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橋本真也の急死とラストワルツ

ラスト・ワルツ 2枚組特別編 限定仕様版
ザ・バンド, エリック・クラプトン, ボブ・ディラン, ニール・ヤング, マーティン・スコセッシ
B001FQFB0M

 このBlogには音楽以外のことは、できるだけ書かないつもりだった。でも、頭から離れないことがある。プロレスラー、橋本真也の急死についてだ。

 ぼくは小学生の頃から父親の影響で、プロレスを熱心に見ていた。特にアントニオ猪木の全盛期の試合の数々は今でも鮮明に覚えていて、いわゆる昭和のプロレスが好きだ。だから、橋本真也という平成になってから活躍したプロレスラーにはあまり思い入れがないはずだと自分では思っていた。
 しかし、訃報を知った瞬間、強いショックを感じた。そして、未だに気持ちは少し沈んでいる。自分が思っている以上に橋本真也のプロレスが記憶に刻まれていたのが、彼の急死によって分かったのだ。

 よく考えると、橋本、武藤、蝶野の闘魂三銃士といわれたレスラーの試合はデビューからリアルタイムで見ていた。
 3人の中でも橋本はフィクションのスポーツであるプロレスの試合の中で、リアルな感情を表現できるレスラーだった。つまり、現実と虚構の境界があいまいで、そこが橋本の魅力だった。
 特に記憶に残っているのが、小川との一連の抗争。近頃のプロレスから感じられなくなったリアルな虚構が試合の中にあった。

 橋本真也が亡くなった日、訃報を知ってからは仕事をする気にならず、DVDで「ラスト・ワルツ」を見た。
 公開から30年近くが過ぎた今では「ラスト・ワルツ」の様々な内幕が明らかになってきている。「ラスト・ワルツ」は単にザ・バンドの解散を記録した美しい映画ではなかった。バックステージでは様々な思惑が複雑に絡み合っていたようだ。

 「ザ・バンドはコンサート活動を休止する。その区切りになるのが今回のライブだ。しかし、これからもレコーディングは続けていく」と宣言したロビー・ロバートソンの独断で「ラスト・ワルツ」は企画された。他のメンバーはコンサート活動の休止には反対だったという。さらにロビー・ロバートソンは「ラスト・ワルツ」のサントラ盤を手土産にレコード会社の移籍する。
 様々な策略を仕掛けるロビー・ロバートソンと、彼に翻弄される他のメンバーの困惑。そして、出演したミュージシャンの多くがコカイン漬け。これが「ラスト・ワルツ」の舞台裏らしい。
 つまり「ラスト・ワルツ」はフィクションとノンフィクションが入り混じり、多くのミュージシャンが交差する、プロレスでいうとバトルロイヤルのような映画だ。

 でも「ラスト・ワルツ」は決して悪い映画ではない。何度見ても飽きない深い映画だ。そして、単純に音楽映画としても楽しめる。
 中でも「ヘルプレス」を唄うニール・ヤング(鼻から白い粉が見えていて、編集の際に修正が施されたらしい)、「キャラバン」を熱唱するヴァン・モリソン、そして帽子のてっぺんからつま先まで全身がかっこいいボブ・ディランの出演シーンは、いつ見ても素晴らしい。

 ロビー・ロバートソンは「これは今世紀を代表するライブになる。そして、ロックの時代の終わりを告げるイベントになる」と反対するメンバーたちに言い放ったという。
 「ラスト・ワルツ」の後に、ザ・バンドはロビー・ロバートソン抜きでライブ活動を再開するが、やがてリチャード・マニュエル、リック・ダンコというメンバーを永遠に失う。ロビー・ロバートソンの言葉の通り、ザ・バンドというグループは完全に終わってしまったのだ。
 
 しかし、「ラスト・ワルツ」に出演していたゲストの中にはしぶとく生き残っている人たちが多い。
 ボブ・ディランは未だに「ネバーエンディングツアー」と題されたコンサートで世界を巡り、ニール・ヤングはスタイルを変えることなく、ニューアルバムをリリースし続けている。エリック・クラプトンの近年の大ブレイクはあえて書く必要もない。

