2008年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年09月

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北京のジミー・ペイジ

 少し前の話になるけれど、北京オリンピックの閉会式を見た。
 本来、あの手の壮大で冗長なセレモニーを見続けるのは苦手。でも、白髪のノッポさん、我らがジミー・ペイジが、ロンドン代表として北京の国家スタジアムに登場するとあっては、見ねばなるまい。

 ここでYoutubeの動画を。
 と思ったら、オリンピック関係の映像はマークが厳しいのか、アップロードされていたものが、ことごとく削除されていた。

 仕方ないので、文章で表現すると、閉会式の半ば、次の開催地ロンドンを紹介するアトラクションの中、名物の二階建てバスが、ゆっくりとグラウンドに入ってくる。そのバスの上の部分がパカッと割れて、そこから登場したのは、レオナ・ルイスとジミー・ペイジ。
 世界的なスポーツ・イベントのセレモニーのせいか、ジミー・ペイジは復活コンサートの時のようにサングラスはかけず、長い白髪は後ろで結っている。持っているギターはトラ目も鮮やかなサンバーストのレスポールで、曲は「Whole lotta love」だ。

 でも、あの問答無用のリフやレオナ・ルイスの歌声の音が小さかった。ジミー・ペイジはコンパクトにまとめたギターソロも弾いていたが、どんなフレーズなのか聴き取り難くいのだ。
 単なる放送上のトラブルなんだろうけど、ひょっとすると「人民にロックなどという邪悪な音楽は聞かせない」という当局の配慮なのかもね。
 
 よーく考えれば、ジミー・ペイジがオリンピックの閉会式でギターを弾くなどいうのは、少し前ならありえないこと。ロックという音楽には「ダーティで不良」というイメージがあったはずで、特に黒魔術に傾倒していたこともあるジミー・ペイジは、オリンピックという超健全なスポーツイベントには似つかわしく人だったような気がする。
 ストーンズがアメリカ最大のスポーツイベントのスーパーボウルのハーフタイムショウに出たときも驚いたが、ロックも無害なエンタティメントに変化したということか。

 北京のジミー・ペイジがダメなら、せめてストーンズでもと、スーパーボウルの動画を探していると、こんなのを発見。



 「Super Bowl Behind The Scenes」というタイトルの映像には、ステージを去っていくストーンズの様子が収められている。
 電動カートに乗って、グラウンドを抜け、楽屋に戻るメンバーたち。DVDのネタにでもしようというのか、ビデオカメラを片手に前に乗る冷静なミックと、後ろで無邪気に手を振るキース。2人のキャラクターの違いが出ていて、なかなか面白いショートムービーだと思う。

 前にも書いたけれど、未だにぼくは「大人のロック」という言葉には違和感がある。でも、オリンピックのジミー・ペイジやスーパーボウルのストーンズには、それほど違和感を感じなかった。
 「ロックという音楽には、どこかに不良の匂いが漂っていて欲しいものだ」と思うけれど、今はそんな時代ではないことを素直に受け入れるべきなんだろうなあ。

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| レッド・ツェッペリン | 18:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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レスポールの改造、ペグとテールピース編

 前回の「お金をかけずに手間かけて編」からずいぶんと間が空いてしまったけれど、3月の終わりにジャンクで買ったエピフォンのレスポール・ゴールドトップの改造は、その後も続いている。
 今回はペグとテールピースを交換した時の話を紹介します。

GOTOHのペグとテールピース

 ペグは付いていて当然のもので、数あるギターのパーツの中でも軽視されている存在ではないだろうか。でも、ペグは重要なパーツのひとつで、これがなければチューニングができないし、ギター全体のトーンや弾き心地にも、少なからず影響を与えると思っている。

 これまで、ビルローレンスのテレキャスター、グレコのSGのペグをGOTOH製のものに交換してきたが、交換前と交換後では、明らかにトーンが変わるのだ。それは些細な変化かもしれないが、音に締りが出るというか、ギターの鳴りが良くなった気がした。
 さらに、GOTOHのペグは精度が高くて、タッチも良い。安物のペグとはモノが違うから、チューニングが安定するし、結果として気持ち良くギターが弾けるようになる。

