2008年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年11月

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ジョージ・ハリスンとポール・サイモンのデュオ

 すっかり秋深しの北海道では、平地でも紅葉が始まった。
 ただ、今年の紅葉は少し彩りが悪い。本来は暑いはずの8月に低温が続き、9月の方が暖かかったせいだろう。

 毎年、この時期なると、ぼくは古めのジャズやアコースティックな音楽が聴きたくなる。もちろん、派手なロックも聴くけれど、秋の夜長はいつもより少し思慮深く、静かに過ごしたい。

 そんなことを考えながら、いつものYouTube巡りをしていて発見したのが、ジョージ・ハリスンとポール・サイモンのデュオの映像。
 まずは「Here Comes The Sun」を。



 この映像、1976年のサタディ・ナイト・ライブのものだが、2人の息もぴったりで、とても即席のデュオだと思えない。
 「アビー・ロード」に収録されている原曲は、もちろん名曲中の名曲。でも、ギター2本というシンプルな構成で、春や秋の穏やかな日差しを感じさせるデュオ・バージョンは、それすら上回るような曲になっていると思う。

 次はサイモンとガーファンクルの名曲「Homeward Boud」。



 この曲も最初から最後まで完璧。ジョージが二番を唄うのだが、まるで自分の持ち歌のようだ。
 こういうのを見せられると「この2人は『サイモン&ハリスン』でレコードの1枚でも作ればよかったのになあ」と思ってしまう。

 ついでに、ぼくが好きな2人のアルバムを紹介を。

 まず、ポール・サイモンは「グレースランド」。

GracelandGraceland
Paul Simon


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 南アフリカのミュージシャンを起用して製作されたアルバムで、リリース当時はアパルトヘイト政策に関連しての批判もあった。
 しかし、そんな政治的な背景も過去のことになった今では、このアルバムは単純に音楽として素晴らしくて、色あせることのない名盤だと思う。

 ジョージ・ハリスンの場合は代表作の「All Things Must Pass」や「Cloud Nine」ではなく、あえてこれを選びたい。

George Harrison
George Harrison
B00014TJ6Q

 原題は「George Harrison」と彼の名前のまんまだが、邦題は「慈愛の輝き」。
 日本で独自に付けられる邦題には的外れなものも多いが、これはアルバムの中身を見事に表現した素晴らしいネーミングである。

 「慈愛の輝き」はジョージの死後にクラプトンもカバーした「Love Comes To Everyone」から始まり「Here Comes The Sun」の続編ともいえる「Here Comes The Moon」、キャッチなーメロディの隠れた名曲「Blow Away」などが続くジョージらしい柔らかなムードに溢れた1枚。個人的には彼のソロキャリアの中で一番好きなアルバムだ。

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| ビートルズとその周辺 | 19:07 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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正式発表はまだか?ベックとクラプトンの競演

 かれこれ1カ月近く前に「ジェフ・ベックとクラプトンが日本で競演する」というエントリーを書いた。でも、今のところは招聘元と思われるウドーから正式な発表はない。
 某掲示板によると、情報ソースはクラプトンのオフィシャル・ファンクラブの会報らしいので、来年の来年2月21日と22日にさいたまスーパーアリーナで競演するのはまちがいのないのだろうが、なんだかやきもきするなあ。
 正式発表が待ち遠しいってことで、今回もジェフ・ベックとクラプトンの競演シーンをいくつかご覧ください。

 まず、B.Bキングとクラプトン、さらにジェフ・ベックとアルバート・コリンズ、バディ・ガイが加わった超豪華なメンツによる「Sweet Little Angel」。



 オーソドックスなブルースを弾いても、ジェフ・ベックのプレイはどこかトリッキー。他の4人のフレーズにもそれぞれの特徴が色濃く出ていて、楽しめる映像だと思う。

 次はDVD「アームズ・コンサート ~三大ギタリスト夢の競演」に収録されているのとは別バージョンの「Stairway To Heaven」。



 ペイジ先生、DVDよりもこっちの映像の方が、かなり調子が良さげ。ステージアクションも堂々としていて、顔つきもかっこいい。
 ちなみに、ジェフ・ベックとクラプトンは最後の方にお付き合い程度で出てくるだけだが、3人の揃い踏みシーンはそれだけで貴重かも。