 40歳を過ぎてから「ラスト・ワルツ」を見るたびに「大切なことは、今をサバイバルして生き残っていくことだ」と思う。
 リチャード・マニュエルとリック・ダンコ、そして橋本真也。彼らはこの世から去ってしまうには、あまりに若すぎた。
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| 音楽のDVD | 20:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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クールな立ち振る舞いの虜「Sade Live」

Sade LiveSade Live
Sade


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 シャーデーがデビューして「Your Love Is King」や「Smooth Operator」が大ヒットした頃のことは、よく覚えている。1985年頃、ぼくは大阪の喫茶店で働いていて、有線放送からはよくシャーデーの曲が流れたし、テレビではビデオクリップも頻繁にオンエアされていた。
 当時の印象は「おしゃれな音楽」で、実際に少し洒落た飲み屋に行くと、シャーデーがかかっていることが多かった。でも「おしゃれだけど、ロックじゃない」と思っていたので、レンタルレコード(多分、この頃が全盛期だったと思う)でレコードを借りることもなく、その後はシャーデーを聴くことは、ほとんどなかった。

 長い間、忘れていたシャーデーに久々に再会したのは、昨年ようやくリリースされた「ライブ・エイド」のDVDだ。「Your Love Is King」をゆったりと唄うシャーデーを見て、一瞬にして虜になってしまった。その姿は美しく、妙に心をくすぐる声。そして「Your Love Is King」という曲自体も素晴らしい。
 早速、ベストアルバムを買ってみると、昔の「おしゃれな音楽」という印象とは少し違う。もちろん、おしゃれっぽい気はするけれど、どこまでもクールなサウンドはシャーデー独特のものだなと感じる。
 シャウトして盛り上げようとせず、淡々と最後まで唄う。でも、決して冷たくはない。メロディーも平坦に聴こえるかもしれないが、深みがある。多分、二十代前半の熱血ロック野郎だったぼくには、この辺のクールさ加減が分からなかったのだ。

 動くシャーデーが更に見たくなって、買ったのが「Sade Live」。
 ステージでもシャーデーはクールで派手なアクションなんかはないけれど、その立ち振る舞いの美しさで一気に最後まで見れてしまう(スパンコールのドレスから見えるお腹とおへその、なんと美しいこと!)。クールで不思議な魅力のシャーデーは、最近のぼくのアイドル的存在である。

※輸入盤の「Sade Live」はリージョンフリーなので、どのDVDプレイヤーでも見られる。

| 音楽のDVD | 11:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Crossroads Guitar Festival の別ジャケット

Crossroads Guitar Festival

 以前、紹介した「Crossroads Guitar Festival」はジャケットが数種類あるらしい。なるほど、ぼくの買ったDVDのジャケットはアマゾンや雑誌の広告に掲載されているものとは違う。
 外ジャケットはカラフルなストラト。内ジャケットはなつかしのブラッキー。みなさんのジャケとはどんなのですか?


| 音楽のDVD | 21:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「LIVE AID」のDVD-ディスク4

ライヴ・エイド★初回生産限定スペシャル・プライス★
USA for AFRICA
B00061QV7O

 一枚ずつ紹介してきた「LIVE AID」のDVDも、ようやく今日で最後の4枚目。

 まず、登場するのはホール&オーツ。彼らも「LIVE AID」の頃が活動の最盛期。ナンバーワンヒットを連発していただけに、ライブにも勢いがある。「Maneater」に続く「Get Ready (Cos Here I Come) ~Ain't Too Proud to Beg~My Girl」は、当時発売されたばかりのライブ盤「ライブ・アット・アポロ」の再現で、素晴らしいパフォーマンス。
 ミック・ジャガーはバンドチェンジをせず、 ホール&オーツのバンドをバックに唄う。今見れば、これは非常に珍しいシーン。この頃、ミックとキース・リチャードは非常に仲が悪く、それぞれにソロ活動を重視していた。「Just Another Night」はミックの初のソロアルバムからのシングル曲。続く「Miss You 」はローリングストーンズの曲だが、ミックが他のバンドをバックにこの曲を歌ったのは、おそらく「LIVE AID」が初めて(その後、ソロツアーで日本に初来日するが)だったのではないだろうか。
 後ろにひかえているのがホール&オーツのバンドということで、いつもとは勝手が違うはずだが、ミックのパフォーマンスはなかなか素晴らしい。バンドからの離脱を考えていたであろう時期だけに「一人でもできるんだぜ」という意気込みを見せている。

