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ボブ・ディランと一緒にクリスマス?

 完全にノーマークだった。いつの間にか、ボブ・ディランの新作がリリースされていたのだ。
 ぼくは「ボブにホントの意味での駄作はなし、彼のアルバムはすべてに聴く価値がある」と思っている。しかし、前作からわずか半年のスパンでリリースされたクリスマス・アルバムには不意打ちをくらった気分だ。

B002MW50KOChristmas in the Heart
Bob Dylan
Columbia 2009-10-13

by G-Tools

 そして、チャリティーアルバムだとはいえ、陽気にクリスマス・ソングを唄いまくるボブも充分に不意打ち的だ。

Bob Dylan - Must Be Santa

 PVを見ると、底抜けに明るい。あのボブがサンタの帽子をかぶり、手をつないで踊っているのだから、これは衝撃的なシーンだ。

 以前に宗教色の強い通称・ゴスペル三部作をリリースしたことのあるボブだから、クリスマス・アルバムを作っても、何ら不思議ではない。でも、あまりのご陽気さにびっくりしてしまった。

 実は北海道の冬景色に、ボブのあの無愛想な声はよく似合う。だから、ぼくは冬にボブをよく聴く。しかし、クリスマスにボブってイメージはまったくなかったなあ。
 とにかく、ぼくの今年のクリスマスはボブ・ディランのアルバムと一緒である。


 昔から哲学者的、求道者的なイメージのあるボブだが、80年代にはこんなPVを作ってたことも。

Bob Dylan - Tight Connection to My Heart


 埋め込み禁止の動画なので、リンクをクリックしてほしいけれど、日本でも撮影されたPVで、ボブったら最後にダンサーと一緒にポーズまで決める。短いシーンだが、これが似合わないったらありゃしない。

 それよりも衝撃的なのは、PVの中にアントニオ猪木の元妻、倍賞美津子が登場すること。ボブに負けないオーラを感じるあたり、さすがだ。

B0012GMYLYEmpire Burlesque
Bob Dylan
Sbme Special MKTS. 2008-02-01

by G-Tools

 そんな「Tight Connection to My Heart」の入っているアルバムは「Empire Burlesque」だが、ジャケットからして迷走しておりますな。当時、ボブは44歳、何かと迷いの多い時期だったのだろう。

 迷走期のアルバム、PVであることはまちがいけれど、ぼくは「Empire Burlesque」を嫌いじゃない。傑作ではないが、ダメさ加減に愛べき部分のあるアルバムなのだ。ボブ・ディランに聴く価値のないアルバムはなしである。
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| ボブ・ディラン | 09:01 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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佐野元春と石川セリの関係にまつわる妄想

 ぼくは芸能ゴシップ的なことにはあまり興味がない。誰と誰が結婚しようと「勝手にすれば」って感じだし、その手の番組を見たり、雑誌を読んだりすることもほとんどないのだが・・・・。

 少し前に佐野元春ニュース専門サイト「Motoharu News Network」に、こんなエントリーがあった。

週刊ポストに素っ破抜かれる

 これによると「佐野元春-ファンにもずっと知らせなかった愛妻をスクープ撮」という記事が「週刊ポスト」に掲載されたらしい。人気絶頂の全盛期ならいざ知らず、今頃になって佐野元春の結婚関連のゴシップというのに、ぼくは何か引っかかるものを感じたので、散歩がてら近所のコンビニまで「週刊ポスト」を立ち読みに行った。

 半ページほどの記事の中には佐野元春と妻と思われる方が2人で寄り添いながら、夜の街を歩くうしろ姿の写真が掲載されていて、短い記事が添えられていた。読んでみると、とりたてて騒ぐほどの内容ではなくって、プライベートをほとんど語らない佐野元春には愛妻がいるのではないかとほのめかす程度のものだった。
 50歳を越えた佐野元春に妻がいても何らおかしくはないし、あえて家族のことは喋らない(インタビューで両親について語っているものを読んだことあるけれど)のも、彼のキャラクターを考えれば、別に違和感はない。結婚については「あえて積極的に公開するものではない」といった程度のことなんだろうと思う。

