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復活、グレコのMR

 先日、リットーミュージックポートを見ていると、こんな記事があった。

・グレコのオリジナル・モデル"MR"が復活

 このMRが誕生した1975年ごろ、国産のエレキギターは黄金時代を迎えようとしていた。
 当時、フェンダーやギブソンといった輸入物のギターは、まさに高嶺の花。楽器店に置いてあったとしても、かぎ付きのガラスのショーケースの向こうにあって、普通の少年には決して手の届かない代物だった。

 その代わりのギターになったのが国産のコピーモデルで、グレコやトーカイ、フェルナンデスといったメーカーが、いかにして本物に近いストラトキャスターやレスポールを作るかで競い合っていた。


 そんな時代に、ぼくはエレキギターを始めた。
 もちろん、インターネットなどはないので、ギターの情報は雑誌や楽器の店先で集めるしかない。そして、多くのギター少年があきることなく見つめていた一番の情報源が、各メーカーのカタログだ。
 レコードジャケット型のフェルナンデスの大判カタログ、オールドギターの構造と素材に関するウンチクを詰め込んだトーカイのカタログなどが、今でも記憶に強く残っている。

 もちろん、グレコのカタログも繰り返し読んだけれど、MRに関する印象は「値段の割に、地味なギター」だったような気がする
 カタログを見つめ、買えもしないギターについて熱く語り合っていた友達の間で、MRは「おたふく」と呼ばれていた。テールピースの関係で、ギターの下部にパーツが少なかったせいか、下ぶくれのギターに見えたからだろう。

 でも、あれから30年以上が経過して、こちらのページなどで当時のMRを見ると、シンプルなのにふくよかで気品のあるデザインに感じられる。

 ぼくは「エレキギターにとって大切なのは、まず見た目と色」と思っているのだが、このMRからは太くて甘いいい音が出てきそうな気がする。
 そういえば、今は大好きなテレキャスターだって、30年前は「カントリーのオヤジが弾く、地味なギター」と思っていたのだから、ギターに関する印象なんて、歳の経過と共に変るものだ。


 7月に発売予定の復活版のMRを買うことはないと思うけれど、いつものリサイクルショップに、ぼくらが「おたふく」と呼んでいた時代に作られたMRが並んでいたら、手が伸びちゃうだろうな。

 ちなみにグレコのMRは「ミスター」の意味ではなく、バッドカンパニーのミック・ラルフスのイニシャルからのネーミング。このギターは、彼のシグネチャーモデルとして発表されたからだ。

 最後に、バッドカンパニーといえば、この曲の「Can't Get Enough」を。



 残念ながら、ミック・ラルフスはMRを弾いていないけれど、70年代のロックの匂いがプンプン漂ってくる名曲だ。
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| エレキギター、再び | 10:44 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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ちょっとロックな、ユニクロのTシャツ

 今日の世間は金環食の話題ばかりだが、ここでは夏に太陽の下で着るTシャツの話を。

 毎年、ユニクロでは膨大な種類のTシャツが発売されている。
 これまでも何枚かは買ったことがあるけれど、今年のラインアップにはロックっぽいものがいくつか混じっていたので、昨日3枚もまとめ買いしてしまった。

 ユニクロの定番、企業コラボTシャツにはフェンダーが登場。

フェンダーTシャツ

 黒地のTシャツに、フェンダーのロゴと小さなストラトがプリントされている。
 ぼくとしてはシンプルにフェンダーのロゴだけのほうが良いが、セール価格の990円だったので購入。

 その隣には、アイバニーズのTシャツもあった。

アイバニーズTシャツ

 ロゴの色合いが夏っぽくって、さわやかだったので、こちらも買い物かごへ。
 ちなみにアイバニーズではコラボTシャツの発売を記念して、ユニクロのロゴの入ったギターを製作。ウエブから応募をすれば、抽選で3名にプレゼントされるそうだ。

 さらに、こんなTシャツも買った。

ウッドストックTシャツ

 「いい歳して、スヌーピーのTシャツもなあ」とも思うのだが「talk is cheep」のロゴに惹かれてしまった。

 このTシャツのどこがロック的なのか、ストーンズ・ファンの方ならお分かりだろう。キース・リチャーズの初ソロアルバムにして、名盤の「Talk Is Cheap」と同じなのだ。
 
B000000WGLTalk Is Cheap
Keith Richards
Virgin Records Us 2007-08-24

by G-Tools

 よく見りゃ「Cheap」が「Cheep」で一文字違いだけど、黄色い鳥のウッドストックが好きなこともあって、こちらもレジへ。

 そういえば、ちょっと前には同じくユニクロでビートルズの唄の歌詞がバックプリントされたTシャツも買った。

ビートルズTシャツ

 ぼくが買ったのは「アクロス・ザ・ユニバース」のサビのフレーズもプリントされたものだが、残念ながら他の種類はデザインが個人的にイマイチだった。
 ユニクロさん、来年は単純にビートルズのレコード・ジャケットをプリントしたTシャツを作ってくれないかなあ。それなら「プリーズ・プリーズ・ミー」から「レット・イット・ビー」まで全種類を大人買いしちゃうぞ。

