2008年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年05月

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キッコーマンさん、ごめんなさい

 今月の11日、NHKのBSハイビジョンで放送されたキャロル・キングの日本でのライブを、ようやく見ることができた。我が家は地デジはもちろんのこと、衛星放送さえ受信できないアナログな環境だが、友達が番組を録画しておいてくれたのだ。

 昨年のキャロル・キングの来日は、お醤油のキッコーマンのアメリカ進出50周年を記念したジョイント・コンサートに出演するためだった。そして、ぼくはこのブログで「3人でステージを分ければ、キャロルの持ち時間は1時間程度しかない」とか「できれば、単独のライブが見たい」とか「彼女の唄をじっくり聴くにはハコが大きすぎる」などと、コンサートに対して否定的な意見を書いた。
 そのエントリーに寄せられたコメントにも賛否両論あって、どちらの意見にも納得させられるものはあったけれど、キャロル・キングの来日を待望していたのにも関わらず、ぼくは今回のコンサートに行くのを見送った。

 しかし、NHKで放送されたコンサートを見て、ジョイント・コンサートに否定的だった気持ちなど吹き飛んだ。
 キッコーマンさん、ごめんなさい。行かなかった私が馬鹿でした。後悔先に立たずとはこのことだ。それほど、キャロル・キングのパフォーマンスは素晴らしかった。

 今回の放送は1時間半の枠で、アンコールを含めてキャロル・キングが唄った13曲すべてがオンエアされた。

ベスト・ヒッツ・ライヴ~ウェルカム・トゥ・マイ・リヴィング・ルームベスト・ヒッツ・ライヴ~ウェルカム・トゥ・マイ・リヴィング・ルーム
キャロル・キング


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 ぼくは今回のステージと同じフォーマットの「リヴィングルーム・ツアー」のDVDを何度も見ているので、最初は「あれ、あの曲は?」とも思った。でも、日本最終公演なのに、歌声や表情から疲れなどは少しも感じられず、日本語のMCを交えながら、力強く歌い上げるキャロル・キングを見ているうちに、そんなことはどーでもよくなった。そして、5曲目の「So Far Away」には、涙がボロボロと・・・・。
 今さら気付いても遅いけれど、キャロル・キングの存在感の前では、ステージの持ち時間の短さなんかは、取るに足らないことだったのである。

 キャロル・キングは「So Far Away」を唄いだす前に「次に日本に来る時は、もっと長く居たいと思っているのよ」とMCで喋った。単なるリップサービスかもしれないけれど、ぼくはその言葉を信じて、静かに次の来日を待ちたいと思っている。


 ついでに「いつか紹介しよう」と思っていたキャロル・キングがらみの1枚を。

Tapestry Revisited: A Tribute to Carole KingTapestry Revisited: A Tribute to Carole King
Various Artists


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 キャロル・キングの曲を様々なアーチストがカーバーするトリビュート盤だが、普通のものと異なるのは「Tapestry」と同じ曲、同じ曲順で構成されていること。エターナルの「I Feel the Earth Move」に始まり、エイミー・グラントが「It's Too Late」をしっとりと歌い上げ、マンハッタン・トランスファーは「Smackwater Jack」で御馴染みのハーモニーを聞かせるといった感じの、なかなか楽しめるアルバムになっている。

 この中で、ぼくがベストトラックと思っているのが、ロッド・スチュワートの「So Far Away」だ。
 CDのクレジットによると、この曲はデビッド・フォスターがプロデュースとアレンジをしているそうだ。ロッドとデビッド・フォスターの組み合わせはミスマッチな感もあるし、アレンジもかなりメロウ。でも、あの声が出てきた途端に「So Far Away」がロッドの持ち歌に変わり、歌詞が説得力を持ち始める。

 これから先はぼくの妄想になるけれど、このセッションはLAあたりで行われ、スタジオではデビッド・フォスターが入念にアレンジを施し、ロッドの到着を待っていた。でも、ロッドはスタジオにやって来ない。
 彼が現れたのは、約束の時間を3時間ほど過ぎたころで、しかもほろ酔いだった。しかし、スタジオに入ると、例の声で「So Far Away」をさらりと歌い上げ、レコーディングはワンテイクで終了。ロッドはわずか30分ほどでスタジオを後にした。
 きっと、ロッドにとってはやっつけ仕事。でも、このアルバムの「So Far Away」は彼の隠れた名演のひとつだと思う。

 なーんてことを書いていたが、Youtubeを検索してみると、ロッド版「So Far Away」のPVを発見。



 それなり手の込んだ作りのPVだけに、ロッドはマジメに取り組んだのかもしれない。でも、ぼくは「肩の力の抜けている時にこそ、名演を残すのがロッドなのだ」と思っている。

