2007年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年11月

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あの人たちは45歳の時に、何をしていたか?

 今月の誕生日で45歳になった。
 まあ、この歳になると、誕生日は特別な日ではないし、大してめでたくもない。でも、ジョン・レノンと2日違いの誕生日で、同じ星座。さらに同じ血液型なのが、ぼくの密かな自慢だったりもする。
 今回のエントリーでは、好きなミュージシャンがぼくと同じ45歳の頃に、何をしていたのかを探ってみようと思う。

Knocked Out LoadedKnocked Out Loaded
Bob Dylan


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 まず、1941年5月24日生れのボブ・ディランから。
 ボブが45歳の86年にリリースした「Knocked Out Loaded」は、彼の長ーい歴史の中でも、最もかっこ悪いジャケットのアルバムだ。ボブはジャケットのデザインに無頓着な人だが「よくぞ、こんなイラストをジャケットにしたもんだ。あんた、売る気あんのか?」と思うほどに、ダサい。
 意外にも「Knocked Out Loaded」の中身はジャケットほどは悪くなったりするが、まとまりに欠けるし、何となくリリースしたなという印象はぬぐい切れない。ボブのアルバムの中でも、最後のほうに聴くべき1枚だろうなあ、これは。
 45歳のボブ・ディラン、何かと迷いの多い時期だったのだろう。

Press to Play
Paul McCartney
B000005RPV

 ポール・マッカートニーは1942年6月18日生まれ。
  1986年にリリースされた「Press to Play」は全米チャートで30位と、この時期のポールにしては、まったくヒットしなかったアルバムといえるだろう。そのせいか、アマゾンでも中古しか買えない状態なっている。
 このアルバム、リアルタイムで聴いた記憶(おそらくレンタルして、テープに落とした)はあるけれど、手元にアルバムはなし。曲名を見渡しても、覚えているのは「Press」くらいだ。やはり、ポールもある種の曲がり角にさしかかった時期といえるだろうか。

B000002IXIPrimitive Cool
Mick Jagger
Sony 2000-03-13

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 1943年7月26日生れのミック・ジャガー(AB型だって!なんとなく、うなずける)の45歳前後のアルバムは「Primitive Cool」だ。このアルバムをリリースした後の1988年に、ミックは単独で来日公演を行った。
 今でこそ、ぼくはミックを高く評価しているけど、このアルバムがリリースされた頃は「Let's Workなんて、唄っているなら、ストーンズを再開してくれよ」と怒り、思わせぶりな「Party Doll」の歌詞に「ひょっとして、ストーンズは解散するのではないか」と本気で心配をした。
 でも、改めて聴きなおすとアルバム自体は良い出来で、特に1曲目の「Throwaway」は「どうして、今度のベスト盤に入れなかったの」と思うくらいの名曲だ。

 ご存知のとおり、ミックとキースはこの直後に和解。1990年にはストーンズとして初の来日公演を行った。すべてを1人で背負うソロのステージは、ミックにとっては広すぎたのだろうか。「Primitive Cool」もミックの転換期のアルバムといえるかもしれない。
 
Talk Is CheapTalk Is Cheap
Keith Richards


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 ちなみにキース・リチャーズの45歳のアルバムは、これ。未だによく聴く問答無用の名盤だ。
 ミックのソロに対抗してのリリースとはいえ、このアルバムをきっかけにして、キースの音楽性はこれまでにない広がりをみせるようになった。ミックと同じく、転換期のアルバムといえるだろう。


 こうして好きなミュージシャンの45歳を見てくると、色々な意味で転換期を迎えている場合が多い。「45歳ってのは、そろそろ成熟期に入る頃なのかなあ」と思っていると、まったくそうではない人がいた。マイルス・ディビスだ。

