2007年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年02月

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フェンダーのちゃぶ台?

 ギターを再開してからは、ネット上の楽器屋巡りが毎日の日課のようになっている。試奏したり、手にとれないのが難点だけど、ギターやアンプの紹介ページをあれやこれやとながめているだけでも楽しい。

 今日はネット上の楽器屋巡りで見つけた、ギターではないけれど妙にそそられるモノ(家具?)を紹介してみたい。
 まずはフェンダーのストラトのヘッド形をした、ちゃぶ台。


FENDER Overkill Strat Table

 ちゃぶ台とは折りたたみ式の脚を持つ小型の食卓のことで、ちょっと昔はどこの家にでもあった簡易テープルである。星一徹が「巨人の星」の中で、毎晩のようにひっくり返していたのも、ちゃぶ台だ。

 ちゃぶ台の定義は「折りたたみできること」らしいから、脚が固定式のようにも見えるフェンダーのちゃぶ台は、正確にはストラトのヘッド形をしたテーブルかもしれない。でも、こんなのが部屋に置いてあれば、なかなかお茶目だろうなあ。
 まあ、形が形だけに使いづらそうですが・・・・。

 もうひとつも、フェンダーのオフィシャル商品で小物入れ付きのイス。


Fender USA HOTSEAT [Tweed]


Fender USA HOTSEAT [Blackface]

 写真のようにアンプ型のイスで、フタが開閉できて、中にシールドやスコアなどの小物が収納できるようになっている。
 本体はフェンダーのアンプと同じ木材で作られていて、シート兼フタとなる部分にはヴォリュームノブを使用した開閉プッシュボタンが付けられているそうだ。
 ちゃぶ台よりは実用性が高そうだが、値段を考えれば、微妙なところに位置する一品かも。でも、ツイード柄のイスには、ちょっとそそられるなあ。

 それにしても、フェンダーって、色々なモノを作ってますねえ。

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| エレキギター、再び | 21:34 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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フェンダー・ジャパン、再び値上げ

 フェンダー・ジャパンのギターが3月21日の出荷分から値上げになる。

 既にフェンダー・ジャパンの発売元である神田商会のHPには「製品価格改正のお知らせ」が掲載されているが、今回の値上げの理由は「木材・塗料・金属パーツ他各種原材料の度重なる価格高騰」のようだ。
 フェンダー・ジャパンは2006年9月にも価格改定をしているので、わずか1年半で再び値上げに踏み切ったことになる。

 ホームページには新しい価格表(PDF)もアップされていたが、これまでフェンダー・ジャパンの型番の決まりであった「ギターの種類と年式・価格・ピックアップの種類」という表示も変更になるようだ。
 例えば、ぼくの愛用しているテレキャスター「TL52-78US」は、単なる「TL52US」という型番に変わり、値段も78.000円から88.000円に。なんと、1万円もの値上げになるようだ。


FenderJapan TL52-78US

 その「TL52-78US」も、わずか1年半前には「TL52-70US」という型番だったわけで、前回の価格改定と併せて考えれば、実に25パーセント以上も値上がりしたことになる。メーカー側としても、むやみに値上げに踏み切っているわけではないだろうから、これは異常な事態といえるかもしれない。

 この傾向はフェンダー・ジャパンに限ったことではなく、昨年あたりから多くのギターメーカーが次々と値上げに踏み切っている。原油の高騰に伴う様々なパーツの値上がり、森林資源の枯渇を原因とする木材の値上がりは、ギターの世界にも大きな影響を与え始めたようだ。

 ぼくは以前に「エレキギターから知る、森林の危機」というエントリーを書いたけれど、ホントにギターを取り巻く状況はハードになるばかりだ。
 素人のギタリストでも、ギターを通じて環境問題を考えずにはいられない。そんな時代が来たような気がする。

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| エレキギター、再び | 19:35 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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BOSSらしくないエフェクター、ブルース・ドライバー