 最後は日本の野外コンサート「ロック・オデッセイ」からの映像。
 これはジェフ・ベックだけの曲だが、ぜひご覧いただきたい。



 バックがキーボードだけなので、ジェフ・ベックのギターの音がクリアに聴こえる。だから、見事にギターが唄っているのがよーく分かる。
 かつて、マイルス・ディビスは「人が唄うようにトランペットを吹きたい」と言ったらしいが、これを見るとジェフ・ベックも人が唄うかのようにギターを弾こうとしているのだと思う。

 この「Somewhere Over the Rainbow」はクラプトンもラストの1曲としてステージで唄っていたことがあった。2人が競演すれば、クラプトンが唄い、ジェフ・ベックがギターを唄わせる「Somewhere Over the Rainbow」が見られるかもしれない。
 さいたまスーパーアリーナ、行きてえー!

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| ジェフ・ベック | 20:35 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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釧路の弦六本舗さん、再訪

 一昨日は仕事の打ち合わせで釧路の隣町、標茶町へ。
 隣町といっても、北海道は広い。釧路までは、さらに車を40分ほど走らせないと辿り着けないけれど、3カ月ぶりに中古楽器店の弦六本舗さんに寄ってきた。

 以前に一度紹介した時にも書いたが、この弦六本舗さんは、ちょっと怪しい。とても良心的でステキな楽器店だけど、店のある場所が普通じゃない。
 実際に行ってみてのお楽しみって部分があるので、詳しくは書かないけれど、平日の夕方に行くと、午後6時を過ぎてから普通の会社が楽器屋に変わるという感じがするのだ。
 まあ、事務所の一角に、マーシャルのでかいアンプが無造作に置かれている会社なんて、普通はないと思いますが・・・・。

 そして、お店自体も決して広くはない。でも、ぼくには友達の部屋にギターを弾くために遊びに行くような感覚がある。
 この日も珍しい初期型のヴァンザンドのストラトや銀ネジのBOSSのOD-1などを試奏しながら「うーん、これ良いですねえ。で、そっちは?」「あっ、これも良いんですよ、弾いてみます?」などと話し込んでいるうちに、あっという間に2時間以上が過ぎてしまった。

 今回は以前から気になっていたMXRのオーバードライブ「GT-OD」と、無造作に積まれた「ギターマガジン」のバックナンバーを10冊ほど買ってきた。


MXR「CSP-21 GT-OD Overdrive」

 「GT-OD」は中古ながら良好なコンディションだったが、まだ弾き込んでいないので詳しいレビューは近いうちに。
 このオーバードライブ、あまり人気はないようだが、個人的にはツボにはまるトーンが出る。メタリックグリーンの筐体も独特の存在感があって、とても良い感じだ。

 弦六本舗さんに行くたびに「このお店が、もうちょっと近くにあったらなあ」と思うけれど、マメに通える場所にあればお財布がヤバイ予感もするわけで、家から150キロという距離感がちょうど良いのかもしれない。でも、月に一度は顔を出したいお店だなあ。

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| エレキギター、再び | 11:49 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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ビートルズの「Money」と金融危機について

 夏前から抱えている仕事が未だに決着せず、ウンウンと唸る日々が続いている。「でも、こういうご時世に仕事があるだけ幸せなんだろうな」と思ったりもする。

 「金融危機」「大恐慌」「株の暴落」などの言葉が乱舞するニュースや新聞。
 まったく、子どもの頃に思い描いていた21世紀はこうじゃなかったのにな。大阪万博のテーマでもあった「人類の進歩と調和」はどこに行ってしまったんだろう。あの頃は「輝ける未来」が信じられただけ、幸せだったということか?