On the CornerOn the Corner
Miles Davis


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 このアルバムは1972年にレコーディングされたものなので、正確にはマイルスが46歳の時の作品になるけれど、未だに聴くたびに発見のある名盤だ。
 ただ、このアルバムはどこがどういう風に良いのかを説明するのがとても難しくて、いわゆるフツーのジャズのつもりで聴くと、大きくずっこけるはずだ。おそらく、ヒップホップやクラブミュージックを聴きなれた若い人のほうが、その良さをすんなりと理解できだろう。
 実は、ぼくも「On the Corner」を買った当初は、その良さがまったく理解できなかった。しかし、意地になって聴いているうちに、リズムのうねりが気持ち良くなり、音数は極端に少ないが、のたうちまわるリズムを調教するかのように吹き付けられるマイルスのトランペットのすごさが分かるようになってきた。

 生涯を通して、常に前進を続けたマイルスだが、そのキャリアの中で最も過激で異端のアルバムを46歳で作っていたのは「やっぱ、すごい人だな」と言うしかない。
 しかも、そんな異端のアルバムが年を追うごとに評価され、ジャズとは無縁の若いリスナーから絶大な支持を受けている点も、こりゃまたすごいことだと思う。

Complete On the Corner SessionsComplete On the Corner Sessions
Miles Davis


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 そんな「On the Corner」の未発表音源を収録した6枚組みのボックスセットが11月に発売される。Sony Legacyからリリースされるマイルスのボックスセットにはハズレも多いのだが、今回のはどうだろう。

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| BEATな話題 | 15:54 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

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VOXのヘッドフォンアンプ、AmPlugシリーズ

 ちょっと前にshoo-Gさんのブログで見て、気になっていたモノが発売された。VOXのヘッドフォンアンプだ。


VOX AP-AC/AmPlug AC30

 VOXのACシリーズのミニチュアにプラグが付いたヘッドフォンアンプで、形はどれも同じだが、内部のセッティングに違いあって、3種類がラインアップされている。
 「VOX AP-AC/AmPlug AC30」は、その名のとおりにVOXの代表的なアンプAC30のトーンをモデリングしたものだ。
 「VOX AP-CR/AmPlug Classic Rock」は「UK製100Wの定番ハイゲイン・サウンド」らしいので、おそらくマーシャル。「VOX AP-MT/AmPlug Metal」は「US製の暴爆メタル・ハイゲイン・サウンド」とあるので、メサ・ブギあたりの再現だろうか。

 VOXのオフィシャルHPにはMP3のデモ音源があるので、どんな感じかはそれを聴いてほしいけれど、どれもそれっぽいトーンがして、なかなかステキだ。小さいくせにどのモデルにもゲイン、トーン、ボリュームのコントローラーが付いているので、ヘッドフォンアンプといえど、細かなセッティングができそうだ。おまけに値段も4千円弱と、それほど高くはない。

 「わっ、これは買いだ!」とショッピングカートに入れそうになったけれど、よーく考えるとヘッドフォンアンプって、使いそうで使わないような・・・・。
 ぼくの場合、幸いにしてアンプで音を出すのがはばかられるような住宅環境ではないし、深夜にブラックニッカを片手にギターを弾く時には、ピグノーズのボリュームを小さめにして使っている。「最初は面白がって使うだろうけど、やがてヘッドフォンやイヤフォンを付けるのが面倒になるんだろうなあ」と思って、クリックするのをためらってしまったのだ。
 でも、これ。現物を見ると買っちゃいそうだな。

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| エレキギター、再び | 20:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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広辞苑にローリングストーンズ

 今日、ニュースサイトを見ていたら、来年1月に広辞苑が10年ぶりに改訂され、約1万項目を追加するるというニュースが掲載されていた。
 新たに追加される項目は現代語では「逆切れ」「自己中」「うざい」など。中には「代引き」「内部告発」「認知症」などの「あれ、載っていなかったの」という意外な言葉あった。

 人物では「宮沢喜一」「植木等」と最近亡くなった方々の他に「ビル・ゲイツ」「プーチン」「アルマーニ」といった著名な外国人の名前があった。そして、なんと「ローリング・ストーンズ」も広辞苑の項目として追加されるそうだ。
 近ごろは調べ物をする時にネット上の国語辞典を使うから、手元には広辞苑がなく未確認だが、おそらく「ビートルズ」「ジョン・レノン」「ポール・マッカートニー」あたりは、既に項目として掲載されているのだろう。
 広辞苑では「ローリング・ストーンズは1962年にロンドンで結成されたロックグループ。メンバーはミック・ジャガー、キース・リチャーズ~」なーんて調子で説明されるのだろうか。でも、日本を代表する国語辞典に「ローリング・ストーンズ」ってのは違和感があるなあ。

