル・キングのひたむきさは感じられる。この時代があったからこそ、現在も力強く唄い続ける彼女がいるような気もするのだ。
 いずれにせよ、来日を機会に3枚のアルバムが世界初CD化され、空白だったコロラド時代が完全な形で聴けるというのは、ぼくにとってはうれしい出来事だ。
 
 さら、既にCD化されている「リビングルーム・ツアー」のDVDも10月31日にリリースされる。CDが傑作だけに、こちらも大いに期待できそう。
 こりゃ、コンサートに行かなくても、チケット代くらいのお金は使っちゃうそうだ。

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| キャロル・キング | 11:43 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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キャロル・キングの来日が決定

 キャロル・キングの17年ぶり、2回目の来日公演が決定していたようだ。
 過去形にしたのは、すでにチケットぴあでプレリザーブが始まっているからなのだが、このニュースをまったく知らなかった。今日、サーチエンジンでキャロル・キングのことを検索している時に、チケットぴあのページを見つけて、驚いてしまった。

 ただ、単独での公演ではなく「3 Great American Voices」と題されたジョイント・コンサートになるようで、メアリー・J.ブライジ、ファーギーと競演。お醤油のキッコーマンがアメリカに進出してから50周年になることを記念して開催されるらしい。日程は以下の通り。

 11月5日(月)・6日(火) 7:00PM 大阪城ホール
 11月10日(土) 5:00PM さいたまスーパーアリーナ
 11月12日(月)・13日(火) 7:00PM 日本武道館

 チケットはいずれの会場も S-15000円 A-12000円 B-8000円

 今からなら、自分のスケジュールは、どうにでも調整できるし、チケット代が高いのも最近では慣れっこだ。しかし、ひっかるのがジョイント・コンサートであること。正直な話、メアリー・J.ブライジ、ファーギーのことは、よく知らない。
 さらに、会場がキャロル・キングを聴くには、どこも大きすぎる。彼女の歌声を堪能するには3.000人程度の会場が上限だと思うのだ。

The Living Room TourThe Living Room Tour
Carole King


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 スケジュールの合間に、どこかで単独公演は実現しないものだろうか。
 CDも発売されている「リビング・ルーム・ツアー」の再現が、日本でもということになれば、場所がどこであろうと迷わずに行ってしまうのだが・・・・。

 でも、キャロル・キングが日本で見られるチャンスは、今回が最後になる可能性が高い。となると、ジョイント・コンサート、大きな会場には目をつぶってでも行くべきかもしれない。
 いやはや、なんとも悩ましい来日だ。

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生々しくも美しい、1971年のキャロル・キング

The Carnegie Hall Concert 1971
Carole King
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 前回、キャロル・キングの最新ライブアルバム「The Living Room Tour」について書いた。しかし、このアルバムとよく似た構成の「The Carnegie Hall Concert 1971」についても詳しく書きたくなってきた。そうでないとレビューとして不完全な気がするのだ。

 「The Carnegie Hall Concert 1971」は星の数ほどあるライブアルバムの中で、まちがいなく上位に位置する傑作だ。これほど生々しくも美しいライブアルバムはそうあるものではない。

 まず、収録された時期と場所がすごい。
 コンサートが開かれたのが、1971年6月18日。この直前、2月にリリースされた「Tapestry」がじわじわとチャートを上り、ついに1位になった。場所はニューヨーク。キャロル・キングの生まれたブルックリンにほど近いカーネギー・ホールである。
 つまり、このアルバムはキャロル・キングが、まさに頂点に上り詰めようとする時にホームタウンで録音された。

 最初の6曲はキャロル・キングのピアノだけの弾き語り。声とピアノに凄いテンションを感じ、静かなのにヒリヒリするような緊張感がある。「リビングルームへようこそ」と、最初からリラックスしている「The Living Room Tour」とは大違いだ。
 今でこそ堂々としたステージを見せるキャロル・キングだが、実はステージ恐怖症だったらしい。時にフラットし、かすれる声からも、その緊張感が伝わってくる。

 それでも当時の夫チャールズ・ラーキーのベースが加わる「Song of Long Ago」からは、多少リラックスし、快調にステージは進む。10曲目の「So Far Away」もあまりに可憐で美しいが、ハイライトはジェームス・テーラーとデュエットするメドレー「Will You Love Me Tomorrow〜Some Kind Of Wonderful〜Up On The Roof」。中でも「Up On The Roof」は泣かせる歌詞とメロディーである。
 再びピアノの弾き語りに戻るラストの「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」では、キャロル・キングの声が何度も割れてかすれてしまうれど、それすらも美しく感じるのは、彼女の肩に天使がとまった瞬間を捉えたアルバムのせいだろう。

 「The Carnegie Hall Concert 1971」と「The Living Room Tour」の間に横たわる、30数年という決して短くはない時間。キャロル・キングの故郷であるニューヨークの姿を含めて、様々なものがすごいスピードで変化している。
 でも、変わらないものもある。それはキャロル・キングのメロディーメーカーとしての才能と誠実な歌声だ。

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キャロル・キングの「今」が感じられるライブアルバム

The Living Room TourThe Living Room Tour
Carole King


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 待望のキャロル・キングのニューアルバムが届いた。「Love Makes The World」以来の4年ぶり新作は、2枚組みのライブアルバム「The Living Room Tour」だ。

 「The Living Room Tour」は2004年に行われたアルバムのタイトルと同じ名前のツアーの様子を収録したもの。
 ライナーにある何枚かの写真を見ると、ステージの上にはソファーや観葉植物が置かれ、キャロル・キングのピアノの横にはシェード付きのライト。「ホームパーティの行われているリビングルームでキャロル・キングの歌を聴く」というのがコンセプトのツアーだったらしい。
 そのため、音作りはいたってシンプルで、ピアノとアコギに時々ベースが加わるだけ。これは1971年にニューヨークのカーネギーホールでのライブを収録した「The Carnegie Hall Concert 1971」とよく似た構成だが、決定的に違うものがある。
 それは声だ。音数の少ないアンプラグドなライブだから、声の違いがはっきりと分かるのだ。

 三十数年前に比べると、ハスキーで太くなった声。還暦を過ぎたおばさんの歌声だと思うと充分に若々しいのだけれど、当然「The Carnegie Hall Concert 1971」の頃のような瑞々しさはない。
 しかし、どこか頼りなげで、自信がなさそうな瞬間すらあった昔の声に比べると、「The Living Room Tour」でのキャロル・キングの歌声には「私はこれで生きてきたのよ」というプライドがあり、確信に満ちている。
 その声からは、競争や浮き沈みの激しいアメリカの音楽業界で、半世紀近く生き抜いてきた女性の軌跡を感じる。

 2枚組みというボリュームのせいか、代表曲ばかりではなく、隠れた名盤「Fantasy」からの「Being At War With Each Other」など、少しマニアックな曲も収録されていて、キャロル・キングの新しい側面が感じられる。
 中でも、自分の娘であるルイーズ・ゴーフィンとのデュエットする「Where You Lead I Will Follow」は聞きもののひとつ。母よりもキュートな声のルイーズ・ゴーフィンだが、二人がハモりだすと声質がぴったりと重なってしまう。「やっぱり親子なんだな」と感じられて、微笑ましい。
 その他にも1枚めラストのメドレーや観客と絶妙にハモる「(You Make Me Feel Like A) Natural Woman」など、聞き所満載の「The Living Room Tour」はキャロル・キングの今がうかがい知れるアルバムだ。

 ぼくは今のキャロル・キングの姿を、できれば小さなホールで見てみたい。このアルバムのような構成で来日公演が実現しないものだろうか。

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