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ストーンズの隠れ名盤「エモーショナル・レスキュー」

Emotional RescueEmotional Rescue
The Rolling Stones


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 今日現在で、ローリングストーンズの札幌ドーム公演の正式発表は、まだない。その後もネット上での情報収集は続けているけど、少し前に書いたようにぼくの中では結論は出たし、いつになく過熱気味のチケット争奪戦を遠目に見ている状態である。
 
 少しクールにストーンズの来日を待ちながら、久しぶりにトレイに置いた「Emotional Rescue」は、初めてリアルタイムで発売日に買ったストーンズのアルバムで、個人的に思い入れが深い1枚だ。
 このアルバムがリリースされたのは、1980年の初夏。ぼくは高校三年生だったけれど、進学か就職かも決めず、バイクを買うためにバイトに励んでいた。だから、このアルバムを聴くと大人でも子供でもなく、行くあてが定まらないままバイク欲しさに働いていた夏を思い出す。

 「Emotional Rescue」は「Beggars Banquet」「Let It Bleed」のように歴史的な名盤ではない。最近、評価の高い「Exile on Main Street」のように濃厚な1枚でもない。おそらく、ストーンズ・ファンの間でもあまり話題にならないアルバムだと思うのだ。
 さらに、前後にリリースされた「Some Girls」には「Miss You」、「Tattoo You」には「Start Me Up」という未だにライブの定番の曲がある。「Emotional Rescue」の中の曲では、映画にもなった81年のツアーでは「Let Me Go」と「She's So Cold」がセットリストにいつもあったし、前回のリックスツアーでは「Dance pt.1」がレア曲的な扱いでプレイされたが、いずれも定番ソングではない。

 以上のような理由から地味な扱いを受けていると思われる「Emotional Rescue」。しかし、これはあなどれない1枚だ。
 まず、1曲目の「Dance pt.1」は、オープニングにふさわしい派手な曲。「起きろよ、目を覚まして、街に出かけて何か始めるんだ」という歌詞は、あの時のぼくの気分にぴったりだったし、今になってみれば80年代というバブリーな時代の予言も含んでいたようにも感じられる。ダンス・ミュージックなのに、少し屈曲していてるところも、実にストーンズらしい。ついでに、この曲を聴くと、ぼくは村上春樹の大好きな小説「ダンス、ダンス、ダンス」が頭に浮かんでくる。
 レコードのA面ラストだった「Indian Girl」では「人生はハードさを増して、ただ続いていくんだ」とサラリと唄うのがかっこよく、タイトル曲の「Emotional Rescue」ではミックの裏声の気色悪さが、もうたまらん。そして、ラストのキースの唄う「All About You」は心に染みる名曲。アルバムをキースのバラードでしめるというパターンをストーンズが使い始めたのは「Emotional Rescue」からだ。

 「Emotional Rescue」は珍しくストーンズがリラックスして作ったアルバムのように感じられる。肩の力が抜けているから、地味な印象を受けるのかもしれないけれど、実はそれぞれの曲のクオリティーが高い名盤である。
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| ローリング・ストーンズ | 07:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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とっても、ロッケンロールな漫画です

失踪日記失踪日記
吾妻 ひでお


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 吾妻ひでおと聞いて、少年チャンピオンに連載されていた「ふたりと5人」を思い出すのは、やっぱり40歳前後の人だろう。その後、ぼくは吾妻ひでおの漫画って、ほとんど読んだことがないけれど、この「失踪日記」はめちゃ面白かった。 
 カバーには大きく『全部実話です(笑い)』と書かれているけれど、これがホントの話ならすごい。中身は吾妻ひでおが体験したホームレスの生活、アル中の闘病記、漫画家生活の内幕という壮絶な内容。しかし、陰惨ではない。こんな話で笑わせるのだから、やっぱり吾妻ひでおは表現者としてタダ者ではない。

