2006年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2006年06月

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WOWWOWのストーンズを見て

 昨晩、ローリングストーンズのさいたまスーパーアリーナでのライブを見た。WOWWOWでの放送は1回限りらしいが、何と編集なしで全曲収録のライブ完全版。おそらく曲間やMCもカットされていないはずだ。
 ツアーの度に何らかの映像作品が発表されるストーンズだが、意外にもオフィシャルな形ではライブを完全収録したものは少なく、今では廃盤で入手不可能な「Voodoo Lounge In Japan」しかない。そんな点でも、今回の放送は貴重(早くもブートのDVDが出回っているらしいけれど)だと思う。

 肝心のライブの中身だが、全編に渡って際立っていたのがミックのパフォーマンスだ。「これがホントに60過ぎのオヤジか!」と目を疑うばかりの動きの連続。そのしなやかな腰つきは「このオヤジ、まだ3人くらいは子供作れるなあ」と思わせるし、終盤になっても衰えない声の張りとテンションに満ちた動きは、普段からの節制とトレーニングによるものだとしても、驚異的だ。
 病み上がりのはずのチャーリーも、そんなことを微塵も感じさせないタイトなリズムを刻み、Bステージでピンピンとピックを投げ飛ばすロニーにも、このところあんまり見られなかったポップな動きが戻ってきたのではないだろうか。
 素晴らしいライブである。熱狂的なBステージのシーンを見ていると「ここはホントに日本か」とも思う。しかし、以前にコパカバーナのストーンズについて書いた時と、同じような違和感を感じるのだ。何ともいえぬモヤモヤ感。その原因は、キースなのかもしれない。

 「そんなのもう古い固定観念だ」といわれるかもしれないが、ぼくにとってのストーンズはギターバンドだ。特にライブにおいては、キースのリフやコードカッティングがバンドの音をリードしてきたはずだし、ぼくも日本公演やライブ盤、映像でギターバンドとしてのストーンズを長らく楽しんできた。
 しかし、初来日の「Steel Wheels Tour」あたりから、バンド内でのギターの比重が変化してきたと思う。あの頃から、必ずしもキースのギターがバンドの音を引っ張っているわけではないことには気が付いていた。おそらく、今のバンドをリードしているのは、キーボードのチェック・レヴェールだろう。しかし、ここぞという時にはキースのギターがガツンと鳴り響き、バンドの音を引き締めていた気がするし、それがストーンズというバンドの魅力だったのではないか。

 今回のライブを見ていて、一番気になったのは「Sympathy For The Devil」でのキースだ。Bステージが終わり、ライブがクライマックスに流れ込む時にプレイされるこの曲では、いつもキースが日本刀でぶった切るのような鋭い切れ味のギターソロを決めるはずのだが・・・・。
 しかし、キースのギターから弾き出されるフレーズには何だか鋭さがなったし、ホントはキメのフレーズを弾き続けるはずのところで観客に両手を上げてアピールするので、ギターの音が止まってしまう。だから、高いテンションが続くはずの「Sympathy For The Devil」が少し緩んだものに感じられた。この緩んだ空気はキースのギターが要になる「Midnight Rambler」でも感じられたし「Let's Spend The Night Together」のプレイにも随分と危ういものではなかったか。
 それに反して、キースのソロパートは素晴らしかった。驚くべきことに、キースは60過ぎてから唄がうまくなっている。「This Place Is Empty」があれほど素敵な曲とは、ライブを見るまで分からなかったし、手数は少ないながらギターも決まっていた。

 勘違いしないで欲しいけれど、ぼくはキースが大好きだし、彼に完璧なギタープレイを求めているわけでもない。ただ、決めるところではきっちり決めるのが、これまでのキースではなかったか。そして、そのキースのキメが、ライブでいわゆるストーンズマジックを生み出す要因だったではないかと思うのだ。
 残念ながら、ぼくは今回のライブを実際に見た訳ではない。ただ、ストーンズフリークでギタリスト、今回のツアーをさいたまスーパーアリーナでも見られたhiromerさんが、具体的かつ、分かりやすい表現で同じ様なニュアンスの感想を書かれているのを読むと、ぼくが放送を通して感じたことも、あながち的外れではないような気がするのだ。