 そんなことを考えていると、仕事の方も完全に煮詰まってしまったので、昨晩は午後8時過ぎに布団に入った。お酒も飲まず、朝まで約12時間ほど考えることをやめた。これはたまにやることだれど、意外に効果がある。ダメな時は、寝るに限るのだ。

 今朝、スッキリとした頭でPCの電源に手を伸ばし、ニュースサイトを見ると「三浦元社長、自殺」の文字が。「三浦和義」はある年齢以上の人には、とてもインパクトがある名前だろう。個人的には「自殺とは最も縁遠いような人だろうな」と思っていただけに、このニュースにはとても驚いた。

 金融危機と三浦元社長の自殺。ターザン山本氏がこの2つの事件を絡めて、こんなコラムを書いていた。

何? 三浦和義が自殺した? そんなバカな・・・

 ターザン山本氏はプロレス・ファンにはお馴染みの名前。
 一時期は「週刊プロレス」の編集長として、プロレス界のみならず、読者(ぼくもその一人だ)にも多大な影響を及ぼした。しかし、最近ではその影響力や文章のキレも少し衰えてしまったなと感じていた。
 でも、今回のコラムには、かつてのキレ味が感じられるような気がする。

 今回の金融危機については、色々と考えさせられることがある。でも、あまりに規模が大き過ぎるうえに、被害の実態が見えにくい。だから、余計に不安も感じる。ホントに金融マーケットというやつは厄介だ。


 珍しく小難しい話を長々と書いてしまったけれど、今日の本題はビートルズだった。
 まずは、Youtubeからビートルズの「Money」を。



 ポールのMCにおどけるジョン。初期のビートルズの仲の良さが感じられる微笑ましい映像だが「お金をくれ、たくさんの金を」とリフレインする歌詞は、どこか自虐的である。

 後出しの解釈になるけれど、ビートルズが2枚目のアルバム「With The Beatles」のラストの1曲に「Money」を選んだことは、何か暗示的なものを感じる。

With the BeatlesWith the Beatles
The Beatles


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 そんなビートルズの実質的に最後のアルバムとなったは「Abbey Road」だ。
 レコードではB面だったメドレーの一曲「You Never Give Me Your Money」の出だしで、ポールは「キミはぼくにお金をくれない、君がくれるのは変な紙切れだけだ」と歌った。そして、メドレーの最後の曲は「The End」である。なんという自己完結性だろう。

 もちろん、作った本人たちはまったく意識してないだろうけれど、ビートルズっていうグループは最初から最後まで完璧だった。偶然というには、あまり出来過ぎていると思う。

Abbey RoadAbbey Road
The Beatles


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 「お金をくれ、たくさんの金を」と「キミはぼくにお金をくれなかった、君がくれたのは変な紙切れだけだ」。この2つのフレーズは、今という時代を見事に表現している気がする。
 優れたソングライターや素晴らしいレコードは、時として予言者的な役割をするものなのかもしれない。

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| ビートルズとその周辺 | 16:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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いち早く、映画「シャイン・ア・ライト」を見た

 ちょっと前に、作家・山川健一氏のブログを見ていると、こんなエントリーがあった

 なんと、ローリング・ストーンズとマーティン・スコセッシ監督がタッグを組んだ映画「シャイン・ア・ライト(Shine a Light)」を、早くも見たというのだ。
 友だちが買った輸入版を見たらしいのだが、全米では既に公開済みなので、DVD化されていたとしても、おかしくはない。「それなら、日本のアマゾンでも売ってないか」と探してみると、やっぱりありました。