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| キャロル・キング | 11:02 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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ローリングストーンズのZIPPO

 半年以上も追加していなくて、自分でも半ば作ったことを忘れていたカテゴリー「ロックなZIPPO」を久しぶり書いてみたくなった。
 まずはストーンズのZIPPOを2個紹介。

ローリングストーンズのZIPPO

 右はヘアライン仕上げのZIPPOに、ストーンズのベロマークが刻印されたベーシックなもの。左はリックスツアーを最前列で2日間見た記念に買ったもので、ツアーのシンボルだった派手なロゴがプリントされている。

 昔はストーンズのZIPPOなんて簡単に手に入るようなものではなかったが、最近は新作が次々にリリースされるので、とてもじゃないけどすべては買えない。
 でも、タチの悪いことに、楽天あたりのネット通販サイトでは、下の写真のように安いものも見つかるので、ついついポチッとしちゃうこともあるのだけど・・・・。


ZIPPO ジッポ ローリングストーンズROLLING STONES Z20695


 そんなストーンズのニューアルバム「Shine a Light」を、このところ毎日のように聴いている。
 最初は以前のエントリーにも書いたように、日本だけで発売されるSHM-CD仕様の初回限定盤を買うつもりだったが、発売日が変更されたので、いち早く手に入りそうな普通の輸入盤に変更してしまった。

Shine a Light: Original SoundtrackShine a Light: Original Soundtrack
The Rolling Stones


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 肝心の中身は、なかなか良いです。
 最近のストーンズのライブ盤は、スタジオライブ、アンプラグド的な要素のあった「Stripped」以外は、ツアーのおまけという感じもしていたが、今回は違う。小さなホールでの録音ということで、プレイがタイトでサビが効いているし、登場する3人のゲストもライブの流れに自然な彩りを加えている。

 ただ「これは映画のサウンドトラックなんだな」と思わせる部分もあって、ディスク2の最初にマーティン・スコセッシの声が入り、5曲目の「(I Can't Get No) Satisfaction」でライブは終了するはずなのに、その後に付け足したように「Paint it Black」「Little T&A」「I'm Free」「Shine A Light」の4曲(日本盤には「アンダー・カバー」がボーナストラックとして追加されているので5曲)が流れるのだ。
 このあたりはライブアルバムとすると不自然な感じはするが、曲そのものは悪くない。映画を見れば、その意図が分かるような仕組みになっているのかもしれない。

 ただ、残念なのはキースのギターから以前のような切れ味が感じられないこと。これまで何度か指摘してきたが、瞬発力の低下を感じちゃうのだ。
 まあ、年齢を考えれば仕方のないことかもしれないが、例えば「Sympathy for the Devil」あたりのギターソロを聴くと「以前のように、日本刀でぶった切るような鋭いフレーズは弾けなくなったのかも。キースの最高の見せ場のひとつだったのになあ」と思ってしまう。

 しかし、逆に特筆すべきは唄のうまさ。
 今回のアルバムには「You Got the Silver」「Connection」「Little T&A」とキースの唄が3曲も入っているが、どれも味のある素晴らしい歌声が収められている。ギターからは衰えは感じる部分もあるけれど、還暦を過ぎて唄がうまくなるなんて、やっぱりキースはすごい。
 ストーンズとしては掟破りかもしれないが、今のキースならジャズのスタンダードナンバーのカバーばかりを集めたソロアルバムをリリースすれば、すごく良いんじゃないかとさえ思ってしまう。

 ちなみ、これは1975年のキースの「Happy」。
 星型のステージが設置されたLAフォーラムでのライブで、ファンの間では有名なブートビデオからのワンシーンだ。



 最近のライブを見慣れていると、キースのソロ曲になっても奥に引っ込まないミックが新鮮。というか、キース以上にがんばって唄っているような・・・・。
 いずれせよ、このビデオの頃と比べると、今のキースの唄は別人かと思える(75年の「Happy」も違った意味で、とても良いけれど)ほど、味わい深くてステキだ。

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| ロックなZIPPO | 18:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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4月19日を「レコード屋さんの日」に

 昨日、4月19日を「レコード屋さんの日-RECORD STORE DAY」に制定しようという世界的な動きがあるようだ。
 どうして、4月19日が「レコード屋さんの日」にふさわしいのか、よく分からないけど、既に英語の公式サイトがあって、そこにはポール・マッカートニーやブルース・スプリングスティーンからのコメントが寄せられている。
 こんな記念日を制定しようしている背景には、日本だけではなく、アメリカやイギリスでも、レコード店の閉店が相次いでいるという事情があるようだ。