 今回のライブの中で一番印象に残ったシーンは「Midnight Rambler」の始まりのワンシーン。キースがミックの肩に「ぼちぼち、やろうや」と手をかける。しかし、振り返りもせずに「ふざけてないで、始めるぜ」とハーモニカをひと吹きするミック。そして、少し慌て気味にギターを弾き始めるキース。しかし、画面が二人の足元がアップになると、向かい合ったつま先は同じリズムを踏んでいる。この短いシーンを見た時、ぼくは涙がこぼれそうになってしまった。
 ぼくが望むことはただひとつ。キースがライブ中に唯一コーラスを付けた「Wild Horses」のように、ミックとキースが対等に向かい合うストーンズをもう少し見たい。それだけである。


 そういえば、さいたまスーパーアリーナのオープニングの「Jumping Jack Flash」で、久しぶりに黒のテレキャスターカスタムが登場した。てっきり引退させたギターだと思っていたが、やっぱりキースに黒のカスタムはよく似合う。

レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー
ザ・ローリング・ストーンズ
B00008CHDH

 ってことで、今日のストーンズの1枚はCDではなく、DVD。1981年の全米ツアーを記録した映画「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」での、キースのメインギターが黒のテレキャスターカスタムである。

 残念ながら映画には収録されていないが、このツアー中に「Satisfaction」をプレイしていた時、ステージに上がってきてしまった客に向かって「出て行け、この野郎!邪魔すんなよ!」と躊躇なく肩からストラップを外し、ネックを持って振り回したギターも黒のカスタムだ。
 この伝説的なシーンは四枚組みのDVD「フォー・フリックス」にも少しだけ収録されているが、今では入手不可のストーンズのヒストリービデオ「25×5」ではかなり長めに見られる。この資料的な価値も高いビデオ、その後のバンドの歩みも加えてDVD化されないものだろうか。
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| ローリング・ストーンズ | 20:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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小さくてもパワフル、VOXのアンプ・Pathfinder10

 久しぶりに買ったエレキギター、ピグノーズ・PGG-257。アンプが内蔵されているので、プラグインしなくても、そのまま音がでるのでお手軽。ついでにネックもショートスケールで弾きやすい。10日ほど前に買ってから、このミニエレキを「ギュイーン」と鳴らして遊んでいたのだが、フルスケールのエレキギターも弾きたくなってきた。

 実は、我が家にはもう一台エレキギターがある。16歳の時に、バイトをして初めてかったヤマハ製のストラトキャスターのコピーモデルだ。
 当時の定価は5万円、色はナチュラル、ラージヘッドで3プライのピックガード。70年代のストラトのコピーモデルなのだが、北海道に引っ越してきた時に「持っていこうか、どうしょうか」とかなり迷った末に、捨てることも、誰かにあげることもできなかったギターである。ボディーが木目の美しいワンピースで、何本か持っていたエレキギターの中でも、お気に入りの一本。何よりも、初めて買ったエレキだけに、思い入れが深かったのだ。

 ピグノーズを買ってから、にわかに火がついたギター熱。押入れから久しぶりにストラトキャスターを引っ張り出してみてが、このギターを弾いたのは、引っ越してきた時に少しさわって以来、十数年ぶり。アンプがないのでペンペンと弾いてみたが、ネックやボディのシェイプに、とても懐かしい感触があった。そして「まだちゃんと鳴るのかなあ」と思うと、やっぱりアンプが欲しくなってきた。

 「練習用の安いミニアンプでも買うか」と、最初にピグノーズを買ったハードオフをのぞいみてるが、めぼしいアンプはなし。
 近くの楽器屋に行くと、フェンダーのミニアンプが置いてあった。値段は8千円ちょっとで「うわ、今はこんな値段で、まがいなりにもフェンダーのアンプが買えるんかあ」と驚きながら、横を見るとVOXのミニアンプがあった。
VOX Pathfinder10
 フェンダーのミニアンプの横の「VOX Pathfinder10」は、サイズは小さいけれど、ビートルズも使っていたVOXのアンプのクラシカルで上品な外観を見事に再現していた。ぼくは一目見て、すごく気に入って「これや!これにしよう」と音も聴かず、その場で即買いしてしまった。

 見かけだけで買ってしまった、VOXのミニアンプ。でも、正直な話、音には期待していなかった。5千円ちょっとという値段。出力は10Wで、スピーカーも10センチ。どう考えても、大した音は出ないだろうと思っていた。
 家に持ち帰って、ストラトをVOXにプラグインすると、ちゃんと音がでた。25年以上も前に買って、ずっと弾いていなったストラトなのに、まともに鳴るようだ。そして、VOXのアンプからは、想像に反して、クリアで良い音が出てきた。

