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「Blu-spec CD」の「ブロウ・バイ・ブロウ」

「Blu-spec CD」

 今でこそ、エレキギターのことばかり考えているけれど、その前はオーディオにはまっていた。といっても、高価な装置を揃えるわけではなく、ギターと同じように、リサイクルショップめぐりをして、安い中古のアンプやスピーカーを買っては「わっ、この音、すげえ」と喜んでいたのだ。
 だから、未だに「良い音」ってものには興味がある。でも、この「良い音」は数値で表せるものでもなく、あくまでも感性や感覚の話だから、なかなか厄介だ。もちろん、多くの人が認める「良い音」はあると思うけれど、それを文章で表現するのは、とても難しい。

 難しいのは承知で、今回は良い音がするというCDのお話を。
 先日、ソニー・ミュージックエンタテインメントから「Blu-spec CD(ブルースペックCD)」が発売された。このCDは「ブルーレイ・ディスクの製造技術とその素材として開発された高分子ポリカーボネートを採用した高品質な音楽ソフト」というふれこみで、既に発売されている「SHM-CD」と同様なものだと考えられる。

 CDはディスクのデータをレーザで読み取り、音を再生しているが、その過程で少なからずデータエラーが発生しているらしい。しかし、CDは滅多なことでは音飛びしないので、劣化した音を聴かされていることに気付かないのだという。
 「Blu-spec CD」や「SHM-CD」はCDの素材やカッティングの正確さを見直して、このデータエラーを少なくし、クリアで緻密な音を再生できるらしいのだ。

 モノは試しと、ぼくがアマゾンで予約注文してみたのは「Blu-spec CD」の「ブロウ・バイ・ブロウ」。
 
Blu-spec CD ブロウ・バイ・ブロウBlu-spec CD ブロウ・バイ・ブロウ
ジェフ・ベック


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 このアルバムは「ギター殺人者の凱旋」という大げさな邦題がつけられていたレコードの時代から聴き続けている1枚だ。メディアがCDに変わってからも、15年ほど前にサンフランシスコのレコードショップで買った「ブロウ・バイ・ブロウ」「ワイヤード」「ゼア・アンド・バック」の3枚セットで20ドルのBOXセットの中の1枚を聴いてきた。

 これまで愛聴してきた普通のCDと「Blu-spec CD」を聞き比べてみると、音の違いは歴然。ぼくは「これまで、何を聞いてきたんだ」と呆然としてしまった。
 具体的に書くと、1曲目の「分かってくれるかい」の出だし、ジェフ・ベックのギターのカッティングからして、いきなりの迫力とリアルさがあって、音が目の前に迫ってくるようだ。

 さらに、ドラムとベース、キーボードが入ってくると、その違いは明確になる。どの楽器も定位がはっきりしていて、これまでのCDのように音が平板ではなく、立体感があるのだ。特にベースのタイトな低音やスネアの切れの良さ、エレピの揺れ具合などは、これまでに感じたことがないほどの再現度だと思う。
 もちろん、スピーカーの真ん中で聴こえる主役のジェフ・ベックのギターの音だって、リアルに再生されていて、彼が「ブロウ・バイ・ブロウ」でも今に通じる驚異的なトーンコントロールをしていることが、よーく分かった。

 普通のCDの音を曇ったスリガラス越しのぼやけた景色だとすると「Blu-spec CD」の音は磨きたてでピカピカの窓から見る鮮やかな景色という感じだろうか。とにかく、音と自分の間にあった邪魔な幕がなくなった気がするのは確かだ。
 デジタルリマスター前の古いCDと聞き比べたせいもあるだろうけど、もはや過去のメディアだと思っていたCDにも、まだ可能性が残されていた事実に驚いた。こんなに違うなら「Blu-spec CD」や「SHM-CD」の他のタイトルも聴いてみたいぞ。

 ちなみに、今回のぼくの再生環境はDENONのアンプとCDプレイヤーで、JBLのJ216PROという古いスピーカーをそれなりの音量で鳴らしたもの。さらにグレードの高いオーディオ機器で再生すると、その違いはもっとはっきりするような気がする。逆にコンパクトステレオやPCで再生すると、音の違いは小幅なものになるかもしれない。
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| オーディオのお話 | 18:32 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ディスクトップにBOSEの低音を