 本来ならこの話はこれで終わりなのだが、ものは試しに「佐野元春 結婚」と検索してみると、ちょっと興味深いページがヒットした。

佐野元春さんに関するエトセトラ

 このページによると石川ひろみ(ROMY)が「佐野元春の妻なのでは?」というウワサがあるようなのだ。



 ROMYは1985年にアルバム「KI・A・I 」をリリース。このアルバムの2曲目の「California」は作詞が友部正人、作曲がHolland Rose(佐野元春のペンネーム。松田聖子の「ハートのイヤリング」もHolland Rose名義の曲である)だ。
 「California」は佐野元春がDJを担当していた「サウンド・ストリート」でも何度オンエアされたので、それを聴いたことがあるけれど、未だに記憶に残る不思議なムードを持った曲だった。

 ROMYはアルバムを1枚リリースしただけで、表舞台から姿を消したけれど、このようなPVがアップされていることは、未だに彼女の唄が聞き続けられていることの証拠だと思う。
 なんてことを考えていたら、久しぶりに「California」の入ったアルバム「KI・A・I 」を聴きたくなった。でも、アマゾンを探しても見つからず、廃盤になったままで再発はされていないようだ。


 そんなROMYのお姉さんは、あの石川セリである。
 最近の石川セリはこんな感じで、このアンニュイなムードは出そうとしても出せるものではない。



 少し前のことになるが「酒でも飲んで寝るか」という時にテレビをつけたら、NHKの「SONGS」で石川セリが歌っているのが目に飛び込んできて、ぼくはお酒を飲むのも忘れて見入ってしまったことがある。

 さらに、日本のポップスの名曲「ムーンライト・サーファー」も彼女の曲。



 この曲は作詞・作曲が中村治雄。漢字で書くと分かりにくがPANTAである。
 現在も頭脳警察を中心に精力的に活動を続けているPANTAは「過激なロッカー」のイメージが強いけれど、こんな曲も書ける実に奥の深い人なのだ。

 ぼくはこれらの曲が収録されたベスト盤をよく聴くけれど、石川セリの歌声は素晴らしくって、いつも聞き惚れてしまう。

B0000QX18Wゴールデン☆ベスト 石川セリ シングルス・アンド・モア
石川セリ
ユニバーサル インターナショナル 2003-11-26

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 そして、石川セリの夫は井上陽水。もし、ウワサどおりに佐野元春がROMYと結婚しているのなら、2人は義理の兄弟の関係になるわけで、これはなかなかすごいお話ではないか。
 でも、例えば井上家の親戚の集まりがあって、佐野元春が「あっ、お兄さん、どうもお久しぶりです」などと井上陽水に挨拶している姿なんて、ぼくには想像もできないんだけど・・・・。

 って、これはネットに書かれていたウワサ話から、ぼくが勝手に妄想したお話。あくまでも想像ですので、そのあたりはご了解のほどを。

| 佐野元春 | 22:52 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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ロボットギターが99.800円

 今から約2年前に「もうすぐ発売開始、ロボットギター」というエントリーを書いた。

 ぼくは「その後のロボットギターはどうなったのだろう」と気にすることもなく、相変わらずキコキコと指でペグを回してチューニングしていたが、楽天のイケベ楽器のHPを見ると、あのロボットギターが激安の投売り状態になっていて、その値段に驚いた。

 これも。


Gibson Robot Guitar Robot LP Studio Ltd. (Desert Burst) 【特価】

 こんなのも。


話題沸騰のギブソン”ロボット・ギター”が激安価格! Gibson Robot Guitar Robot LP Studio Lt...

 すべて、99.800円である。

 そして、SGタイプなら、さらに1万円安い。


Gibson Robot Guitar Robot SG Special Ltd. (Ebony) 【特価】


 ぼくは以前のエントリーの最後に「よーく考えれば、エレキギターはアナログの極みのような楽器である。いくらヘッド裏にCPUが搭載されても、6本の鉄線を張って、それをピックや指でひっかいて音を出すという原始的な構造に変わりはない。細かなチューニングの狂いや微妙なイントネーションの違いを含めたものも、ギターの味なわけで、自動チューニングが普及するかどうかは、微妙なところかもしれないなあ」と書いたけれど、発売から2年後に定価の3分の1以下で買えようになったロボットギター、やはり不人気だったのだろうか。

