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2台目のテレキャスター

 シャレでピグノーズのギターを買ったことで、突如火がついたギター熱。
 20年以上もエレキギターから離れていたくせに、最近では毎日弾かないと落ち着かなくなってしまった。練習を続けるうちに、弾けるフレーズや曲も増えてきて、面白いったらありゃしない状態だ。

 でも、長年のあこがれだったフェンダーのテレキャスターを買ったことで「もう当分の間は、ギターを買うことはないな」と思っていた。そもそも、コレクター的な性格ではないし、すでに4本のギターが部屋の中に転がっているのだから・・・・。

 しかし、2本目のテレキャスターに出会ってしまった。


Bill Lawrence TRIGGERⅡ 近所のハードオフのギターコーナーをのぞくと、見慣れないテレキャスターがあった。ボディの色はバター・スコッチ・ブロンドっぽい少し黄色みがかったナチュラル。ピックガードは黒で5点止め。
 基本的に初期型のテレキャスターのコピーモデルのようだが、ブリッジはL字型の6連サドルで、フロントのピックアップはカバーがなく、ポールピースが見えている。さらに、ネックのヘッドのデザインがオリジナルとは少し異なり、プライスカードには「Bill Lawrence TRIGGERⅡ」と書いてあった。

 エレキギターの世界から長い間離れていたが「Bill Lawrence=ビル・ローレンス」の名前ぐらいは知っている。
 ビル・ローレンスは日本でも有名なピックアップビルダーであるセイモア・ダンカンやディマジオの師匠にあたる人で、ジミ・ヘンドリックスのギターにも彼の手が入っていたらしい。エレキギターが産声をあげてから、この楽器に関わっていた偉大な人物がビル・ローレンスである。しかし、ぼくはその彼の名前をブランド名に使ったギターの存在は知らなかった。

 「お手ごろな値段だし、ビル・ローレンス製のピックアップが付いているなら、音は悪くないだろう。もし、期待はずれの音でも、フロントピックアップをハムバッカーにすれば、キース・リチャーズ仕様のテレキャスになるではないか」と買いそうになったが「とりあえず、ネット情報を仕入れてから」と、その場での衝動買いは思い止まった。

 家に戻ってから、ネットで検索すると「Bill Lawrence」ブランドのギターは、1983年に発売が開始されたらしい。
 実際にギターを製造販売していたのは、アコギの有名ブランド「モーリス」で知られるモリダイラ楽器。国内生産のボディーにビル・ローレンス製のピックアップを搭載したものが「Bill Lawrence」ブランドのギターらしいのだが、現在は製造されていない。
 90年前後のバンドブームの時代にはかなりの数が流通したギターらしく、プリプリの奥井香やレッドウォリアーズのシャケが「Bill Lawrence」のギターを使っていたという。

 つまり、ハードオフにあったテレキャスターは、ぼくがエレキギターの世界から離れていた間に発売されていたギター。個人的に知らなかっただけで、ネット上では「Bill Lawrence」のギターに対する評価は高く、中古でも程度の良さそうなものは、未だにそれなりの値段で取引されているようだ。テレキャスタイプの「TRIGGERⅡ」の定価は5万5千円だったことも分かった。
 当時の事情が飲み込めるにつれて、鳴りが良いらしいビル・ローレンス製のピックアップが付いていることを考えれば、あのギターは悪い買い物ではない気がしてきた。ついでに、今はなきブランドのギターという希少性も心をくすぐる。
 次の日、ぼくはハードオフに「Bill Lawrence」を迎えに行った。

TRIGGERⅡのヘッド 家に持ち帰った「TRIGGERⅡ」を、よく見るとかなり弾き込まれたギターのようだ。
 ボディには何ヶ所もの打痕があるし、ジャックのそばでは塗装が少し剥がれている。ネックには反りもなく、フレットも8分山は残っているけれど、指板には細かなキズがたくさんある。

 「まず、バラしてきれいにするか」と思いつつ、とりあえずチューニングをして弾いてみると、アンプからは想像以上の音が出てきた。フェンダー・ジャパンのものよりも、明らかにファットでトレブリー。荒馬って感じがするイメージ通りのテレキャスターらしい音だ。弾き込まれているせいで、ボディの鳴りが良いと考えても、ギターが本来持っていたポテンシャルの高さが感じられる。ぼくはこのギターが一発で気に入ってしまった。