 エピフォンの普及モデルに付いているペグは、チューニングの安定度はそこそこだが、タッチが悪い。バックラッシュが多くて、スムーズに回っている気がしないのだ。これはスクワイヤーのジャグマスターのペグにも感じることだが、普及ラインのギターでも、せめてペグだけは良いモノを使うべきだと思うんだけどな。
 さらに、ぼくのゴールドトップは4弦用のペグのシャフトが曲がっていたので、これをGOTOHのSD90に交換した。

 ペグの交換は、それほど難しくない。付いているペグを取り外して、新しいものに換えるだけだ。弦を巻くシャフトのサイズが同じなら、ギターを改造する必要はなく、ネジ穴もそのまま使える。
 しかし、エピフォンのゴールドトップは加工精度が悪いのか、ペグを裏から止めるネジ穴の位置がGOTOHのものと微妙に異なるのだ。新たに穴を開けなおすほどのズレではないので、何とかごまかしながら取り付けたが、この症状はこれまでペグを交換した2台のギターにはなかったことなので、少々とまどった。

 今回は「こうなりゃ、ついでに」と、テールピースもGOTOHのアルミ製のものに交換。
 エピフォンに最初から付いているのはダイキャスト製で、これを軽量のアルミのテールピースに換えるのは、他のレスポールでも定番の改造だ。ただし、レスポールのテールピースにはインチとミリの2つの規格がある。本家ギブソンはインチ、韓国や中国製のエピフォン、日本製のレスポールのコピーモデルなどはミリと考えておけば、まずまちがいないだろう。
 
 今回の改造は、弦を止めている場所の最初と最後の部分を換えることになった。その結果、トーンもかなり変化した。
 重量のあるダイキャスト製のテールピースから軽量のアルミ製に換えることで、どうしてそうなるのか理屈はよく分からないが、トーンが上品になって、音にまとまりが出てきたような気がする。例えば、コードを弾くと、これまでは音が「ジャガーン」と固まって出ていたのに、アルミのテールピースにすると「シャラーン」と1本、1本の弦がきれいに分離して鳴っているように聴こえる。
 ただ、サスティーンに関してはダイキャストのテールピースの方が良かった気がするし、音の重厚さも少し薄れた。どちらかというと、クリーントーン重視に感じられるアルミのテールピースを付けると、枯れた音になるといえるかもしれない。

 どちらが良いのか、最後は好みの問題になってしまうけれど、GOTOH製ならアルミのテールピースもそれほど高くないし、簡単に交換できるパーツなので、レスポールのユーザーなら一度は試してみる価値があると思う。


GOTOH/マシンヘッドSD90


GOTOH/アルミテイルピースGE101A(ニッケル)

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| エレキギター、再び | 16:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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1月の来日ラッシュ、キャロル・キングとWHO、さらに

 7月末から続いた慌しさにも、ようやく出口が見えてきた。
 と思ったら、お盆の過ぎた北海道では、早くも涼やかな秋風が吹き始めた。仕事、仕事と言っているうちに、夏が終わろうしているのだ、トホホ。

 でも、今年は11月の大阪行き、コンサート3連戦があるので、夏を捨ててしまってもあきらめはつく。キャロル・キングの大阪公演が13日にあるTHE・WHOのライブの後ろに見事にはまったのだ。
 キャロル・キングの日本ツアーの公演予定は下記の通り。

11月10日(月) Bunkamuraオーチャードホール
11月11日(火) Bunkamuraオーチャードホール

11月14日(金) 大阪厚生年金会館
11月15日(土) 大阪厚生年金会館

11月17日(月) 名古屋国際会議場センチュリーホール

11月21日(金) 東京国際フォーラム
11月22日(土) 東京国際フォーラム

11月24日(月) 神戸国際会館

 この日程はキャロル・キングの公式サイト(英語)のニュースにも掲載されているので、まちがいないと思う。さらに、東京、名古屋では既に先行予約が始まっている。
 大阪に関しては、まだチケット発売の正式なアナウンスがないので気がかりだが、近いうちに何らかの発表があるだろう。