 今でこそ、エレキギターについて、喜々として書き続けているけれど、その前はオーディオに凝っていた。いかにして、良い音で音楽を再生させるかに興味があったのだ。
 単に再生するだけの音楽から、プレイする音楽へと気持ちはシフトしたけれど、今でも余裕がある時は、愛用のスピーカーのJBL・J216PROに向き合って、じっくりと音楽を聴くようにしている。

 でも、少し前のエントリーで書いた「PANDORA」や「Gyo」など、最近ではネットラジオ、ネットテレビをパソコンで視聴することも多くなった。定期的に更新される「野村ギター商会」や「GyoFUJIYAMA」などのネット番組の更新も楽しみにしているし、動画コンテンツが中心のギターオヤジのためのサイト「TARGIE」もなかなか面白い。以前に比べて、パソコンの前で音を聴くことが多くなってきたのだ。

 となると、許せなくなってくるのが、パソコンのスピーカー。
 ぼくのディスクトップPCに付いてきたスピーカーは、お世辞にも良い音がするとはいえないし、液晶ディスプレイに内蔵されている小さなスピーカーは、単なるおまけに過ぎない。どちらも音を楽しむには役不足もいいところだ。
 そんな時に「あれを買うしかないか」と頭に浮かんだのが、1年ほど前に友人の家で聴いて「これって、そこそこ良い音するやん」と思ったBOSEのマルチメディア・スピーカー「MediaMateII」だ。

BOSE MediaMateII

 このスピーカーの特徴は、サイズの割に低音が豊かなこと。そもそもBOSEのスピーカーは低音を強調する傾向があって、そのせいか原音再生を命題とするオーディオマニアからは「あのメーカーのスピーカーはピュアオーディオじゃない」とも評されているようだ。
 ぼくはその辺りにはあまりこだわりがなく、BOSEの音の味付けは嫌いじゃない。「MediaMateII」も聴きなれるまでは低音が少々耳につくかもしれないが、実はこの低音が音楽を聴くだけではないパソコン用のマルチメディアスピーカーにぴったりなのだ。
 例えば、映画を見たりすると、低音が豊かなおかげで、パソコンでも迫力のある効果音が楽しめるし、人の声だって明瞭に聴こえる。このサイズで、サブウーハーがないのに、これだけキレのある低音が出るのは、なかなかすごいことだと思う。

 正直な話、音楽専用のスピーカーと考えると音質に少々不満があるし、できれば本体に電源スイッチくらい付けて欲しい。大きなACアダプターも邪魔だ。でも、名前の通りにマルチメディア・スピーカーと考えれば、合格点の出来ではないだろうか。

BOSE マルチメディア・スピーカーシステム Companion2IIBlackBOSE マルチメディア・スピーカーシステム Companion2IIBlack


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 ちなみに「MediaMateII」は昨年の暮れにモデルチェンジされ、廃番になった。
 新たなBOSEのマルチメディア・スピーカーは、名前も「Companion2」に変わって、スピーカーの正面から低音をはきだすバッフルの穴と2系統の音源をミックスするつまみがなくなり、シンプルなインターフェイスになった。
 こちらはまだ聴いたことはないが、おそらく低音に迫力のある同じ傾向の音作りだと思う。少なくとも、安物のコンパクトステレオのスピーカーよりも良い音はするだろうから、2系統の入力端子をフルに使って、パソコンとipodに代表するコンパクトなデジタルプレイヤーを接続すれば、日常生活の中の音源がコンパクトにまとめられるはずだ。

| オーディオのお話 | 15:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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CDプレイヤーを買い換えた

 仕事に追われ、ストレスが溜まりまくりの3月初旬。せめて物欲を満たして発散するかと、少し前から買い換えようと思っていたCDプレイヤーを買った。2年間ほど前に中古で買ったティアックのCDプレイヤー使ってきたが、CDRをうまく受付けず、曲の頭が飛んだりするようになったからだ。

 最初に買おうと思ったのは、抜群のコストパフォーマンスと評判のパイオニアのユニバーサルプレイヤー。
Pioneer DVDプレイヤー DV-696AVPioneer DVDプレイヤー DV-696AV


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 なんと、この値段でSACDとDVDオーディオまで再生できて、動画はDivXビデオにも対応。再生メディアの種類を考えれば、現時点では無敵の対応力である。