 ぼくの住んでいる街でも、2年前に大きめのレコード店が閉店してしまって、CDや楽器を扱っているお店は一軒しかない。そこはおじさんとおばさんが家族でやっているような小さな店で、品揃えは演歌が主力。だから、日常生活の中では、お店でCDを見ながら買えなくなってしまった。
 2000年あたりから、ぼくはCDの主な購入先をネット通販にシフトさせていたので、大きめのレコード店が閉店した時も「アマゾンがあるから、関係ないや」と思っていた。少々マニアックなCDでも簡単に手に入り、お店まで行かなくても家に届いて、さらに値段も安いネット通販はあまりに魅力的だったからだ。

 ネットからダウンロードして、MP3プレイヤーで聴くことが主流になっても、ぼくのようにレコードで育った世代は、CDという現物を手元に置いておきたい思っているはずだ。レコード店の衰退をネットや携帯からダウンロードが原因とする意見が目立つけれど、消費者がCDの主な購入先をネット通販に変えてしまったことも、レコード店の衰退の大きな原因のひとつではないだろうか。

 歴史を振り返れば、音楽は記録するメディアの影響を大きく受けてきた。
 例えば、1950年前後に収録時間の短いSP盤が長時間再生可能なLPレコードに切り替わっていった時、音楽の表現の幅が一気に広がった。マイルス・デイビスの「カインド・オブ・ブルー」などはLPレコードの普及なしには存在できなかったジャズの名盤だろう。
 さらに、ビートルズも様々なテクノロジーやレコーディング技術、記録メディアの進歩と共に成長し、音楽スタイルを大きく変えていったグループだ。

 そして、1982年にCDが登場する。
 メーカー側に早くCDを普及させたいという思惑があったとはいえ、わずか4年後の1986年にはCDの販売枚数がレコードを追い抜いてしまった。これはネットからのダウンロード販売の売り上げ高がCDを上回った現在の状況と同じ。つまり、歴史は繰り返すのだ。
 しかし、ダウンロード販売には実店舗が必要ない。そのために、音楽産業の構造が大きく変わってしまうことが問題なのだろう。


 ぼくは1960年代生れなので、レコードの全盛期とCDへと急激に移り変わった時代をよく知っている。さらに、インターネットというメディアとも創成期のころから付き合ってきた。
 そんな中で実感しているのは、音楽を記録するメディアが小さくお手軽になるたびに、中に入っている音楽自体も小さくなって、鑑賞する音楽から消費される音楽に変わっていったことだ。

 たとえば、LPレコードの時代はレコードを聴くという行為が儀式的ですらあった。その儀式はレコードを買う時点から始まっていた。
 少ないおこずかいを貯めて、レコード店に行って「これだ!」という1枚を時間をかけて選ぶ。子どもにとって、決して安くはなかったLPレコードを買う時には、ハズレを選ぶことは許されなかったのだ。

 そして、慎重に選んだLPレコードを大事に抱えて、家に戻り、レコードプレイヤーに乗せる。
 この時も、今のCDプレイヤーのようにボタンを押すだけとはいかず、レコードの上に針を慎重に置かなければならかった。さらに、A面が終わると、一度立ち上がってレコードをB面にひっくり返すという儀式もあった。
 レコードが回って、スピーカーから出てくる音には、とにかく集中して耳を傾けた。たとえ買ったレコードが、初めて聴いた時には理解不能で「ハズレだったかな」と感じたとしても、良さが分かるまで無理をして何度も聴いた。「レコードが擦り切れるまで聴く」という表現は決してオーバーではなく、実際にそれに近い聴き方をしていたのだ。

 とにかく、レコードをかける時は純粋に音楽を聴く時間で、大切なレコードを何かをしながらBGMとして聴くことはできなかった。ぼくがここで紹介している名盤の数々も、そうしたレコードの時代に初めて聴いたものが多い。そして、レビューを書きながら「レコードで聴いてたものは、体への浸透力が違うな」と感じている。

 でも、ぼくはレコードの時代にはもう戻れない。レコードプレイヤーを買ってみようかなと思ったことはあったけれど、今は生活の中にあの儀式を繰り返す余裕はなく、お気楽に聴けるCDばかりが増えていく。そのCDですら、今や時代遅れになろうとしてのに・・・・。

僕の音盤青春記 1971-1976僕の音盤青春記 1971-1976
牧野 良幸


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 最近読んだ「僕の音盤青春記 1971-1976」の作者の牧野良幸氏は、ぼくより4歳年上のようだが、レコードを聴くことが特別な行為だった時代の少年の気持ちが鮮やかに描かれている一冊だと思う。