 そのローリング・ストーンズだが、現在は長いツアーが終わって、メンバーは休暇中だろう。
 年齢的には「もう、そろそろ」という感じもしないでもないが、数年後にはニューアルバムをリリースして、再びワールドツアーという可能性もありそうな気もする。

The Very Best of Mick JaggerThe Very Best of Mick Jagger
Mick Jagger


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 そして、ツアー直後という絶好のタイミングでリリースされたのがミック・ジャガーのベストアルバムだ。さすが、商売上手!

 でも、中身は未発表曲を散りばめながら、ミックのソロキャリアを駆け足で振り返ることができる内容で、かなりの濃さ。巷では、ジョン・レノンがプロデュースした「Too Many Cooks」が話題になっているが、これはコアなファンならブートレッグで耳タコの一曲だろう。

 それよりも良かったのが、キースと喧嘩をして、ストーンズからの離脱さえ考えていたソロ時代の曲。「Just Another Night」「Let's Work」あたりの曲は、リリース当時はよく聴いたが、最近はご無沙汰だった。でも、改めて聴き直すと、懐かしさもあるのだが「けっこー、いいじゃん」と思った。ミックのソロアルバム、CDで買い直そうかなあ。

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| ローリング・ストーンズ | 21:47 | comments:6 | trackbacks:1 | TOP↑

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テレキャスターのフロントPUを交換

テレキャス、フロントピックアップの交換

 新しいギターを買うと、手に馴染むまで、そればかりを弾きまくってしまう。でも、2週間くらいして「なーんとなく、このギターのことが分かってきたなあ」と思い始めると、テレキャスターに戻りたくなる。

 かれこれ50年以上も前に設計されたテレキャスターは、今のギターに比べると、その構造上の問題から決して弾きやすくはないし、コンター加工のされていないボディは無骨のひとことだ。さらに、弾き込むしたがって、ごまかしが効かないギターだということも分かってくる。
 だからこそ「何とか弾きこなせるようになりたい」と思うのかもしれない。しかし、そんなちっぽけな意地とは無関係に、弾きたくなる気持ちにさせる何かがテレキャスターというギターのシェイプにはある。ぼくにとって、テレキャスターは最終的に戻るべきギターのような気がするのだ。


 ぼくの持っているテレキャスターはフェンダージャパンのTL52-78USだが、これまで様々な改造を施してきた。
 細々としたパーツ交換を行ない、最終的にリアピックアップをセイモアダンカンの「STL-1 Vintage 54 Lead」に換えて、自分なりに満足のいくトーンに仕上がった思っていた。

 でも、リアピックアップをグレードアップさせると、デフォルト状態のフロントピックアップのトーンが気になってきた。
 そもそも、テレキャスターのフロントポジションは鼻づまり気味のトーンが特徴だが、現状ではモコモコとしすぎて、とても使う気にはなれないのだ。「TL52-78US」に最初から付いているピックアップはUSビンテージというもので、これもそれほど素質の悪いものではないはずだが、リアのダンカンと比較してしまうと力不足は明らかである。
 「テレキャスターはリアが命、フロントピックアップは飾り」と割り切れば、このままでもいいのだが、何だかもったない気もする。

 ひよっとしたら、本質的にテレキャスターのフロントの音は使えないトーンなのかもしれない。だから、ピックアップをハムバッカーやP90に載せかえるギタリストが多いとも考えられる。でも「TL52-78US」に関しては、オリジナルのスタイルをキープしておきたいので、別の種類のピックアップにはしたくない。
 しばらく考えた末に選んだのが、リアの「STL-1 Vintage 54 Lead」と出力的にもトーン的にも、最もマッチングが良さそうな「Vintage For Tele STR-1」だ。