 CDプレイヤーというのはオーディオ機器の中でも、ちょっと特異な存在で、10年前の高級機よりも、今の安いプレイヤーの方が音が良いというケースがあるそうだ。その理由はDAC(デジタルアナログコンバーター)の進歩らしい。
 DACはデジタル信号をアナログ信号に変換する回路で、パソコンの中でも音声や映像の変換に使われている。もちろん、CDプレイヤーにもDACがあって、CDから取り出したデジタル信号をアナログ信号に変えて、アンプに出力する。つまり、CDプレイヤーの心臓部である。
 このDACの回路がデジタル技術の進歩によって、10年前の高級機よりも今の普及機の方が高性能だったりするらしいのだ。「一万円ちょっとのユニバーサルプレイヤーでも、今のCDプレイヤーより絶対に良い音がするはず」と「DV-585A」をショッピングバスケットに入れかけた。

 しかし、最後にひっかかったのが重量。たったの1.8キロしかないのだ。今の時代、軽量・コンパクトが当たり前なのは分かっちゃいるけれど、ぼくのような古めのオーディオ好きは「重い=良い音がする」という信仰に近い思い込みがある。「この軽さでは重厚な音は出ないかも」と「DV-585A」の購入を見送った。

 翌日、近所のハードオフに行くと、4月からのPSEマークの施行による割引セールを実施中。オーディオの棚を見ると「もう少し安かったら買うのになあ」と目をつけていたDENONのCDプレイヤーの割引表示が、二割引から五割引に変わっているではないか。

 即、レジに運んだのがDENONの「DCD-1550AR-N」というCDプレイヤー。
 5年ほど前の中級機で、当時はコストパフォーマンスが良いCDプレイヤーという評価をされていた。ぼくの場合、アンプにもDENONを使っているのでフロントパネルのインターフェイスが同じになって、見た目も良く、アンプのリモコンでCDプレイヤーをコントロールできるという利点もある。ちなみに重さは7.4キロ。やっぱり、これぐらいの重量がないとね。
 出てきた音はこれまでよりフォーカスが絞り込めた感じで、くっきりはっきり。音の解像度が上がった気がする。

 ところでミュージシャンやオーディオマニアの間で大問題になったPSE法。施行直前になって、経済産業省は「いわゆるヴィンテージは対象から除く」と発表した。
 詳しくは、こここの辺のを読んで欲しいけれど、誰が「これはヴィンテージもので貴重」って決めるんだろう。おそらく、ザル法になって、これまで通りに売買できるくさいぞ。
 あいまいで腰砕けのPSE法。ユーザーにとってはうれしいことだけれど、結局は世間を騒がしただけで、何の意味もなし。ハードオフで五割引でCDプレイヤーを買えて、得をしたってことか。

| オーディオのお話 | 19:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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DIATONEのスピーカーとPSEマーク

 置き場所に困ると分かっていながら、またスピーカーを買ってしまった。DIATONE DS-33EXVというスピーカーが近くのハードオフに5000円で並んでいたからだ。
 DIATONEは50年以上の歴史を持つ日本のオーディオメーカー。しかし、1999年に一般向けの市場から撤退してしまった。最近、一本百万円という価格のスピーカーの受注生産を始めたが、これは明らかにマニア向け。今では一般的なDIATONEのスピーカーは中古でしか買えないのだ。

 ぼくと同じくらいの年齢の音楽ファンは、土曜日の昼からFMでオンエアされていた「DIATONE ポップスベスト10」という番組を一度は聴いたことがあるだろう。ぼくは高校時代にこの番組をほぼ毎週聴いていて、未だに「DIATONE」という名前が頭に刷り込まれている。さらに、今では買えないこともあって、少し前から「DIATONEのスピーカーを一度聴いてみたいなあ」と思っていたのだ。
 そのDIATONEのスピーカーが入門機とはいえ、わずかに5000円。三つのスピーカーが並んだ見た目も悪くない。試聴ができないのがハードオフの痛いところだが、キズが少なくて程度も良さそうだったので即購入した。