 最初はトーンコントロールをいじりながら、ペンペンと弾いていたが「これは何や」とゲインノブの隣にあるクリーン/オーバードライブ・スイッチをオンにしてみると、部屋中に爆音が鳴り響いた。ぼくはぶっ飛びそうになりながら、あわててマスターボリュームを下げたが、このサイズから想像できないような音のでかさである。
 説明書には「決しておすすめしませんが、もしあなたにそうしたい気持ちがあるのならば、ご近所をイラつかせるのに、真に理想的なギターアンプにもなるのです!?」と冗談めかして書いてあるが、これはホントの話だ。

 見た目で買ってしまった「VOX Pathfinder10」だが、練習用のミニアンプとしては充分な性能があると思う。クリアな音では昔懐かしいエレキの音がして、オーバードライブさせると気持ちよく歪んで音が伸びる。四つのコントロールノブとひとつのスイッチだけで多彩なサウンドが作れるし、その気になればサイズからは考えられないほどの爆音が出るのだから、文句なしである。
 それにしても、5千円程度でこんなアンプが買えるなんて、しばらく見ないうちに楽器の世界もすごいことになっているんだなあ。

| エレキギター、再び | 20:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ようやく発売「 ノー・ディレクション・ホーム」

ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホームボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
ボブ・ディラン, ジョーン・バエズ, リアム・クランシー, マーティン・スコセッシ


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 NHKのBSハイビジョンで放映され、大都市では昨年末にロードショウもされた「ノー・ディレクション・ホーム」のDVDが、6月23日に発売される。この映画は、ボブ・ディランのデビューから66年までの軌跡を描いたドキュメンタリーで「よくもまあ、こんな映像が残っていたものだ」というシーンがふんだんに盛り込まれているらしい。
 当然、ぼくも早く見たかったのだが、ウチではハイビジョンや衛星放送は受信できないし、映画一本のためにわざわざ上京するわけにもいかない。いち早く発売された英語版のDVDを買おうかなとも思ったが、この手の映画で字幕がないのは致命的。待ちに待った日本版のDVDが、ようやく発売である。

 ビートルズの来日公演を特集した「レコード・コレクターズ6月号」のピックアップニュースによると、ボーナス映像として本編では短縮されていた「ライク・ア・ローリング・ストーン」や「風に吹かれて」など8曲がフルバージョンとして収録。さらに本編ではまったく公開されていない「いつもの朝に」などの3曲に加えて、65年に製作された「寂しき四番街」のプロモフィルムも収録。
 ボーナス映像は英語版と同じだが、日本版には28ページのブックレットが付き、初回はブックケース仕様で発売されるそうだ。

 早速、近頃では発売前のDVDを予約すると20パーセント以上の割引になるアマゾンでオーダーしたが、手元に届くのはまだ一ヶ月も先。これほど、見るのが待ち遠しい映画も久しぶりだ。

| ボブ・ディラン | 20:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ネット上のTAB譜とギターチューナー

 数日前に買って、すっかり気に入ってしまったピグノーズのギター。これまでもアコースティックギターは、たまに弾いてきたけれど、エレキを弾くのは約20年ぶりで、仕事や家事の合間にギュイーンと鳴らすのが、とても楽しい。

 ただ、かつてコピーしたリフやギターソロを弾いてみようと思っても、昔の手習いで思い出せない。ついでに、指も思うように動かないけど・・・・。
 CDを聴いて耳でコピーするか、TAB譜の載っているギター本でも買うかなと考えたが、ネットを検索してみると「Guitar Tab Universe」というサイトが見つかった。

 「Guitar Tab Universe」には、ぼくが考えつくような曲のTAB譜がほぼすべて掲載されていて、ZEPの「ハートブレイカー」や「天国への階段」、ディープパープルの「ブラック・ナイト」、クリームの「サンシャイン・ラブ」などなど、懐かしいリフがアッという間にコピーできてしまった。今やギターのコピーもネットの時代なんだなあ。
 ただ、このサイトのTAB譜はギターのポジションの表示があるだけで、音符がないので音の長さは分からないし、チョーキングやハンマリングするポイントも分かりづらい。原曲をよく知っていて、ある程度ギターが弾ける人用のサイトといえるかもしれない。

