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テレキャスターへの道-決意編

 ピグノーズの「PGG-257」というアンプ内蔵ギターを買って以来、20数年ぶりに毎日手にするようになったエレキギター。半分シャレの衝動買いのつもりが、久しぶりのエレキはとても面白かった。仕事の合間の気分転換に弾いているつもりが、ついつい夢中になって、時間を忘れてしまうのだ。

 調子にのって「フルスケールのエレキも弾きたい」と押入れの奥から高校生の時に初めて買ったエレキギターであるヤマハのストラトキャスターのコピーモデルも引っ張り出した。
 久しぶりにアンプにつなげてみると、何とか音は出る。しかし、弦を張替え、少し弾きづらいので弦高を下げようと思ったら、ダイキャスト製のサドルについている弦高調節用のネジの頭が錆びてしまい六角レンチが空回りするし、ボリュームにガリもでている。20年近くまともに触らなかったのだから、当たり前だ。サドルとボリュームを交換すれば、問題が解決するのは分かっているが、新しいエレキギターが欲しくなってきた。

 欲しいギターの形は、はっきり見えていた。テレキャスターだ。


 ギターキッズだった高校生の頃は「テレキャスはシンプル過ぎる。あれは渋いオヤジのギターだ」と思っていた。ストラトのようにアームもなければ、ハムバッカーのピックアップがついたレスポールのように太い音も出ない(実際は違うのだが)とても地味なギターに見えたのだ。実際、ぼくの周りにはテレキャスターを持っている奴など皆無で、ストラトとレスポールが高校生の所有ギターの双璧だった。

 でも、ギター熱も少し冷めた二十歳を過ぎたあたりから、密かにテレキャスターにあこがれていた。しかし、欲しいモノがバイクやアウトドアグッズに変わっていたので、大して弾くわけでもないギターを買う気にはなれなかったが「シェイプや音を含めて、一番かっこいいエレキはテレキャスやなあ」と思っていた。だから、ぼくは自分のブログを始める時、プロフィールの写真にテレキャスのネックのヘッドを使った。
ボブとテレキャス
 ぼくの好きなギタープレイヤーにはテレキャス使いが多い。筆頭格はもちろんキース・リチャーズだ。映画「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」で大活躍する黒のテレキャスター・カスタム。「ミカウバー」「マルコム」と愛称までつけられた53年型の5弦仕様のテレキャスターなど、ストーンズのライブには必ずテレキャスターがあった。

 メインギターとはいえないが、エリック・クラプトンやジェフ・ベックもテレキャスターを使っているし、映画「レット・イット・ビー」の中でジョージ・ハリソンが使っていたローズウッドのテレキャスターもかなり印象に残るギターだった。ボブ・ディランも昔から何種類かのテレキャスターを使っていて、上の若き日の写真なんかは、めちゃくちゃかっこいい。

 また、ブルース・スプリングスティーンの名作「Born to Run」のジャケットのかっこよさはテレキャスターがあってこそだと思う。
Born to RunBorn to Run
Bruce Springsteen


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 1950年に誕生した、世界初のソリッドボディの量産型エレクトリックギターのテレキャスター。多くのギタリストに愛用され、細かな改良はあるものの、スタイルを変えることなく未だに生産が続けられているのは、最初から完成度がとてつもなく高かった証だろう。
 ギターを再び弾き始めた今、ぼくはテレキャスターが欲しくて仕方なくなってしまった。

 欲望の形がはっきりしていると、インターネットほどタチの悪いものはない。欲しいモノを売っている店を見つけ、オンラインショップでクリックすると買えてしまうからだ。
 早速、グーグルで「フェンダー」を検索すると「フェンダー・ジャパン」のサイトがヒットした。オンラインカタログのテレキャスターのラインアップを見ると、オールドモデルがたくさん並んでいる。
 「フェンダーがフェンダーのオールドモデルをコピー?しかも、随分と安いやん?昔はフェンダーのギターって、どれも20万以上したはずなのに・・・・、なんで?」と、20年もエレキギターの世界から遠ざかっていたぼくは悩んだ。

 この疑問はフリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」の記述ですぐに解決した。
 ぼくが「フェンダー・ジャパン」のHPで見たのは、日本製のギターでグレコの神田商会が発売元。かつてグレコでフェンダーのコピーモデルを作っていたセクションが正式なライセンスを得て、日本国内でフェンダーブランドのギターを製造しているらしいのだ。
 つまり、ぼくが高校生だった頃、1ヶ月のバイトをすれば何とか買えた「Greco」のコピーモデルのネックヘッドに付いてるデカールが「Fender」に替わり、コピーではなく正式なライセンス品となったわけである。
 先日、買ったアンプ「VOX Pathfinder10」といい、お手軽な値段でとりあえずホンモノが買えるのだから、えらい時代になったもんだ。

 検索を続けて、全国の楽器店のオンラインショップをのぞいていると、フェンダーには日本製の他にメキシコとアメリカ製があり、最も高価なのはレギュラーのギターとは違う特別な行程や材料で製作されるカスタムショップ製のギターであることも分かってきた。
 そんな事情が飲み込めたぼくはテレキャスターをすっかり買う気になってしまった。「予算的には日本製か、メキシコだな。ライセンス品でもホンモノのフェンダーやからな」と思いつつ、さらに欲望の形を絞り込んだ。

 欲しいテレキャスターのスタイルには、ぼくなりのこだわりがあって、ネックはメープル、色はブロンドかナチュラル、ピックアップはシングル2発、サドルは機能よりも見かけを重視して3ピース、ピックガードは黒。これらの条件を満たすジャパンフェンダーのテレキャスターは「TL52-110 DMC」 「TL52-80TX」 「TL52-70US」であることが分かった。
 三つのモデルの一番の違いは、おそらくピックアップ。他にもボディの塗装やパーツなどにも違いはあるのだろうが、とりあえず希望のスタイルのテレキャスターなら不満はないし、今のところ音にこだわらなければならない使い方をするわけでもない。「TL52-70US」でも値段なりの音がするだろうと、このモデルを買うことに決めた。

 あとはネット上で最も安い店を見つけ、クリックすれば数日後には届く。しかし、モノはギターである。ギターは本やCD、衣服ではない。長い付き合いになるのだから、ネットで買うにしても、せめてネックの感覚ぐらいは確かめてからにしたいと思い直した。
 さらに実際に最近のテレキャスターを使っている人の話も聞いてみたかったので、定期的に訪れているブログの中のひとつである「Hard Road To Babylon」のコメントの中に「生産国によって、シェイプや音に違いってありますか?」と質問を書いてみた。「Hard Road To Babylon」のhiromaerさんはテレキャスターを何本か所有されていて、いくつかのエントリーでもご自身のギターを紹介されていたのでアドバイスを求めたのだ。
 うれしいことに、すぐに届いたメールには、各種のテレキャスターに関する率直な感想が書かれていて、とても参考になった。hiromaerさん、どうもありがとうございました。

 hiromaerさんからのメールが最終的な後押しになり、ぼくは「フェンダージャパンのテレキャスターの実物を見て、ネックの感覚を確かめ、気に入ったらその場で買っちゃおう」と、週末に隣町の北見市にある本格的な楽器店に行くことに決めた。(長くなったので、次回の購入編に続く)

| エレキギター、再び | 11:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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