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ひさしぶりにリーバイスを買ったので

 その昔はGパンなどと呼ばれていたジーンズを、小学生の頃から愛用してきた。最初に買ってもらったジーンズは、確かビック・ジョンだったと思う。その後も家の近くのニチイや長崎屋で売っていたラングラーやリーあたりをはいてきた。
 中学生の頃まではファッションなんかには無頓着で、親が買ってくるものを適当に着ていたが、高校に入ってから「POPEYE」という雑誌を読み出して意識が変わった。そこに紹介されていた「ヘビーデューティー・ファッション」に強く興味をひかれたのだ。ヘビーデューティーとは耐久性があることで「過酷な自然や労働条件に耐えうる実用性のある服を日常生活で着よう」というような提案だった。

 今、振り返れば「ヘビーデューティー・ファッション」はアメカジとアウトドアウエアを組み合わせものだったけれど、よく紹介されていたシェラ・デザインのマウンテンパーカーとレッド・ウイングのワークブーツ、そしてリーバイスの501の3点にはあこがれた。とにかく欲しかったが、どこに売っているのか見当もつかなかったし、当時の値段で3万円以上もしたマウンテンパーカーやワークブーツは、高校生にはとても手が届かない。なんとか買えそうなリーバイスですら、家の近くでは取り扱っている店がなかった。


 ようやく、リーバイスの501を買ったのは高校を卒業した直後のこと。ある日、よく前を通っていたジーンズ店の店先に「入荷!」の張り紙と共に、誇らしげに真っ青なリーバイスの501が吊るしてあったのだ。値段は確か8千円前後だったが、当時としては高価なジーンズだったから、月末にバイト代を握りしめて買いに行った時はドキドキした。
 リーバイスの501はオリジナルのジーンズのスタイルを色濃く残していて、ボタンフロント、はいているうちに体に馴染んでくるシュリンク・トウ・フィットが特徴。セルビッチ(赤ミミ)付きの501は今やビンテージジーンズとして高価で取引されているようだが、当時はそれが普通の仕様だった。

 初めて501を買って以降、10年近くそればかりはいていたけれど、遊びがMTBやカヌー、登山などのアウトドアスポーツに変わると、体にフィットする5011ではどうにも動き難かった(腹回りが太くなったせいもあるが・・・・)。
 そこで501に変わって愛用し始めたのが、パタゴニアのGIパンツ。日本の柔道着をベースに作られたコットンのパンツで、とにかく動きやすくて、丈夫。現在もGIパンツは製造されているが、素材を含めて、当時とはかなりスタイルが変わってしまったのが残念だ。
 その後、同じくパタゴニアから発売されたオーガニックコットン製のジーンズが気に入り、久しぶりにジーンズをはいた。このジーンズはルーズにフィットするので動きやすく、501と同じくボタンフロントで、オーガニックコットンの肌触りも素晴らしかったが、なぜか数年で生産中止になってしまった。

 札幌のパタゴニアのアウトレットストアで5本ほど買占め、オーガニックコットンのジーンズを長らく愛用してきたが、さすがに近頃ではどれもくたびれてきてしまったので「久しぶりにリーバイスでも買うか」とジーンズ店に行って驚いた。単純なウオッシュジーンズだけではなく、ヒゲや穴あき、パッチ付きのダメージ加工されたものが並んでいたからだ。
 かなりに手の込んだ細工のダメージジーンズは、パッと見るだけでは最初から加工されたものだとは思えないけれど、それって邪道ではないか。
 古い考えかもしれないが、ジーンズは真っ青なインディゴブルーのを買って、少しずつ落ちていく色を楽しむべきだと思う。自分の体や使い方にあって色落ちするから愛着のある一本になるわけで、いきなりのヒゲや穴あきは、まず手をつないで、次にキスをするという恋愛のステップをはぶいて、いきなり馴染みの夫婦になるようなものではないだろうか。古く見えたほうがかっこいいからって、あせっちゃいけないと思うのだけれど・・・・。

