2005年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2005年07月

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

≫ EDIT

風呂場のビーチボーイズ

防水ラジオ

 活字中毒である。
 トイレに本を持ち込むのは当然で、風呂にだってもう捨ててもいい雑誌を持って入る。とにかく、手元に活字がないと落ち着かない。
 しかし、昔は風呂にはラジオだった。特に夏は阪神タイガースのナイターを聴くために、ラジオは必需品だった。
 愛用してたのは、中学校の技術工作の時間に作った、大き目のトランジスターラジオ。防水ではないので、風呂の窓の外に置いて、ラジオを聴いた。

 もう何十年も風呂にラジオを持ち込んでいなかったが、手元には「Zen Micro」「Lauda XL-739」というFMトランスミッターがある。FMが聞ける防水ラジオを買えば、風呂でもロックに浸れるではないか。
 電器屋に防水ラジオを見に行くと、風呂でもCDが聴けるCDラジカセも並んでいたが、買ったのはチープなラジオだ。

 中国製のAM・FMのツーバンドの防水ラジオは1300円。いまどきスケルトンボディもないだろうから、おそらく数年前の商品の売れ残りだろう。
 出てくる音もとてもチープだが、これが風呂にぴったり。浴室のエコーとあいまって、ホワンホワンとした音が心地良い。
 昨日はビーチボーイズの「グッド・バイブレーション」が流れてきて、しみじみ「いいなあー」と思った。FMなのにAMラジオのような音がするラジオから流れてくるビーチボーイズは、夏の風呂場にぴったりだ。

 夏の夜、雑音交じりのラジオから流れてくる古いロックンロールやビーチボーイズを聴くと、なぜか心がザワザワする。
 十代の頃ならまだしも、四十を過ぎると夏の夜には何も起こらない。しかし、夏の夜が秘めているある種の猥雑さには、AMラジオの音が良く似合う。
 時にはチープな音で聴いたほうがいい音楽もあるのだ。
スポンサーサイト

| BEATな話題 | 11:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

夏、「Babylon By Bus」の想い出

Babylon by BusBabylon by Bus
Bob Marley & The Wailers


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 北海道では連日夏のような暑さが続いている。
 梅雨のない北海道では、例年6月は初夏らしいさわやかな天候が多いのだが、今年は春先のぐずついた天気がウソのように雨が少ない。少雨による農作物への影響が警告されるほど雨が降らないのだ。
 しかし、長期予報でいわれていた冷夏よりもいい。夏の短い北海道においては暑い日は貴重である。暑さは決して不快ではない。むしろ、暑さは歓迎されるべき自然現象なのだ。

 レゲエを季節モノと考えるのは古臭いかもしれないが、夏はやはりレゲエとビーチ・ボーイズである。そして、ぼくにとってレゲエといえば、ボブ・マーリィだ。 
 高校生の頃、FM大阪で夕方にオンエアされる「ビート・オン・ポップス」という番組があった。ロックの新譜をまるまる1枚流してくれるありがたい番組で、エアチェックすれば様々なアーチストのニューアルバムをカセットテープという形で手に入れることができた。ぼくはこの番組で膨大なロックの知識を得た。
 「ビート・オン・ポップス」でボブ・マーリィのライブ盤「Babylon By Bus」がオンエアされた時の状況は今でもよく覚えている。1979年の正月、その年最初の番組で「Babylon By Bus」が取り上げられ、2日連続で全曲放送されたのだ。

 正月の緩んだ空気を吹き飛ばすようなボブ・マーリィの声。
 「レゲエはのんびりしている音楽だなあ」と思っていたが、「Positive Vibration」「Punky Reggae Party」「Exodus」というあまりにパワフルな曲の連発で始まる「Babylon By Bus」には圧倒された。ジョン・レノンが「80年代はレゲエの時代だ」とインタビューで言っていたのが、よく分かった。

 この年の4月、ボブ・マーリィが来日し、ぼくはそのステージを見ている。「Babylon By Bus」を毎日のように聴いていたので、自然な流れでチケットを買った。当時、ボブ・マーリィの来日はそれほど騒ぎにならなかったと思うが、ステージと観客が異様に熱っぽいライブだったと記憶している。
 ボブ・マーリィが半ば伝説の人となった今では、あの数時間は夢のような出来事であり、密かな自慢でもある。