 最後はユニクロではなく、近くのジーンズショップで買ったストーンズTシャツ。

ストーンズTシャツ

 これも正式なライセンス品だと思うけれど、近ごろはこの手のロックTシャツが普通にお店に並んでいたりする。ロック風味のTシャツ、流行なんだろうか。

 たくさんTシャツを買い込んだので、後は今年の夏が夏らしい天気(猛暑は困るけど)であることを願うだけだ。

 でも、このTシャツも気になるなあ。

| BEATな話題 | 20:15 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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スノー・クイーン-桜に白い雪

 季節はずれの寒気が、昨日から北海道のオホーツク海側に居座っている。
 冷たい雨はやがて雪に変り、5月半ばだというのに、家の周りはうっすらと雪景色。せっかく咲いたエゾムラサキツツジも、雪の冷たさで萎れてしまった。

エゾムラサキツツジ

 家の裏手にある小高い山に登ると、さらに雪は深く、真冬に逆戻り。
 白い雪の中に、桜が咲いていた。

桜に雪

 若い芽を吹き出したばかりの白樺も、雪に埋もれてしまいそうだ。

白樺にも雪

 天気予報によると、この週末は低温が続くけれど、来週の後半は最高気温が20℃を超えるようだ。
 この寒暖の差は異常だが、桜に雪が積もる様子は長い北海道生活の中で、初めて見る光景だった。


 ということで、今日の1曲は「Snow Queen」。作者であるキャロル・キングではなく、ロジャー・ニコルズ・トリオのカバーバージョンで。



 この「Snow Queen」(上の音源はシングルバージョンで、アレンジは異なるけれど)が収録されているロジャー・ニコルズの「Small Circle of Friends」も、ロックの名盤中の名盤だ。

B0006U8DQMSmall Circle of Friends
Roger Nichols
Rev-Ola 2005-03-08

by G-Tools

 1968年にリリースされたこのアルバムには、緻密でポップなプロダクションが施されている。しかし、サイケデリックが全盛の時代にはいかにも異質な存在だったようで、ヒットすることはなかった。
 しかし、カバー曲のアレンジの素晴らしさなどから、日本では密かに愛聴され続けたアルバムで、90年代に入るといわゆる渋谷系の人たちに強く支持されることに。

 そんな背景もある「Small Circle of Friends」だが、単純に良質のポップ音楽として大好きなアルバムだ。
 どこか懐かしいのに、決して古臭さを感じさせない曲の数々は、ぼくの音楽的な宝物のひとつである。

 最後にもう1曲。「The Drifter」を。



 これもヒットはしかなかったけれど、1969年にひっそりと生まれた名曲だ。

| ロックの名盤 | 16:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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キャロル・キング、伝説のデモテープ

 唄のうまさは、声量や何オクターブの声域、音程の正確さといった類のもので計るものじゃないと、ぼくは思っている。
 よく「私はこんなに声がでるのよ。私の上手な唄を聴いて」と得意げに歌い上げる歌手がいるけれど、その手の歌声に心が震えることは、ほとんどない。むしろ、少し頼りなげで、揺れる動く気持ちを表現できる歌声に魅力を感じる。

 数年前、大阪で観たキャロル・キングのコンサートは、今でも鮮明に覚えている。
 ホールに彼女の声とピアノの音が響いた瞬間に涙がこぼれてきた。あれほどまでに、ぼくの心を強く揺さぶった声は、これまで聴いたことがなかった。

 最近のキャロル・キングの声は昔に比べると、少しかすれやすい。ギターでいえば、クランチ気味の声になることも多いのだが、それが彼女の魅惑のトーンでもある。そして、クランチ気味の声を巧みにコントロールしながら唄う姿は、まさにプロフェッショナルだった。
 声量や声域、音程とは別の次元にキャロル・キングの唄のうまさはあるのだ。

 そんなキャロル・キングのデモテープ音源がリリースされた。

B007EM6FTWLegendary Demos
Carole King
Hear Music 2012-04-24

by G-Tools

 ファンの方なら知っていると思うが、彼女はシンガーとしてデビューする前に、ゴーフィ&キングの名義でソングライターとして多くのヒット曲を書いてきた。
 そして、その曲を売るため、著作権登録するために、多くのデモテープを作った。そのデモテープの出来があまりに良いので、業界の人々に密かに愛聴されていたというのは、今では伝説に類する話になっている。
 その伝説のデモテープを収めたアルバムが、これだ。

 1961年から1970年に録音されたというデモ音源の音質は、お世辞にも良いとはいえない。しかし、若々しい彼女のすっぴんの歌声には、やはり心を揺さぶられた。

 そして、13曲ありデモ音源の中で、ぼくが一番驚いたのが「It's Too Late」の素晴らしさだ。
 シンプルなアレンジの「It's Too Late」は「タペストリー」に収録されているバージョンよりも、この曲が本来持っている凛とした別れの場面に漂う瑞々しい切なさが感じられて、あまりに美しい。



 上に挿入した最近のジェームス・ティラーとのライブの「It's Too Late」も好きだが、本来この曲は彼女のピアノだけでしっとりと唄われるべきなのかもしれない。

 デモ音源ということもあり、すべての人におすすめできるアルバムではないけれど、キャロル・キングの歌声を聴き続けてきた人ほど、このアルバムの良さが分かるのではないかだろうか。

| キャロル・キング | 18:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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