 ダメージ加工のジーンズに驚きつつも、ぼくが買ったのは真っ青なワンウォッシュのリーバイス503。ボタンフロントのジーンズばかりはいてきたので、ファスナー付きのジーンズをはくのは実に久しぶりだが、ルーズなフィット感がなかなか良い。
 色落ちしていない真っ青なジーンズをはいて街を歩くのは、確かに少し気恥ずかしいけれど、こいつをゆっくりと自分の色にしようと思っている。
 ちなみに初めて501を買ってから、さらに数年後にようやく手に入れることのできたシェラ・デザインのマウンテンパーカーとレッド・ウイングのワークブーツは、未だに現役。さすがに色はあせ、かなりくたびれた感じになってきたが、それも味のうちだ。20年近く経っても、未だに使える服や靴って、すごいと思う。

 ついでに、ジーンズではないが、最近買ってとても気に入っているのが、マウンテンカーキというメーカーのアルパイン・ユーティリティー・パンツ。これまで色々なアウトドアメーカーのパンツをはいてきたけれど、ここまでの手の込んだモノは見たことがない。
 一番早く擦り切れる可能性がある膝と尻、裾の後ろの部分は生地が二重で、縫い合わせ部分は要所でトリプルステッチ。素材は10.4オンスのコットン・ダック・キャンパス地だが、耐久性を確保しながら軽量化を図った特注の生地らしい。堅牢性を確保しつつ、右ポケットは二層構造になっていて鍵や小銭などの小物を分別して使え、股の部分はひし形のまちが付いていて、とても動きやすい。英語だが公式サイトをみれば、その仕様がよく分かる。
 まだ、はき始めて間もないが、このパンツは長持ちして、気持ちよく愛用できる思う。アルパイン・ユーティリティー・パンツは、まさにヘビーデューティーな一本だ。

 前置きがずいぶんと長くなったけれど、、ホントに書きたかったのはジーンズが登場するレコードジャケットの話。久しぶりにジーンズを買ったので、ジーンズが登場するロックのジャケットのことを考えていたのだ。

Sticky FingersSticky Fingers
The Rolling Stones


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 まず、思い出したのは、以前に一度紹介したことのあるローリングストーンズの「ステッキーフィンガーズ」。
 ジャケットの裏を見るとヒップステッチからリーバイスと分かるジーンズの写真は、あやしい部分が右寄りにもっこりしていて、ストーンズらしい猥雑さがする。レコードの時代にはホンモノのファスナーが付いていて、それを開けるとブリーフ姿の下半身が現れるという仕掛けで、原案はあのアンディ・ウォーホールだ。
 音のほうはブライアン・ジョーンズの死を乗り越えた新生ストーンズといった感じ。前作の「レット・イット・ブリード」とは趣は異なるけれど、今でもステージで披露され続けている1曲目の「Brown Sugar」のイントロは、70年代のストーンズの幕開けを告げるファンファーレだった。

ボーン・イン・ザ・U.S.A.(紙ジャケット仕様)ボーン・イン・ザ・U.S.A.(紙ジャケット仕様)
ブルース・スプリングスティーン


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 次に思い出したのが、ブルース・スプリングスティーンの「Born In The U.S.A」。
 これもかなり使い古した感じのリーバイスで、ブルージーンズと白いTシャツ、赤いキャップの組み合わせは、アメリカの国旗と同じ色使いである。ホントはアメリカに批判的なタイトルソングが愛国的な方向に誤解された(それにしても、アメリカ人って歌詞の意味を聞き取ろうとしないんだろうか)のも、この心底アメリカ的なジャケットのせいかもしれない。
 「Born In The U.S.A」の大ヒットでアメリカの国民的歌手になったボスだが、ぼくはこのアルバムはそれほど好きじゃない。曲のクオリティも、それまでのアルバムに比べれば低いと感じるし、どこかキンキンしたリミックスの音も気に入らない。未だに「Bobby Jean」あたりは名曲だ思うけれど・・・・。

The Freewheelin' Bob DylanThe Freewheelin' Bob Dylan
Bob Dylan


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 最後は、やっぱりこれ。このジャケットのボブ・ディランのジーンズ姿は文句なしのかっこよさだ。
 冬のニューヨーク、うつむき加減のボブ、笑顔のスーズ・ロトロ、雪の残る道路、バックの風景。すべてのファクターが完璧で、レコードジャケットの古典的名作だと思う。
 1曲目は未だにボブの一番メジャーな曲「Blowin' in the Wind」。散々、疑問を投げかけておいて、最後は「友よ、答えは風に舞っている」と肩透かしをかますところがいい加減で、実にボブらしい。

| BEATな話題 | 19:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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