 昨日は楽器店にピックを買いに行ったついでに、ショーケースをながめていると、ギターチューナーが目にとまった。昔は高価だったチューニングメーターが、今や千円代から買えるのには驚いた。これまでは、昔ながらに音叉をコーンと鳴らしてチューニングしてきたけれど「もう、そんな時代じゃないんだあ」と思って、フェルナンデスのギターチューナーを買った。

 ネット上のTAB譜と素早く、正確にチューニングできるギターチューナー。しばらくエレキギターを弾かないうちに、便利な時代になったもんだ。

| エレキギター、再び | 20:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ピグノーズのギターを買った

ピグノーズPG-257
 週に一度は足を運ぶ、近所のハードオフ。お目当てはオーディオ機器と中古CDだが、オーディオの方は4月のPSE法の施行以降は、あまり商品の動きがない。PSEマークがなくても、レンタルという形で販売できるようだが、古い機器の買取はしないのだろう。
 「何だか、つまんなくなったなあ」と思いつつ、子供たちのお迎えまで少し時間があったので、オーディオコーナーの隣のギターをながめていると、初めて見るミニ・エレキがあった。ピグノーズのアンプ内蔵ギターだ。

 アンプにプラグインしなくても、スピーカー内蔵で鳴るエレキギターは、フェルナンデスの「ZO-3シリーズ」が定番だと思うけれど、ピグノーズがこの手のギターを発売しているとは知らなかった。
 ピグノーズは小型アンプの先駆け的なメーカーで、70年代に作られた「ピグノーズ・アンプ」はエリック・クラプトンが「461 Ocean Boulevard」のレコーディングに使用したことで有名である。

 中古ギターとして並んでいたのは「PGG-257」という機種。
 中古扱いながら、ピックガードやピックアップには保護シールが付いたまま。ボディにもまったく傷がないほぼ新品の状態で、値段は13.000円。かわいらしいスタイルと色が気に入ったので、その場で衝動買いしてしまった。
 ちなみにギターを買ったのは「マーチンのバックパッカー」以来で、約10年ぶりだ。「ミニギターばっかり買って、どうすんの」って感じだけど・・・・。

 ぼくが買った「PGG-257」は旧モデルなのか、現在購入できるものとはネック(メイプルではなくローズウッド)やピックアップの色などが異なるが、その他はほぼ同じ仕様のようだ。
ブタの鼻のノブ 
 ブラウンサンバーストのボディ、ピップアップはシングルコイル。内蔵のスピーカーは10センチのフルレンジユニットで、アンプを駆動させるのは四角い9Vの電池で、説明書によると約8時間連続使用できるらしい。
 エレキギターは久しぶりに弾いたけれど、ストラップでぶら下げた時のボディのバランスやネックのシェイプも悪くない。
 ちなみに、ヘッドの裏には「Maid.In.China」のシールが貼られていた。近頃の安価なギターは、中国でも作られているんだなあ。

 チャームポイントはピグノーズの名前の通り、ブタの鼻の形をしたボリュームノブ。アンプのスイッチ兼用で、引っ張り上げるとアンプがオンになり、スピーカーから音が出る。
 肝心の音は、その昔に友達が鳴らしていたピグノーズのアンプと同じように、フルボリュームにすると、気持ちよく歪んで「やっぱエレキはええなあ」と思える。 

 ピグノーズのギターは何種類かあるようだが、主流のモデルは「PGG-200」だろう。いずれにせよ、値段の割には楽しめるギターだと思う。

| エレキギター、再び | 20:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Worried About Keith

 フィジーで休暇中にココヤシから落っこちて、頭を怪我したキース。一時期は情報が錯綜して、この記事では「二度とライブ演奏ができないかもしれないと家族に警告したと伝えた」と書かれていて、とても心配した。
 でも、ニュージーランドの新聞によると、どうやら無事に退院したようだ。ヨーロッパツアーは延期、日程変更になったが、大事に至らずに一安心といったところか。

 でも、ひとつまちがえれば「キース、ヤシの木から落っこちて、再起不能」の可能性もあったわけで、その辺のかっこ悪さ、バツの悪さがストーンズサイドからの発表の遅れ、情報の混乱につながったのかもしれない。まあ、退院したから「キースらしい事件やねえ」と笑えるわけだが・・・・。
 ただ、軽症らしいとはいえ、手術をした場所が場所だし、よく考えればいい歳なんだから、ここはゆっくりと養生してほしいところである。