 「失踪日記」の最初のひとコマ目にはこう書かれている。「この漫画は人生をポジティブに見つめ、なるべくリアリズムを排除して描いています。リアルだと描くの辛いし暗くなるからね」と。確かにリアルな画風ではないから、ギャグ漫画として読ませるが、中身は実際に体験していないと描けないようなエピソードばかりである。
 過去の自分を見つめ、笑い飛ばしながら表現する。これって「ロックな姿勢だなあ」と思う。「失踪日記」は、とってもロッケンロールな漫画である。

| BEATな読書 | 07:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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フォークだけどロックなボブ・ディラン

Another Side of Bob DylanAnother Side of Bob Dylan
Bob Dylan


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 ボブ・ディランの4枚のアルバム「Another Side of Bob Dylan」は、彼の数多くのアルバムの中でもあまり目立たない存在かもしれないけれど、まちがいなく傑作のひとつだ。
 フォークソング、プロテストソングを唄うボブが少し方向転換をしたから「Another Side of Bob Dylan」なのだが、本人はこのタイトルに猛反対したという。「これもオレだ、別の顔じゃない」と主張したらしいのだ。
 早くエレクトリック化して、フォークを飛び出したかったボブと、ようやく売れ線に乗ったフォークシンガーのイメージを大切にしたかったであろうレコード会社。「Another Side of Bob Dylan」からは、そんな両者のせめぎあいも感じられる。

 わずか1日で録音された「Another Side of Bob Dylan」は、1曲だけがピアノの弾き語りで唄われるが、その他の曲はこれまでと同じ様にアコギとハーモニカだけの伴奏。 音のフォーマットは「フォークシンガー・ボブ・ディラン」である。しかし、メロディーや声、詩は単なるフォークソングの枠を飛び出してしまっているのだ。
 まず、最初の「All I really want to do」でおちゃらけた裏声を多用して、さらには途中で笑い出す。このいい加減さ、不遜な態度はパンクである。「My back pages」やラストの「It ain't me babe」は、もはやギター一本ではフォローしきれないと感じさせるスケールの大きな名曲である。

 ボブは次のアルバム「Bringing It All Back Home」のA面だけをエレキ化し、「Highway 61 Revisited」ではいわゆるフォークロックといわれるサウンドを確立。「Like A Rolling Stone」を大ヒットさせたボブは2枚組み(CDは1枚)の大作「Blonde on Blonde」でロックンローラーとして、最初の頂点を迎える。
 「Another Side of Bob Dylan」から「Blonde On Blonde」まではわずかに2年弱。なんという性急さ、そして勢いだろうか。この辺のことが描かれている映画「ノー・ディレクション・ホーム」を早く見てみたいと思う。

 ここまで書いてきて「Another Side of Bob Dylan」はマイルス・デイビスの「Sorcerer」「Nefertiti」に良く似ていることに気が付いた。この2枚のアルバムはエレキ化直前のマイルスが、従来どおりのアコースティックセッションで録音したもので、音の肌触りに同じ様なものを感じるのだ。
 よくよく考えれば、他にもボブ・ディランとマイルス・デイビスには共通点がたくさんある。この話題については長くなりそうなので、日を改めて。

| ボブ・ディラン | 07:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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冷静になって、札幌ドームを考える

 本来の目的である名盤紹介を忘れて、ストーンズのチケットのことばかり書いて、ごめんなさい。でも、もう一度だけ、札幌ドーム公演について書いてみたい。

 まず、この件についてJECに電話で問い合わせた方によると、札幌ドーム公演に関しては3月28日に開催は決定で、チケットの発売日は未定。問合せ先が「BOSSA」というプロモーターに変わったらしい。
 ちなみに「BOSSA」はプロモーター兼ジャズカフェらしい。でも、この名前は聞いたことがなったのでググってみると、お店は札幌にあって、主にジャズのコンサートのプロモートをされているようだ。JECは多くのジャズミュージシャンを招へいしているので、そのあたりでつながりがあるのだろう。
 でも、先行発売が開始直前に取り消しになって、問合せ先が急に変わる。これってかなりの異常事態ではないか。

 冷静になって考えてみると、高額のゴールデンサークル席についても「アリナー中央の前列」とはHP上のどこにも明記されていない(電話予約のオペレーターによると「最前列から14列目あたりを1000席くらい用意してる」らしいけれど)のだ。
 さらにファンサイトの掲示板では、昨日中に売り切れたはずの東京ドームのゴールデンサークル席が、今日になって再び買えるというのが話題になっている。理由は増席、またはキャンセルがあったかららしい。
 