 しかし、ギターをバラしながらのメンテナンスを始めると、いくつかの問題点を発見してしまった。まず、ナットのずれ。6弦側に数ミリずれて、ネックからナットが少しはみ出している状態だった。これは木槌でコツコツ叩きながら修正、隙間から瞬間接着剤をわずかに流し込んで固定することで、簡単に直ってしまった。
 問題はペグ。買う時には気付かなかったのだが、一番上の1弦のペグが曲がっていたのだ。隣のペグに干渉するほどの曲がりではないが、ノブが回しにくいし、チューニングの狂いも心配。見る角度によっては真直ぐにも見えなくもないので、プライスカードにペグについては何も書かれてなった点を考えると、店側もこの点については気付いていなかったのではないか。

 3日間ほど、そのままの状態で弾いてみたが、やはり1弦だけチューニングが狂うのが早い。「これはクレームだな」と思い、ハードオフに持ち込むことにした。ジャンク品ではない商品には3ヶ月の保障が付くのが、この店の良いところである。 
 店員さんに事情を話すと、店側でもペグの曲がりに気付いてかなったことを、あっさり認めてくれた。しかし、今はブランド自体がないのでギターの修理は不能。一度、全額返金してもらって、再度ジャンク品として買い直すという少々面倒な手続きを経て「TRIGGERⅡ」は、前よりも更に安い値段でぼくのものになった。
 
※いやはやギターの話になると、なぜか文章が長くなってしまう。この後の「TRIGGERⅡ」については、次回の「2台のテレキャス、プチ改造編」で。

| エレキギター、再び | 12:31 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

woodstockさん、引っ越し&2台目テレキャス購入おめでとうございます。
いやあ、そのワクワク感伝わってきます。
実は私もこの春に立て続けに2台ギターを購入しちまいました。
古い国産Burny(!)製のレスポールジュニアTVイエローモデル(P-90とペグは本家のものに交換済み)とFender USAストラトアメスタ96年製ソニックブルー(PUとサドル交換済み)です。どちらもYahooオークションで。

woodstockさんは、いきなりバラしてメンテとは凄いですね、恐れ入ります(でもギター野郎としては当たり前なんでしょうね?)私の場合は自分でいじると、どんどん壊してしまうし、もちろん改造などできないので、すでにPUなど交換済みのものをオークションで探しました。
こういうのって一度火がつくとなかなか熱がおさまりませんよね。woodstockさんのを読んで再び熱が・・・あぶないあぶない!

改造編期待してます!

| baco | 2006/07/20 08:20 | URL | ≫ EDIT

エレキな日々、再び
bacoさんも、再びギター熱に点火のようですね。
ぼくの場合は20年のブランクを取り戻すべく、すでに炎上状態かもしれません。
「何でこんなに面白いもの、1回辞めちゃったんだろう」ってな気分です。
高校生の頃より、少しは自由になる小金を持っているから確かに危険で、この前はふらりと立ち寄った楽器店で、bacoさんも使っているVOXのアンプ「AD30VT」を買いました。
あんなのが2万円前後で買えるなんて、えらい時代もなったものですね。

P-90が一発だけのTVジュニアはかっちょいいです、あこがれてます。
ぼくも昔Burnyのレスポールを持っていましたが、あれはなかなか良いギターでした。
ギブソン系のギターは重くて、少々苦手ですが、シンプルで軽そうなTVジュニア、SGあたりにはムラムラきちゃいます。

バラしてのメンテですが、テレキャスの場合は作りがシンプルなので、それほどは難しくないです。
部品はすべてねじ止めなので、ねじ穴さえ壊さなければ、ネックなんかを外しても、全然平気ですよ。
今のところ、現状維持、具合の良くないパーツの交換程度のことしかしてませんが、エレキギターは弾くだけではなく、いじくる楽しみもあるんだあと思います。