Tattoo You
The Rolling Stones
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 今週は世界中のストーンズファンが、キースのことを心配したはず。だから、今日のストーンズの1枚は「Worried About You」の入っている「刺青の男」。
 今では有名な話だが、実はこのアルバムは寄せ集めの1枚だ。つまり「刺青の男」のために作られた新曲はない。ストーンズはアルバムを製作する時、収録曲の何倍もの曲をレコーディングするらしく、中には未完成のまま放置される曲もあるようだ。そんなアルバム未収録曲をかき集め、オーバーダビングして、リミックスしたものを1枚にしたのが「刺青の男」なのだ。

 常識的に考えると、そんな過程で作られたアルバムが良い出来になるはずないのだが、「刺青の男」はどの曲もクオリティが高い傑作だ。ライブの定番「Start Me Up」からラストのソニー・ロリンズのサックスが素晴らしい「Waiting On A Friend」まで「ホントに捨て曲だったの?」と思ってしまう曲が、ずらりと並んでいる。先日の日本公演でもプレイされた「Worried About You」は、ストーンズのバラードの中でも上位に位置する名曲だ。
 ストーンズはこれらの曲を一度はボツにしているのだから、すごいというか、とんでもないというか。彼らの未発表曲には、まだまだお宝が眠っているんだろうなあ。

| ローリング・ストーンズ | 20:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ビートルズの来日から40年

PLAYBOY (プレイボーイ) 日本版 2006年 06月号 [雑誌]
PLAYBOY (プレイボーイ) 日本版 2006年 06月号 [雑誌]

 今月のプレイボーイは、来日40周年記念のビートルズ特集だ。
 滞在時間がわずかに103時間だった来日公演の内幕に、関係者のコメント、記者会見の完全収録、セットリストの全曲解説などで迫っている。30ページ以上に渡る特集は読み応えがあるし、珍しい写真も豊富。初めて知ったエピソードもちらほらあって、かなり力が入った構成だ。

 付録の「ビートルズ日本未公開写真集」は、その名の通り初見の写真ばかりである。
 バックステージで空虚な眼差しで来客をながめるジョン、ジョージにシタールを習うポール、サイケデリックペイントされたジョンのロールスロイスのカラー写真、ブライアン・ジョーンズの自宅のプルーでブライアンと恋人のアニタと一緒のジョージなどなど、未だにこんな写真が未発表のまま残っていたのかと驚かされる内容の小冊子になっている。
 女性の方は少々買いにくい雑誌かもしれないけれど、ファンには見逃せない一冊だと思う。

 ビートルズが来日した時、ぼくは3歳だった。だから、当時の記憶は一切ないけれど、初めて買った海賊盤のレコードはビートルズの武道館ライブだったし、中学生の時に1回限りで再放送されたライブの様子は、テレビの前で食い入るように見つめた。
 ぼくがビートルズを聴き始めたのは、初来日から10年も経っていない頃である。武道館での騒ぎもついこの前のことのようで、それなりのリアリティも残っていた気がする。しかし、あれから40年。ビートルズの来日は歴史の一部になろうしているのかもしれない。
 テレビで放送された武道館でのわずか30分のライブの様子は、ネット上で入手できなくもないけれど、来日のドキュメンタリーを含めてDVD化されないものだろうか。

 そういえば、DVD化のウワサのあった映画「レット・イット・ビー」は、膨大な量の未公開フイルムの編集作業が未だに続いているらしい。
 デジタルリマスターされて鮮明な画像と音になった本編を見たいのはもちろんのこと、未公開フィルムも同時に公開されるとなると、ビートルズ最後のライブであるルーフトップ・コンサートの完全版が見られる可能性もあるのかもしれない。「ネイキッド」の発売から、もう何年も経つけれど、こちらも楽しみだ。

| BEATな読書 | 20:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Gyaoで見るChar

 数ヶ月前から光ファイバーでネットに接続している。これまでは、収容局からの距離があり過ぎるせいで、激遅のADSLを使っていたが、それほど不便も感じていなかった。でも、全般的に重くなる一方のホームページはなかなか表示されないものが多くなり、動画のコンテンツではストリーミング再生できない場合もあった。
 そこで光ファイバーなのだが、網走のように日本の東外れの街でも1年前から利用が可能である。しかも、今ならNTTやプロバイダーのキャンペーンで工事費無料、接続料金も4ヵ月は無料。サービス期間終了後も、従来の電話回線を解約して、光電話に変えれば、ADSLの頃と電話を含めた利用料金はそれほど変わらないのだ。

