2006年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年01月

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今年最後のギター話

 今年もアッという間に1年が過ぎ、大晦日である。
近ごろは、1年が経つのがとても早い。子どもが2人になってからは、さらに加速度がついた気がする。でも、数日前の大荒れの天気と降り続いた重い雪が、ウソのように晴れ渡り、風もない北海道の大晦日は、とても気分が良い。1年を締めくくるには申し分のない天気だった。

 大晦日らしく、自分のBlogをざっと読み返して、この1年を振り返ると、20数年ぶりに再開したエレキギターのことを喜々として書き続けていたのがよく分かった。
 直接的なきっかけは、ハードオフでたまたま見かけた中古のピグノーズのミニギターを買ったことだが、よくお邪魔するBlogに音楽を聴くだけではなく、プレイする方が多かったのも間接的な動機になっている。とにかく、今年は「音楽は聴くだけではなく、演奏しても楽しめるものなんだ」という当たり前のことに、改めて気付いた年だった。

The Beatles (The White Album)The Beatles (The White Album)
The Beatles


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 さらに遡って中学生の頃の話をすると、ぼくが「エレキギターを弾いてみたい」と思ったきっかけは、やっぱりビートルズだった。2枚組みの「ホワイトアルバム」に入っていた「While My Guitar Gently Weeps」を聴いて「このギターの音、すげえ!」という衝撃を受けた。初めて、エレキギターの音を意識的に聴いたのは、この曲からだったと思う。

 ライナーノーツを読んで「While My Guitar Gently Weeps」のギターを弾いているのはエリック・クラプトンだということが分かった。つまり、ぼくが初めて好きになったギタリストはクラプトンだ。
 そういえば「While My Guitar Gently Weeps」のトーンが、あまりにクラプトン臭く、ビートルズの音からかけ離れていると感じたエンジニアが、ギターの音にコンプレッサーを深めにかけたという話を読んだことがある。それほどまでに、この曲のクラプトンのギターの泣きは強烈だ。

 初めて買ったギタースコアも、「エリック・クラプトン奏法」だった。確かシンコーミュージックから出版されていたスーパーギタリストシリーズの中の一冊で「Crossroads」や「Sunshine of Your Love」といったクリーム時代の曲から、ソロ時代の「Let It Grow」という渋い曲まで10曲ぐらいのTAB譜が載っていたと思う。

Layla and Other Assorted Love SongsLayla and Other Assorted Love Songs
Derek and the Dominos


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 その中で、ギター初心者が何とかコピーできた曲が「Bell Bottom Blues」。説明不要の名盤「Layla」の2曲目である。この曲はイントロ、ギターソロともに、クラプトンにしてはそれほどテクニカルではない。でも、ぼくが初めて全曲通して弾けるようになった記念すべき1曲だ。

 実は、今でも毎日のように「Bell Bottom Blues」を弾いている。ギターを持った直後のウォームアップに、ついつい例のイントロを弾いてしまうからだ。自分でも「進歩がないなあ」と思うけれど、最初に覚えたものは忘れようにも忘れられないものである。

 最後に、今年も「BEATな日々」におつきあいいただき、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。皆様にとって、2007年が良い年でありますように。
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| エレキギター、再び | 17:27 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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朝から、Fried Prideと押尾コータローにぶっ飛んだ!

 ローカルな話題で申し訳ないが、北海道だけで見られるテレビ番組に「夢チカ」というのがある。毎回、道内のライブ情報や公演が近いアーチストがゲストで出演する30分の深夜番組だ。22日の深夜、ZEP札幌で行われた番組主催のライブが特別番組として放映され、ぼくの大好きなFried Prideが出演するというので、PCで録画しておいた。

 今朝、起きてコーヒーをすすりながらメールをチェックした後、何気なしに見始めたのだが、この番組がすごかった。1時間半の番組枠のほとんどがFried Prideと押尾コータローのライブで占められていたのだが、寝ぼけた頭が一気にシャキンとするほど、彼らのプレイにぶっ飛んでしまった。

 まず、Fried Pride。ギターの横田明紀男と女性ボーカルのshihoの2人のジャズユニットだ。デビューアルバムでいきなり「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」をカバーし、以後もジャズという枠には収まりにきらないカバー曲を連発。
 ぼくは、FMで放送されていたライブ番組をたまたま聴いて、横田明紀男の凄腕のギターとshihoの声にノックアウトされて以来、毎年リリースされるアルバムを買い続けている。
ミュージックリームミュージックリーム
Fried Pride


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 しかし、今年の6月に発売された「ミュージックリーム」はまだ聴いていなかった。初の日本語カバー曲が何曲か入っていて、少々違和感があったからだ。でも、今回のライブ番組を見て、それが大きな誤解であることに気がついた。井上陽水の「リバーサイド・ホテル」もゴスペラーズの「永遠に」も、実に素晴らしかった。
 横田明紀男のギターは相変わらずのけぞるほど凄いが、shihoの歌声にさらに磨きがかかっているのにも驚いた。あわてて「ミュージックリーム」をオーダーしたが、彼らのライブ、ぜひ生で見てみたい。