 ポジティブな波動を感じる「Babylon By Bus」は、季節を問わない名盤である。
 でも、やはり夏に聴く機会が多いのは、政治的な側面がクローズアップされることも多いボブ・マーリィのレゲエが、気分をリラックスさせてくれる音楽としても優れているからだと思う。

| ロックの名盤 | 11:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

LIVE8、テレビ生中継が決定

 ある日突然噂が広まり、あれよあれよという間に開催が決まった「LIVE8」。このイベントの発起人はボブ・ゲルドフで、21世紀版のライブエイドともいわれている。

 世界各国で開催されるライブの出演メンバーは、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、スティング、U2、マドンナ、ブライアン・ウイルソン、ピンクフロイド、THE・WHO、スティービー・ワンダーなどと実に豪華。
 インターネットで見られるのは分かっていたが、10時間以上にも及ぶテレビの生中継が決まった。

 生中継するのはスカパーのフジテレビ721。しかし、地上波ではないので、未だに衛星放送を導入していない我が家では見られない。「20年前のライブエイドと同じ様に地上波での長時間中継はないだろうなあ」とは思っていたが、残念である。
 7月10日の深夜に地上波のフジテレビで2時間のダイジェスト版を放送予定なのが、せめての救いか。

 でも「LIVE8」の開催は唐突に決まった感がある。ライブエイドの場合は前段階としてチャリティーレコードの「Do They Know It's Christmas?」「We Are the World」の発表があり、徐々に開催の機運が高まったという気がするのだが・・・・。
 この「LIVE8」に対して、海外では盛り上がっているのだろうか。

| BEATな話題 | 11:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

世良公則の唄とギターに酔う

酒場ロック酒場ロック
オムニバス


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 昨日、上湧別町というところまでコンサートに行ってきた。「桜井哲夫with世良公則&神本宗幸」と題されたトリオのステージである。
 桜井哲夫はF1のテーマ曲でお馴染みのカシオペアの元ベース、元ツイストの世良公則がギターとボーカル、同じく元ツイストの神本宗幸がピアノ。700名くらいのキャパの小さなホール、PAはあるがアコースティックなライブだった。

 オープニングはクラプトンの「ワンダフル・トウナイト」。「くさい選曲だなあ」と思ったが、間近で聴く世良公則の歌声は素晴らしく、ついでにギターがうまいので、つい聞き惚れてしまった。
 プロのミュージシャンだからうまくて当たり前かもしれないが、世良にギタリストいうイメージはない。しかし、彼のアコギから出てきた音は素晴らしいのひと言。ソロを弾いても、カッティングをしても、しみじみと良いのだ。

 「この素晴らしき世界に」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「カムトウゲザー」「見つめていたい」とロックのカバーが続き、世良のギターと歌にベースとピアノが時にジャズ的に絡み合いながら曲は進んでいく。
 落ち着きがありながら、迫力があり技術に裏打ちされたロック。音楽生活何十年のアーチストたちにしか出せない味である。

 後半はツイストの曲などを挟みながら、約1時間半でステージは終了し、アンコールは「あんたのバラード」。
 実はこの曲、昔から嫌いだった。原曲は歌詞といい、サウンドといい「ビート演歌」である。なんとも泥臭い。しかし、大ヒットから約30年、世良がアコギを弾きながら、しっとりと唄う「あんたのバラード」は悪くはなかった。

 このコンサート、ベースの桜井哲夫と地元の学校の教頭先生が知り合いで実現したもので、ほとんど手作りらしい。チケットはパソコンでプリントアウトされたもの、会場の整備も地元の人々。上湧別は人口数千人の小さな街なので、開場を待っていてもあちらこちらで客同士、客とコンサートスタッフの挨拶が交わされる。
 そんなほのぼのとしたムードの会場だったが、すぐ目の前で気迫溢れるプロのプレイを堪能できて、大満足して帰途についた。