Shine a Light (Ws Dub Sub Ac3 Dol Sen)Shine a Light



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 輸入版のDVDとしてはちょっといい値段がついているし、 リージョン1なのでフリーリージョンのDVDプレイヤーが必要で、日本語の字幕もなし。さらに、カスタマーレビューには粗悪なメキシコ盤でブックレット等も一切付いていないと書いてある。
 かなり悩んだけれど、誘惑に耐え切れず、ポチッとな。いち早く「シャイン・ア・ライト」を見てしまった。

 日本では公開前の映画、ネタばれになっちゃうので中身については、詳しく書かないけれど「これはストーンズ映像の最高傑作だ!」と言えるほどの仕上がりだった。
 近頃はツアーが終わるたび、ファン泣かせの高額なDVDをリリースするストーンズだが、今回の映画はそれらとは一線を画していると思う。やはり、何台ものカメラで丹念に撮影されて、一流の映画監督が編集した映像は違うのだ。

 撮影の舞台をニューヨークのビーコン・シアターという狭い劇場の設定したのも、ストーンズとマーティン・スコセッシの勝利の原因だと思う。
 巨大なスタジアムを埋め尽くした大観衆、大掛かりなステージといったスケールを感じさせるカットこそないものの、ステージが狭いがゆえにストーンズのパワーが良い意味で拡散しない。さらに、メンバー間の距離も近いので、最近の映像では見られなかったようなカットが続出するのだ。

 この映画、ギターの音がクリアに記録されている点も素晴らしい。特に、キースのギターの音が、やけに生々しく聴こえる気がする。ホント、キース好き、ギター好きにはたまらない映画だ。

 しかし、とある疑問が頭に浮かんでくる。
 キースのテレキャスターの音は、どうしてあんなに太いのだろう。そして、ES355TDからは、セミアコらしからぬシャープなトーンがガッンと飛び出してくるのは、なぜ?
 ギターの音がはっきりと聴こえるがゆえに、キースが弾き出すトーンとギターが本来持っているはずキャラクターの間に大きなギャップを感じるのだ。

 キースの楽器、機材関係の情報は、ストーンズのトップシークレットらしい。でも、どんなギターであれ、キースが弾けばキースの音になってしまうんだろうなあ。ぼくには、それしか答えが見当たらない。
 そんなキースがギターを持たずに歌いきる「You Got The Silver」は「シャイン・ア・ライト」の中の衝撃的な映像のひとつ。還暦を過ぎて、歌がうまくなるキース、驚くべきオヤジだと思う。

 この映画、DVDを何度か見たけれど、ぜひ映画館行って、大画面と大音量で楽しみたいと思う。でも、北海道では見られるんだろうか?
 映画の公式サイト劇場情報には、未だに北海道の劇場の名前がないのが気がかかりだ。

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| ローリング・ストーンズ | 20:33 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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これって隠れた名機かも、MAXON OVERDRIVE OD-02

 以前にBOSSのSD-1についてのエントリーでも書いたけれど、ぼくはオーバードライブというエフェクターが大好きで、最も踏む回数の多いペダルである。

 とにかく、いろんな種類のオーバードライブを試してみたいと思っているけれど、様々なメーカーから数え切れないくらいの機種が発売されているので、すべてを鳴らすことなんてできっこない。
 それでも「せめて定番のモノくらいは」ということで、BOSSの「SD-1」を買ってみると「なるほど、定番には定番といわれるだけの理由はあるんだな」と納得してしまった。
 そうなると気になってくるのが、もうひとつの日本発オーバードライブの定番、チューブ・スクリーマーだ。

 70年代の終わりに誕生したチューブ・スクリーマーは別名「グリーン・モンスター」と呼ばれ、30年近くに渡って世界中のギタリストの足元に君臨し続けているオーバードライブである。
 中でも、初期型の「TS-808」や「TS-9」にはプレミアが付いて、今では超高額で取引されるヴィンテージペダルとなっている。