 さらに驚いて、のけぞっちゃったのは、押尾コータローのギターだ。
 もちろん、名前くらいは聞いたことがあって、超絶のアコースティックギタリストという評判も知っていた。でも、実際にそのライブを目にしたのは初めてだった。

 アコギ1本で登場して、コードカッティングだけで、客をノリノリにさせてしまうのも、すごいことだが、ぼくが驚いたのはスローな「メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス」。アコギがメローディを奏でるだけではなく、ベースにも、打楽器にもなって、とても一人で弾いているとは思えないのだ。

 「youtube」にPVの動画あったのでご覧いただきたいが、ある意味でごまかしの効かないスローな曲で披露されるテクニックは、まさに超絶!

 でも、単にギターの腕前を見せつけているのではなく、必要な音を出すためのテクニックという必然性が感じられるし、たとえ手元が見えなくても、曲としてしみじみ聴かせるところがすごいと思う。この人、アコギ界のジミヘンではないだろうか。

 それにしても、この「メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス」のメロディーって、日本人の心の奥底にある琴線を刺激する何かがあるのではないか。ぼくはこのメロディーを聴くたびに、少し切なさを伴う懐かしさを感じる。

 最後になりましたが、メリークリスマス!
 そして、素敵なクリスマスの夜を。
 
 ぼくは今晩放送される「HAPPY Xmas SHOW!」でのCharと鮎川誠との競演が楽しみです。

| BEATな話題 | 16:09 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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トムソンとハリーのギターって、知ってます?

ジャパン・ヴィンテージ vol.6 (6)ジャパン・ヴィンテージ vol.6 (6)


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 国産のテレキャスターを特集した号(Vol.8)を買って以来、その面白さにはまり、アマゾンでバックナンバーを少しずつ揃えている「ジャパン・ヴィンテージ」。残念ながら、グレコとトーカイを特集したVol1と2は売り切れになってしまっているが、ちょっと前に買ったVol.6に興味深い特集があった。
 この号、フェルナンデスのストラトRSTシリーズを取り上げた「フェルナンデスの虹」が第一特集となっているが、「トムソン、ハリー、トーマス」のギターの徹底分析に同じくらいのページがさかれていたのだ。

 30代以上の方は「トムソン、ハリー、トーマス」と聞いて「あー、あれね。あったあった」と思い出すはずだが、簡単に説明しておくと、70年代中盤から80年代終わりにかけて、多くの雑誌に広告を出し、エレキギターを通販していた「ビバ」という会社のブランド名だ。
 この「トムソン、ハリー、トーマス」の何がすごかったかというと、とにかく安かった。ロックに目ざめたばかりの中学生にとっては、高嶺の花だったストラトやレスポールのコピーモデルが「恐怖の半額!」のコピーと共に19.900円で買えたのだ。当時の国産のコピーモデルの最低価格帯が4万円だったことを考えると、この値段は驚異的だった。
 ぼくも中学生の頃に「少年マガジン」の広告を見て「これなら、買えそう」と思ったこともあったが、写真を見ると「ちょっと変?」と思う部分があったし、家の近くに楽器屋もあったので、幸か不幸か買うには至らなかった。

 記事によると「トムソン」のギターは日本国内のギターメーカーがOEMで製造していたらしく、多数掲載されている写真を見るとそれなりに美しいギターに見える。でも、「ハリー」の代表的モデル、ストラトとレスポールの実機をバラした写真を見ると「やっぱ、チョット変!」な部分が分かってくる。
 まず、ストラト。トレモロユニットの下に付いているブロックが、なんと鉄板を曲げたプレスブロック。通常は鉄かダイキャストの無垢材が使われているのだが、このあたりは見えない部分のコストダウンなんだろう。
 レスポールは、もっとすごい。な、なんと「なーんちゃってハムバッキング」仕様だ!ハムバッキングに見えるけれど、カバーを外すと、出てくるのはコイルボビンがひとつだけ。つまり、カバードタイプのハムに見えるシングルコイルPUが装着されていたのだ。
 見えない部分では徹底的にコストダウンをはかり、音のことは二の次。この姿勢、ある意味であっぱれというしかない。

 今なら、こんなギターは許されないだろう。でも、ギターに関する情報があまりなかった時代ゆえのいかがわしさは、夜店のアセチレンランプ下で輝く、絶対に当たらない大型プラモデルの「戦艦大和」に似ている。ぼくは「トムソン」のギターに、昭和の大らかさやアバウトさを感じてしまう。
 「ビザールなギター」とさえ呼んでもらえないかもしれない「トムソン」。でも、ギターにあこがれる少年たちは「恐怖の半額!」のエレキギターに胸躍らせたのだ。

| エレキギター、再び | 13:24 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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愛なき時代の「LOVE]