※「酒場ロック」は「あんたのバラード」も収録されているオムニバスアルバム。AORではなく、OOR(オヤジ・オリエンテッド・ロック)らしいです。
 中にはかなり泥臭い曲もあるけれど、今聴いてみると意外に面白いかも。

| BEATな話題 | 11:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

Musical Batonに参加してみた

 lenmacさんよりMusical Batonをもらいました。「おっ、面白そう」と書き出したものの、なかなかの難問も。ぼくの場合、こんな感じです。

●コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量

 695曲、2.6GB。これらはすべて「Zen Micro」に転送したもののバックアップ。これだけ入れてもまだ半分容量が残っている。おそるべしHDDプレイヤー。

●今聞いている曲

 たった今「Zen Micro」から流れ始めたのは、夏らしくハニードリッパーズの「Sea Of Love」。
 ハニードリッパーズは1984年にロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、ナイル・ロジャースが合体したユニット。ハードなギターバンドかと思えば、やっているのは50年代のオールディーズのカバー。
 中でも「Sea Of Love」はロバート・プラントの気だるいボーカルとジェフ・ベックの伸びやかなギターが素晴らしい。

●最後に買ったCD

マナサス
スティーブン・スティルス
B00005HE97


 一番最近買ったのは、スティブン・スティルスが72年に結成したグループ「マナサス」のCD。その存在は知っていても、なかなか手が出なかった1枚を北見の「HardOff」で偶然見つけて、即レジへ。よくもまあ、こんなに渋いCDが中古で並んでいたものだ。
 中身は派手さはないがバライティ豊かなアメリカンロックの隠れた名盤。

●よく聞く、または特別な思い入れのある5曲

・「Any Time at All」 The Beatles

 まずはビートルズ。一曲選ぶとするなら「A Hard Day's Night」の中の「Any Time at All」。
 出だしの「ドン!」から素晴らしいのひと言。個人的には早熟な天才-ジョン・レノンのピークはこの頃だったと思う。

・「Human Nature」 Miles Davis

 本来はアルバム単位で評価したいマイルスから一曲選ぶとすれば、この曲。先日、めでたく無罪になったマイケル・ジャクソンの名曲のカバー。晩年のマイルスが再びメロディーに戻り、今にも枯れそうなトランペットの音色で美しい旋律を奏でる瞬間が美しい。
 この曲が収録されているアルバム「You're Under Arrest」の「Time After Time」も素晴らしい。

・「I Want You」 Bob Dylan

 ボブ・ディランの一曲といわれれば、何の迷いもなく「I Want You」を選ぶ。軽快で軽妙なのに心にひっかかる声。とってもポップなのにロックなメロディー。そして、最後のハーモニカのひと吹き。ロックの神様が舞い降りた一曲だ。

・「Jumpin' Jack Flash」 The Rolling Stones

 あまりにストレートな選曲だけど、ストーンズの一曲はこれしか思い浮かばない。ただし、あくまでもシングルバージョーン限定としたい。
 あのリフ、ビートのうねり、ミックの猥雑な声、歌詞の内容。これこそがロックンロールである。

・「悲しきレディオ」 佐野元春

 最後は個人的に思い入れが深い佐野元春から。ロックンロールの高揚感を最も表現できている日本語の曲だと思う。「おしゃべりなDJはいらないから、かっこいい音楽をもっと流して」という気持ちは今も変わらない。

●バトンを渡す5名

 出入りしているBlogが少ないので、3名の方しか思い浮かびませんが、バトンを渡してみたいと思います。

teacherteacherさんへ
mardi-tuesdayさんへ
t_monkさんへ

| BEATな話題 | 11:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

夏の定番「Minute By Minute」

Minute by MinuteMinute by Minute
The Doobie Brothers


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 昨日は今年初めて終日Tシャツ一枚で過ごせた。
 ようやく夏らしい日が続くなと思っていたら、今朝は小雨模様で気温も10℃前後。やはり、この夏の北海道は冷夏になるのだろうか。
 それでも気分だけは夏にということで、先日紹介したクラプトンの「There's One in Every Crowd」に続く、夏によく聴くアルバムの紹介を。

 歯切れのよいギターカッティング、カラッとした音の曲が多いドゥービー・ブラザースのCDは、北海道での単調なロングドライブに欠かせない。
 しかし、ひとくちにドゥービー・ブラザースといっても、何度も繰り返されたメンバーチェンジによって、音の傾向はアルバムごとに大きく異なる。

