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ストーンズの隠れ名盤「エモーショナル・レスキュー」

Emotional RescueEmotional Rescue
The Rolling Stones


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 今日現在で、ローリングストーンズの札幌ドーム公演の正式発表は、まだない。その後もネット上での情報収集は続けているけど、少し前に書いたようにぼくの中では結論は出たし、いつになく過熱気味のチケット争奪戦を遠目に見ている状態である。
 
 少しクールにストーンズの来日を待ちながら、久しぶりにトレイに置いた「Emotional Rescue」は、初めてリアルタイムで発売日に買ったストーンズのアルバムで、個人的に思い入れが深い1枚だ。
 このアルバムがリリースされたのは、1980年の初夏。ぼくは高校三年生だったけれど、進学か就職かも決めず、バイクを買うためにバイトに励んでいた。だから、このアルバムを聴くと大人でも子供でもなく、行くあてが定まらないままバイク欲しさに働いていた夏を思い出す。

 「Emotional Rescue」は「Beggars Banquet」「Let It Bleed」のように歴史的な名盤ではない。最近、評価の高い「Exile on Main Street」のように濃厚な1枚でもない。おそらく、ストーンズ・ファンの間でもあまり話題にならないアルバムだと思うのだ。
 さらに、前後にリリースされた「Some Girls」には「Miss You」、「Tattoo You」には「Start Me Up」という未だにライブの定番の曲がある。「Emotional Rescue」の中の曲では、映画にもなった81年のツアーでは「Let Me Go」と「She's So Cold」がセットリストにいつもあったし、前回のリックスツアーでは「Dance pt.1」がレア曲的な扱いでプレイされたが、いずれも定番ソングではない。

 以上のような理由から地味な扱いを受けていると思われる「Emotional Rescue」。しかし、これはあなどれない1枚だ。
 まず、1曲目の「Dance pt.1」は、オープニングにふさわしい派手な曲。「起きろよ、目を覚まして、街に出かけて何か始めるんだ」という歌詞は、あの時のぼくの気分にぴったりだったし、今になってみれば80年代というバブリーな時代の予言も含んでいたようにも感じられる。ダンス・ミュージックなのに、少し屈曲していてるところも、実にストーンズらしい。ついでに、この曲を聴くと、ぼくは村上春樹の大好きな小説「ダンス、ダンス、ダンス」が頭に浮かんでくる。
 レコードのA面ラストだった「Indian Girl」では「人生はハードさを増して、ただ続いていくんだ」とサラリと唄うのがかっこよく、タイトル曲の「Emotional Rescue」ではミックの裏声の気色悪さが、もうたまらん。そして、ラストのキースの唄う「All About You」は心に染みる名曲。アルバムをキースのバラードでしめるというパターンをストーンズが使い始めたのは「Emotional Rescue」からだ。

 「Emotional Rescue」は珍しくストーンズがリラックスして作ったアルバムのように感じられる。肩の力が抜けているから、地味な印象を受けるのかもしれないけれど、実はそれぞれの曲のクオリティーが高い名盤である。

| ローリング・ストーンズ | 07:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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