 今年の11月は時ならぬ来日ラッシュのようで、ジャクソン・ブラウンも20日は大阪、22日と24日が東京でライブをする。こちらも、久しぶりに見たいところだが、20日まで大阪に滞在するのはちょっと難しそうだ。

 そのジャクソン・ブラウンのニューアルバム「Time the Conqueror」が9月末にリリースされる。

Time the ConquerorTime the Conqueror
Jackson Browne


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 でも、ジャケットを見て、びっくり。
 永遠の好青年(アメリカの布施明という声も)のはずのジャクソン・ブラウンがヒゲ面になって、サングラスまでかけている。こりゃあ、CDショップでジャケットを見つけても、ジャクソン・ブラウンのニューアルバムとは思えんぞ。逆にどんな中身なのか、とても楽しみですが・・・・。

 さらに、ボブ・ディランも11月に来日するというウワサがあって、実現すればこりゃもう大騒ぎだ。公演日と場所さえあえば、ボブの姿はぜひとも拝んでおきたいところなんだけどなあ。

 ちなみに、ボブ・ディランも10月にブートレッグの第8集をリリースする。

Tell Tale Signs: Bootleg Series, Vol. 8Tell Tale Signs: Bootleg Series, Vol. 8
Bob Dylan


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 今回は1989年以降にレコーディングされた未発表曲と、1992~2004年のライブをまとめた3枚組になるらしい。ボブの未発表曲には「どうして、この曲がボツに?」と思えるものがあるだけに、こちらも期待できそうだ。

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| キャロル・キング | 18:59 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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ハリケーンのフライングV

 このところ、仕事がテンパリ気味で、ブログの更新も停滞中。でも、5カ月ぶりに新たな1本を手に入れたのでご報告を。

 先日、いつも行くハードオフのジャンクコーナーの片隅に、黒い矢印が立っていた。頭からふたつあるシッポの先まで、真っ黒なフライングVである。
 ぼくはフライングVをヘビメタの象徴のようなギターと考えていたから、これまでは完全にノーマークのギターだった。しかし、プライスカードを見てみると、2.100円の値段がついている。そして、注意書きには「ノイズが多い。音はNG」と書いてある。
 「やけに安いなあ」と思いつつ、素通りしようとすると、尖がったヘッドの上に「Hurricane by MORRIS」の文字があることに気が付いた。

ハリケーン、フライングVのヘッド

 「Hurricane」はアコギで御馴染みのモーリスを取り扱っているモリダイラ楽器の輸出向けのブランド名だ。
 80年代、主に海外で流通したらしい「Hurricane」のギターは、アメリカあたりで未だに高い評価を受けていると聞いたことがある。ぼくも密かに気になっていた国産ギターのブランドなのだが、実物を見るのは初めてだった。

 店員に断って、手にとらせてもらうと、色はネックの裏まで真っ黒、本家ギブソンに採用されているセットネックではなくボルトオンで、トラストロッドカバーは欠品していた。ブリッジは二点支持のシンクロナイズド・トレモロだが、アームは付いていない。ボディ全体に傷は多いけれど、ネックに反りもなく、フレットも七分程度は残っている。

 試奏用のアンプに通してみると、確かに「ザァー、ザワー」というノイズばかりで弦の音は出てこない。しかし、この症状はギターを改造している時に、何度か経験したことがある。アースが不良の時に、このようなノイズが出るのだ。さらに、トグルスイッチを切り替えて、指でピックアップに触れてみると、前後ともかすかに反応がある気がする。
 「ブリッジかジャックのアース線が外れているだけかも。直らなくても、2千円ならパーツを取ってから捨ててもいいか」と思って、レジに持っていった。