 最も変化が激しいのが「China Grove」や「Long Train Runnin'」「Listen to the Music」など、ギターのリフが印象的で、いかにもウエストコーストサウンドという感じがするトム・ジョンストン在籍時とキーボードが音作りの主体となるマイケル・マクドナルドの加入後だ。
 今ではそんな評価は過去のことだろうけど「Minute By Minute」のリリース当時はコアなファンから「ドゥービーも軟弱になった」「マイケル・マクドナルドのあの声はなんじゃ」なんて声が上がったほどである。
 聞き比べると分かるが、確かにマイケル・マクドナルドの加入後は「これが同じグループ?」と思うほど音が違う。しかし、ぼくは軟弱なドゥービー・ブラザースも好きだ。

 マイケル・マクドナルドが大活躍する「Minute By Minute」は初めてリアルタイムで聴いたドゥービー・ブラザースのアルバムで思い入れが深く、今でも夏によく聴く1枚。
 中でも「What a Fool Believes」はアメリカンロックの名曲中の名曲。ぼくの名曲ランキングの中でもかなりの上位に入る一曲だ。この曲のためにだけでも「Minute By Minute」を買う価値がある。
 近頃はCMソングにも使われているので、部分的に知っている人も多いだろうけど、イントロから終わりまで完璧な流れがある。よく出来た曲とは「What a Fool Believes」のような曲のことをいうのだと思う。ぼくは今でもこの曲が流れ始めると手が止まり、聞き惚れてしまう。

 その他にも佳曲ぞろいで、時々昔のドゥービー・ブラザースを思わせる瞬間もある「Minute By Minute」は夏にぴったりの1枚だ。

| ロックの名盤 | 11:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ローリング・ストーンズのリハーサル風景

05 ストーンズのポスター
 ニューアルバムがツアー直前にリリースされることも決まり、ストーンズは8月末からのツアー開始にそなえて、現在リハーサル中のようだ。

 ネット上で「Brown Sugar」と新曲「Oh No Not You Again」のリハーサル風景が見られたが、「Oh No Not You Again」ではミックがカンペを手にして唄っているのが微笑ましかった。
 先日の記者会見で大きく後退した額を披露してしまったキースは、リハーサル中もずっと帽子をかぶったままだ。これからは、このスタイルでいくのかな。でも、オヤジの帽子姿もかっこいい。

 このようなリハーサル風景がほぼリアルタイムで見られるのは、やっぱネットの時代だなあと思う。ライブ終了直後にセットリストがすぐに分かってしまうことなど賛否両論はあるけれど、アーチストとの距離は確実に近くなっている。

| ローリング・ストーンズ | 11:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

目立つことを拒否したクラプトンの「There's One in Every Crowd」

There's One in Every CrowdThere's One in Every Crowd
Eric Clapton


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 今年の北海道は季節の進行が、いつもより2週間遅い。雪解け、桜の開花など何もかもが2週間遅れなので、6月に入っても夏らしい感じがしない。
 それでも気分だけは夏にということで、今日はタンスの中身を夏服に入れ替えた。この夏もTシャツやアロハシャツが大活躍する暑い日が続けばいいのだが・・・・。

 夏によく聴くアルバムにエリック・クラプトンの「There's One in Every Crowd」(邦題・安息の地を求めて)がある。以前に紹介した前作の「461 Ocean Boulevard」と同じ路線のカラッとしたサウンド。「I Shot The Sheriff」のヒットに気を良くしたのかレゲエが多いのも特徴だ。

 「There's One in Every Crowd」のクラプトンは、今の老いてなおやる気満々の姿からは想像できないほど、肩の力が抜けている。レイドバックというやつである。
 アルバムタイトルからして「群集の中にひとりはいるやつ=目立たない普通の男」といった意味で、ジャケットはやる気のなそうな犬(クラプトンの当時の愛犬らしい)の写真だ。中身の音もギターを派手に弾いてやろうとか、声を張り上げてシャウトするぞという前向きな姿勢は感じられない。はっきりいって、地味なアルバムである。
 しかし、これが良いのだ。ぼくは「There's One in Every Crowd」が大好きだ。クラプトンの隠れた名盤だと思っている。