 そういえば「RECORD STORE DAY」のHPで、一番最初にコメントが紹介されているポール・マッカートニーが、現在契約しているレコード会社はビートルズ以来所属していたイギリスのEMIではなく、スターバックスが設立したレコードレーベル「Hear Music」だ。
 そして、ポールの最も新しいアルバム「Memory Almost Full」は、従来のレコード店だけではなく、全世界のスターバックスの店舗でも販売されている。さらに「iTunes Music Store」では、1970年から現在までに発表されたポールのソロアルバム前25枚分の音源が、ダウンロード購入することが可能だという。

Memory Almost FullMemory Almost Full
Paul McCartney


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 ポールのような大物アーチストですら、レコード店以外の場所にCDの販路を求め、すべてのソロアルバムを「iTunes Music Store」でダウンロード販売する時代である。この先もレコード店、CDショップの衰退には歯止めが利かないかもしれない。

 でも、自分の街からレコード店が消えるということは、文化の発信地のひとつが消えることに等しい。CDのジャケットを手にとって見ながら買うという行為は、ぼくの日常生活の中の楽しみのひとつだったし、店で初めて出会った音楽もあった。
 困ったことに、この手の普通の楽しみの大切さは、失ってみて初めて分かることなのだ。

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| BEATな話題 | 18:30 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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レスポールの改造、お金をかけずに手間かけて編

 買っていきなり、トラストロッドの調整中にローズ指板が剥がれしまったエピフォンのゴールドトップのレスポールだが、自分でリペアしたネックの状態はなかなか良好。今のところ、木工用ボンドで接着したローズ指板が再び剥がれそうな様子はない。
 そして、毎日のようにゴールドトップを弾きたおしているけど、ネックも手によくフィットするし、重量が4キロ弱とレスポールとしては軽いほうだから、今ではすっかりお気に入りの1台だ。
 でも、肝心のトーンに難点があって、どうセッティングをしてみても、少し重たいけれど、リッチで甘いめのレスポールらしいトーンが出てこないのだ。

 そもそも、ゴールドトップのレスポールは買った時から改造ベースと考えていたので、自分なりに色々と手を入れてみるつもりだった。でも、今月は何かと出費がかさんでいる(レビューはまだですが、実はステキな音が出るチューブアンプを1台買っちゃいました)ので、パーツ代を捻出できそうにない。
 そこで考えたのが、手持ちのギターからのパーツの移植だ。詳細は下記の通り。

ミカウバーもどきから、フロントPUを取り外す

 ビル・ローレンス製のテレキャスター「TRIGGERⅡ」をミカウバー風に改造した時、フロントピックアップにディマジオのPAFを取り付けた。
 ただ、このミカウバーもどきのフロントピックアップは飾り物に近い状態で、それほど使うことはない。とりあえず、金属カバーのついたハムバッキングが付いていればカッコがつくので、ディマジオのPAFを取り外して、ゴールドトップのフロントピックアップと交換した。

ジャグマスターからコンデンサとジャックを移植

 ぼくのギター改造の練習機となってくれたジャグマスターには、色々と手が入っていて、内部の配線周りは総取替え状態だ。そこから、オレンジドロップのコンデンサ1個とスイッチクラフトのジャックを取り外して、ゴールドトップに移植した。

・PRSのSE用のピックアップをリアに

 ギターのパーツを入れた箱をひっくり返していると、PRSのSE用のオープンタイプの黒のハムバッキングを見つけた。
 持っていることをすっかり忘れていたが、これは1年以上前に新潟の楽器屋で手に入れた中古のブリッジ用のピックアップ。その時は使うあてなどなかったが、1.000円だったので「何かの時に使えるかも」と買っておいたものだ。
 ホントはフロントと同じくカバーされたピックアップにしたかったのだが、試しにこれをゴールドトップに取り付けてみた。

ゴールドトップのピックアップ交換

 とりあえず、ゴールドトップは上の写真のような状態になった。
 「リアをオープンタイプのピックアップに換えるだけで、ギターの表情って大きく変わるもんだな」と思いつつ、コンデンサとジャックを付ける時に、内部配線にも少し手を入れてみた。

 エピフォンのレスポールはトグルスイッチからジャックまで、長いシールド線が延びている。ホット用のコードの周りをアース用の網線で包んだ一般的なシールド線だったが、これがどうみても貧弱。
 これまでの経験上、ジャックにつながっている配線材を換えるのが、ギターのトーン改善に一番効くので、貧弱なシールド線をベルデンの布被覆のヴィンテージケーブルと同じくベルデンのアースワイヤーに換えてみた。