セイモアダンカン/Vintage For Tele STR-1

 カタログによると「Vintage For Tele STR-1」は『このリズム(ネック)ポジション用ピックアップは、ヴィンテージテレキャスターの持つ、ウォームな中低域と空気感のある高域を備えており、そのトーンはスムーズかつオープンです』とのこと。
 「ひよっとして、ウォームな中低域ってのはモコモコした音のことで、空気感のある高域ってのはハイトーンがスカスカってことじゃないの?」という疑問を感じながらも、オーダーしたピックアップが2日前に届いた。

 近ごろは、ハンダ付けにも慣れてきて、この手の作業はお手のもの。
 唯一の注意点であるホットとコールドの色の違い(ダンカンのテレ用PUは、白がホット、黒がコールド。オリジナルの配線とは逆である)だけに気を付けて、作業は10分ほどで完了した。

 早速、弾いてみると鼻づまりが解消して、鼻声程度のトーンになった。風邪が治って、すっきりといった感じの音である。もちろん、リアのようなパキパキ感はないけれど、フロントらしい甘めのトーンはソロにもカッティングにも充分に使える。
 やっぱり、ピックアップの交換はギターのトーンの改良の最終手段である。


 最後にぼくの個人的な意見を書いておくと、テレキャスターが本来持っているトーンを残した改造を考えているのなら、高出力のピックアップに載せ換えることは避けたほうが良いと思う。

Seymour Duncan STL-2


Seymour Duncan STR-3/Quarter-Pound

 セイモアダンカンでいうと、上のSTL-2やSTR-3が、出力がちょっと高めのピックアップになる。
 でも、これらを載せると、ピックアップの個性が前面に出すぎて、ギターが本来持っている鳴りというのが、よく分からなくなってしまう気がする。極端にいえば、どんなギターに載せても、同じような音がしてしまうのだ。
 もちろん、上手にセッティングできれば、独特のトーンを持つテレキャスターになるだろうし、ビンテージトーンなんて必要がなければ、積極的に載せ換える手もありだ。

 このあたりは、答えのない問題になってしまって、実に難しいところだが、個人的にはテレキャスターのピックアップをセイモアダンカンのモノに換えるのなら、フロントにSTR-1、リアにSTL-1、またはSTL-1bが無難な選択だと思う。

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| エレキギター、再び | 11:24 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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小ネタをどうぞ

 今回は前回、前々回のエントリーのフォローを含めた小ネタをいくつか紹介。

●現在のパティ・ボイド
 
 このページで現在のパティ・ボイドの写真が見られる。

 今のパティは、昔の面影を残したキュートな初老の女性という感じかなあ。
 写真の下の「Read more...」の下のリンクには、ビデオインタビューもあるけれど、さすがにカメラが近寄ると、小じわが目立つような・・・・。

●CDで聴くアンプ・ブック

ギター・マガジン CDで聴くアンプ・ブック  ギターの音はアンプで決まる!(CD付き) (リットーミュージック・ムック Guitar Magazine Soun)ギター・マガジン CDで聴くアンプ・ブック ギターの音はアンプで決まる!(CD付き) (リットーミュージック・ムック Guitar Magazine Soun)


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 前のエントリーで家で使えそうな小さなアンプに的をしぼったムック「The Small Amplefier Book」を紹介したけれど、引き続いて「CDで聴くアンプ・ブック」というムックが発行された。この本のウリは、各アンプの音がCDで実際に聴けるということだろう。

 CDに音源が収録されているアンプはフェンダー、マーシャル、メサブギーといった有名どころから、BAD CAT、MATCHLESSといった高級アンプまで、38種類と多種多彩。「スタジオと家とじゃアンプの鳴りが違うだろう」とも思うけれど、各メーカーのトーンの傾向やセッティングのコツを知る意味では、役立つ一冊かもしれない。

●この店で一番高いギターを弾かせてくれ!