 昨日は「同じ行くなら、大人価格でもゴールデンサークル席」と意気込んだけれど、これまで書いたような対応ぶりを見ると、これはパスだな。たとえ、アリナー中央だとしても入金後に抽選というあやふやな手段に、大金をゆだねる気にはもうなれない。
 アメリカでも良い席は今回と同じくらいの値段がするけれど、チケットマスターで買うとすれば、自分のシートの位置を確認して、納得して購入できる。これは国内でオークション、金券ショップ、ダフ屋から買う場合も同じだろう。
 今回に限らず、手元に来るまでは、どこに座れるのか分からないチケットの販売方法って、何だかおかしくないか?今回のストーンズ騒動を通じて、そんなことを考えた。

 札幌ドームでストーンズが公演するとしても、ぼくの対応は決まった。行くとしても先行予約はせず、ストーンズの来日を確認してからチケットを買う。
 幸い、遠いけれど札幌は「明日、行こう!」と決めれば行ける場所である。飛行機の予約が必要な東京や大阪とは違う。もちろん、良い席は期待できないだろうけど、ドタバタした混乱に付き合うのは、もうやめた。今回は遠くからのんびりとストーンズをながめさせてもらいます。

| ローリング・ストーンズ | 07:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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消えた札幌ドーム

 今朝、起きて悩んだ。いや、昨晩からずっと悩んでいた。今日から先行発売される札幌ドームのローリングストーンズのチケットをゴールデンサークル席にするかS席にするかを。
 やっぱり、前回のツアーで右端とはいえ最前列で、花道にやってきたミックとキースを至近距離で見た感激は忘れられない。発売の始まる午前10時前に出した結論は「今さら、アリナーの後ろの方やスタンドで見たくない。どうせ行くなら確実に前のゴールデンサークルを予約する」だった。

 しかし、予約の電話番号の再確認のためにJECのHPを見てみると、なぜか消えている札幌ドーム。そして、大急ぎで細工をしたとしか見えない告知の動く写真。昨晩までは確かにあった「札幌ドーム」の文字は、そこにはなかった。始まる前に終わりである。
 コメントを寄せてくださった方やネットの情報によると発売5分前に書き換えられて、チケットは発売延期らしい。いつ発売されるかについてのアナウンスは、今のところない。

 「ストーンズ、北海道初上陸!」と喜んで、正式発表までジラされて、ようやくチケット発売決定でどちらにするか悩みに悩み、挙句の果てにすかされる。
 「なめるのもえーかげんせい!今回はたとえ札幌であっても行かん!」
 時間が経って怒りはおさまりつつあるものの、行く気が薄れたのは確か。

 ホントに札幌ドームは実現するのだろうか。そして、ストーンズはホントに来日するのだろうか。今回のあまりにも唐突で場当たり的なやり方を見ていると、そんなことまで考えてしまう。

| ローリング・ストーンズ | 07:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ようやく正式発表(だろうな)

 寝る前に「もしかして」と思って、招へい元のJECインターナショナルのページを見てみると、ようやく更新!
 既出の東京ドーム2日間に加えて、札幌ドーム、ナゴヤドームが追加され、先行予約が1月21日からだそうです。

 詳細はページ頭の写真を見て欲しいのだけれど、唐突に登場したゴールデンサークル席55.000円ってのは何じゃ?これってアリナー最前、かぶりつきのことか。それとも、例のビルにある席か。

 もし、最前列周辺ならダフ屋から買うより安いかもしれないけれど、もろくもくずれる私の金銭感覚。
 うーん、ロックのコンサートに55.000円なあ。海外まで見に行くことを考えればこれでも安い。東京に行く飛行機代や宿泊費を考えれば、四十を過ぎた大人には出せない金額でもない。
 でも、こういう金額を公式に突きつけられると、何だかとまどいがある。

 先日、紹介した映画「アイデン&ティティ」じゃないけれど、ロックって何だろう?もちろん、好きなことに躊躇せずにお金を使うのはまちがいではないと思うけれど・・・・。

| ローリング・ストーンズ | 07:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Coming Soon ?