 でも、アンプから音を出しみると、ノイズが改造前よりも多くなってしまった。フェンダーのギターに比べると、レスポールはジャックへのケーブルの距離が長くなる。そのせいで、単線のケーブルでの配線だとノイズを拾いやすいのもしれない。
 「それならば、同じ構造のギターのシールドに使うケーブルは使えないものか」と取り出したのが、パッチケーブルの自作用に買ってあった切り売りのベルデンの9395だ。
 元のシールド線よりはかなり太くなるので、取り回しは少し窮屈だが、これを何とかレスポールの内部に配線してみた。

ゴールドトップのキャビティ

 上の写真はゴールドトップの内部配線の様子だが、ネット上に写真のあったギブソンのヒストリック・コレクションあたりの配線に比べると、ワイヤーの数が多くて、乱雑な感じがする。
 その辺りもいずれ見直していきたいと思っているが、今回はパーツがないので、一番下に見えている黒いシールド線ベルデン9395をトグルスイッチとジャックの間の通すだけにしておいた。

 以上の改造の結果、トーンはかなり良くなったと思う。特にフロントからはレスポールらしい甘くて太いトーンが出るようなった。コードを弾いても1本、1本の弦がきれいに鳴り響いて、音が潰れてしまうことはない。
 リアは良くも悪くもPRSのピックアップの特徴が出ていて、中域が少々強めの鼻づまり気味のトーンだが、最初よりはシャープさがある。ただ、クリーントーンで使うには少々厳しいものがあって、エフェクターで色を付けるとちょうどいい感じだ。

 これはあくまでも個人的な意見になるけれど、エピフォンのエントリークラスのレスポールのピックアップは「ちょっとなあ」という感じがする。出力はそれなりにあったけれど、特にクリーンで弾いた時に、トーンの美しさに欠けるような印象を受けたし、音の抜けや分離も良いとはいえなかった。
 良質のパーツを使ったある程度高額のエレキギターの場合は、ピックアップを換えると、トーンのバランスが変わってしまって、改悪になることも多いようだが、エントリークラスのエレキギターなら、ピックアップを交換することによって、ある程度の効果が期待できると思う。

 エレキギターのピックアップの構造自体は極めて単純なもので、使われている素材やコイルターンなどにも、それほど大きな違いはないはず。でも、取り付けて音を出してみると「こんなに違うものか」と驚くことが多い。
 磁石に銅線を巻き付けただけというシンプルなパーツだからこそ、素材のわずかな違いや技術の差が、トーンに出るってことなんだろうなあ。

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| エレキギター、再び | 21:09 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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レスポール的名盤2「The White Album」

The Beatles (The White Album)The Beatles (The White Album)
The Beatles


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 以前にも書いたような気がするが、ぼくが30数年前に「エレキギターを弾きたい!」と思うようになったきっかけは、ビートルズの通称「ホワイト・アルバム」の中の「While My Guitar Gently Weeps」を聴いたことだ。

 ぼくは中学生の時にビートルズが大好きになったが、最初は彼らの曲を聴くのに夢中で、ギターで弾こうなんて考えもしなかった。でも、「While My Guitar Gently Weeps」を聴いて、初めてギターの音に対して衝撃を受けてしまった。「めちゃくちゃ、かっこいい!こんな風にギターを弾いてみたい」と思うようになったのだ。
 そして、レコードに入っていたライナーノートを読むと「この曲のギターソロはジョージ・ハリスンではなく、エリック・クラプトンが弾いている」と書いてあった。この時、ぼくの頭の中に「エリック・クラプトン」という名前は強くインプットされた。

 「While My Guitar Gently Weeps」でクラプトンが泣きじゃくらせているギターは「ルシール」と名付けられたチェリーレッドのレスポールだ。このレスポールは数奇な運命を辿ってジョージの所有するギターとなり、その生涯に渡って愛用された一本である。

 ジョン・セバスチャン(元ラヴィン・スプーンフル)は、ビグズビーを装着した1957年製のゴールドトップのレスポールを所有していた。やがて、そのギターはリック・デリンジャーへと譲り渡されたが、ステージで使い続けているうちにキズが多くなったため、ギブソンの工場にリフィニッシュに出される。
 ゴールドトップのレスポールからは、ビグズビーが取り外され、チェリーレッドに塗り変えられて、手元に戻ってきた。しかし、リック・デリンジャーはリフィニッシュによって以前と異なるトーンになってしまったことが気に入らず、ニューヨークにある楽器屋に売り払ってしまう。

 しばらくして、偶然にその楽器屋を訪れたクラプトンが、チェリーレッドのレスポールを見つけて、ロンドンに持ち帰った。そして、1968年9月に行われた「While My Guitar Gently Weeps」のレコーディングセッションに「ルシール」を持ち込み、ビートルズのレコードの中に歴史的な名演を刻み込んだのである。