 ニフティーが運営している「Human Music Community」の中で見つけた「この店で一番高いギターを弾かせてくれ!」が面白い。
 タイトルのとおりに、全国の楽器店を訪ねて、その店で一番高いギターを弾かせてもらうという企画。59年のレスポールだろうが、ビンテージのストラトだろうが、弾く曲は「スモーク・オン・ザ・ウォーター」ってのが良い。短いながらも動画があって「ふーん、あのギター、こんな音がするのかあ」というのも分かる。

 同じサイト内にある「わかば対談-はじめての、佐野元春。」も素晴らしい内容。
 高校1年生の女の子に対して、同じ目線から真摯に答える佐野さん、ステキです。

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| BEATな話題 | 18:23 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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The Small Amplefier Book

 中古で買ったGuyatone FLIP400Fをリペアしたことで、とりあえずアンプへの熱は下がっていたのだが、それを再び上げるような本を買ってしまった。

The Small Amplefier Book  ホーム・ユース派のための小型アンプ・ガイド (シンコー・ミュージックMOOK)The Small Amplefier Book ホーム・ユース派のための小型アンプ・ガイド (シンコー・ミュージックMOOK)
森田 敏文


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 「The Small Amplefier Book」と題されたムックは、家で使えるアンプに的をしぼったアンプのガイドブックだ。中で取り上げられているアンプは、ローランドのCubeシリーズから高価なブティックアンプまで値段や機種は幅広いが、すべてが家で鳴らせそうな小型アンプばかりである。

 巻頭の特集は各ライターがテストするアンプを自宅に持ち帰り、いつもの環境で鳴らしてのレポート。家で使う場合に気になる「あのアンプ、はたしてどこまでボリュームが上げられるのか?」という疑問は、これである程度解消されそう。


Ken Jordin Classic Tube 35R

 ちなみに、以前も紹介した格安、良音と評判の真空管アンプ「Ken Jordin Classic Tube 35R」はマンションという住環境ではボリューム2以上には上げられないそうだ。

 その他にも野村義男による歴代フェンダーチャンプの弾き比べ、自宅で良い音を出すための基礎知識など、よくあるカタログ的なものではなく、なかなか中身の濃いムックだと思う。

 このムックに掲載されていたアンプの中で、ぼくが気になるのはこれ。


ORANGE Tiny Terror

 オレンジの「Tiny Terror」というヘッドアンプだ。
 本体だけなら、少し無理すれば買えそうな値段だが、ヘッドアンプなので別にスピーカーキャビネットが必要になるのが痛いところ。でも、スタック式のアンプって、ちょっとあこがれがありませんか?


RIVERA Pubster 25-110

 もうひとつは10万円を越えちゃうけれど、かつてフェンダーのアンプデザイナーを務め、今でも評価の高い「Super Champ」を設計したポール・リヴェラが作った「RIVERA Pubster 25-110」だ。
 売り文句である「21世紀バージョンのSuper Champ」ってのは、いったいどんな音がするんだろう。ミリタリーグレードの部品で作られている部分にも妙にそそられる。やけに妄想がふくらむ1台だ。

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| エレキギター、再び | 21:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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名曲の陰には、いつもパティがいた

 昨晩、ネットを徘徊していて、こんなサイトを発見した。Pattie Boyd-パティ・ボイドの公式サイトだ。ご存知の方も多いと思うが、パティ・ボイドはジョージ・ハリソン、そしてエリック・クラプトンの元妻だった女性である。
 リンクをクリックすると、別窓でトップページが開くが、パティのサインに続いて、ジョージ・ハリソンとの写真が出てくる。おそらく、プールサイドに立つ二人。でも、表情がどこか物憂げで、なかなか意味深な写真である。

 さらに下にある各ボタンをクリックしていくと、様々な写真が見られる。ミック・ジャガー、ロン・ウッド、ポール・マッカートニーなど、交流の深かったミュージシャンの写真も掲載されているが、枚数が多いのはジョージとクラプトンとのプライベートショットだ。
 特に「Polaroids」のコーナーには、クラプトンと撮ったポラロイド写真がたくさんあって、かつての2人の日常生活が垣間見られる。中でも、ベットルームでの赤裸々な写真には、ちょっとドキリとさせられた。