 家に持ち帰って鳴らしてみると、特に高音と中音の出が良くて、なかなかの音。愛用のJBL・J216PROと聞き比べても、DIATONE DS-33EXVの方が音の情報量が多いように感じられる。
 しかし、どちらが好みの音かというと、やっぱりJBL・J216PROだ。JBLは見た目も無骨でアメリカのオヤジが適当に組み立てたような感じがするのだが、勘と経験で良い音のツボが分かっているようなスピーカーである。
 対するDIATONEは低音、中音、高音用の三つのスピーカーが直列に並び、いかにも良い音が鳴りそうな面構えなのだが、何かが物足りない。テスターで測定しながら、数値で味付けを決定したような音といえばいいだろうか。決して悪い音ではないし、高音から低音までまんべなく出ているのだが、素直な優等生って感じで、少々魅力に欠ける。
 でも、性格の異なる二つのスピーカーを聞き比べるのは、なかなか楽しい。しばらくはDIATONEのスピーカーをサブスピーカーとして鳴らそうと思っている。

 そういえば、スピーカーを買うときにハードオフのレジのお兄ちゃんに「2月11日からPSEマークの付いていない電化製品は買取を中止します。さらに4月1日からはこのマークのない製品は販売もできなくなります」といわれた。
 ちっとも知らなかったが、PSEマークは平成13年4月から「電気用品安全法」に表示が義務づけられているらしい。そして、これ以前に製造されたテレビやビデオ、オーディオ製品(電源コードがついているものが規制の対象らしく、スピーカーはあてはまらない)などは中古として販売ができなくなるらしいのだ。 

 でも、これってちょっとおかしくないか。確かに電化製品の安全は大切なことだけど、まだ使えるものが売り買いできなくなるのは、資源の無駄ではないか。特に現在流通している中古のオーディオ製品はPSEマークなど付いていないものがほとんどだろう。まだ使えるオーディオ機器、往年の名機が店頭から消えるのは、何だか寂しい。

| オーディオのお話 | 07:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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久しぶりにオーディオの話

 数ヶ月前から、今年の初めに中古で買ったJBL・J216PROというスピーカーの鳴りが良くなってきた。ハイハットはバシャーンと気持ちよく鳴り響き、ベースの音もどっしりとして重心が低い。ボーカルもくっきりと立ち上がり、とても2万円の中古スピーカーとは思えない音がする。
 おそらく、前のユーザーが長らく使っていなかったか、あまり大きな音で鳴らしていなかったのだろう。毎日のように大き目の音で鳴らし続けているうちに慣らし運転が終わり、本来の性能を発揮するようになったのだと思う。
 かれこれ20年以上前のスピーカーなので、程度の良い中古を見つけるのは難しいかもしれないけれど、JBL・J216PROは格安で良い音を聴きたい人にはおすすめの一本だ。

BOSE 101MM スピーカーシステムBOSE 101MM スピーカーシステム


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 ぼくがオーディオの世界に首を突っ込むようになったきっかけは、定番の小型スピーカーのBOSE・101MMを中古で買ったこと。ミニコンポのスピーカーをBOSE・101MMに換えてみると、これまでとはまったく違う音が出てきた。今から思えば、それほど良い音でもなかったけれど、聴き慣れたはずの音が別物に変身するのでCDを聴くのが楽しくなり、日常生活の中に再び音楽が深く入り込むことになった。
 こうなると「アンプを変えて、CDプレイヤーを良いのにすれば、どんな音がするんやろ」という音質に対するスケベ心が芽生えてくる。しかし、今やオーディオはマニアの世界。昔のように入門者向きの機器はあまりなく、ネットでメーカーやショップのホームページを見ると新品はかなり高価である。
 それならばと主に中古で揃えた、現在のぼくのオーディオシステムは総額6万円程度。アンプだけはDENONのPMA-390Ⅳを新品で買ったが3万円弱、チューナーに至ってはジャンク品で480円だった。これでもそれなりの音はする。おまけに我が家は山の中の一軒屋、ボリュームを少々上げても苦情は来ない。でかい音で鳴らせるというのも、ロックやジャズを聴く時の重要な要素だ。

 思い返せば、ぼくが高校生の頃はオーディオが全盛時代。ちょっとお金持ちの家にはでかいステレオがデーンと置いてあったような気がする。それで音楽をほとんど聴かなくても、応接間にステレオがあるのが一種のステータスシンボル(もしくは本棚に百科事典と洋酒)だった。
 ぼくも入学祝に近くのダイエーで安物のコンポ(こういう呼び名が一般的だった。スピーカー、レコードプレイヤー、アンプ、チューナーの4点セットで、ちょうどテクニクスからコンパクトな縦型のコンポが出てかっこいいなあと思った)を買ってもらった。
 フロア型のスピーカーとラックに収めれたコンポは、ぼくの小さな部屋をさらに狭くしたけれど、それまでのポータブルなレコードプレイヤーとは別次元の音がした。