 エレキギターとアンプを揃えたら、次に欲しくなってくるのがエフェクターだろう。

 ぼくも最初はVOXのモデリングアンプAD30VTに内蔵されているエフェクトで、トーンの変化を楽しんでいたが、やがてそれだけでは満足できなり、ZOOMのマルチエフェクター「G2.1u」を購入。でも、少々複雑な操作に慣れることができずに、使うことを挫折してしまった。

 結局、昔ながらの単品のエフェクターを揃えることになったが、これまで何度か書いているように、ぼくの楽器の主な購入先はリサイクルショップだ。そして、中古となると、流通量の多いBOSSのエフェクター(なんと、1977年の発売以来、累計の販売台数が1000万台を突破したそうだ)を必然的に手にすることが多くなる。
 今では、エンハンサー(EH-2)リミッター(LM-2)といった、かなり前に廃番になったマイナーなものを含めて、5台以上のBOSSのエフェクターが、ぼくの足元に並んでいる。

 BOSSのエフェクターの良いところは、使い始める時にとりあえずつまみを真ん中にしておけば、そこそこ良い音が出てくるという点だ。そして、真ん中からつまみをどちらかに微調整していけば、やがて自分の好みのトーンにたどり着けるという使いやすさが、BOSSのエフェクターの魅力だと思う。
 それゆえに、初心者が使うエフェクター、個性のない平均点のトーンといった評価もあるようだが、ぼくはBOSSの親しみやすさが気に入っている。

BOSS Blues Driver

 良くも悪くも万人向けといえそうなBOSSのエフェクターの中で「おっ、これはちょっと違うぞ」と少し驚いたのが、ブルース・ドライバー(BD-2)だ。
 数ヶ月前に、新品同様の中古を5000円で買ってきて、いつものようにつまみを真ん中にして音を出してみると、歪みそのものはオーバードライブらしく控えめなものの、特に高音がジャリジャリとザラついて、トーンが荒れているような感じがするのだ。試しにゲインを上げてみると、歪みはディストーションに近づいていくが、音のトゲトゲする感じは変わらなかった。
 この音を心地の良いブルージーなオーバードライブと受け取るかどうかは、好みの問題になると思うけれど、ぼくには馴染めないトーンだったので、今度はゲインを徐々に下げてみた。すると、ようやく好みのポイントが見つかった。

 ゲインのつまみを2のあたり(真ん中を5とした場合)まで下げる。この位置だと、テレキャスターやストラトキャスターなどのシングルコイルのギターの単音弾きなら、ほぼクリアーなトーンが出てくる。しかし、コードを弾いたり、少し強めにピッキングすると軽いクランチがかかるのだ。このピッキングに敏感に反応する絶妙なトーンが、ぼくのツボにはまった。
 ゲインが2でも、音に若干の刺々しさは残るが、気になるレベルではない。むしろ、トーンに隠し味が効いて、とても良い感じである。ブースター的に使うと、その名前の通りにブルージーなフレーズに、ぴったりのトーンが出てきたのだ。

 いろんな意味でBOSSらしくないエフェクターなのに、人気者のブルース・ドライバーは、オーバードライブというよりもブースターとして使うのが、個人的には正解だと思っている。


BOSS コンパクトエフェクター BD-2

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| エレキギター、再び | 21:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ジミー・ペイジがやって来る

 今朝、スポニチのHPで気になる記事を発見した。

L・ツェッペリン ペイジやって来る

 この記事によると、今月26日にジミー・ペイジが来日して、ベスト盤「マザーシップ」とライブCD「永遠の詩」のプロモーションを行い、28日には記者会見も予定されているそうだ。
 今回はジミー・ペイジ単独の来日だが、ZEPのプロモーションが目的。記者会見では、昨年末の再結成ライブ、そしてワールドツアーのウワサについて、質問が集中するだろう。このタイミングでの来日、ジミー・ペイジがどんな話をするのか楽しみだ。

 そして、この記事の中には、こんな記述もあった。
 「都内にはお気に入りのレコード店があり、日本の関係者に閉店時間をメールで質問してくるなど、心待ちにしている様子だという」