 少し前にはパティの公式サイトはなかったと思う。おそらく、このサイトが作られた目的は、今年の夏に英米で出版されたパティの自叙伝の販売促進のためだろう。

Wonderful Tonight: George Harrison, Eric Clapton, and MeWonderful Tonight: George Harrison, Eric Clapton, and Me
Penny Junor


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Wonderful TodayWonderful Today
Patti Boyd


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 カラーの表紙の「Wonderful Tonight」がアメリカ版。白黒の「Wonderful Today」がイギリス版らしい。中身はどちらも同じなのに、アメリカ版がカラフルで、実に分かりやすいタイトルになっているのは、国民性を反映しているようにも思える。
 この自伝、そのうちに日本版も出版されるのだろうか?

 公式サイトの写真を見てもらうとよーく分かるはずだが、パティはとびっきりキュートな女性である。ジョージとクラプトンという2人のスーパースターが、デレデレになってしまったのも当然だなあと思う。
 そして、彼らがパティに捧げた曲が「Something」であり「Layla」だ。

Abbey RoadAbbey Road
The Beatles


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 ビートルズ最後のアルバム「Abbey Road」の2曲目の「Something」は、ジョージの代表曲で、ビートルズのバラードの中でも屈指の名曲だ。出だしのフレーズ「彼女の仕草の中の何かが、ぼくを強く惹きつける」から、ジョージのメロメロぶりがうかがえる。
 「Abbey Road」のB面トップの「Here Comes the Sun」も、ジョージの名曲だ。でも、この曲はジョージがクラプトンの家の庭で日向ぼっこをしている時に作られた曲で、そこにパティが一緒にいたことは、まちがいないだろう。この頃には、すでに微妙な三角関係が始まっていたのではないだろうか。

 そして、翌年にリリースされたのが、あの「Layla」である。

Layla and Other Assorted Love SongsLayla and Other Assorted Love Songs
Derek and the Dominos


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 このアルバムでクラプトンはデレクと名乗って自分の名前を隠し、パティをレイラに仕立てあげた。でも、そんな匿名性が長続きするわけもなく、クラプトンの親友の妻を奪い取るという横恋慕が公けのことになっていく。

 1966年にパティはジョージと結婚したが、74年にはジョージの元を去り、クラプトンと同棲を始める。そして、出来た曲が「Wonderful Tonight」である。

SlowhandSlowhand
Eric Clapton


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 「Slowhand」の2曲目(「Something」と同じだ!)に収録されている「Wonderful Tonight」は、パティがパーティーに着て行く服を選んでいるのを待っていたクラプトンが、暇つぶしにギターを手にした時に出来た曲だ。服選びにどれくらいの時間をかかったたのか分からないが、クラプトンがパティを待つ間に「Wonderful Tonight」が、すべて書けてしまったらしい。 
 しかし、2人の「Wonderful Tonight」は長続きせず、やがて離婚へ。三角関係の一角にいたジョージは、もうこの世にいない。

 現在、パティはロンドンで写真家として活動している。ネット上では現在の写真も何点か見られたが、今もキュートな女性であることには変わりはない。
 そして、未だにステージで「Layla」と「Wonderful Tonight」を唄うことを宿命づけられているクラプトンは、パティのサイトの写真を見て、何を思うのだろうか。

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| ビートルズとその周辺 | 21:39 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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クロスロード・ギター・フェスティヴァルのDVD

クロスロード・ギター・フェスティヴァル 2007クロスロード・ギター・フェスティヴァル 2007
エリック・クラプトン


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 今年の7月にシカゴで開催されたクロスロード・ギター・フェスティヴァルのDVDが11月21日に発売される。
 この素早いDVD化については以前のエントリーにも書いたけれど、アマゾンで予約が開始になって、収録予定曲(予定というのが、少し気になるけれど)も掲載されていたので、改めて紹介したいと思う。