 ひょっとしたら、ギタリストいう人種はすごく保守的なのかもしれない。
 未だに人気があるのは、50年以上も前に設計されたストラトキャスターやレスポール、テレキャスターというギターだし、アンプだって真空管が入っているものが最高とされている。楽器という商品に特殊性はあるだろう。しかし、50年も前に設計されたものが、未だに売れ続けていて、多くのコピー商品も生み続けているというケースは少ない気がするし、普通に生活してれば真空管は完全に過去の遺物だ。
 そんなギタリストにとって、自動でチューニングしてくれるロボットギターは受け入れにくい一台だったのかもしれないなあ。
 
 でも、この値段で自動チューニングができるのなら、物欲がそそられるなあ。ギブソンが気合を入れて発売したギターなのだから、ロボット部分は別にしても、単純にギターとしても悪くない気もする。
 そして「ロボットじゃないギブソンの普通のレスポールが、この値段ならばねえ」と思っちゃうぼくもまた、すごく保守的なギタリストである。

 ちなみに、発売直後に紹介したことがあるこれも、今なら99.800円。


幻の「リバースFV」を手に入れるラストチャンス! Gibson Reverse Flying V Limited 【本数限定...

 アグレッシブなモデルを連発する最近のギブソンの姿勢は大好きだけど、実際に買うかとなると悩んじゃう。
 でも、ステージ映えする一台で、まちがいなくうけるとは思うんだけど・・・・。

| エレキギター、再び | 18:50 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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佐野元春の90年代作品デジタルリマスターBOX

 今日は久しぶりに佐野元春の話題を。
 来月に「MOTOHARU SANO 1990 - 1999 ORIGINAL ALBUM REMASTERED」というBOXセットが、予約のみで限定販売されるそうだ。これは佐野元春の90年代のアルバムをデジタルリマスターした6枚組みのBOXセットらしい。

 ぼくは佐野元春のアルバムをすべて持っているから、あえてこの高価なBOXセットを買うかどうかは微妙なところだが、リリースを知らせるオフィシャル・サイトの「最新ニュース」の中に少しショックな文章があった。
 そこには「現在、元春の90年代オリジナル6作品は廃盤となっており、ネットでのダウンロード販売もされていない」と書かれていた。

 「えっ、そうなの!」って感じである。「タイム・アウト!」「スウィート 16」「サークル」「フルーツ」「THE BARN」「Stones and Eggs」の6枚はすべてリアルタイムで聴いたアルバムだ。浅い深いの差はあれど、どのアルバムにも思い入れと思い出がある。
 さらに、ぼくには6枚が廃盤になってもおかしくないほど昔にリリースされたアルバムという実感がなかった。でも「タイム・アウト!」がリリースされたのが1990年だから、かれこれ20年前になる。廃盤になってもおかしくはない年月かもしれないけれど、これらのアルバムの中には廃盤にするには惜しい名盤があるのだ。

 たとえば、93年にリリースされた「サークル」。

B00005G4HIThe Circle
佐野元春
エピックレコードジャパン 1993-11-10

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 少しダークなムードの漂うアルバムだが、1曲目の「欲望」からして、佐野元春にしか描き出せない世界が広がる。「君を連れてゆく」は日本では数少ない大人のラブソング。個人的には「ハート・ビート」の続編と思っている名曲だ。

 そして「サークル」を最後にハートランドを解散させた佐野元春が、ソロ名義でリリースしたのが「フルーツ」で、これも大好きな一枚だ。

B00005G4LQフルーツ
佐野元春
エピックレコードジャパン 1996-07-01

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 全17曲、バンドという形を離れたからこそできた多彩な曲は、まさに色とりどりの果実といったところだ。ぼくは「フルーツ」を佐野元春の「ひとりホワイト・アルバム」だと思っている。

 日本のロックでは珍しく死を描いた「天国に続く芝生の丘~夏のピースハウスにて」から、それに続く「ヤァ!ソウルボーイ」。そして、佐野元春の曲の中でも上位に挙げたい名曲の「すべてうまくはいかなくても」へと流れていくあたりは圧巻で、今聴いても素晴らしい。
 シンプルなのに聴き込むほどに深みを増す「経験の唄」の詩の世界も、佐野元春の最高到達点のひとつだと思う。

