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ローリング・ストーンズの50周年を考える

 2012年はストーンズがデビューしてから50周年にあたる年だ。
 1962年、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ブライアン・ジョーンズ、イアン・スチュアートに、ベースのディック・テイラー、ドラムのミック・エイヴォリーを加えたメンバーが、ローリング・ストーンズとしてロンドンのマーキークラブでステージ・デビュー。翌63年にチャーリー・ワッツとビル・ワイマンが加入し、現在につながるストーンズの形ができていく。

 昨年末あたりから「12年には記念のツアーをやるのではないか」というウワサもあり、メンバーもミーティングの機会をもったようだが、最近になって下のようなニュースがあった。

ザ・ローリング・ストーンズ、2013年、結成50周年の記念ツアーを敢行

 これによると「まだツアーに出る準備は整っていない」ので、50周年ツアーが実現するとしても、来年。
 さらに、キースの健康面に不安があって、これまでのような大規模なワールドツアーは行なわず、ニューヨークやロサンゼルス、ロンドンなどの大都市で各10公演ずつを行うようなスタイルも検討されているそうだ。

 キースの健康に不安があるというウワサが少し気がかりだが、昨年末に視力矯正の角膜レーザー手術を受け(キースの「ステージで眼鏡をかけている姿なんて見せられねえ」という心意気だろう)、先日も故ヒューバート・サムリンのトリビュート・コンサートに出演したことを考えると、それほど深刻な問題ではないような気がする。

 ぼくはメンバーの年齢を考えれば、無理をしてワールドツアーを敢行するより、世界の大都市(できれば、そこに東京や大阪が加わってほしいけど)に腰を落ち着けて、じっくりとプレイをするのがベターだと思う。
 極端にいえば、ビル・ワイマンやミック・ティラーといったかつてのメンバー(ブライアン以外は存命なわけで)や、ストーンズにゆかりのゲストを招いて、1回きりの記念コンサートを行い、それをネット中継やDVDで見るという形でも、ぼくにはかまわない。
 ただ、ストーンズの場合、ライブを重ねることによって調子を上げていくところがあるバンドなので、一発勝負には不安があるけれど・・・・。

 いずれにせよ、50周年という節目にストーンズのライブが見たいというのが、多くのファンの望みだろう。


 最後に推測を交えた深読みをすると、ストーンズ・カンパニーのミック社長が50周年ツアーに積極的ではなさそうな理由は、数年前から本格化したアーカイブ・ビジネスに手ごたえを感じているからではないか。
 ツアーのたびに、最も負担を強いられるフロントマンのミック社長は「過去の遺産でストーンズが運営できるのなら、無理してライブをやる気になんねーよ」と思っても不思議ではない。彼だって68歳、超人ではないからだ。

 そんなミックは少し前にホワイト・ハウスでライブを行なった。





 ホワイトハスのセレブたちの前で「ミス・ユー」を余裕たっぷりで唄う姿は、サー・ミック・ジャガーらしい。少し前のぼくなら「貴族趣味丸出しで、最低やな」と思っただろうが、今ならそんな姿も許せる(キースがどう思っているかは知りませんが)。

 しかし、ストーンズに過去の遺産はたくさんあっても、未来の時間はあまりなさそうだ。ミックにはローリング・ストーンズのフロントに、もう一度だけ戻ってきてほしい。
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| ローリング・ストーンズ | 09:54 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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卒業ソングの傑作-制服

 今日は小学6年生の長男の卒業式だった。
 親にとっての6年間なんてのはあっという間。ランドセルを買ったのが、ついこの前のことに感じられるのに、もう卒業なのだから、子どもの成長と時間の過ぎていく早さに驚いてしまう。

 そんな我が家の事情に関係なく、この時期になると毎年思い出して、夜中にYouTubeでこっそりと聴いちゃう曲がある。

 松田聖子の「制服」だ。



 ぼくは聖子ちゃんの直撃世代なのだが、レコードを買うほどのファンでもなかった。でも、友達の家で発売されたばかりの「赤いスイートピー」のシングルB面に収められていた「制服」を聴いたときに「こんな名曲をB面にしておくなんて、松田聖子はすごい」と感心した。
 その想いは未だに変らず、今でもこの曲には50前の男の胸をキュンとさせるところがある。多感な頃に聴いた名曲というのは、いつまでも輝き続けているものだ。

 そして、サビの「失うときはじめて、まぶしかった時を知るの」というフレーズは、まさに黄金の一行。ぼくはこのフレーズに30年前とは違った何かを感じている。

 最近の流行の唄が失くしてしまった「湿っぽくならない、清らかなせつなさ」が、この曲には確かにある。

| BEATな話題 | 17:55 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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最近、書店で見つけた「ディランを語ろう」