 ミックのシーンを見る時に、彼の着ている黄色のジャケットに注意して欲しい。ヒラヒラと揺れて、彼のまわりだけ風が吹いている感じがしないだろうか。これは他のライブ映像でも見られる現象で、いつも不思議に思っている。
 おそらくジャケットの素材がシルクか何かで非常に軽く、ミック独特の跳ねるような動きに連動して風が吹いているように見えるのだろう。しかし、03年に右端とはいえローリングストーンズを最前列で見た時、目の前のミックは花道をあまりに軽やかに、まるで空中浮遊しているかのように駆け抜けた。もちろん、錯覚であるがミックのライブパフォーマンスにはある種の魔術がある気がする。

 最後の最後に登場するのが「待ってました!」のボブ・ディラン、キース・リチャード&ロン・ウッド。このDVDだけでしか見られない豪華な競演だけに期待は高まるのだが、これが大コケ。テキトーな性格の三人が揃うと、ハーモニーなんてものはあったもんじゃない。
 DVDに収録されているのはプレイされた三曲のうち最後の「風に吹かれて」だけだが、まずボブ・ディランが「まだ時間はあるか?」とたずねる。コンサートが生中継されていたので終りの時間が決まっていたのだろう。時間を気にしながらプレイするボブ・ディランの横でキースはいつものように悠々とコードカッティングをする。
 途中のキースの間奏があまりにヘタウマで笑えるが、その横ではギターの弦が切れたボブ・ディランが「おい、ギター替えろよ」とロン・ウッドからギターを奪う。ボブ・ディランのギターを持ってバックステージに行き、代わりのギターを持ってくるロン・ウッドも不憫だが「おいおい、普通そんなことするかあ」と、これまた笑えるシーンである。豪華な競演なのに、ドタバタのステージ。あの三人が揃ったというだけで価値はあるが、ボブ・ディランとローリングストーンズのファンでも「なんだかなあ」という感じがする。
 でも「みんなでアフリカの人々を救おう」というコンサートの最後の最後に出てきて「友よ、答えは風に舞っている」と無責任に唄うのは、ある意味でとてもボブ・ディランらしい。ちなみにキースが「LIVE AID」の出演をOKした理由は「出番がミック・ジャガーよりあと」だったからだという。

 ボブ・ディランとキースのバックでは感動のフィナーレが準備されていた。ライオネル・リッチーが登場して三人を称え、後ろの幕が開き「We Are the World」の合唱だ。これもまた、ドタバタ劇である。感動を過剰に演出しようとして見事にコケる。
 イギリスのステージでの「Do They Know It's Christmas?」では、オリジナルのオールスターキャストをある程度再現したが、アメリカの「We Are the World」にはブルース・スプリングスティーンやスティービー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、ビリー・ジョエル、ポール・サイモン、レイ・チャールズなど、レコーディングに参加した大半のシンガーがいない。さらに最後は大勢の子供が加わり、無理やりに感動のフィナーレを演出する。
 はっきりした理由は分からない。しかし、ぼくはこのシーンに何か薄ら寒さを感じた。そのまま合唱に加わったボブ・ディランは途中でステージを抜け出した。ギターを抱えて、ステージの袖に足早に歩いていくボブ・ディランに「彼らしいなあ」と感心してしまった。あの陳腐な「We Are the World」のシーンにボブ・ディランは留まるべきではなかった。ロックンローラーとしての嗅覚が「ここにいちゃ、まずい」と感じたのだと想像している。
 十時間に及ぶ「LIVE AID」のDVDは、こうして尻すぼみで終わる。アフリカへのチャリティーはどこへやらである。しかし、コンサートビデオとしての「LIVE AID」は、かなり面白い。毎回すべてを見る気にはならないが、これからも気に入ったシーンだけをザッピングしながら見るだろう。

 四枚目には多数のエクストラ映像が収録されている。B・Bキングやテディ・ペンダーグラスなど本編から外れたアーチストのシーンも見られるが「Food and Trucks and Rock 'N' Roll (食料&トラック&ロックンロール)」と題されたドキュメントが良い。音楽は世界を変えることはできないが、飢えた子供の何人かならを助けることができると思い知らされる映像である。この少々長いドキュメントを収録したことにボブ・ゲルドフの意地を感じる。