 セッション終了後、弾き終えたばかりの「ルシール」はジョージにプレゼントされた。
 チェリーレッドのレスポールは「Revolution」のPVにも登場するので、ビートルズ・ファンには御馴染みのギターだが、元々はクラプトンの持ち物だったのである。



 少し前まではギターをクリーントーンで鳴らしていたビートルズだが、この曲では思い切りアンプをドライブさせて、トーンを歪ませている。エレキギターのトーンというものが、わずか数年の間に大きく様変わりしてしまったことが、よく分かる1曲だと思う。


 1973年、ドラック中毒による引き篭もり状態のクラプトンを立ち直らせるために、ピート・タウンゼントなど多くの友人達が「レインボー・コンサート」を企画した。カムバックのきっかけになったステージに、クラプトンはジョージから借りた「ルシール」を手にして立った。
 どういういきさつがあったかは分からないが、クラプトンは大事な復帰の舞台に「While My Guitar Gently Weeps」を弾いた時の良いイメージを持ち込みたかったのではないだろうか。

Eric Clapton's Rainbow ConcertEric Clapton's Rainbow Concert
Eric Clapton


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 レインボー・コンサートでのクラプトンはお世辞にも本調子とは言い難く、ギターと歌声に弱々しい部分が目立つ。
 しかし、ここで復活へのきっかけをつかんのだクラプトンは、翌年「461 Ocean Boulevard」を携えて、ロックシーンへと帰還する。その時、彼の手に握られていたのは「ルシール」ではなく「ブラッキー」のネックだった。


 空中分解状態のビートルズが作った、名曲が乱雑に散りばめられた「ホワイト・アルバム」をレスポール的名盤と定義するには無理があるかもしれない。
 でも、クラプトンとジョージをつなぐ「ルシール」という1台のレスポールと、その後の彼らの運命。そして「While My Guitar Gently Weeps」という曲の素晴らしさから、あえて「ホワイト・アルバム」をレスポール的名盤としたい。

 最後に年代別の「While My Guitar Gently Weeps」のライブ映像をご覧下さい。

 まずはバングラデシュのコンサートのワンシーン。



 この頃、クラプトンは既に重度のドラック中毒で、早々にコンサートへの出演を決めながら、会場であるマジソン・スクエアー・ガーデンへの到着が危ぶまれていたという。当然、プレイは精彩を欠き、ギターソロにも切れ味はないが、今となってはこれも貴重な記録だ。
 そんなヘロヘロのクラプトンに対して、この時期のジョージはかっこいい。哲学者然とした顔に、白いスーツと白いストラトが実に似合っていますなあ。

 次はプリンストラスト・コンサートの「While My Guitar Gently Weeps」。



 豪華なメンバーでプレイされ、クラプトンもチェリーサンバーストのレスポールを持ち出して、やる気満々だ。惜しいのは、ベルサーチのスーツを着こなすハイパーな時期のクラプトンだけに、何となくフレーズに哀愁がないところか。

 最後はジョージの追悼コンサートから。



 クラプトンの声、ギターのトーンとフレーズから友を悼む気持ちが痛いほど感じられる。とても悲しいけれど、聴き応えのある名演になっている思う。

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| ロックの名盤 | 22:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トゥルーバイパスと木材の産地偽装

 このところ、エレキギターの周辺で少々きな臭い話題が増えている。

 まず、ここで以前に紹介したペダルチューナー「Ibanez LU20」がトゥルーバイパスではなかったという話。

 トゥルーバイパスとは、エフェクター内部の電子回路をエレキギターの信号回路から切り離して、エフェクターを使っていない時にトーンの劣化を防ぐ方法である。ギター本来のトーンの劣化を最小限に抑える回路とされ、最近では多くのエフェクターに採用されている。
 「Ibanez LU20」は低価格のペダルチューナーにも関わらず、トゥルーバイパスを採用したことで、話題になった1台だ。公式サイトの商品紹介にも「原音の劣化を抑えるトゥルー・バイパス回路採用」と誇らしげに書いてある。

 しかし、「ギター・エフェクターの自作改造-松美庵」の松美庵さんが分解したところ「Ibanez LU20」はトゥルーバイパスではなかったというのだ。

Ibanez LU20 TUNER 分解検証

 ぼくは電気回路にそれほど詳しくないけれど、多くのエフェクターを分解し、自作もされている松美庵さんの「トゥルーバイパスではない」という判断は、客観的にみても正しいと思う。