 これだけでは何のことやらよく分からないが、ジミー・ペイジはかなりのブートレッグ・マニアで、それも自分のバンドZEPのブートレッグ(海賊盤)を集めているらしい。来日すると、新宿西口に点在するブートレッグを取り扱うお店に出没しては、自分のプレイの入ったZEPのCDやDVDを手に入れているというのは、ファンの間ではよく知られた話だ。
 でも、ジミー・ペイジの場合は買うのではなく、自分のサインや店主との記念撮影によるバーター。つまり、無料でお持ち帰りしちゃう。まあ、本人が来ちゃったら、ブートレッグを取り扱うお店側としては、ある種の後ろめたさからCDやDVDをプレゼントするしかないよなあ。

 ちなみに、新宿西口にある「音楽DVD専門店エアーズ」のHPではジミー・ペイジの来店記が読める。
 今月の終わりは新宿西口をマークしていれば、ジミー・ペイジに会えるかも?

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| レッド・ツェッペリン | 15:01 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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ようやく、第二弾がリリース

 ジャクソン・ブラウンはジョン・レノンやボブ・ディランと並んで、ぼくのフェイバリット・ミュージシャンのひとりである。

 以前に書いたエントリーで「ジャクソン・ブラウンの良さは、好きな人には説明する必要はないし、好きではない人にはどう説明しても無駄だろう」というピーター・バラカン氏の言葉を引用したけれど、彼は分かる人には一瞬で分かる、分からない人にはいつまで経っても分からない、ちょっと不思議なミュージシャン、シンガーだと思う。
 ジャクソン・ブラウンの良さについては、具体的に書けなくもないけれど「とにかく、彼の書くメロディーや声が好きだ」としか言いようがない部分が大きい。そして、ジャクソン・ブラウンの歌声は、ある種の感性を持った人の心を大きく揺さぶるような気がするのだ。

 特にぼくの場合、20代のある時期にジャクソン・ブラウンの曲が、もう子どもではないのに大人にもなりきれない自分のテーマソングであり、日々の暮らしのBGMでもあった。だから、今でもジャクソン・ブラウンの曲を聴くと、宙ぶらりんな状態で、あてもなくフラフラしていた頃の自分を思い出す。

 そんな、ジャクソン・ブラウンの「Solo Acoustic, Vol. 1」に続く、待望の「Solo Acoustic, Vol. 2」が、ようやく2月にリリースされる。

Solo Acoustic, Vol. 2Solo Acoustic, Vol. 2
Jackson Browne


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 まだ、アマゾンには曲名の記載はなく、こちらのページで収録予定曲が見られるが、今回は最近のアルバムからの曲が中心となるようだ。
 でも、その合間には「Something Fine」や「Red Neck Friend」といったデビュー直後の曲や、ぼくの大好きな「In The Shape Of A Heart」などが収録されている。映画の中の一曲で、ジャクソン・ブラウンにしては、とことん明るい曲調の「Somebody's Baby」が入っていることも見逃せない。

 さらに、うれしいことに「Solo Acoustic, Vol. 2」の音源は、デヴィッド・リンドレーとのジョイント・ライヴ・ツアーの中から厳選されたものらしい。つまり、久しぶりにジャクソン・ブラウンのバックで鳴り響く、デヴィッド・リンドレーのスライド・ギターが堪能できるのである。
 ぼくは「こ、これを待ってたんだよ!」という感じなのだが、このアルバムは好きな人にはたらまない1枚になると思う。

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| ロックの名盤 | 22:46 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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グレコのSGのペグ交換

 昨年の8月に中古で買ったグレコのSGスペシャルのコピーモデルは、日本製のエレキギターが最も活気のあった1980年前後に作られたものだけあって、今ではジャパンヴィンテージの風格すら漂うお気に入りの1本だ。

