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蒸気機関車とボブ・ディラン

 この週末、北海道の北見と斜里の間を蒸気機関車が走った。

36年ぶりにオホーツクを快走 北見-知床斜里でSLが復活

 オホーツク海沿いをSLが走るのは36年ぶりということで、全国ニュースにもなったようだが、このあたりでは1975年まで、SLが客車を引っ張って、日常的に走っていたのだろう。

SLオホーツク号

 このSLが走る線路の近くに、ぼくは住んでいる。だから、この週末はSLが近づいてくると、まず遠くから汽笛が聞えてきた。この音が良いのだ。「やってくるぞ」という気がして、何だかワクワクする。

 もちろん、SLが家の近くを走ることが、今では非日常的なことだからワクワクするのだろうが、柔らかで力強いSLの汽笛はいつも走っているディーゼル車の汽笛とは異なる音色で、ノスタルジー以上のものを感じてしまった。
 ギター・アンプに例えるなら、真空管とトランジスタの違いだろうか。SLの汽笛は実に音楽的なのだ。


 そして、蒸気機関車が出てくるジャケットといえば、ボブ・ディランの「スロー・トレイン・カミング」が、すぐに思い浮かぶ。

B00026WU6OSlow Train Coming (Reis)
Bob Dylan
Sony 2004-06-01

by G-Tools

 1978年のリリースされたアルバムには、直前に「悲しきサルタン」が大ヒットさせ、一気に注目を浴びるギタリストになったマーク・ノップラーが参加。ジャケットと同じように土臭さをかもし出すような名演を聴かせてくれる。
 ただ、ぼく自身はボブ・ディランのアルバムの中でも意外に手が伸びない1枚だったりもする。

 もう1枚、ボブ・ディランのアルバムで機関車が描かれているのが「Dylan & The Dead」。
 1987年にアメリカで行われ、6公演で40万人を動員したというボブ・ディランとグレートフル・デッドのジョイント・ツアーの模様を収録したライブアルバムだ。

B001NERPHIDylan & The Dead (Reis) (Dig)
Bob Dylan
Sony Legacy 2009-03-31

by G-Tools

 ボブとデッドの競演といえば、ロック界における「ゴジラ対キングギドラ」並みの迫力を期待しちゃうけれど、意外にも音はゆるゆるで緊張感があまり感じられず、肩透かしをくらわされる。これは「ゴジラ対キングギドラ」ではなく「サンダ対ガイラ」かも。
 でも、聴き続けているうちに、この「ゆるさ」がクセになってくるのも事実で、ぼくはこのアルバムは嫌いじゃない。

 自分の音楽に対して、自信を失くしていたボブ・ディランはデッドとの競演によって「あるがままにプレイしながら、ツアーを続けていくことの素晴らしさ」を学んだらしい。そのスピリットが、今なお続くネバー・エンディング・ツアーにつながっているそうだ。
 そんな事実を知ると、このアルバムには音以上の価値を感じてしまう。

 最後に、列車が出てくるミュージック・ビデオといえば、ジェフ・ベックとロッド・スチュワートの「People Get Ready」。


 
 ギターを抱いたジェフが貨物車に乗り、アメリカの田舎にある駅でロッドと再会するというストーリーは単純ながらも、なかなか味わい深いものがある。
 何より、伸びやかなジェフのギターのトーンが素晴らしい。
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| ボブ・ディラン | 23:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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