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マイルス・ディビスとタモリ

 前々回のエントリーで「Time After Time」のことを書いたら、久しぶりにマイルス・ディビスのライブ・バージョンが見たくなった。



 この映像は以前にも紹介したけれど、1985年、東京は読売ランドEASTの「Live Under The Sky」でのマイルス(ちなみにベースを弾いているのは、ストーンズでお馴染みのダリル・ジョーンズ)。
 夏の野外、夕映えの中、マイルスのミュート・トランペットのトーンが素晴らしい。晩年のステージではハイライトの一曲だった「Time After Time」のライブ音源はブートを含めて数々聴いたが、この時のプレイはベストのひとつだと思う。

 そんな映像の横に「ど緊張Interviews:MILES DAVIS 1985/08/16」というリンクがあった。見てみると、おそらく上の映像の前後に収録されたタモリのインタビューだった。



 緊張気味のタモリの横で、スケッチを続けながら、短いフレーズでインタビューに答えるマイルス。ステージの上のマイルスは「小さい」と感じられないのに、小柄なタモリよりも、さらに小さく見える。しかし、その存在感は巨大で、タモリがあがりまくっちゃうのもよく分かる気がする。

 そんな小さな帝王は、意外にも終始ご機嫌。おそらく、ふり返るつもりはまったくない「マイ・ファニー・バレンタイン」などという過去の話題をタモリに持ち出されても、お世辞混じりに答えているし、最後には「コンヤハ・サイコウ」とまでおっしゃる。
 良い意味で「怖い」マイルスのイメージを裏切るインタビューだ。


 そういえば、日本ではこんなCMを放送されていたことがあった。



 焼酎を飲んで「ミラクル」というマイルス。今となっては、新鮮でかっこいいCMである。

 最後にもう一曲。メンバーを見ると、最晩年のマイルスのパフォーマンスだろう「Human Nature」。この曲も晩年のマイルスのステージには欠かせない一曲だった。


 
 力をヌキ気味にあのメロディーを吹き付けるマイルスも素敵だが、この曲に関してはサックスのケニー・ギャレットの吹きまくりが聴きどころだろう。

 そんな「Human Nature」と「Time After Time」が収録されているのが「You're Under Arrest」。

B0012GN1HKYou're Under Arrest
Miles Davis
Sbme Special Mkts. 1987-07-07

by G-Tools

 タモリのインタビューと同じ、1985年にリリースされたアルバムはポップでお茶目なマイルスが感じられる1枚だ。「エレクトリックなマイルスはどうも苦手」と感じている人も抵抗なく聴けるアルバムだと思う。
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| ジャズの名盤 | 22:52 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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和風花柄のテレキャスター

 他の娘に浮気しても、最後はここに帰ってきちゃうギター。それが、ぼくにとってのテレキャスターだ。
 「カヌーのパドルにネックを付けたようなギター」とも称されるデザインは、何の愛想もなく無骨だが、どんなに美麗なギターにも負けない何かがある。
 その何かを具体的に書くのは難しいのだが、ぼくはテレキャスターを肩から下げるだけで、テンションが少し上がる。

 そんな質実剛健、素顔美人のテレキャスターにも、お化粧を施したモデルがある。有名なのがペイズリー柄のもの。


 商品リンクのギターはフェンダージャパンのレプリカだが、本家のフェンダーでは68年から69年にかけて生産されていて、レアなビンテージギターとして、今では高価な値段がついている。
 この柄、ペイントではなく、ペイズリー柄の壁紙をボディ材に貼り付け、その上から塗装をしたもので、このあたりの仕上げ方もテレキャスターらしい。

 そんなお化粧テレキャスターに和風花柄仕上げが加わった。


 フェンダージャパンのHPの説明によると「厳選された和柄の生地を贅沢に使用し、一番の美しいポイントを一番目立つブリッジ下に配置し、手張りにて仕上げています」ということなので、貼られているのは紙ではなく、布なのだろう。
 ボディバックの写真を拡大すると、黒と青、赤のいずれもなかなか美しい。一見するとミスマッチに思える和柄が、テレキャスターのシェイプによく似合うのだ。

 ボディ材がアッシュでなく、バスウッドなのが少し気になるところだが、ドナルド・ダックのテレキャスター以来、久しぶりにムラムラとくるテレキャスターである。

| エレキギター、再び | 18:44 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「1Q84」から回想する1984年の洋楽ヒット

 「いまごろかよ」って声も聞こえてきそうだが、村上春樹の「1Q84」を読んでいる。
 そして、これまでの村上春樹のイメージを裏切るようなハードな物語の展開にすっかり魅せられ、ブック1と2を一気に読みきってしまった。

41035342221Q84 BOOK 1
村上 春樹
新潮社 2009-05-29

by G-Tools

 残すはブック3のみだが、この手の小説があれほど売れたのは、何だかすごく不思議だ。まあ、社会現象になってしまえば、中身に関係なく売れちゃうのだろうけど・・・・。
 と同時に、多くの人が「1Q84」の物語を求めた気持ちも分かるような気がする。さらに、アマゾンのレビューが賛否両論入り混じっているのも納得。でも、好き嫌いの問題で悪い小説じゃないと思う。


 自分自身の1984年をふり返ってみれば、21歳のぼくは大学にはほとんど出席せず、アルバイトに励み、夏には北海道へバイクでツーリングに出かけた。そして、そのまま北海道で22歳の誕生日を向かえ、生まれ育った大阪に戻ったのは、翌年の秋の終わりのことだった。
 今、ぼくは1984年から85年にかけて長期滞在した、北海道の東端にあるオホーツク海沿いの街に住んでいる。だから、1984年が今に続くスタート地点、何かのきっかけだったようにも感じる。

 「1Q84」を読んでいるので、月がひとつしかなかった1984年のビルボードの年間シングルチャートを調べてみると、1位は何とプリンスの「When Doves Cry」。



 この曲、よく聴いた記憶はあるし、あの時代を象徴するような1曲だと思うけれど、年間チャートの1位だったのは、ちょっと意外だった。

 2位はティナ・ターナーの「What´s love got to do with it」。



 これも久しぶりに聴くと「良い曲だなあ」と思うけれど、ぼくには日本で爆発的にヒットした曲という印象がなかった。

 そして、3位はポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンの「Say Say Say」。



 これはぼくの中ではすごく順当な順位かも。お金と時間をたっぷりとかけたPVからも、MTVの時代が感じられる。
 この頃、ポールとマイケルはまだ仲良しで、今見ると懐かしくも微笑ましい映像である。でも、ポールを1人だけ残して、マイケルもリンダも他界してしまった。27年という時間は決して短くはないことも思い知らされるPVだ。

 4位以下もケニー・ロギンスの「Footloose」やフィル・コリンズの「Against All Odds」と懐かしい曲(映画の主題曲、サントラが流行ったのもあの時代の特徴)が続くが、個人的に好きな曲をピックアップしてみると、6位のヴァン・ヘイレンの「Jump」。



 「Say Say Say」に比べると簡素で低予算のPVが逆に新鮮。
 イントロのシンセサイザーの音も、あの時代の象徴的なトーンだろう。

 最後に、ぼくの1984年のベストソングを。
 順位こそ17位だが、シンディ・ローパーの「Time After Time」。



 歌い継がれる名曲とは、この曲のことだと思う。
 映像は最近のものだが、歌い手とともに歳を重ね、アレンジが変わっても輝きが衰えない「Time After Time」は、あの時代を代表する名曲だと思う。

| BEATな話題 | 18:09 | comments:8 | trackbacks:1 | TOP↑

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