 申し込んでから、工事までは約2週間。意外に待ち時間が少なく、実際に光ファイバーで接続してみると、速くて、そりゃもう快適。光電話もこれまでの電話番号がそのまま使えるので、何の違和感もなく、おまけに電話料金も安い。一時期、大騒ぎした「マイライン」って何だったんだろう?
 「こんなことなら、もっと早い目に申し込めば良かった」の光ファイバー。でも、よくよく考えれば、ほんの5、6年前はアナログモデムにテレホーダイでネットに接続していたのだ。毎日、午後11時前になるとPCのスイッチを入れ、午前6時までのテレホータイムを待っていたのは、ついこの前のことである。今や、その何千倍ものスピードで常時接続しているのが当たり前なのだから、ネット環境の向上ぶりは驚異的だ。

 光ファイバーになって、すぐにユーザー登録したのが「Gyao」。もう見られている方も多いと思うけれど、無料のインターネットテレビである。
 コンスタントに挿入されるCMが少々うるさいけれど、見たい時に見たい番組が見られるインターネットテレビは、コンテンツの充実次第では従来のテレビを上回る魅力があるのではないかだろうか。

 昨日は音楽のコーナーで、Charの20周年コンサートの中から7曲を選んだダイジェスト版を見た。武道館で開催されたライブは、いきなりキメの1曲「SMOKY」で始まり、「闘牛士」で終わる。アイドル時代の曲である「闘牛士」は、ロック歌謡の名曲だ。
 ちなみに、この時のコンサートは完全収録のDVDCDにもなっていて、20周年記念らしく代表曲満載で楽しい内容である。

 このダイジェスト版でもストラト、レスポールといったギターが登場するけれど、やっぱりムスタングを持ったCharが「一番、かっこいいなあ」と思う。
 そんなCharとムスタングの関わりを深く知れるのが「弾けるフェンダー・ムスタング」。なかなかマニアックな内容の文庫本を出すエイ文庫の中の一冊で、本の半分以上をCharのインタビューが占めている。写真も満載でムスタングの魅力がよく分かる。

 Charは「気絶するほど悩ましい」が大ヒットして、テレビに出まくっていた時から知っている(「八時だよ全員集合!」に出演し、ドリフとからむCharも見たことがある)けれど、ホントに好きになったのは野音でのフリーコンサートを収録した「FREE SPIRIT」からだ。

FREE SPIRITFREE SPIRIT
ジョニー ルイス&チャー


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 以降、ほとんどのアルバムを聴いているが、国内外を探しても、これほど才能に恵まれたミュージシャンは珍しいのではないかと思う。
 ギターが凄いのはもちろんだが、歌もうまいし、秀逸なメロディーメーカーでもある。さらに、ルックスだって抜群だし、ステージでの喋りは下手な漫才師よりも面白い。「天は二物を与えず」ということわざは、Charにはあてはまらない。

 そういえば、Charの新曲「OSAMPO」がNHKの「みんなのうた」で先月からオンエアされている。ぼくは子供と毎日のようにこの番組を見るのだが、今では歩く時に「OSAMPO、OSAMPO」と口ずさんでしまうほど馴染んでしまった。
OSAMPOOSAMPO
Char


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 いつも「OSAMPO」の次に流れるのが「がんばらんば」という曲。長崎弁を使ったダンサブルな曲で、途中はラップっぽい展開もあって、子供にはバカウケ。しかし、これを唄っているのが、なんとさだまさし。「みんなのうた」でCharとさだまさしという水と油的なカップリングをするNHK、恐るべしである。

| BEATな話題 | 20:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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よく考えりゃ、似ているこの2人。マイルスとディラン

 ぼくのフェイバリットなミュージシャンでもある、マイルス・デイビスとボブ・ディラン。ジャズとロック、音楽性もまったく異なるこの2人だが、よくよく考えてみると、かなりの共通点がある。

 まず、誕生日が近い。マイルスは1926年5月26日生まれで、ボブは1941年5月24日生まれ。2日違いの誕生日で、同じふたご座。そして、アメリカの片田舎からニューヨークに出て行って、コロンビア・レコードと契約(マイルスの場合はブルーノート、プレステージを経て)し、そこに長らく在籍しているのも同じだ。

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| ボブ・ディラン | 19:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

2006年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2006年06月

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