 「フルーツ」に続いてリリースされた「The Barn」は、全曲ウッドストックでレコーディングされた佐野元春のレイドバック・アルバムだ。

B00005G4NTTHE BARN
佐野元春 and The Hobo King Band
エピックレコードジャパン 1997-12-01

by G-Tools

 The Hobo King Bandのコンビネーションも最高で、佐野元春のルーツのひとつであるボブ・ディランやザ・バンドの匂いが感じられるが、正直な話、ぼくはリリース当時にレイドバックした曲と音に肩透かしをくらわされた気がした。あまりにも時代とかけ離れた音だったし、何を今さらという気分になったのだ。
 しかし、今となっては気合の入った「フルーツ」の次に、いい意味で肩の力を抜いたあまり売れそうにもないアルバムを出してしまう佐野元春のひねくれ具合を含めて、このアルバムが大好きだ。
 彼のキャリアの中では異色作ってことになるかもしれないけれど、ぼくはこのアルバムの耳触りが好きで、未だによく聴く。

 実はこの6枚、廃盤になっているとはいえ、それほど手に入れにくいものではない。
 よく売れたアルバムばかりなので、ブックオフあたりで中古をよく見かけるし、Amazonにもユーズド商品がたくさんある。しかも、格安で売られている場合が多いので、音の良さを気にしなければ、あえてリマスターBOXを買う必要はないかもしれない。

 最後にアルバム「フルーツ」に伴うツアーから1曲。



 「ダウンタウンボーイ」は佐野元春のライブの定番で、これまで何度もアレンジを変えて唄われ続けてきた。ぼくもこの曲をライブで聴くのがいつも楽しみだ。

 それにしても「景気よくいこう!」で始まるフルーツ・ツアーの「ダウンタウンボーイ」の疾走感は素晴らしい。おそらく、元春史上最速の「ダウンタウンボーイ」だろう。
 どちらかというと抑制の効いた大人のプレイが魅力のホーボキング・バンドだが、この曲での爆発力は、ホントにすごい。

 来年デビュー30周年を迎える佐野元春。旧盤のリマスターもいいけれど、新しいアルバムをリリースして、景気よくアニバーサリー・ツアーをしてほしい。そして、ライブ会場では疾走感のある「ダウンタウンボーイ」や「悲しきレディオ」が聴きたいな。

| 佐野元春 | 22:10 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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テレキャスターに4WAYスイッチを付けてみた

 早いもので、今日から11月。先月末からは年賀状の発売も始まり(オイ、オイ、ちょっと早過ぎではないか?)今年も残すところ2カ月になってしまった。
 まあ、慌しい気分になるには、まだ早いと思うけれど、このところ仕事のほうが少々多忙で、年末までには越さねばならぬ山がいくつか残っている。

 でも、ぼくにはこういう時に限って、余計なことがしたくなる困った癖がある。この前も写真のような部品を手に入れまして・・・・。

フェンダー純正、テレキャスター用の4点スイッチ

 これはテレキャスター用の4点スイッチで、フェンダー純正の改造パーツらしい。
 パッケージには「C.SHOP 4-WAY TELE SWITCH」と書かれているから、フェンダーのカスタムショップ扱いのパーツということになるのだろうか。

 とにかく、このスイッチを付けるとフロント→フロントとリアのミックス(パラレル)→リアという通常のテレキャスターのピックアップのポジションに、フロントとリアがシリーズ接続されたポジションが加わるのだ。

 テレキャスター好きの悩みのひとつに、フロントピックアップの非力さがあると思う。ぼくのテレキャスターはフェンダージャパンの「TL52-US」で、フロントとリアのPUをどちらもセイモア・ダンカンのものに換えてあるけど、それでもフロントのトーンにはパワー不足を感じる。

 もちろん、その鼻づまり気味のトーンもテレキャスターの魅力のひとつではあるのだが、音のぬけに欠けるところがあって、個人的には積極的に使いたくなる音ではない。
 ぼくの場合、リアとフロントPUの使用比率は9:1くらいだろうか。まるで、リアピックアップのみのテレキャスターであるエスクワイヤーのような使い方なのだ。
 
 テレキャス弾きたるもの「このギターは、リアのトーンが命」と割り切るのが正しい道とも思うのだが、実用的にはもうひとつくらいは使えるトーンが欲しい。せっかくのフロントピックアップを活かす手はないものか?
 そんなことを考えていたので、サウンドハウスでお買い物したついでに、フェンダー純正のテレキャスター用の4点スイッチに手を出してみた。


