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ジャクソン・ブラウンの最新ライブ盤

Solo Acoustic, Vol. 1
Jackson Browne
B000B5XSXU

 ピーター・バラカンが「ぼくが愛するロック名盤240」という本の中で「ジャクソン・ブラウンの良さは、好きな人には説明する必要はないし、好きではない人にはどう説明しても無駄だろう」と書いていて「なるほど、その通り!」と強く共感したことがある。ぼくはジャクソン・ブラウンを高校生の頃から聴いているけれど、その頃から友人たちも「すごく好き」か「まったく聴かない」かの二つに分かれていた。
 ジャクソン・ブラウンはアメリカでアルバムをチャートのナンバーワンに送り込んだこともあるし、日本でも絶大な人気を誇っていたことがあるから、決してマイナーなアーチストではない。別に癖の強い音楽をやっているわけでもないのに、これは不思議な現象だ。おそらく、歌声や彼の描く少しナイーブな詩の世界が、ある種の人間の心の琴線には激しく触れるのだろう。 

 現在も、ジャクソン・ブラウンは活動中で、主にソロでアコースティックライブを展開している。一人でピアノと十本以上のアコースティックギターが並んだステージに立つライブには、基本的に最初から決まったセットリストがないらしい。
 では、どうやって曲が決まるというと、客からのリクエストだ。場内のあちこちで、聴きたい曲名を叫ぶ客がいて、ジャクソン・ブラウンがそれに応える形でステージを進める。もちろん、ジャクソン・ブラウンの意思によって唄われる曲もあるが、実にセットリストの七割程度が客のリクエストによって、プレイされる曲らしい。
 ソロだからできるスタイル、持ち歌の中からという制限はあるものの、客と作り上げるステージは究極のライブスタイルといっていいかもしれない。

 そんなジャクソン・ブラウンの今のステージを収録したのが「Solo Acoustic, Vol.1」だ。
 余計な音のないソロライブを聴いて、まず驚いたのが、ジャクソン・ブラウンの声。今年で58歳になるというのに、若々しくて張りがあり、全盛期とほとんど変わらないのだ。
 さらに、ギターとピアノがうまさが歌声に華を添える。ギターの6弦すべてを鳴らしきるテクニックは相当なものだし、原曲のスケール感を損なわずに「The Pretender」をサラリと弾き語りしてしまうピアノの表現力もすごい。
 そして、曲間には最初に書いたように、客とのリクエストのやり取りの様子も収録されている。英語のヒアリングがイマイチなので、細かいニュアンスまでは理解できないが、笑わしたり、すかしたりしながら、客のリクエストに応えてステージを進めていく様子がよく分かる。

 今も変わらない歌声、意外にもテクニシャンだったギターとピアノ、そして上手な喋り。プロ中のプロのミュージシャン、芸人ジャクソン・ブラウンを満喫できるライブアルバムは現在の愛聴盤のひとつ。今年中には「Solo Acoustic, Vol.2」も発売されるらしいから、そちらも楽しみだ。

| ロックの名盤 | 19:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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