 また12月8日がやってきた。ジョンの訃報を知ったときの話は、去年に書いたので、今年は例のアルバムについて。
LoveLove
The Beatles


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 ビートルズ側が「これはニューアルバムだ」とアピールする「LOVE」。でも、これはいわゆる宣伝文句。ホントはジョージ・マーティンと彼の息子ジャイルズ・マーティンが、ビートルズが残した音源を元に作り上げたラスベガスのショー「LOVE」のサウンドトラック盤だ。
 なのに「ビートルズのニューアルバム」なーんていっちゃったものだから、ファンの間では賛否両論があるようだ。「なかなか楽しい」「音も良い」とほめている人もいれば、「これがビートルズだ」という面白い内容の全曲解説本の著者である中山康樹氏は「ビートルズ史上最大の汚点にして醜悪なる愚作」と、バッサリ切り捨てている。
 ぼくはすぐ買うとアップル社の策略に乗せられちゃうような気がするので、まだ「LOVE」を聴いていない。ラスベガスのショーのサントラ盤と思えば、急いで聴く必要もないし、いずれどこかで見かけたら買おうかなと思っている。

 でも、ホントにすべきなのは「LOVE」のようにリミックスされたアルバムを派手にリリースすることではなく、もはや古ぼけた音源、レコードに比べると貧相な音の現行CDのリマスターではないか。貴重な音源の保存という意味で2チャンネルのリマスターは必須作業だと思うが、「サージェント・ペパーズ」を5.1チャンネルのサラウンドで聴くというのも、面白そうだ。
 抜かりのなさそうなアップル社だけに、このあたりも考えているはずだが「LOVE」の扱いを見ていると、ちょっと心配になる。オリジナルアルバムのリマスターは、レコーディングの現場に立ち会って、音作りをしたジョージ・マーティンが生きているうちに、ぜひ実現していただきたいものだ。

 ビートルズで「LOVE」といえば、この曲。まずは、YouTubeにあった「All You Need Is Love」のビデオを見てもらいたい。
 

 「All You Need Is Love」は世界初の衛星中継番組「アワ・ワールド」のために、ビートルズが書いた曲。上の映像は、その番組に出演した時のものだ。

 「サマー・オブ・ラブ」の1967年の夏らしくサイケな服装のメンバー。各国の言葉で書かれた「All You Need Is Love」。客席で一緒にコーラスをするミック・ジャガー。実に華やかな映像だが、アップになったジョンをよーく見てもらいたい。なんとガムをかみながら「Love、Love、Love」と唄っているのだ。ライブではなくアテレコだろうが、世界初の衛星中継番組で、なんという不遜で不敵な態度。なんという、かっこよさ。これぞ、ジョンである。
  ぼくは以前からジョンは「愛と平和の人」ではなく「単なる不良のロックンローラー」と言い続けてきたが、「All You Need Is Love」のビデオは短いながらも、そんなジョンの本質を鮮やかに描き出している。

 そもそも、よく聴けばこの曲自体がジョークの固まりようなものだ。真面目に愛を表現するなら、イントロにフランス国歌を使い、エンディングで自らを茶化すように「She Loves You」とは唄わないだろう。
 つまり「All You Need Is Love」は「テレビ局が世界初の衛星中継番組のために曲を書いてくれっていってんだけど、どうする」「ギャラが良いから、やっとくか」ってな感じで、手っ取り早く言葉と音を並べて、CMソングのように作られたのだと思う。

 今夜は空の上で「テロ、戦争、テレビで朝から流れ続ける冷たいニュース。愛のない時代に、ニューアルバムの「LOVE」だって?ジョークにもなってないよ、ポール」と、ガムをかみながらジョンが笑ってる気がする。

| ビートルズとその周辺 | 20:14 | comments:6 | trackbacks:3 | TOP↑

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季節外れのアロハ・オエ

 今週は夜間に雪が降る日が多く、家の周りも雪景色に変わった。積雪量は10センチにも満たない程度だが、日が短く、気温も低いので、もう春まで融けることはないだろう。例年より、10日から2週間ほど遅い根雪だ。

CLAYTON HULA HOTTIE


 雪景色の師走に書くには季節外れのお話かもしれないが、以前にピックについて書いたエントリーの中で「魅力的でそそられる」と書いた「CLAYTON(クレイトン)」のフラダンス柄のピックを手に入れた。このピック、正式名称は「HULA HOTTIE」と呼ぶらしく、6種類以上の図柄があるようだ。

 素材はおそらくセルロイド。ぼくが愛用しているクレイトンのスタンダードピックのようにべっ甲に近い感触の「ULTEM」という素材ではない。だから、グリップ感や弦へのタッチは、ちょっと甘め。
 でも、ピックの中で微笑むフラダンサーが、とってもキュートで、ついついギターを弾く時につまんじゃうんだよなあ。

| エレキギター、再び | 11:52 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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