 ハンダゴテと工具を机の上に揃えて、作業に移る前にもう一度、スイッチに添付されていた配線図を確認する。しかし、直輸入品のせいか、説明文が英語で書かれていて、配線図もピックアップの位置関係が少々分かりづらい

 作業を前にして、何となく不安を感じたので、ギターの配線に迷った時に頼りになるセイモアダンカンのオフィシャルサイト内にある「Wiring Diagrams(配線図)」を見に行った。

 このサイト、以前にも紹介したことがあるけれど、ほとんどのギターの配線図をカバーしていて、図面も分かりやすく描かれている。すべて英語のページだが、お目当ての配線図を探すのはそれほど難しくはないと思う。

 予想通り、テレキャスターの4点スイッチに添付されていたものよりも分かりやすい配線図があって、ぼくはこれをプリントアウトして、参考にしながら配線を行った。


 ちなみに「重要」と書かれた枠内には「フロントピックアップのカバーは別のワイヤーでアースせよ」というようなことが書かれている。
 実は、ぼくのテレキャスターはこのページを参考にしてノイズ低減配線をしてある。つまり、既に別のワイヤーでアースをしてあるので、この点は問題はなさそうだ。

 ただ「この別のワイヤーにするアースには、何か意味があるのだろうか?」と気になって、ネットを検索してみると、こんなページがヒットした

 この方もテレキャスターに4点スイッチを付けられていて、フロントピックアップのアースを切断することに違和感を感じられたようだ。
 アース線を切断しないで済む配線を独自に考えられていて、配線図も見られるので、こちらを参考にするのも良いかもしれない。


 スイッチの配線が無事に終わり、音を出してみる。
 ダンカンの配線図には1がリア、2がフロントとリアのパラレル、3がフロント、4がフロントとリアのシリーズと書かれているが、感覚的には数字が逆だ。つまり、以前と同じようにノブを一番下にするとリアから音が出てて、その上がパラレル、そしてフロント。最後にノブをもう一段上げるとフロントとリアを直列でつなげたパワフルなトーンが出てくる。

 このシリーズ接続時のトーン、かなり使える感じがする。
 例えば、リアのシャキンとしたトーンでリズムを刻み、リードを弾く時にはノブを一番上に持ち上げて、ガッツンと音を出すという使い方ができる。両方のポジションの音量の差もそれほどなくって、シリーズ接続のトーンは、とても実用的だと思う。
 肝心の音色のほうはハムバッカーほどぶ厚くはなく、P90よりもパワフル。あくまでもシングルコイルを直列で鳴らしているといった感じで、テレキャスターから出る音としては、それほど違和感がない。

 4点スイッチのスイッチの値段は2.000円程度。見た目は変わらず、スイッチの交換だけでパワフルなトーンを出すというこの改造、なかなか効果的だと思う。


 ちなみにソニックからはテレキャスター用のターボスイッチというものが発売されている。


【CIRCUITSFORTELECASTERS/JAPAN(METRICSIZE) ◆ 税込・送料無料 ◆】SONIC TT-102/TURBO SWITC...

 これも以前から気になるパーツだったが、ピックアップをシリーズ接続してパワフルなトーンを出すという点では4点スイッチと同じ仕組みだと思う。ただ、こちらの場合はトーンノブを引っ張ることでシリーズ接続になるようだ。
 少々高価なパーツだが、最小限の配線で改造ができて、電装パーツを総取替えすることを考えると、この値段も仕方のないところかもしれない。

 
 最後に「フェンダー・カスタムショップの4点スイッチと書かれている以上は、これを搭載したフェンダーのギターもあるんだろうな」と探してみると、フェンダー・メキシコ製のテレキャスターが見つかった。


Fender MEX Classic Player Baja Telecaster

 カスタムショップのクリス・フレミングのデザインによるテレキャスターは4点スイッチに加えて、S-1スイッチというのが搭載されている。このスイッチを押し引きすることで、トーンをフェイズアウトできるらしい。
 合計で6つのトーンが出せるテレキャスターってのも魅力的。でも、テレキャスターにフェイズアウトのトーンってのは必要ない気もするんだけど。

| エレキギター、再び | 21:54 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

2009年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年12月

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