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今頃になって良さが分かった「ケルン・コンサート」

ザ・ケルン・コンサートザ・ケルン・コンサート
キース・ジャレット


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 かれこれ20年以上も前のこと。絵を描いたり詩を読んだりする、アートの雰囲気の女友達から「これ良いから聴いてみて」とキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」を録音したカセットテープをもらったことがある。
 バイクを乗り回し、ガタガタうるさいロックばかり聴いていたその頃のぼくにとっては珍しいタイプの友達、しかも女の子からもらったテープってことで、早速聴いてみたけれど、たったの5分で飽きてしまった。「やっぱ、キースといえばリチャードやね。ちんたらしたピアノのソロなんか聞いていられるか」てな調子である。
 それ以来聴いたことのなかった「ケルン・コンサート」だが、少し前に紹介した「マイルス・デイヴィス・アット・フィルモア」でのキース・ジャレットの過激なオルガンとはまったく異なる音色だった記憶があり、今頃になって何だか気になる。

 CDを買ってみると「あの時のわしはなんも考えてへんアホやった、ごめん」という気分になるほどの素敵なメロディーの洪水。特に「Part I」の26分にも及ぶソロは、これがホントに全部アドリブ、つまり即興によるものかと思うほどの見事の構成力。ヒラヒラと流れて26分という時間の長さを感じさせないのに、ピアノの一音一音に漂う緊張感と絶え間なく湧き出る新しいメロディー。これが全部アドリブなら神がかり的なプレイだと思う。何かが降りて来たのにちがいない。
 たまに聞こえる「オーッ」とか「ウーッ」というキース・ジャレットの自己陶酔のうめき声にどうにも馴染めないけれど、今頃になって「ケルン・コンサート」は愛聴盤になりそうだ。

| ジャズの名盤 | 14:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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