 夕方、何気なしにテレビ録画ソフトの番組表を見ていると、北海道ローカルのHTBというテレビ朝日系のチャンネルに19:54~20:00の予定で「ローリング・ストーンズ」という文字があった。「これは遂に札幌ドームが正式発表?」と思いながら、テレビの前で番組が始まるのを待っていると「ストリート・オブ・ラブ」のPVをバックにテロップが流れ始めた。

 テロップで流れてくるのは、ファンには当然のストーンズのプロフィール。「いつになったら札幌ドームの発表に変わるんや」とイライラしていると、画面が真っ黒になって「北海道初公演、決定」「3月28日(水)札幌ドーム」のでかい文字が浮かび上がった!
 「これで正式決定だろう」と喜んだのも束の間、最後に浮かび上がった文字はなんと「Coming Soon」だった。つまり、チケットの詳細、発売日の発表はもう少し待ってことなんだろう。
 でも、こんなに間の抜けたコンサートの宣伝番組ってあるか?公演まであと2ヶ月ちょっとだぞ。

 今月に入って何度も書いてきたことだけど、今回のストーンズのツアーの発表の仕方は何もかもが怪しい。
 主催、後援の明記のない新聞広告、年末から未だに更新されない招へい元のウエブサイト。そして、今日のテレビ番組。ついでに、ストーンズのオフィシャルサイトの会員向けのチケット販売の表示まで混乱しているようだ。

 2ちゃんねるのストーンズ関連の掲示板には「招へい元に金がない、後援もつかない。おまけに契約がまとまっていない」なんて書き込みもあるが、これはあくまでも邪推だろう。でも、ここまで正式に発表されないと「何かあるのでは?」と勘ぐりたくもなるよなあ。
 
 ちなみにローソンチケットでも、東京ドームのチケット(Lコード・39973) は1月28日の午前10時から発売と告知されている。

| ローリング・ストーンズ | 07:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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映画「アイデン&ティティ」

アイデン&ティティアイデン&ティティ
大友良英, 太田裕子, 白井良明, コタニキンヤ, 田口トモロヲ


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 ぼくは43歳、2人の子持ちである。すでに平均寿命の半分以上を生きてしまったし、目先の雑事に追われる日々。なのに、未だにロックを聴き続け、ロックという言葉にこだわりを持っている。
 CDラックの中身もジャズのアルバムが加わった以外は、ティーンエージャーの頃とそれほど変わらない。一番取り出しやすい場所に置かれているのは、ビートルズとジョン・レノン。そして、ボブ・ディランのアルバム。「なーんや、高校生の時と同じやん」と思う。

 実は高校を卒業してから、ボブ・ディランをまともに聴いていなかった。再び聴き始めたのは、北海道に移り住んでからで、きっかけはみうらじゅんの「アイデン&ティティ」を読んだことだ。
 未だに「ロック」を捨て切れない男の心の琴線をつくストーリーの漫画を初めて読んだ時、不覚にも涙してしまった。それも、ホロリとした涙ではなく、ボロボロの涙だった。以後、「アイデン&ティティ」は愛読書になり、ぼくはボブのCDを買い始めた。

 これまで映画の「アイデン&ティティ」を見なかったのは、原作のイメージが壊されるのが怖かったからだ。原作と映画は別物。それが分かっているからこそ見たくなかったのだ。しかし、映画は原作に忠実だった。「せっかく映画にするんだから、もう少し冒険してもいいのにな」と思うぐらいに、原作のストーリーと雰囲気を再現していた。
 重要な登場人物である「ボブ・ディランの幻影」の表現も、ハーモニカで喋らせて、字幕で意味を伝えるという感じで、あまり違和感がなかった。岸辺シローの虚実の入り混じった怪演にも笑えたが、主人公の彼女役の麻生久美子が原作以上にいい女なのが素晴らしい。
 「映画なのに最終的に文字に頼るのはどうなんだろう」と思うけれど、「アイデン&ティティ」は原作の「やらなきゃいけないことをやるだけさ。だから、うまくいくんだよ」というメッセージが伝わる良い映画だった。