 しかし、これらはほぼそのままの形でリイシューされているので、復刻版なら比較的手ごろな値段で買える。


IBANEZ TS-808/TUBE SCREAMER


IBANEZ TS-9

 チューブスクリーマーという名前へのあこがれは抑えがたくて「安いほうの復刻版のTS-9を買ってみようかな」などと思っている時に、いつものハードオフで見つけたのがマクソン(MAXON)のオーバードライブ「OD-2」だ。

 実はチューブスクリーマーを製造していたのはマクソンの日伸音波製作所で、OEMとしてアイバニーズに供給していたらしい。つまり、ブランド名は異なっても、マクソンのオーバードライブには、チューブスクリーマーと同じような回路が採用されていると考えられるのだ。
 「OD-2」に付いてた値段は4.000円。「PHASE」と「MIX」という訳の分からんつまみが二つ付いているが少々気になったけれど、即購入である。

MAXON OVERDRIVE OD-02

 家に持ち帰って、鳴らしてみると「PHASE」と「MIX」の部分は、揺れモノ系のフェイザーの役割をするのではなかった。
 下の三つのつまみはドライブ、トーン、レベルで一般的なオーバードライブについているものと同じなのだが、上の二つのつまみを回すと、トーンがかなり変化する。さらにインプット・ジャックの下に付いているジャックにフットスイッチを差し込むと、外部からこの回路のON/OFFができることも分かった。

 「これって、何だろ?」とネットを検索してみると、答えはマクソンの公式サイトで見つかった。
 マクソンのサイトには、生産が完了した旧製品のマニュアルがPDFファイルとして置かれていて、その中に「OD-2」のマニュアルもあったのだ。実にエライ!
 このあたりは日本の他のメーカーも見習って欲しいところである。

 ダウンロードして読んでみると、上のふたつのつまみは「エンハンサー」または「エキサイター」と呼ばれるエフェクターの役割をすると書かれていた。つまり、音の輪郭を際立たせて、抜けを良くするエンハンサー回路がオーバードライブに組み込まれているというわけだ。
 しかし、色々とセッティングを変えてみても、この機能を使いこなすのが、意外に難しい。エンハンサー回路は上のノブを絞り込むことでオフにできるから、今では単純にオーバードライブとして使っている。

 肝心のトーンの方だが、ミッドが濃厚で音に太さと粘りがある。いわゆるチューブスクリーマー系のオーバードライブの音がしていると思う。エンハンサーを使わなくても音の抜けは悪くないし、昔のエフェクターにしてはノイズが少ないのも特筆すべき点だ。

 音色を文字で表現するのはとても難しいけれど、BOSSの「SD-1」をクリームシチューだとすると、マクソンの「OD-2」はビーフシチューかもしれない。じっくり煮込まれてコクがあり、スパイスも効いている。そして、ちょっと黒っぽい音がする。
 クリームシチューとビーフシチュー。ぼくはどちらかも好きだけど、ブルースやエッジの立ったフレーズを弾くなら、ビーフシチューだな。
 いずれにせよ「OD-2」のくどくならい程度の濃さのドライブ感には、クセになりそうな快感があると思う。


 ぼくの愛読書「THE OVERDRIVE BOOK 2」によると、マクソンの「OD-2」は1985年に新たな筐体を採用した「ZEROシリーズ」のひとつとして発売され、他にも「ST-01(SUPER TUBE SCREAMER)」「OD-01(THE DRIVER)」などのオーバードライブがあったらしい。

 マクソンの「ZEROシリーズ」のオーバードライブは、ネットを検索してもひっかかってくるページが少ないし、マイナーな存在のエフェクターだと思うけれど、隠れた名機かもしれないですぜ。
 既に評価の高い有名なエフェクターに、どうしても目がいってしまうけれど、あまり知られてない日本製の隠れた名機ってのは、まだまだありそうな気がするなあ。

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| エレキギター、再び | 20:34 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

2008年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年11月

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