 ただ、このトゥールバイパスの表記については、業界内でも明確な基準がないようで、メーカーが「トゥルー・バイパスを採用」と謳えば、そのエフェクターはトゥールバイパスということになるようだ。
 「Ibanez LU20」も発売されてから、それなりの時間が経過しているが、松美庵さんが分解してみるまで「トゥルー・バイパス疑惑」がネット上で話題になることはなかったと思う。少なくとも、ぼくは「Ibanez LU20」を使っていて、音の劣化をそれほど感じられなかった。
 これには「このチューナーはトゥルー・バイパスだから、音が変わらないのだ」と思い込んでいた影響もあるだろう。しかし、毎日使っているチューナーだけに、明らかな音の変化があれば「おかしいなあ?」と気付くはず。その点から考えると、仮にトゥルー・バイパスではなくても、「Ibanez LU20」はよく出来たチューナーってことになる。

 今後も、ぼくは「Ibanez LU20」を使い続けていくつもりだが、今回の「トゥルー・バイパス疑惑」については、何となくモヤモヤ感が残る。できれば、この件に関するメーカー側の見解を聴きたいところだ。


 次はギターに使用される木材の表記について。

 昨年、多くの食品偽装問題が明るみになった時、ぼくは「そういや、ギターはどうなんだろうな」と考えた。
 例えば、ストラトキャスターやテレキャスターのボディ材に使われているアッシュとアルダーの違いなんて、素人には簡単には分からない。それでも、木目の透けて見えるサンバーストやブロンドなら、目利きの出来る方になら判別ができるだろう。しかし、木目の見えない塗りつぶしのカラーの場合は塗装を剥がさないと見た目では判別不能なわけで、こうなるとメーカーの表記を信用するしかない。それでも、耳の鋭い方なら木材の違いをギターのトーンで判別できるかもしれないが、同じくこれも素人には無理だろう。

 つまり、ギターの素材の表記については、偽る気になれば、簡単に偽ることができそうな気がする。命に関わる食品と趣味の楽器では商品としてのあり方がまったく異なるから、表記の偽装に関する規制や罰則も、おそらく皆無だろう。消費者としてはメーカー側のモラルを信じるしかなさそうだ。

 そんなことを考えていると「某楽器店店長のブログ」に、こんなエントリーが書かれていた。

楽器業界の危惧

 詳しい内容はリンク先を読んでいただきたいが、ギター好きにはなかなかショッキングな内容である。
 驚くべきことに、最初に書いた「トゥルー・バイパス」と同じで、木材の産地などの表記については正式なルールがないそうだ。例えば、ホンジュラス産ではないマホガニーを「ホンジュラス・マホガニー」と偽っても、誰にも分からないし、誰からも責められることがない。うーん、これってどうなんだろう?

 結論として「某楽器店店長のブログ」の中でも書かれているように、良い楽器と出会いたいなら自分の耳と目を磨くしかないのだろう。
 でも、自信を持って、楽器の良し悪しを判別できるレベルまで耳と目を磨き上げるには、時間とお金、そして労力がかかる。だからこそ「あのミュージシャンが使っている、この逸品」「ネット上での評判が良い」などという評価がもてはやされるのだろうが、やっぱり好きなモノだからこそ、楽器に対する自分自身の判断力を鍛えないとなあ。

 いずれにせよ、今回の2件の記事は、ぼくにとって良い教訓になった気がする。

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| エレキギター、再び | 09:33 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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フェンダーのモノグラム・ストラップをまとめ買い

フェンダー、モノグラム・ストラップ


 先日、いつものようにハードオフの店内をぶらついていると、ギターコーナーの片隅に見慣れない青いコンテナボックスがあった。「何だろう?」と中を見てみると、そこには数十本のストラップが詰まっていた。
 フェルナンデスやグレコ、アイバニーズ、タカミネなど国産メーカーに混じって、フェンダーやギブソン、マーチンのストラップもあって、ジャンク品扱いで値段は300円か600円。どのストラップにも使用感がなかったので、どこかの楽器屋から流れてきた大量の新古品なのかもしれない。

 そして、コンテナボックスを漁っていると、底のほうからフェンダーのモノグラム・ストラップが出てきた。
 このストラップは、ぼくが高校生の頃からあったので、かれこれ30年近くも生産されている定番中の定番だ。ミュージシャンの中にも愛用者が多く、昔からチャーもモノグラム・ストラップを使い続けている。 
 でも、ぼくはモノグラム・ストラップを一度も買ったことがなかった。「どこの楽器屋にもあって、いつでも買える、ありふれたストラップ」と思っていたので、これまで手が伸びなかったのだ。
 しかし、コンテナボックスに入っていたモノグラム・ストラップは1本600円。3本買っても、新品1本分の値段だったので、自分の持っているギターに似合いそうなストラップを三色まとめて買ってしまった。
 