 ぼくがこの映画で「かっこいい!」と思ったのは、ラストシーンが終わって、間髪いれずに「ライク・ア・ローリングストーン」の流れる瞬間だ。
 2時間かけて「ロックとは何か」を問いかける映画「アイデン&ティティ」。しかし、本編が終わった後に流れる6分間の「ライク・ア・ローリングストーン」のほうが、よりロックを表現していたのだ。
 ボブの影響で書かれた原作、ボブの幻影が登場する映画。しかし、エンドロールのバックに流れるボブ本人が唄う「ライク・ア・ローリングストーン」に最もロックを感じさせる。よくよく考えれば、すごいオチの映画ではないか。

| BEATな映画 | 07:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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3ケ所、4公演で決まり?

 今朝のサンケイスポーツ、日刊スポーツでストーンズサイドからの公式発表として「東京ドームの2回公演に加えて、3月28日の札幌ドーム、4月5日のナゴヤドームの3ケ所4公演が今回の日本ツアー」と報道されたようだ。
 サンケイスポーツの記事の内容はWEBにもアップされている。

 例のよって、招へい元のJECインターナショナルのHPの更新は今のところなし。またも、外部からの情報になるが、公演まで2ヶ月ちょっとという時期を考えると、これで決まりか。
 新聞記事をそのまま鵜呑みにすると、当初ウワサのあった仙台、埼玉スーパーアリーナはなしになるが、札幌ドームとナゴヤドームの間が1週間以上あるのが気にかかる。

 それにしても、今回のツアーの発表は間延びした花火のようなもので、気分が盛り上がるどころか、「エー加減にせえよ」とあきれてしまう。
 招へいもとがウドーからJECインターナショナルに変わったのは何らかのトラブルがあったからだろうし、情報が錯綜するのも未だに不確定要素が多いからに違いない。札幌公演が決まったらしいのはうれしいけれど、チケットを手にするまでは実感がわいてこないだろう。さらには「ローリング・ストーンズ、成田に到着」というニュースを聞くまでは安心できない気がする。

 そんな気持ちを抱くのは、ストーンズが日本に来ることに慣れてしまった、当たり前になってしまったせいかもしれない。よくよく考えれば、1990年の初来日まではストーンズは日本では見られなかったのだ。
 あの時は「日本政府がホントに入国を許可するんだろうな」という不安だったが、今回は招へい元に対する不安。事情は異なるが、ストーンズが無事に日本に来るのを待つしかないのは同じだ。

| ローリング・ストーンズ | 07:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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東京ドームのチケット発売日

 相変わらず招へい元のJECインターナショナルからは正式な発表がない、ローリング・ストーンズのチケット発売日。しかし、ネット上で動きがひとつあった。
 電子ぴあのHPによると、1月28日(土)にチケット販売開始。なぜか、C席を除き料金が500円安くなっている。

 それにしても、今回のツアーは公演日やチケット発売に関して、招へい元ではなく、まず外部から情報が伝わってくる。こんなことは、これまでなかったと思う。もちろん「そろそろ来るんじゃないの」というウワサはあったが、公演日などの公式発表はウドーが一元的に行い、もっとスマートだった。

 そして、北海道に住むぼくにとって気がかりなのは、札幌ドームでのライブがホントにあるのかどうか。仕事で付き合いのある札幌のマスコミ関係者に聞いてみても「おそらく、あるんじゃない」という答えしか返ってこない。
 ぼくは今回のツアーでは札幌ドーム以外の場所に行くつもりはない。おそらく最後のツアー(という憶測は毎度のことだけど)になるだろうストーンズの姿は見てみたい。でも、クソ忙しい年度末に平日に休みを連続させて東京に行くのには、どう考えても無理がある。
 もし、東京ドーム以外の発表を小出ししたほうが効果的と考えているのなら、それは逆ではないか。早めに発表しないと身動きがとれなくなる人はたくさんいると思うけれどなあ。
StrippedStripped
The Rolling Stones