 結局、アメリカの「We Are the World」はイギリスから起こったチャリティーのブームに乗っただけだったのではないか。その後に起こった湾岸戦争、9・11、アフガン侵攻、イラク戦争を考えれば「We Are the World」というタイトルは何やら暗示的でもある。もちろん、その場合の「We」は世界の人々ではなく、アメリカという国を意味する。

 ぼくが買った「LIVE AID」のDVDは輸入盤。日本語字幕も表示できるので、フリーリージョンのプレイヤーを持っているなら、こちらがお得。

 「LIVE AID」に関してはこちらのサイト(但し英語)が非常に詳しい。当日のセットリスト、アーチストの一覧などで、DVDだけでは分からない「LIVE AID」の全貌を知ることができる。バッジやTシャツノベルティグッズの写真なども掲載されている。

| 音楽のDVD | 21:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「LIVE AID」のDVD-ディスク3

ライヴ・エイド★初回生産限定スペシャル・プライス★
USA for AFRICA
B00061QV7O

 ディスク3の出だしはマドンナ。ぼくは彼女のことを好きでも嫌いでもないが、デビュー数年にして、この堂々としたステージングは「さすがだな」と思う。大物は最初から大物である。

 いよいよイギリスのステージは大詰めに入り、まずフレディー・マーキュリーとブライアン・メイが「Is This the World We Created 」をしっとり歌い上げ、ポール・マッカートニーの登場。歌うのはチャリティーに出演した時の定番ソング「Let It Be」。途中からボブ・ゲルドフ、ディビット・ボウイ、ピート・タウンジェントなどが加わり、なかなか感動的であるが、ある種投げやりで神まかせの歌詞の「Let It Be」が、こうも受けるのはなぜだろう。この辺は欧米との宗教観の違いなのだろうか。
 ウェンブリースタジアムのラストはオールキャストの「Do They Know It's Christmas?」。お祭り騒ぎなのだが「LIVE AID」の発端となったボブ・ゲルドフが真ん中にいるだけに、最後まで「アフリカへのチャリティー」を感じさせて、ステージは終わる。

 画面がアメリカのステージに変わると途端にお祭り騒ぎだけが伝わってくる。国民性の違いだろうか。悪い言い方をすると「オレたち、アフリカの人が飢えていても、ビール飲んで楽しむんだもんね」って感じである。ロックの聴き方としては正しいし、結果としてアフリカの飢餓が少しでも救えればいいのだが「何だかなあ」というシーンが続く。
 そんなムードを一瞬だけ突き破るのがニール・ヤングだ。何もお祭りの場で「Needle and the Damage Done」などというヘビーな歌を選ぶことはないだろうと思うのだが、そこが彼らしい。「食料がたくさんあるテーブル」という歌詞から始まる「Nothing Is Perfect (In God's Perfect Plan) 」も同じくニール・ヤングの反骨精神を感じさせる。

 続いて、今では見ることのできない愛機「ブラッキー」を抱えてエリック・クラプトンが登場。おそらく「ブラッキー」をライブで使っていた最後の頃のライブ(翌年の「Eric Clapton & Friends Live 1986 」で使っているのは、シグネーチャーモデルだと思う)なので貴重な映像。枯れているのに鋭い音は「やはり、ブラッキー」だ。ドラムにフィル・コリンズが入るのは、この当時の最新アルバム「ビハインド・ザ・サン」でプロデューサーを務めた関係からだろう。
 曲は「White Room~She's Waiting~Layla」の三曲だが、プレイは今のハイパーなクラプトンに近く、それまでレイドバックしたまったりライブではない。この辺りも仕事人フィル・コリンズ効果だったのだなと、今にして思う。
 「461オーシャン・ブールヴァード」を紹介した時にも「エリック・クラプトンは強運な男」と書いたが、強運ぶりはここでも発揮される。会場の向こうに日が落ちかけ、とても良いムードなのだ。天が味方するとは、このことだろう。西日とステージライトに照らされる中で演奏される「Layla」は文句なしのかっこよさである。