 まず、ジャマイカとマイアミで録音されたせいか、アルバム全体のトーンがとても夏っぽい。クソ暑い夏には元気なシャウトより、クラプトンのサラリとした歌声がよく似合うし、曲調にも無理やり盛り上げようとする気がない。あっさり感では「461 Ocean Boulevard」よりも上だろう。
 しかし、ブルースになると聞かせてくれる。5曲目の「The Sky Is Crying」はエルモア・ジェームスのカバー。控えめながらツボを抑えたギターソロが渋い。7曲目の「Better Make It Through Today」はイントロと唄いだしから気だるい雰囲気全開の名曲。「フ、ハーッ」という気の抜けた掛け声から始まるギターソロも地味で短いが、これぞクラプトンとフレーズが続く。

 ぼくが想像するに、この時期のクラプトンは自分のポジションに自信がなかったのではないか。
 麻薬中毒からなんとか立ち直り、リハビリのつもりでレコーディングした「461 Ocean Boulevard」が思わぬ大ヒット。「いやはや、こんなつもりじゃなかったのに。オレはロックスターにはなりたくない。ただ、ブルースが好きなだけ」といった気分が「There's One in Every Crowd」に反映されたのだろう。
 事実、このあたりからクラプトンはアル中になり、メロメロな状態でステージに立つこともあったらしい。酒と縁が切れたのは89年の「Journeyman」あたりからなので、約15年間も酒びたりだったわけだ。

 しかし、ぼくはダメなクラプトンが好きだ。今の自信満々のクラプトンにはどうも違和感がある。そんな気持ちは「There's One in Every Crowd」を聴くと理解してもらえそうな気がする。
 とにかく「There's One in Every Crowd」は、けだるい夏の午後におすすめの名盤だ。

| エリック・クラプトン | 11:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

LPサイズの「でかジャケ」

 一ヶ月以上抱えていた仕事が、ようやく一段落した。今日はほとんどPCに向かわず、何もしなかったが、そんな1日が新鮮だった。
 Blogは明日にでも書こうと思っていたら「Hard Road To Babylon」さんのところで面白い記事を発見。なんとLPサイズの紙ジャケ「でかジャケ」が発売されるというのだ。

 LPレコードで育った世代には紙のジャケットの質感が懐かしくて「所詮はミニュチュア」と思っていても、ついつい買ってしまう紙ジャケ。ぼくのCDラックにもマイルス・ディビスを中心に20枚程度の紙ジャケが並んでいる。

 でも、これってすごく扱いにくい。まず、サイズが普通のCDより少し大きめなので、ラックからはみ出す。さらにビニールに入ったCDをパリパリとさせながら取り出すのが面倒だし、丁寧に扱わないとジャケットの角が折れてしまう。
 紙ジャケはコレクター心をくすぐるし、ミニュチュアサイズで復元されたジャケットをながめるのは楽しいのだが、ただ単に音楽を聴くという点からするとプラスティックケースよりも、圧倒的に不便なことが多い。

 そこで「でかジャケ」の登場だ。ジャケットは30cm×30cm。つまり、LPレコードの時代と同じサイズ。
 昔のレコードは30cm×30cmの大きさを前提としてデザインされていたはず。「でかジャケ」なら本来のジャケットが持っていた緻密さや迫力が復活するだろう。ついでにミニュチュアサイズの紙ジャケよりもサイズが大きいので取り扱いも楽そうだ。

 ぼくはLPレコードのジャケットの良さを知っているだけに、きっと「でかジャケ」を見たら買ってしまうだろう。
 でも、これを買うと家の中で置き場所に困るだろうなあ。今やCDのサイズに慣れてしまったので、やはり30cm×30cmは大きい。売る方だって、置き場所に困るのではないだろうか。
 
 ホントは中身の音楽が大事でパッケージなんかはどーでもいい。しかし、特にLPレコード時代の名盤はジャケットも含めてアートだった。
 本来の姿を取り戻した迫力のあるジャケットを取るか、利便性を取るか。「でかジャケ」が今後の紙ジャケの主流になると、悩ましい問題がひとつ増えそうだ。

| BEATな話題 | 11:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

2005年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2005年07月

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。