 買ったときには、フレットこそ8分山は残っていたものの、あちらこちにサビが浮いて、少々くたびれた状態だった。でも、半日ほどかけてメンテナンスすると、かなりきれいな状態にまで戻すことができた。
 その時に裏のパネルを開けて、電装系もチェックしてみたが、どうやら手は何一つ加えられていないようで、ポットやスイッチにもガリはない。本来なら、ポットやコンデンサあたりはすぐに取り替えてしまうところだが、このギターに関してはオリジナルの状態をキープしようと決めた。

 しかし、弾いているうちに問題点が浮上してきた。チューニングが安定しないのだ。
 どうやら、その原因となっていそうなのがペグで、動き自体が渋いことはないのだが、回してもポストがすぐに反応しなくて音程が上がらず、反対方向に回すとガクンと音程が下がる。裏に「Greco」の刻印が打たれたオリジナルのペグだが、元々の精度が低く、バックラッシュが起こりやすいのだろう。
 ジャパンヴィンテージとして、最初の状態をキープすることも大切だが、チューニングが安定せず、弾けないギターではお話にならないので、ペグを交換することにした。

 交換用のペグに選んだのは「GOTO」のペグ。「GOTO」はフェンダーやギブソン、マーチンにもペグを供給している日本が誇るパーツメーカーだ。


GOTOH SD90-05MA/Nickel/L3+R3

 チューニングの精度を考えれば、グローバータイプするべきなのだろうが、あえてオリジナルと変わらないルックスのクールソンタイプのペグを選び、つまみは白いプラスティックのものにしてみた。
 本家のギブソンのレスポール・ジュニアやSGスペシャルには、白いつまみのペグが付いている。グレコに最初についていたのは、クロームメッキのつまみだったが、せっかく換えるのだからと、本家に基づいた仕様のペグを取り寄せた。

GOTOのペグ

 エレキギターのパーツ交換の中でも、ペグを取り替えることは、それほど難しくはない。最も大切なのは、同じサイズのペグを手に入れること。それさえまちがえなければ、あとは古いペグを外して、新しいものを取り付けるだけだ。
 でも、少しだけ気を使うのが、ブッシュの取り外し。これまではネックのヘッドの穴に入る小型のマイナスドライバーでブッシュのふちを押して、少し浮かせてから取り外していたが「何か、良い方法はないのかなあ」とネットを検索してみると、こんな方法を発見!
 なんと、マジックペンのマッキーを使えば、突板や塗装を傷つけることなく、簡単に取り外せるというのだ。

 「これなら家にあるやん」とグレコのSGのペグを取り替えるときに試してみたが、残念ながらわずかな大きさの違いで、ペグの取り付け穴にマッキーは入らず、相変わらずのマイナスドライバーでこじって取り外すことになった。
 幸い、これまでペグのブッシュが取り外しにくいほどきつく取り付け穴に入っていたことはないけれど、この作業はいつも少しだけ緊張する。

 今回は交換のついでに、かなりゆるくなっていた6弦のペグのネジ穴も補修してみた。
 補修といっても、ネジ穴に瞬間接着剤を流し込み、そこに爪楊枝を差し込むだけ。あとは充分に乾燥するのを待って、爪楊枝をカッターで切り取って、段差をなくせば、ネジ穴は埋まる。
 この時に爪楊枝ではなく、竹ひごや竹串を使ったほうが強度があって良いという人もいるので、今度試してみようと思っている。

ネジ穴の補修

 ペグを「GOTO」に取り替えたグレコのSGは、チューニングが安定して、とても弾きやすくなった。抵抗のないスムーズな回り具合のペグは「やっぱり、GOTOはええなあ」と思わせる一品だと思う。


 ぼくの密かな愛読書「ジャパン・ヴィンテージ」のvol.3には、後藤ガットの専務取締役の後藤孝夫氏の10ページに渡るインタビューが掲載されている。
 自ら「オレはベグ馬鹿なんだ」と言い切るパーツ職人の後藤氏が興味深い発言を連発していて、かなり読み応えのあるインタビューだ。

ジャパン・ヴィンテージ vol.3 (3) (シンコー・ミュージックMOOK)ジャパン・ヴィンテージ vol.3 (3) (シンコー・ミュージックMOOK)