 ぼくが買った「LIVE AID」のDVDは輸入盤。日本語字幕も表示できるので、フリーリージョンのプレイヤーを持っているなら、こちらがお得。

 「LIVE AID」に関してはこちらのサイト(但し英語)が非常に詳しい。当日のセットリスト、アーチストの一覧などで、DVDだけでは分からない「LIVE AID」の全貌を知ることができる。バッジやTシャツノベルティグッズの写真なども掲載されている。

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「LIVE AID」のDVD-ディスク2

ライヴ・エイド★初回生産限定スペシャル・プライス★
USA for AFRICA
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 再生を開始して、いきなり登場するのがアメリカのフィラデルフィアのステージにおけるビーチボーイズのライブ。彼ららしいの明るさ全開のライブで、ブライアン・ウイルソンも、とても元気。一気にお祭り気分が盛り上がる。

 ディスク2ではイギリスとアメリカのステージが交互に映し出される。次はダイアー・ストレイツ。スティングとの「Money for Nothing」に続いて演奏されるのが「Sultans of Swing 」。本来は地味な曲のはずなのに、強引にドラマチックな方向に持っていくマーク・ノプラー。これほど盛り上がる曲になるとは驚きだ。
 超満員のウェンブリースタジアムの観客が一番盛り上がったように見えるのがクイーン。「クイーンはイギリスの国民的バンドだったんだな」と再認識する。動く姿を見たのは久しぶりだが、かっこいい。やっぱり、フレディー・マーキュリーの立ち振る舞いには華がある。あれだけ盛り上がれば、次に出たデビット・ボーイはやりにくかっただろうなと思う。

 ジョーン・バエズの次にプリテンダーズのクリッシーが出てくるのは、女性シンガー今昔(85年の時点で。今ではクリッシーも立派なおばさんである)のようで皮肉な編集か。でも、プリテンダーズの映像は貴重で、今でも好きなバンドである。
 テレビ中継の時には見落としたのがTHE・WHO。期待しながら見たが、彼らの過去の爆発的パフォーマンスから考えれば、少々不発気味。ピート・タウンジェントの動きにも全盛期の勢いが感じられず、残念。続くエルトン・ジョンはキキ・ディー、ジョージ・マイケルとの競演を余裕でこなし、さすがといったところ。
 ディスク2の最後で仕事人フィル・コリンズはコンコルドに乗り、アメリカのフィラデルフィアに旅立つ。

 ぼくが買った「LIVE AID」のDVDは輸入盤。日本語字幕も表示できるので、フリーリージョンのプレイヤーを持っているなら、こちらがお得。

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「LIVE AID」のDVD-ディスク1

ライヴ・エイド★初回生産限定スペシャル・プライス★
USA for AFRICA
B00061QV7O

 19年前に開催されてた世界規模のチャリティーコンサート「LIVE AID」のDVDがこのほど発売された。
 1985年7月このコンサートがテレビ放送された時、ぼくは22歳だった。世界同時中継といいながら、実は一時間遅れの放送で、司会はロックをよく知らない故逸見アナウンサー。CMやニュースで曲はズタズタされ、今思うとかなり劣悪な中継だったが、それでも次々に登場する豪華な顔ぶれに興奮した。

 長い間「LIVE AID」の映像が商品化されなかったのには、色々な理由があるようだが、開催から20年後にようやくDVD化されたことを素直に喜びたい。
 同時に、DVDの中に入っていたライナーの表紙には「THIS DVD SAVES LIVES」と書かれていて、アフリカの飢餓が今も続いていることを思い知らされる。このDVDの収益の一部はチャリティーに寄付されるのだろう。
 四枚組、合計十時間近くに及ぶ「LIVE AID」。見所をディスクごとに紹介しようと思う。今日はディスク1の感想を書く。

 長時間のDVDはBBCニュースの映像から始まる。エチオピアの飢餓の状況をリアルに映し出したショッキングな映像である。
 このニュースを見たボブ・ゲルドフがイギリスのアーチストに呼びかけ、「BAND AID」による「Do They Know It's Christmas?」を発表。翌年、アメリカでもこの動きに呼応して「We Are the World」(このビデオも収録されているが、今見ると曲、映像共に少々うさん臭い。当時はえらく感動したのだが・・・・)がリリースされ、「LIVE AID」の開催につながっていく。