実は今、その道の職人の友人にオリジナルに忠実なベークライト製のピックガードを作ってもらっています。
出来上がったら、プチ改造編でお知らせします。

| woodstock | 2006/07/20 09:44 | URL | ≫ EDIT

Bobのレスポール
はじめまして

Bob Marley をぐぐってたら 回りまわって こちらにおじゃましました。楽しいブログで時間を忘れました。

ギターに詳しい人が集まってるようなので、教えて下さる方がいらしたら、お願いします。

Bobが持っているレスポールらしきギターは、どのような素性のものでしょうか?たまに楽器屋で探してみるのでが、同じものが見つかりません。
ボブ・マーレー・モデルみたいなギターを見たことある方いませんか?

| たこぽん | 2006/07/23 22:03 | URL | ≫ EDIT

たこぽんさん、はじめまして。コメント、どうもありがとうございました。

ボブ・マーレーの使っていたギターですが、ギブソンのレスポール・スペシャルを、少し改造したものだと思います。

下記のURLでは、そっくりに改造したギターが中古として販売されていました。ご参照ください。
http://www.figaroguitars.com/guitars27/gib97lp%20spl%20b%20marley%20mod.html

ちなみに、ほぼ同じ形のギターなら新品が5万円程度で買えますよ。
http://www.ishibashi.co.jp/shibuya/item/select.cgi?id=5761

| woodstock | 2006/07/24 10:28 | URL | ≫ EDIT

同じ症状は出ますか?
はじめまして。
私もこのテレキャスターを20数年前に新品で購入して現在も所有しています。
しかし、私自身は当時エレキギターを弾かずに、友人が私の家に来た時に弾いてもらう録音用のギターとして購入したものでした。

そして、最近になって私もエレキギターの練習を始めたのですが、気になることが一つあります。

フロントピックアップのみを選択した時にトーンノブを完全に絞ると、まるでボリュームを絞ったように音が極端に小さくなりませんか?

この点が少し気になったので、同じギターのオーナーを見つけたので教えていただきたくてコメントしました。
突然の質問で申し訳ありませんが、確認して教えていただければ嬉しいです。

| KEIZI | 2012/08/06 23:51 | URL | ≫ EDIT

KEIZIさん、はじめまして。
コメントをいただき、ありがとうございました。

さて、ご質問のあったビル・ローレンスのテレキャスについてです。
ぼくのギターは、フロントPUをハムバッカーに入れ替えるなど、既に大幅に改造済み。
オリジナルではないので、残念ながら比較対象になりません。
でも、手に入れたときはトーンノブを絞りきっても、音が出なくなるというようなことはなかったと記憶しています。

ただ、テレキャスのフロントの音は、そもそもこもり気味。
ぼくはトーンを絞りきってフロントのみを鳴らしたことがなかったような。
ひょっとしたら、そのような仕様のギターだった可能性もありますね。

現物を見ないと何ともいえない部分がありますが、故障であるとして、まず考えられるのはトーンポットの接点不良でしょうか。
とりあえずの対処法としては、トーンポット内部に接点復活剤を吹きつけた後、何度かグリグリと回してみる。
それでも、症状が解消しない場合は、最初からの仕様と考えるか、電装系の見直しをするしかないですね。

お力になれずに申し訳ありませんが、少しでも参考になれば、幸いです。

| woodstock69 | 2012/08/07 18:03 | URL | ≫ EDIT

回答ありがとうございました
そうですか、フロントをハムバッカーに改造していたんですね。調子は良いですか?

おっしゃる通りフロントピックアップのみでトーンを絞りきることは殆ど無い状況なので、私も最近まで気付かなかったんです。

完全に絞り切らなければ普通に音が出るので、使い方次第なんですがね。

今回は、わざわざ回答していただきありがとうございました。

| KEIZI | 2012/08/08 21:56 | URL | ≫ EDIT

KEIZIさん、こんばんわ。

ぼくのビル・ローレンスのテレキャス、ストーンズのキースを意識した改造です。
フロントPUのハムバッカーは半ば飾り(テレはリア命と思っているので)のようなもので、あまり使うことはありません。
でも、テレの弱点でもあるフロントPUのパワー不足、トーンの選択の狭さを補ううえでは、効果的な改造かもしれません。

いずれにせよ、今はなきブランドのギターですので、お互い大切にしていきたいものですね。

| woodstock69 | 2012/08/14 18:12 | URL | ≫ EDIT















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