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 このvol.3、1年ほど前にアマゾンで新品を定価で買ったが、現在は在庫切れ。中古もプレミア付きになってしまっている。vol.4からvol.8は、まだ定価で買えるようだが、それも今のうちだけかもしれない。

 そういえば、ぼくは次の「ジャパン・ヴィンテージ」を心待ちにしているのだけれど、2006年6月に発行されたvol.8から1年半も新刊が途絶えている。古めの日本製ギターに的を絞ったかなりマニアックな雑誌だけに、ひっとしたらこのままフェードアウトなんだろうか。vol.8に休刊のお知らせはなかったのになあ。

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| エレキギター、再び | 20:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ビートルズをCMソングに

 Kinさんのブログ「guitars.grrr」で、ビートルズの曲のCM使用が解禁になったというエントリーを読んだ。

 詳細については、こちらのページにも詳しく書いてあるけれど、ビートルズがレコーディングした259曲の権利を所有する「Sony/ATV」という会社は「曲の使われ方に対して、生存するメンバーや遺族から承諾を得る義務はない」とコメントしているそうだ。
 つまり、これまではCMや映画の中では一切使用が許可されず(他のアーチストがレコーディングし直したものに関しては可。オリジナルの使用も例外的にはあったようだが)メンバーによって完全にプロテクトされてきたビートルズの曲が、この先は無制限にテレビから流れてくるということになる。

 ビートルズの初CMソングはおむつのコマーシャルに使われるようだが、記事の中では曲名については言及されていない。いったい、どの曲が選べるんだろう?
 パッと思い浮かんだのは「Cry Baby Cry」。でも、これじゃあ、赤ちゃんが泣き止まなさそうなので「お漏らしを気にさせずに、ゆっくりとおやすみ」ってことで「Good Night」かな。それとも、ご陽気なところで「Ob-La-Di, Ob-La-Da」か。柔らかな感じの「I Will」も似合うかもしれない。

 ぼくがイメージした曲は、なぜか「ホワイト・アルバム」の中の曲ばかりだったが、ビートルズとおむつCMって、やっぱり似合わないよなあ。

The Beatles (The White Album)The Beatles (The White Album)
The Beatles


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 ビートルズのオリジナルバージョンの曲がCMに解禁されるようになったのは、イギリスの著作権と関係がありそうな気がする。おむつのCMのことが掲載されていた「BARKS」には、こんな記事もあった。

英国著作権の保護期間、95年間への延長はなし

 これによると、イギリスではレコーディング作品の著作権が50年で切れ、公共の共有物になるらしい。ビートルズの場合は、デビューから50年後の2012年から曲の著作権が期限切れが始まり、自由にビートルズの曲が使えることになる。
 つまり、ビートルズの曲をアップル以外の会社が勝手に編集したCDですら、合法的にリリースできる(但し、作詞作曲の著作権は作者の死後70年間保護されているので、使用料は発生する)ようになってしまうらしいのだ。
 自分が生きているうちに、レコーディングした曲が著作権切れになりそうなポール・マッカートニーやリンゴ・スターは「たまらん気分だろうなあ」と容易に想像できるが、どうやらこれは既定の事実のようだ。

 ぼくは今回のCMソングの解禁からは「著作権が切れる前にひと儲け」という感じを受けるのだが、もうすぐビートルズがデビュー50周年を迎えるという事実にも驚いた。でも、そんな記念すべき50周年を境にして、著作権が順番に切れていくのは、なんとも皮肉な話だ。


 ついでに、ビートルズの楽器に関する話も。
 最近はビートルズが使っていた楽器のリイシューも盛んだ。

 まずは、フェンダーのカスタムショップからリリースされたばかりの、オールローズのテレキャスター。


Fender USA LTD ROSEWOOD TELECASTER

 オールローズのテレキャスターは、フェンダーがジョージ・ハリソンのために製作したギターである。映画「レット・イット・ビー」で見られるビートルズの最後のライプ、通称ルーフ・トップ・コンサートでも使われていたので、記憶に残る1本だ。
 オリジナルは60年代の終わりにわずかな本数が作られただけなので、ビンテージギターの市場では高額で取引されているらしい。