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 今日のストーンズの1枚は「Stripped」。
 ストーンズがアンプラグドブームに便乗した1枚という評価もあるけれど、ぼくはこのアルバムに、アンプラグドをまったく感じない。たまたまアコギの音が少し多いだけで、いつものストーンズである。
 出だしの「Street Fighting Man」、ボブ・ディランのカバーなのに昔からの持ち歌のようにプレイする「Like a Rolling Stone」。それに続く「Not Fade Away」「Shine a Light」の4連発が、とにかく強力。
 その他に「I'm Free」「Dead Flowers」「Love in Vain」「Sweet Virginia」など、少々地味な名曲にアンプラグドというコショウをふりかけて甦らせた「Stripped」は、1990年代のストーンズのベストアルバムじゃないかと思う。

| ローリング・ストーンズ | 07:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ボブ・ディラン自伝

ボブ・ディラン自伝ボブ・ディラン自伝
ボブ・ディラン 菅野 ヘッケル


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 年末からお正月にかけて、酒と子供のお守りの合間に「ボブ・ディラン自伝」を読んだ。
 自伝には自分自身を美化するものが多くて、あまり面白くないのだが、これは違った。ボブの明確な記憶、彼らしい文体で語られるエピソードが、どれもすばらしい。自伝とはいえ、時間軸にそって流れるではなく、各章ごとに書かれている時代が異なるのも特徴的だ。

 これから読む人もいると思うので、詳しい内容は書かないが、ぼくが興味深かったのは第3章の「新しい夜明け」と第4章の「オー・マーシー」。「新しい夜明け」では六十年代終わりから七十年代初めにかけてのウッドストックでの隠匿生活のことが、「オー・マーシー」では同名のアルバムの製作の前後のことが書かれている。
 セミリタイアして、ウッドストックに住んでいた頃には、本気で単なる父親になろうとし、アルバム「オー・マーシー」の製作前には自信を喪失して引退を考えた。淡々と書き綴られてはいるが、ファンにとってはかなり衝撃的な内容である。
 「ボブ・ディラン自伝」は全三巻になる予定らしい。これから先に読めるであろうフォークギターをエレキギターに持ち替えた「ニューポート・フォークフェステバル」や、騒乱の「ローリング・サンダー・レビュー」のエピソードなどが楽しみだ。
 
 それにしても、この自伝や映画「ノー・ディレクション・ホーム」など、近頃のボブは自分の軌跡をまとめに入っているような気がする。「ボブもそんな年齢になった」といえば、それまでだけど、もう一度の彼のステージが見てみたい。

 このページでは貴重なボブの映像が、たくさん見られる。以前に書いた「Hard Rain TV Special」からの映像もあって、これがとんでもなくかっこいい!
 まだ生きている人にこんなことをいうのも変かもしれないが、いやはやボブって人は伝説の宝庫だ。

| ボブ・ディラン | 19:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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今年最初のCD

 新年あけましておめでとうございます。本年も「BEATな日々」をよろしくお願いします。

 大晦日は午前3時過ぎまで酒を飲んでしまった。そして、元旦は10時過ぎに起き出して、十数年ぶりに北海道にやってきた友達の家族と近くのスキー場へ。気温は低いものの、風もなく晴天。子供たちのそり遊びを見守りながら、ウトウトしてしまうような穏やかな天気だった。
 昼からは酒も抜け、1年ぶりのスノーボードを楽しんだ。なんとか斜面を滑り降りてこられたが、リフトに5回も乗るとヘロヘロに。足腰の衰えを感じてしまった正月である。
 それにしても、スキー場には人が少なく、リフト待ちはまったくなし。十年ほどの前のスノーボードブームの頃に比べると、スキー場で遊ぶ人は半分以下になったではないだろうか。空いているのは良いことだけど、北国の若者はどこで遊んでいるか少々心配になる。