 オーディオが衰退したのはレコードがCDに変わったことが大きいと思う。レコードプレイヤーがなくれば、コンポは小さくできる。場所をとるでかいコンポよりミニコンポが主流になり、今やipodに代表される手のひらサイズのMP3プレイヤーの時代である。
 ぼくも近頃ではMP3プレイヤーを手放せなくなったが、カタログを見ていると「ちょっと待てよ」と思う。MP3プレイヤーのウリ文句は「この小さいボディに何千曲も入りますよ」だけど、それは量の問題。音の質はどこに行ったのだろうか。
 忘れちゃいけないのは、MP3に代表される音源は圧縮されていて本来の音ではないということだ。その辺を考慮してネットによる音楽配信専用のミックスをされたバージョンもあるらしい。この圧縮音源はイヤホンや小さなスピーカーで聞いている分にはアラは目立たないが、MP3プレイヤーをオーディオ・アンプに直結して、音量を上げて聴いてみると、間引かれたスカスカの音であることが分かる。
 MP3プレイヤーは音楽の新しい楽しみ方を与えてくれたと思う。でも、ぼくにとってMP3プレイヤーで聴く音楽はおやつで、メインディッシュにはなりえないのだ。

 忙しい毎日の中で時間を見つけて1枚のCDに向き合う時、ぼくはできるだけ良い音で聴きたい。量やコンパクトさだけではなく、質にもこだわりたいのだ。少し前までは「オーディオにお金をかけるぐらいなら、たくさんCDを買ったほうがいい」と思っていたけれど、少し良い音で聴くだけで音楽は驚くほど豊かになる。真剣に音楽と向き合いたいなら、部屋のスペースを少し削っても、良い音の出るオーディオセットを揃える価値はある。

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新潟への帰省とBOSE MediaMate II

 19日から1週間ほど、妻の実家のある新潟県中越地方に、2人の子供を連れて帰省した。滞在中に中越大震災からちょうど1年を向かえたが、人々の暮らしは以前の平静を取り戻しているようにも見えた。
 しかし、車で長岡から震災で大きな被害を受けた小千谷市に向かうと、国道はあちらこちらで工事中。脇の歩道には波をうったままの部分が残っていて、空には山古志村方面に飛んでいく何台ものヘリコプター。小千谷市の中心部にも歯が欠けたような空き地が目立った。
 親戚の集まりでの話題も震災の話が多く、実体験を聞くとテレビのニュースが事実の断片しか報道していないことに、改めて気付かされた。本当の復興はまだまだこれからである。
 震災の大きな爪痕を感じながらも、2年ぶりの新潟ではうまい日本酒や料理を楽しんだ。実家の外に広がる田んぼや日本的な風景も、北海道とはまるで異なり、とても新鮮だった。

 ウルトラマン好きの子供にせがまれたて行ったのが、柏崎にある「こどもの時代館」
 行く前は家族サービスのつもりだったが、ここは昭和30~40年代に生まれた人には涙モノの博物館。子供の頃に遊びまくったおもちゃ、買ってもらえなかったあこがれのおもちゃが「これでもか!」というぐらに並んでいる。圧倒的なアイテム数である。
 子供をそっちのけにして、ショーケースの中をうっとりながめてしまった「こどもの時代館」は、近くに行った時は立ち寄る価値のある博物館だ。
BOSE MediaMate II マルチメディア・スピーカーシステム ブラックBOSE MediaMate II マルチメディア・スピーカーシステム ブラック


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 最後に新潟での音楽ネタ。
 友達のパソコンの両脇に置かれていて「これ、いいなあ」と思ったのが「BOSE MediaMate II」。BOSEが発売しているアンプ内蔵のマルチメディアスピーカーだが、サイズからは想像できないような音が出てくるのだ。
 「卓上での近接視聴のために制作された」らしいので、スピーカーの近くに座ると「これがパソコンから出てくる音か」と思うほど。パソコンに標準で付属しているスピーカーやPCのパーツショップで売られている数千円スピーカーとは、明らかにレベルが違う音である。小さくてもBOSEらしい低音の響きは健在で、小さな音量で聴いてもバランスの良い音が楽しめる。