 ローズウッドは比重の重い木なので、このギターはソリッドではなく、セミフォロー構造になっている。中をくりぬいたローズウッドの間に薄いメイプルを挟んで貼り合わせてあるのだ。それでも、重量は5キロ近いというから、かなり重いギターといえるだろう。
 いかにも良い音がしそうな雰囲気のオールローズのテレキャスターには強く惹かれるけれど、価格は60万以上。どうあがいても、手が出ないなあ。

 ちなみにオールローズのテレキャスターはフェンダー・ジャパンから発売されていて、こちらは10万円弱だ。
 雰囲気はよく出ているが、ボディのコア材がバスウッド、ネックもメイプルにローズウッドを貼ったものになっているなど、オリジナルとは仕様がかなり異なるのが残念。

 次はジョン・レノンのレスポール・ジュニア。


Gibson CUSTOM SHOP The INSPIRED BY Series JOHN LENNON LES PAUL

 このギターは、1972年にマジソン・スクエア・ガーデンで開催されたチャリティー・コンサートで使われたことで、有名になったギターだ。
 このLPジュニアは、様々なところに手が加えられているが、さすがカスタム・ショップ製、写真を見る限り、再現度はかなり高そうだ。

 昔はマジソン・スクエア・ガーデンのコンサートの様子を収録したビデオが発売されていたと思うが、どうやら未だにDVD化はされていないようで、アマゾンで見つかったのはCDのみ。ジョンの調子自体はいまひとつだが、ソロ時代の数少ないフルサイズのライブは貴重である。
 
Live in New York CityLive in New York City
John Lennon


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 最後はポール・マッカートニーのヴァイオリン・ベース。


Hofner 500/1 VINTAGE '62 ELECTRIC BASS GUITAR

 これもポールが使っていた62年製のヴァイオリン・ベースを詳細にリイシューしたものらしい。昔はグレコのコピーモデルを使っていた人をよく見かけたが、最近はホンモノのヘフナーが簡単に手に入るようだ(これも、ちょいと高いけど)。
 ちなみに中国製の廉価版のヴァイオリン・ベースもあって、これなら10万弱で買えます。

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| ビートルズとその周辺 | 21:14 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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クラプトンの集大成的なDVD

 今年は昨日から本格的な仕事始めという人も多いだろう。ぼくもお正月気分が体から抜けきらず、今週は長ーく感じそうな予感がするけれど、今日あたりからはいつものペースでエントリーを更新していくつもりだ。

クロスロード・ギター・フェスティヴァル 2007クロスロード・ギター・フェスティヴァル 2007
エリック・クラプトン


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 今年最初のレビューに選んだのは「クロスロード・ギター・フェスティバル2007」のDVDである。

 リリース直後に一度見て、正月にも見直したのだが、多彩なギタリストが次々と登場するので、とにかく飽きない。前回の「クロスロード・ギター・フェスティバル」のDVDと同じ2枚組みだが、今回は1日限りのコンサートだったせいか、前作にあった散漫さも感じられない。
 DVDは実際のコンサートの流れに沿って編集されているようだが、全曲収録ではなく、ダイジェスト版だ。でも、ステージの進行具合、アーティストのチョイスからはコンサートの主催者であるクラプトンの意図するものが、見えてくる気がする。それは先達のギタリストへのリスペクトと自らのキャリアの総括だ。

 リスペクトという観点から登場するのはB.Bキングとヒューバート・サムリン、そしてトリをまかされたバディ・ガイといったブルースギタリストである。
 中でも81歳のB.Bキングの貫禄は相当のものだ。さすがに年齢のせいか手数は多くないものの、チョーキング一発で「すげえ」と思わせるフレーズからは、彼以外には出しえない唯一無二のトーンを感じる。今や伝説のブルースマンともいえるヒューバート・サムリンとB.Bキングの競演は、このDVDのハイライトシーンの一つといえるだろう。
 コンサート中盤での登場は、出番が早過ぎる気もするけど、それも彼らの年齢に配慮したものだろうか。