 「LIVE AID」はイギリスとアメリカの二ヶ所で同時開催され、全世界に中継された。コンサートは時差の関係でイギリスから始まる。超満員のウェンブリースタジアム。ステイタス・クオーに続いて出てくるスタイル・カウンシルがかっこいい。
 赤いシャツと白いパンツ、青筋立て歌う細身のポール・ウェラー。20年前ということでヘアスタイル、服装など古臭さを感じさせるアーチストも多いなか、スタイル・カウンシルの今でも通用するかっこよさはずば抜けている。
 赤いストラト一本でビートルズの「All You Need Is Love」を歌うエルビス・コステロの姿もディスク1のハイライトである。

 「この人のこと忘れてた。好きだったなあ」と思い出したのがシャーデー。美人だし、ステージでもクールで、曲も良い。急に「スムース・オペレーター」が聞きたくなって、今日近くのレコード店でベスト盤を購入してしまった。
 続いてスティングとフィル・コリンズの競演。当時、飛ぶ鳥も落とす勢いだった二人に、ジャズ界では有名なブランフォード・マルサリスがからんでいたとは知らなかった。やっぱり「ロクサーヌ」は名曲だなと思う。
 ディスク1の最後はU2。彼らも若くて最も勢いがあった時期だけに圧巻のライブ。特に「バット」は曲の最後に「ルビー・チューズディ」「悪魔を憐れむ歌」「ワイルドサイドを歩け」が挿入されて、熱い展開。

 ぼくが買った「LIVE AID」のDVDは輸入盤。日本語字幕も表示できるので、フリーリージョンのプレイヤーを持っているなら、こちらがお得。

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Crossroads Guitar Festival

クロスロード・ギター・フェスティヴァル
エリック・クラプトン
B0003JKMHY

 エリック・クラプトンがカリブ海に建設したアルコール中毒や薬物中毒の治療施設「クロスロードセンター」のためのチャリティーコンサートの模様を収めた二枚組みのDVD。多くのギタリストが登場し、ギター好きにはたまらない内容、素晴らしい!
 と、素直に書きたいところだが、大問題がひとつ。アマゾンの商品紹介ページの曲目紹介に書かれているディスク2のジェフ・ベックとクラプトンが競演する「哀しみの恋人たち」が入っていなかったのだ!
 DVDに添付されていたライナーにも、この曲の記載はないし、シークレットトラックとして隠されているのかと探したが見当たらず。どうやら発売直前になって、いくつかの曲が外されたようだ。ジェフ・ベックの最新の姿を見るのが楽しみで、このDVDをオーダーしただけに落胆は大きい。

 アマンゾンはいつも利用しているし、値段も安くて重宝している。田舎に暮らしている音楽好きの強い見方だ。ついでに、このBlogではアソシエイト・プログラムにも参加させてもらっている。しかし、未だに曲目の変更がされていないのは大きな落ち度としかいいようがない。その他にもアマゾンのページで紹介されいる曲目の中に欠けているものが数曲あるので、購入する方はご注意を。

 ジェフ・ベックのシーンがなかったのは残念だが、このDVDはクラプトンがらみで見所は多い。B.Bキングやサンタナ、そしてJ.Jケールとの競演が目玉だろう。特に「アフターミッドナイト」「コケイン」の作者であるJ.Jケールとのからみは、マニアにはたまらない映像である。
 しかし、全体を見ると四時間近い作品なのにギタリストが入れ替わり立ち代り登場し、散漫な印象はぬぐえない。やはり、クラプトン一本にしぼって、他のギタリストとの競演を挟みながら編集したほうが良かったのではないだろうか。
 このDVDはクラプトン目当てで買うと、絶対にこける。最初に買うなら、クラプトンの代表曲を網羅し、シェリル・クロウ、ボブ・ディランなどが登場するこちらの「クロスロード・コンサート」だ。

追記:当然のことながらアマゾンの曲名はその後に正規のものに訂正された。また、ジェフ・ベックの「哀しみの恋人たち」は隠しトラックとして密かに収録されている。でも、どうしてこんなに面倒くさいことするんだろう?

| 音楽のDVD | 08:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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