 2枚組みのDVDの収録曲は全38曲。やはり、クラプトンがらみの曲が多いが、出演したアーチストをほぼ網羅した内容になっているようだ。
 Disc1ではデレック・トラックス・バンドの「Anyday」に続いて、ジョニー・ウィンターが加わった「Highway 61 Revisited」が楽しみ。ジョニー・ウィンターは健康状態があまり良くなさそうだが、デレック・トラックスとどんなギターバトルを繰り広げているのだろうか。
 ロバート・クレイのバンドにジミー・ヴォーン、ヒューバート・サムリン、B.B.キングが加わっていく展開も見所だろう。さらに「Tulsa Time」でのクラプトンとアルバート・リーの久しぶりの競演も楽しみだ。

 Disc2では前回のクロスロード・ギター・フェスティヴァルのDVDには、なぜか入っていなかったジェフ・ベックが登場。「Cause We Ended As Lovers」が「Big Block」の2曲が収録予定だ。
 これで謎の美少女ベーシストのタル・ウィルケンフェルドの姿を、ようやく大画面で見られそうだ。その姿をyoutubeの小さな画面で、何度もながめていただけに、これはうれしい。

 ジェフ・ベックの後はクラプトンがらみのセッションが続く。
 最初の「Tell the Truth」では、デレク・トラックスのスライドギターが炸裂するはずだ。ロビー・ロバートソンとの久しぶりの競演からは「Who Do You Love」が、スティーブ・ウインウッドとのブラインド・フェイスの再現からは「Presence of the Lord」「Can't Find My Way Home」「Had To Cry Today」の3曲が収録される。
 そして、エンディングは出演したギタリストが総出演しての「Sweet Home Chicago」。いささか安直な選曲だが、シカゴでのギター・フェスティバルのトリにはこの曲しか考えられないといったところか。

 2004年版のクロスロード・ギター・フェスティヴァルのDVDでは編集や選曲に散漫なところもあったが、一度にたくさんのギタリストのプレイが見られるという点では楽しめるDVDだった。収録曲を見る限り、2007年版は凝縮された濃厚な内容のようなので、今から発売が待ち遠しい。

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| エリック・クラプトン | 22:49 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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指板のお手入れ

 ギターの弦を交換する時に、ローズ指板の手入れをするのが好きだ。
 手入れの際に使うのは、レモンオイルやオレンジオイルといった天然素材を使用したオイル。ローズウッドややエボニーといった木材は丈夫で堅い材だが、あまり乾燥が進むと割れてしまうことがあるらしい。だから、これで指板の汚れをふき取って、潤いを与えてやるのだ。


HOWARDオレンジオイル

 オイルをローズ指板にウエスなどでまんべんなく塗って、5分ほど置いておくと、汚れが浮き出てくる。それをていねいにふき取ると、指板の手入れは完了である。
 ぼくは中古のギターを買う場合が多いのだが、家に持ち帰ったギターの指板の汚れがあまりにひどい時には、この作業を2~3回繰り返す。さらに、フレットと指板の間にこびりついた汚れを歯ブラシで擦り、綿棒でふき取ることもある。
 手入れが終わって、オイルによって潤いが与えられ、艶を取り戻したローズウッドの上で指を動かすのは気持ちがいい。指板の手入れは弦交換の際には忘れてはいけない作業だろう。

 でも、オレンジオイルやレモンオイルは揮発しやすく、意外に指板の保湿効果が長続きしない。ぼくはレモンオイルで汚れを落としてから、フェルナンデスのローズネックオイルをすり込むことにしている。
 このオイルは西洋杉の樹脂成分を含んでいて、レモンオイルよりも潤いが持続するように感じる。匂いは少し松ヤニっぽいが、それほどきついものではなく、鼻にもつかない。


フェルナンデス・ローズネックオイル

 ただし、どのオイルを使ったとしても、塗り過ぎは禁物。指板とフレットのすき間に溜まったオイルによって、ローズウッドが腐食して、フレットが浮いてしまう場合もあるそうだ。
 だから、ぼくはわずかな量のオイルを布に染み込ませ、それを薄く延ばすようにして指板の手入れをするよう心がけている。

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| エレキギター、再び | 16:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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