 イスにどっしりと腰をかけてギターを弾くB.Bキングとは対照的に、相変わらず元気なバディ・ガイの姿は昔とそれほど変わりがなく、未だに衰えることのない超絶かつブルージーなフレーズで、コンサートの最後を盛り上げる。
 自分ではトリをとらずに、バディ・ガイにまかせたクラプトンからは、彼らへのリスペクトの想いが感じられる。

 ディスク1のアルバート・リーとの久しぶりの競演、テレキャスターが実によく似合うシェリル・クロウとのデュエット(今は良いお友達らしいけど、妻や子どもが見守る中で、かつての恋人と一緒に「タルサ・タイム」を唄うクラプトンって、すごいかも)。ディスク2のデレク・トラックスを交えてのドミノスのナンバー「Tell The Truth」やロビー・ロバートソンの登場、スティーブ・ウインウッドとのブラインドフェイスの再現は、クラプトンの長いキャリアの総括ともいえるだろう。
 さらに「もし、彼が生きていれば、ここに一緒にいてくれただろう」というコメントから始まる「Isn’t It A Pity」はジョージ・ハリソンへのレクイエムだ。
 最近の活動からは、自らのキャリアのまとめのようなものを感じさせるクラプトン。ここでも過去の自分を精算するかのようなステージを繰り広げているのが印象的だった。 

 その他にも、クラプトンと同世代のギタリストの登場も見逃せない。中でも、ぼくが心を打たれたのはジョニー・ウインターの姿だ。
 CBSとの巨額な契約金から「100万ドルのギタリスト」といわれ、70年代には名盤を連発したジョニー・ウインターだが、最近は体調が悪く、視力も弱くなって、ほぼ活動停止状態だったらしい。
 そんなジョニー・ウインターがデレク・トラックス・バンドを従えて、ステージに登場するのだが、痩せこけた体は立ったままのステージには耐えられないらしく、イスが用意される。正直なところ、とても痛々しい姿で、ギターをちゃんと弾けそうには見えない。しかし「Highway 61 Revisited」が始まると、彼のギターからはあの独特のフレーズが弾き出されるのだ。これには、ホントにうれしい驚きを感じた。
 ジョニー・ウインターの公式サイトのブログを見ると、昨年の11、12月に何度かもステージに上がっているようで、体調も少しずつ回復しつつあるのかもしれない。

 ジェフ・ベックもクラプトンと同世代のギタリストだが、彼の場合は「枯れる」や「まとめに入る」などという言葉とは無縁のような気がする。
 今回は以前にも書いたウワサの美少女ベーシスト、タル・ウィルケンフェルドとステージに登場するが、大きな画面で見ると、サングラスで隠しているジェフ・ベックの眼がにやけているのがよーく分かる。「Cause We’ve Ended As Lovers」の途中では、大きな手振りをして、タル・ウィルケンフェルドにソロを渡すのだが、その仕草がシリアスな曲に似合わないったらありしゃない。
 還暦を過ぎたというのに、にやけながら美少女ベーシストとプレイするジェフ・ベックは、この先も決して円熟という方向には向かわないのではないだろうか。
 それにしても、大画面で見るタルちゃんは良いですなあ。共演者がみんなデレデレとした顔になるのも、分かる気がする。


 ぼく以前から「クラプトンはダメ男(但し、とんでもなく音楽的な才能のある)」と書き続けてきたし、アル中だった頃にリリースされた、いわゆるレイドバック期のアルバムが大好きなことにも変わりはない。
 だから、最近のあまりに立派な姿のクラプトンに違和感を感じ続けてきたけれど、こんなコンサートを主催し、出番以外でもステージの脇から柔らかな視線を注ぎ続けている姿を見せられると「この人、ホントに変わったんだなあ」と思い直すしかない。
 70年代にはキース・リチャードと並んで「ジミ・ヘンドリックスの次にいなくなるかもしれないギタリスト」の筆頭にあげられていたクラプトンが、21世紀になっても精力的に活動を続けていることを素直に喜びたいと思う。