 年度末進行の仕事と確定申告、それにイレギュラーな出張付きの仕事まで加わって、例年になく慌しい3月前半になった。
 そんなわけで、このBlogもしばらく放置となってしまったけれど、大きな山は乗り越えたので、また週1くらいのペースで更新できるはず。

 そんな慌しい毎日だったけれど、おなごみの時間もあった。
 昨年末、隣町に複合型の書店ができた。「コーチャンフォー」という店で、北海道ではメジャーな大型書店だ。ぼくは仕事で隣町に行った時、無理やり時間を作ってでも、この店に立ち寄ることにしている。

 この書店、とにかく広くて本やCDの在庫も豊富。田舎暮らしと引き換えに失くしてしまった「たくさんの本やCDを目で見て、その中から選んで買う」という楽しみを味わえる店だ。
 最近、すっかりアマゾン頼みの読書と音楽生活だったが、棚の間を歩き、実物を手にとり、ページをめくって本を選ぶという行為には、格別の喜びがある。

 そして、歩き疲れたら、店内にあるドトールコーヒーに入って、買ったばかりの本のページをめくる。都会では当たり前だった行為が、やけに新鮮で、活字好きのぼくにとっては「コーチャンフォー」で過ごす数時間が、最近の楽しみのひとつになっている。

 そんな大型書店で、浦沢直樹と和久井光司の「ディランを語ろう」を買った。

4093592020ディランを語ろう
浦沢 直樹 和久井 光司
小学館 2007-12

by G-Tools

 この本、アマゾンでの評価が意外に低くて、これまで手が伸びなかったのだが、実際に読んでみると、とても面白かった。

 著者の浦沢直樹はもはや説明不要の漫画家、和久井光司は「レコード・コレクターズ」などの評論でもお馴染みの音楽家だ。大のディラン好きが、タイトルにあるように大いに「語る」のだが、2人のボブ・ディランに対するスタンスは極めて私的である。つまり、自分にとってのディラン、自分とディランの思い出や様々なアルバムとの出会いを語り合う。
 そのため、彼らと同年代の人にしか分からないような単語(注釈はあるけど)が頻出するし、あの時代にCDでなくレコードでロックを聴いていないと、理解できないようなニュアンスや空気感が多々ある。

 ぼくは1962年生まれなので「ディランを語ろう」をワクワクしながら読んだし、2人の話に共感もできるけれど、例えば1970年代に生まれたディラン・ファンには部分的に意味不明の迷著となるかもしれない。
 でも「同世代でしか語れないディラン」という割り切り方が気に入ったし、2人のディラン与太話の中に、彼の本質を見事に捉えた瞬間があることも確かだ。
 結論として、1975年前後に思春期を迎えたディラン・ファンにはおすすめの一冊かな。


 本と一緒にCDもひとつ。
 アムネスティ・インターナショナルの創立50周年、ボブのデビュー50周年を記念してリリースされた4枚組みのトリビュートアルバム「Chimes of Freedom」。

B006H3MIV8Chimes of Freedom: Songs of Bob Dylan
Chimes of Freedom: Songs of Bob Dylan
Amnesty Internationa 2012-01-24

by G-Tools

 新旧アーチスト、新旧の録音を取り混ぜたボリューム満点のトリビュートアルバムなので、長尺で散漫な印象もなくはないけれど、輸入盤の2500円弱という値段を考えれば、充分に納得のできる内容だ。

 特に女性アーチストのカバーに素晴らしいものが多く、ダイアナ・クラールの「Simple Twist Of Fate」(ちなみの夫のコステロは「License To Kill」をカバー)やカーリー・サイモンの「Just Like A Woman」あたりは、この先も愛聴していく曲になりそう。その他にジャクソン・ブラウンやジェフ・ベックが加わっているところも、うれしい。
 ぼくは好きな曲だけを抜き出して、CD1枚に編集したものを車で聴いている。

 というわけで、今日の1曲は「Simple Twist Of Fate」(邦題は「運命のひとひねり」で、こちらも秀逸なタイトル)。
 まずは、ダイアナ・クラールのバージョンを。
 


 改めて、曲の中に隠れていてた美しい旋律に気づかされるカバーだ。

 次はボブ本人の「Simple Twist Of Fate」。



 テレビに出演しても相変わらず無愛想で、テキトーに曲を始めちゃおうボブがいい。
 なにより、フリル付きの開襟シャツの上にレザーのジャケットというファッションが似合う1970年代のディランがかっこいい!。

 最後に、もう1曲。ディランとジョージの「If Not For You」を。



 おそらくバングラディッシュのコンサートのリハーサル風景を収めたものと思われるが、いつものようにハモるようで、微妙にハモらないディランのデュエットがステキすぎる。

 わざと外すのが、ボブ・ディランの大きな特徴、未だに直らぬクセである。 

| ボブ・ディラン | 11:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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