 試しに持って行った「Zen Micro」を接続して鳴らしてみると、これまたいい感じ。
 家では仕事を時のBGM用に「Zen Micro」からFMトランスミッターでチューナーに音を飛ばして、BOSE314という大きなスピーカーを鳴らしている。しかし、少しまともなオーディオシステムで再生すると、デジタルで圧縮された音のアラが目立つ。CDに比べると音質の差がありすぎて、あまりボリュームを上げる気がしないのだ。
 その点「BOSE MediaMate II」なら音のスカスカ感が目立たないし、仕事のBGM用には充分な音が出るので、近いうちに買おうかなと思っている。

 もちろん、大迫力の音量や豊かな音像は期待してはいけないけれど、パソコンやデジタル・オーディオプレイヤーと組み合わせれば、数万円のミニコンポよりまともな音がする「BOSE MediaMate II」は、ポータブルで安価な家庭用のオーディオシステムとして充分に使えるはずだ。

| オーディオのお話 | 14:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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JBLとBOSEの違い

 スピーカーをJBLのJ216PROに変えて、二週間が経った。最初の印象は17日のBlogに書いたが、さらに聞き込んでもその印象が大きく変わることはない。簡単に書くと、素直に生真面目な音を出すスピーカーだと思う。
 しかし、決して退屈で面白くない音ではない。例えるなら、変化球を使わない、直球勝負にこだわるピッチャーのような音だ。ゆえに聞き流すことを許さないような部分もある。真面目な音が耳に飛び込んでくるので、椅子をスピーカーのセンターに置いて「ちゃんと聴かないとな」という気分にさせるのだ。
 
 J216PROをメインのスピーカーとして居間に置いたので、これまで使っていたBOSE314は売ってしまおうかなとも考えた。しかし、この少々風変わりなスピーカーにも愛着はある。いずれサラウンドシステムを組む時には役立つかもしれないので、仕事部屋のBGM用に使っていたミニコンポのスピーカーをBOSE314に変えることにした。

 JBLとBOSEという二つのスピーカーを日常的に聞き分けていると「なるほどね」と感じたことがある。BOSEの音をBGMにすると心地が良いのだ。JBLのように「ちゃんと聴けよな」と主張しない。少々大きな音にしても、サラリと聞き流せる。
 逆にいうとスピーカーがCDに記録された原音に何らかの加工をして、マイルドな音に変換しているのかもしれないが、悪い音ではないと思う。BOSEが多くの店舗でBGMのスピーカーとして採用されているのは、気持ちよく聞き流せる音が理由ではないだろうか。

 オーディオの世界には「原音再生」という目標を掲げる人が多くいるようだ。しかし、ぼくには「原音再生」へのこだわりはない。ただ、好きな音楽を少し良い音で聴きたいだけだ。
 真面目に音楽と向き合う気にさせるJBL、気持ちよく聞き流せるBOSE。より忠実に音を再生するならJBLのスピーカーのほうが優れているかもしれないが、ぼくには変化球気味のBOSEの音も魅力的に聴こえる。

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JBL J216PRO

JBL-J216 PRO
 元旦に北見の「ハードオフ」で見て気になっていたものがある。JBLのJ216PROという20年ほど前に発売されていたスピーカーである。

 その時についていた値段は18.700円。「この程度の出費でJBLが買えるなら安いかな」と思ったが、このスピーカーのことについてはよく知らないし、はたして妥当な値段なのかが分からない。
 とりあえず型番を記憶して、家に帰ってネットで検索してみると、J216PROは1985年に定価3万円(1台)で発売され、小型スピーカーなのにJBLらしい音がしてなかなか良いらしい。程度の良いものは、ネットのオークションでもそこそこの価格で落札されているようだ。

 「ハードオフ」の値段は妥当。2万円でおつりのくるJBLサウンド。すぐに買いに行こうかなと思ったが、結局北見に行けたのは二週間後の昨日だった。

 「まだ、残っていれば買おう」と真っ先に「ハードオフ」に行ったが、残念ながらすでにJ216PROの姿はなかった。「それなら、40GBのipodを買っちゃおう」と近くの大型電気店に行くが、こちらも在庫切れ。
 ipodは価格据置でハードディスクが増量される日も近いというウワサあり、買えなくて正解とも思うが、せっかく北見まで行ったのに買うものがなくなってしまった。