 家に帰って、テレキャスターにモノグラム・ストラップを付け、肩からぶら下げて弾いてみると、これが実に良い具合だった。
 ストラップ自体はフェンダーのロゴとストラトキャスターのヘッドストックが刺繍された布に、薄い緩衝材を挟んだビニールレザーを縫い付けてあるだけだ。でも、適度なしなやかさがあるのに、ねじれにくくて、肩にあたった感じも悪くない。意外に大切なストラップのすべり具合にも絶妙の感覚があると思う。
 なるほど、多くのミュージシャンに愛用され、長年に渡って作られ続けているストラップには、それに値する理由があるわけだ。
 

FENDER 2"Monogrammed Strapsフェンダー 2" モノグラムド ストラップ

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| エレキギター、再び | 20:58 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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レスポール的名盤「Bluesbreakers with Eric Clapton」

 ジャンク品、エントリークラスとはいえ、エピフォンのゴールドトップのレスポールを手に入れてから、ぼくの中でレスポール熱がにわかに高まっている。フェンダー系のギターを中心に弾いてきたせいか、レスポールのスタイルやトーンが、やけに新鮮に感じられるのだ。
 そんな気分をブログにも反映させて、これまでの名盤レビューとは異なる「レスポールが主役のアルバム」という切り口でも、名盤を紹介していこうと思っている。

 レスポール的名盤の第1回目は「Bluesbreakers with Eric Clapton」。ロックとレスポールの関係を歴史的な観点から考えると「最初はこれしなかない」という1枚だ。
 アマゾンで検索してみると、アメリカ盤より日本盤のほうが安くて、しかもモノラルとステレオの2つのミックスが聴けるコンプリート・エディションだった。ひょっとしたら、このアルバムはモノラルで聴いたほうがムードがあるんじゃないかと思って、日本盤にリンクを貼ってみた。

ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトンジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン
ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン


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 今のエリック・クラプトンのギターといえば、ストラトキャスターというイメージしか思い浮かばないが、ロックに歴史の教科書があったとすれば「1966年、エリック・クラプトンがレスポールとマーシャルの組み合わせを発明」と書かれることになるだろう。
 つまり、マーシャルのアンプにレスポールをプラグインして、ボリュームをフルに上げ、ナチュラルにオーバードライブさせたトーンで「何じゃ、このギターの音は!」と多くのギタリストに衝撃を与えたのは、このアルバムとクラプトンなのだ。
 ジミー・ペイジはレスポールを世界中に普及させた伝道師といえそうだが、開祖はクラプトン。現在まで続くレスポールとロックの関係は、ここから始まったといえるだろう。

 このアルバムはリリースから40年以上が経過しているので、正直なところ「ちょっと、古くさいなあ」と感じられる部分もある。情報が少なかった時代に、アメリカの黒人音楽であるブルースを、イギリス人が良い意味で屈曲した解釈でレコーディングしているせいか、妙な違和感を感じる部分もなくはない。
 でも、クラプトンのレスポールのトーンに関しては、未だに色あせることなく、聴くたびに「レスポールの音ってのは、これだよなあ」と思わずにはいられない。

 中でも、未だにギターインストの名曲として輝き続けているのが、2曲目の「Hideaway」だ。フレディー・キングの曲のカバーだが、フルテンにしたマーシャルからはじき出されるレスポールのトーンが絶品だ。
 この曲をレコーディングした時、クラプトンは弱冠21歳。すでに自分の中でブルースを消化しているようで、その上にクラプトン独特のタイム間(この曲に限らず、クラプトンをコピーする時の高いハードル。真似するのがとっても難しいと思うのは、ぼくだけだろうか)とフレーズを加えて、若々しくアグレッシブなブルースに変化させているあたりは、さすがというしかない。「天才は最初から天才なのだ」ということを痛感させられる一曲だ。

 Youtubにも60年代の「Hideaway」の映像はなくって、これはジョン・メイオールの70歳を祝うライブでのひとコマ。



 クラプトンのギターはストラトで、若い頃のようなアグレッシブさはないが、これはこれで悪くはない。老いてなお、怪しくもかっこいいジョン・メイオールが、クラプトンよりも目立っている一曲かもしれない。

 次は、同じくYoutubeで発見した、もうひとつの「Hideaway」。



 弾いているのは、十代の日本人の女の子だと思われるが、クラプトン独特のタイム間を見事にコピーして、自分のものにしているような気がする。
 実は、ぼくもギターを再開した直後から「Hideaway」のコピーを続けているが、こんな風には弾きこなせない。もちろん、才能って部分もあるのだろうけれど、もっと練習しないとなあ。

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2008年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年05月

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