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久しぶりにオーディオの話

 数ヶ月前から、今年の初めに中古で買ったJBL・J216PROというスピーカーの鳴りが良くなってきた。ハイハットはバシャーンと気持ちよく鳴り響き、ベースの音もどっしりとして重心が低い。ボーカルもくっきりと立ち上がり、とても2万円の中古スピーカーとは思えない音がする。
 おそらく、前のユーザーが長らく使っていなかったか、あまり大きな音で鳴らしていなかったのだろう。毎日のように大き目の音で鳴らし続けているうちに慣らし運転が終わり、本来の性能を発揮するようになったのだと思う。
 かれこれ20年以上前のスピーカーなので、程度の良い中古を見つけるのは難しいかもしれないけれど、JBL・J216PROは格安で良い音を聴きたい人にはおすすめの一本だ。

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 ぼくがオーディオの世界に首を突っ込むようになったきっかけは、定番の小型スピーカーのBOSE・101MMを中古で買ったこと。ミニコンポのスピーカーをBOSE・101MMに換えてみると、これまでとはまったく違う音が出てきた。今から思えば、それほど良い音でもなかったけれど、聴き慣れたはずの音が別物に変身するのでCDを聴くのが楽しくなり、日常生活の中に再び音楽が深く入り込むことになった。
 こうなると「アンプを変えて、CDプレイヤーを良いのにすれば、どんな音がするんやろ」という音質に対するスケベ心が芽生えてくる。しかし、今やオーディオはマニアの世界。昔のように入門者向きの機器はあまりなく、ネットでメーカーやショップのホームページを見ると新品はかなり高価である。
 それならばと主に中古で揃えた、現在のぼくのオーディオシステムは総額6万円程度。アンプだけはDENONのPMA-390Ⅳを新品で買ったが3万円弱、チューナーに至ってはジャンク品で480円だった。これでもそれなりの音はする。おまけに我が家は山の中の一軒屋、ボリュームを少々上げても苦情は来ない。でかい音で鳴らせるというのも、ロックやジャズを聴く時の重要な要素だ。

 思い返せば、ぼくが高校生の頃はオーディオが全盛時代。ちょっとお金持ちの家にはでかいステレオがデーンと置いてあったような気がする。それで音楽をほとんど聴かなくても、応接間にステレオがあるのが一種のステータスシンボル(もしくは本棚に百科事典と洋酒)だった。
 ぼくも入学祝に近くのダイエーで安物のコンポ(こういう呼び名が一般的だった。スピーカー、レコードプレイヤー、アンプ、チューナーの4点セットで、ちょうどテクニクスからコンパクトな縦型のコンポが出てかっこいいなあと思った)を買ってもらった。
 フロア型のスピーカーとラックに収めれたコンポは、ぼくの小さな部屋をさらに狭くしたけれど、それまでのポータブルなレコードプレイヤーとは別次元の音がした。

 オーディオが衰退したのはレコードがCDに変わったことが大きいと思う。レコードプレイヤーがなくれば、コンポは小さくできる。場所をとるでかいコンポよりミニコンポが主流になり、今やipodに代表される手のひらサイズのMP3プレイヤーの時代である。
 ぼくも近頃ではMP3プレイヤーを手放せなくなったが、カタログを見ていると「ちょっと待てよ」と思う。MP3プレイヤーのウリ文句は「この小さいボディに何千曲も入りますよ」だけど、それは量の問題。音の質はどこに行ったのだろうか。
 忘れちゃいけないのは、MP3に代表される音源は圧縮されていて本来の音ではないということだ。その辺を考慮してネットによる音楽配信専用のミックスをされたバージョンもあるらしい。この圧縮音源はイヤホンや小さなスピーカーで聞いている分にはアラは目立たないが、MP3プレイヤーをオーディオ・アンプに直結して、音量を上げて聴いてみると、間引かれたスカスカの音であることが分かる。
 MP3プレイヤーは音楽の新しい楽しみ方を与えてくれたと思う。でも、ぼくにとってMP3プレイヤーで聴く音楽はおやつで、メインディッシュにはなりえないのだ。

 忙しい毎日の中で時間を見つけて1枚のCDに向き合う時、ぼくはできるだけ良い音で聴きたい。量やコンパクトさだけではなく、質にもこだわりたいのだ。少し前までは「オーディオにお金をかけるぐらいなら、たくさんCDを買ったほうがいい」と思っていたけれど、少し良い音で聴くだけで音楽は驚くほど豊かになる。真剣に音楽と向き合いたいなら、部屋のスペースを少し削っても、良い音の出るオーディオセットを揃える価値はある。

| オーディオのお話 | 14:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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