 家に持ち帰って、ギターの裏にあるコントロールパネルとトレモロスプリングのカバーを外してみると、内部は手を入れられた様子もなく、オリジナルの配線のままだ。アース線もしっかりとハンダ付けされている。「とすると、ジャックか」と思って、外してみるとアース線はつながっているものの、内側がサビだらけで明らかに接触不良を起こしている。接点復活材を吹きつけ、竹串でカリカリとサビを落とすと「ジャガーン」と音が出た。
 ジャック不良、わずか10分で修理は完了である。

ハリケーン、フライングVの全体 最初にも書いたように、テンパった仕事を抱えているので、本来ならギターをいじっくっている場合ではないのだが、この手のことはやり始めると止まらない。

 音は出るようになったとはいえ、いくら磨いても内側にサビの残るジャックを手持ちの中古のものに換え、ガリがひどかったボリュームとトーンのポットも、別のギターのポットをCTS製に換えた時に取り外した国産のものに交換した。
  
 試しにボルトオンのネックを取り外してみると、ジャックのサビの状態からして長年放置されていたギターのはずなのに、ネックの反りもなく、取り外すのに少し力が要るほど、ネックポケットの加工精度も高かった。指板に使われているローズウッドも、最近の安価な中国製のものとは比べ物にならないほど上質そうだ。

 コントロールキャビティには、導電塗料がていねいに塗られていて、パネルの内側もアルミテープでシールド済み。
 ボルトオンネックのフライングVというところから推測すると、それほど高価なギターだったわけでないだろうにこの仕様、80年代の国産ギターの潜在的な実力の高さを見た気がするなあ。

 細部の調整と全体のクリーニングを終えて、ギターをながめてみると、真っ黒で何だか愛嬌がない。そこで、手持ちのステッカーを貼ってみた。
 ギターをステッカー・チューンするのは高校生の時以来だが、やっているうちに何だか楽しくなってきて、あれでもない、これでもないと悩みながら、いくつかのステッカーをボディに貼り付けた。

 肝心のトーンのほうも、形に似合わず、意外に良い音だった。
 レスポールと同じ構成で2つのハムバッキングPUが付いているのだが、ボディの形状のせいか、良くも悪くも軽い音がする。どちらかというとSGに近いトーンかもしれない。
 ピックアップはミドルパワーという感じで、クリーントーンでも何とか使えて、オーバードライブさせると本領を発揮するが、トーンには芯があり、ぼやけた音ではない。特にリアの切れ味はなかなか鋭い。レスポールのように甘くて太いトーンは出ないけれど、弾くたびに「これはこれで、ありかもしれん。いや、ひょっとしたら好きかも」と思ってしまうようなトーンだ。

 フライングVは「弾きにくいギターだ」という話も聞くが、実際に弾いてみると、それほど扱いづらいギターでもない。もちろん、座って弾くなんて話は論外だが、立って弾くには軽くて取りまわしも良い。よーく考えれば、あの形は究極のダブルカッタウエイのようなものだから、ハイポジションにもスッと手が入っていく。
 ただ、その形状からかギターのバランスが少々悪い。すべりのいいナイロンストラップを使うと、ヘッドが下がり気味になるのだ。この問題はレザーストラップに換えることで、少しは解消されるが、ギターのデザインによるものとあきらめるしかないだろう。

 テレキャスターが一番好きなギターなのに、黒のフライングVのコピーモデルをうれしそうに弾いている姿には、自分自身でも未だに違和感があるけれど、ハリケーンのフライングVは、なかなか楽しいギターだ。
 少なくとも、2千円のギターの音ではないことは確かで、ギター選びの目安はブランドや値段だけ(もちろん、それも重要だけど)ではないことを思い知らせてくれる1本である。

 ちなみに、このフライングVのヘッドには、小さく「Vivian」とモデル名が書かれている。
 V字型の黒のヴィヴィアンちゃん、ぼくの持っているギターの中では異色の1本となったが、この先も愛用していきそうな予感がする。

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| エレキギター、再び | 12:22 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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