 ユニクロ、アルペンの閉店セールなどをのぞいてから、久しぶりに店の奥にオーディオコーナーがあるリサイクルショップに行ってみると、ずらりと並んだスピーカーの中に、なんとJ216PROが鎮座していた。「これは買えということだな」と大して迷いもせずに2万円で購入。
 外観はそれほど使い込まれたようでもなくほぼ新品。外箱とスピーカーの両脇に貼るJBLのロゴステッカーまでついていた。

 家に帰って、子供が寝静まってからこれまで使っていたBOSE314というスピーカーと入れ替えてみると、これが驚きの音。
 試しに何枚か聴いてみたCDの中で一番面白いなと感じたのはマイルス・ディビスだった。とにかく、トランペットの音が元気で心地良く鳴る。これまでとは明らかに違う音の表情を感じる。

 BOSE314も決して悪い音ではないと思っているが、音の出方が違う。J216PROからは前に押し出すような音のパワーを感じるし、その構造上から音の定位がはっきりしなかったBOSE314(三つのスピーカーがそれぞれ別の方向を向いている。音の広がりはあるが、セッティングが難しかった)とは異なり、それぞれの楽器が定位置で落ち着いて聞こえる。
 J216PROは一個のウーハーと小さなツイター、真四角で何の飾り気もないエンクロージャー(スピーカーの箱)で、複雑な構造のBOSE314と比べると何とも無骨なスピーカーだが、出てくる音には変に加工された感じのない素直な迫力があるのだ。

 ぼくが好んで聴いている、少々古臭いロックやJAZZには20年くらい前のスピーカーが似合うのかもしれない。サブスピーカーにと買ったJ216PROだが、今日からはメインのスピーカーである。

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5.1チャンネルサラウンド

 新年あけましておめでとうございます。本年も「BEATな日々」を、よろしくお願いします。

 妻が忘年会の景品で5.1チャンネルサラウンドシステムを当ててきた。FUZEというメーカーのスピーカーとアンプで、ネットで検索してみると一万円程度。少々怪しげな中国製のサラウンドシステムである。
 「FUZE(フューズ)じゃなくてBOSE(ボーズ)ならなあ」と思ったが、自宅では未体験の5.1チャンネルサラウンドを再生してみようと、リンゴ大のスピーカーを茶の間の四隅とテレビの上に吊るし、セッティングしてみた。

 クラプトンのライブを再生してみると、音が迫ってくるという臨場感と迫力には欠けるものの、それほど悪い音ではない。「なるほど5.1チャンネルとはこんな感じか」と分かると、これまであまり興味がなかったオーディオシステムのサラウンド化を考えてしまう。
 スピーカーはとりあえずBOSEが2セットある。AVアンプとユニバーサルプレイヤー、そしてセンタースピーカーとサブウーハーを買えば、景品のFUZEとは比べられないくらいの音がするだろう。SACDやDVDオーディオなどの音楽専用の新規格のディスクもサラウンドで聴ける。

 しかし、茶の間の四方にスピーカーを置き、テレビの上にもセンタースピーカーというのはどうかなとも思う。専用のオーディオルームがあれば話は別だが、生活空間を取り囲むスピーカーも考えものだ。
 今やオーディオの主流は5.1チャンネルのようだが、ぼくはもうしばらく2チャンネルでいい。とりあえずDVDだけを5.1チャンネルで楽しむつもりだ。

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アンプを売りに

 先日、新しいアンプを買った話を書いた。DENONのPMA-390Ⅳから出る音は、とても瑞々しくて気に入っている。もう、20年前のSANSUIのアンプには戻れない。
 でも、SANSUIは高校生の時にあこがれたアンプである。ホントはこのまま家に置いておきたいが、使わない大型アンプは邪魔者でしかない。部屋の片隅でほこりをかぶってしまわないうちに、近くのハードオフに売りに行った。

 簡単な検査の後、手渡されたのは五百円玉一枚。ひょっとしたら二千円ぐらいにはなるかなと思っていたが、ハードオフの査定はシビアである。基本的に古いものには値段が付かないらしいのだ。大型ごみが五百円になった思えば、儲けものだが、心中は少々複雑である。

 その後、五百円はTUTAYAで借りたマイルス・ディビスのライブとビートルズのアニメ映画「イエローサブマリン」のDVD、子供が見たがった「ウルトラマンA」のビデオ二本のレンタル代になった。 

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