 大物ギタリストの合間に、ロバート・ランドルフやジョン・メイヤー、デレク・トラックスといったクラプトンの次世代のギタリストも登場する「クロスロード・ギター・フェスティバル2007」は、ギターの世界の「現在・過去・未来」を俯瞰するかのようなDVDだ。


(追記)
・今回の「クロスロード・ギター・フェスティバル」では、ステージで使われるギターの中で、ストラトキャスターの割合が異常に高いような気がする。ストラト率80パーセント以上にも見えるコンサートは、やはりクラプトンの影響力が大なんだろう。

・スティーリー・ダンの結成に加わり、一時期はドゥービー・ブラザーズに加入していたジェフ・バクスター。彼が人のあまりいないサブステージでプレイしている様子が、本編とは別のボーナス映像に収められていた。そのキャリアを考えると、そんな場所に収まるようなギタリストではないような気がするのだが・・・・。
 ちなみに、現在のジェフ・バクスターは軍事アナリストとしても活動し、アメリカ国防総省の軍事顧問を務めているそうだ。


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| エリック・クラプトン | 18:34 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます。
 本年も「BEATな日々」をよろしくお願いいたします。

2008年年賀状

 これが2008年の初エントリーになりますが、皆さんはどんなお正月を過ごしましたか?
 ぼくは大晦日の晩に長時間の格闘技イベント(カード的には派手さはなかったけれど、試合のクオリティでいうと、これままで一番だったかも)を見て、そのまま日本酒を飲みながら、新年に突入。
 久しぶりの日本酒を飲みすぎたせいか、元旦の朝は軽い二日酔い。とりあえず、家族で雑煮を食べてから、再び布団へ。昼過ぎに起きて、テレビや年賀状などを見ながら、ダラダラと過ごした。2日は少し雪が降ったので、外に出て雪かきをしたけれど、あとは家でゴロゴロとしていた。まあ、ある意味、正しいお正月の過ごし方かもしれない。

 そして、昨日は家族で買い物へ。子どもたちはお年玉でおもちゃや本を買い、ぼくはその隙をみて、いつものリサイクルショップ巡りで、ギターやアンプ、エフェクターを見て回ったが、残念ながら掘り出し物はなし。新年初ゲットとはいかなかった。
 既に充分な数のギターがあるのにも関わらず「何か、えーもんないかなあ」と探してしまうクセは、今年も続きそうだ。


 そして、本屋に行ったついで、暮れに買いそびれていたプレイヤーの2月号を手に入れた。表紙はレッド・ツェッペリンで、巻頭の特集もZEPのインタビューと再結成ライブのリポートだ。

Player (プレイヤー) 2008年 02月号 [雑誌]Player (プレイヤー) 2008年 02月号 [雑誌]


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 表紙の写真はネット上で何度か見たけれど、大きく鮮明に印刷されたものからは「やっぱ、ZEPも初老のおじさんグループだよなあ」という印象を受ける。
 ノッポさん化が加速したかのように見える白髪のジミー・ペイジは63歳。ジョン・ポール・ジョーンズも61歳。一番年下で、昔は金髪の王子様、今はテリー・ゴディのロバート・プラントが59歳なんだから、当然といえば当然だけど、あのパワフルな再結成のステージからは、ちょっと想像できない容姿だ。良い意味でのギャップがある。これが新生ZEPの特徴といえるかもしれない。

 ちなみにプレイヤーに掲載されていたインタビューで、最後に投げかけられた「ヨーロッパ中でツアーをやってくれるよう願っています」という問いかけに、ジミ・ペイジは「そうだね」とあっさり肯定、ジョン・ポール・ジョーンズは「考えておくよ(笑)」と否定はせず。
 今年の前半にはワールドツアー決定のニュースが聞けることを、ぼくも願っている。

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| BEATな話題 | 16:54 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

2007年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年02月

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