 昨日はニセコに旅立った友達たちを見送ってから、家族4人で北見へ買い物に。2日といえど、ほとんどの店が開いていて、道は渋滞し、車を駐車場に入れにくいほどの混雑ぶり。街中は普段の休日よりも人出が多く、我が家も含めて「買い物がレジャーなんだな」と思った。
 買い物の途中で立ち寄った「ブックオフ」で買ったのが、ボブ・ディランの「フリーホイリン」とローリングストーンズの「山羊の頭のスープ」。今年最初に買ったCDは中古の2枚だった。

The Freewheelin' Bob DylanThe Freewheelin' Bob Dylan
Bob Dylan


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 ボブの「フリーホイリン」は、当時の恋人スーズ・ロトロと仲良く手を組んで歩くジャケットが、あまりに有名な1枚。そして、1963年にリリースされた、ボブの2枚目のアルバムだ。
 スーズがとても美人で、少し照れているようなボブの表情も最高。とってもかっこいいジャケットなのだが、よくよく考えれば、これはボブの「ひとりフライデー」である。自分の恋人を堂々とジャケットに登場させてしまうボブは、やっぱりすごい。
 しかし「フリーホイリン」のCDを持っていなかった。ぼくは純粋フォーク時代のボブがどうも苦手なので、あえて買っていなかったのだ。

 久しぶりに全編を聴いて、可憐な「北国の少女」が素晴らしいと思った。少しせつないメロディーと歌詞。デビュー当初からボブにラブ・ソングを唄わせれば、無敵だったのである。「風に吹かれて」「はげしい雨が降る」「戦争の親玉」といった政治的なメッセージを持ったプロテストソングの歌詞が、今の世界にも通用するという普遍性にも驚くが、ボブはやっぱりロックンローラーであり、最高のシンガーである。
 ついでに書くと、おそらく日本では最も有名なボブの唄だろう「風に吹かれて」のサビの歌詞は「友よ、答えは風に舞っている」である。「何回、砲弾の雨が降ったら、武器は禁止になるんだろうか」などと深刻な問いかけを繰り返しておきながら、最後は「答えは風に舞っている」と逃げる。
 結論を出さなかったからこそ、歌詞に普遍性があって、未だに聴けるともいえるのだが、この無責任さこそがボブの本質であり、素晴らしさだ。

Goats Head SoupGoats Head Soup
The Rolling Stones


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 もう1枚はストーンズの「山羊の頭のスープ」。タイトルもジャケットも少々不気味。でも「アンジー」が入っていたために、リリース当初は日本でもそこそこ売れたアルバムだった。ぼくはストーンズのアルバムはほとんど持っているのだが、これも未購入の1枚。
 買わなかった理由は「アンジー」嫌い。ぼくはこの安物のラブソングが大嫌いで、ライブに行って「アンジー」を唄われると一曲損した気分になる。ついでにアルバム全体も軸が定まらず、散漫な印象を受ける。

 やけにピアノやキーボード、ミック・テイラーの流麗なギターが目立つのは、キースの存在が希薄だったからではないか。唯一、リードボーカルを担当するダウナーな曲「夢からさめて」も痛々しい。この頃、ハードドラックの日々過ごしていたであろうキースは「山羊の頭のスープ」では、ほとんど仕事をしていない印象を受ける。だから、前作の「メインストリートのならず者」のように背骨がしっかりしていないのだ。
 「ドゥー・ドゥー・ドゥー」や「スター・スター」あたりのロックンロール、バラードの「ウインター」は好きな曲だけど、曲作りを含めて、ジャガーとテイラーのダブルミック主導で進められたはずの「山羊の頭のスープ」は、最もストーンズらしくない1枚かもしれない。

野球盤DX(デラックス)野球盤DX(デラックス)


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 6歳の長男にお年玉替わりに買ってやったのが、昔懐かしいエポック社の野球盤。ぼくがよく遊んでいた頃と基本的なスタイルはまったく変わらず、久しぶりにやってみると、やけに面白い。長男も気に入ったらしく、今朝も早起きして一人で練習をしていた。

魚雷戦ゲーム魚雷戦ゲーム


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 野球盤とどちらにしようかと迷った「魚雷戦ゲーム」。これが棚に並んでいたのには驚いた。TVゲームが全盛の時代に、このようなアナログなゲームが残っているのは、なんだかうれしい。

| BEATな話題 | 19:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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