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脱力系ギター、ジャグマスター

 秋に入っても、一度火のついたエレキギター熱は収まらず、相変わらずギターを抱えて暮らす日々。近頃ではロックやジャズの名盤紹介のブログではなく、エレキなブログに変わりつつあるのを自覚しておりますが、今回もギターネタにおつきあいください。

 9月初旬、なかなかはかどらない仕事を抱えて、PCの前でウンウンうなる日々が続いていた。〆切りは迫っているけど、書けないものは仕方ない。開き直って、車に乗り、気分転換のお買い物へ。
 本屋、ホームセンター、ハードオフとお決まりのコースを巡ったが、子どものお迎えまでには、まだ少し時間がある。「久しぶりに、あそこのリサイクルショップに行ってみっか」と寄り道してみると、店の奥で1台のギターが連れて帰って欲しそうにしていた。スクワイヤー(Squier)のジャグマスター(Jagmaster)というギターである。


Jagmaster その脱力系のスタイルと、シーグリーンともミントグリーンともいえる微妙な色に一目惚れ。「し、しまった、余計なもん見てしもた」と思ったが、ここは店員に断ってからギターを品定めするような上品な店ではないので、その場で手にとってながめてみる。ボディにキズや打痕がほとんどなく、あまり弾き込まれた様子はない。ただ、ネックが順反り気味なのと、ピックアップの切り替えスイッチがスカスカなのが気になる。値段は16.800円。まったくノーマークのギターだっただけに、これが適正な中古価格かどうかも分からない。

 スクワイヤーはフェンダー直系のギターだということぐらいは知っていたが、やっぱり初心者向けのギターというイメージがある。でも、shoo-Gさんのブログ「Devil Music」を読んで「値段の割には、素性は悪くないギターなのかもなあ」と思い始めたところだった。
 実際に日本ほどブランドにはこだわらないアメリカでは、プロのミュージシャンがスクワイヤのギターを、平気でステージで弾いていたりするらしい。

 何とか買うのを踏み止まり「もう、置き場所もないし、すでにエレキは4本もあるから・・・・」と店を出たが、家に戻ってからもあのギターのシルエットと色が気になって仕方がない。
 ネットを検索してみると、ジャグマスターは1997年に定価55.000円で発売されたことが分かった。名前からも想像できるようにジャガージャズマスターを合体させたようなスタイル。スペック的にはショートスケールのネックに2個のハムバッカーPUをマウントし、ブリッジはストラトと同じシンクロナイズドトレモロで、ボリュームとトーンは1個ずつ。ボディはバスウッドで、メイプルネックにローズウッド指板。発売当初のカラーは5色で、おそらくシーグリーンはその中のひとつだろう。

 ちなみに現在もジャグマスターは発売されている。しかし、シェイプこそ同じだが、色が黒やサンバーストになり、PUもダンカンデザインのものに変更。なんとなく、頭の良さそうなギターになってしまったのが、残念。

 ディプレイをながめながら「程度を考えれば、あの値段はそれほど高くはないかもしれないな」と思い出すと、欲しくて仕方なくなり、気合いで仕事にカタをつけて、次の日にジャグマスターを迎えにいってしまった。
 買う前に店のオヤジに「これ、アームは?」と聞いてみると「ない」とひと言。「当然、ソフトケースも?」「なし。現状渡しで、その値段」とキッパリ。「でも、これスイッチがスカスカで壊れてると思いません?」と追い討ちをかけると「それは知らなかった」と少しひるんだので、すかさず「ちょっと、まけてよ」というと、あっさり1.000円値引き。結局15.800円でジャグマスターを手に入れ、いそいそと店を出た。

 家に帰って、じっくりながめてみると色といいスタイルといい、程よく力が抜けていて、良い味を出しまくりのギターである。とにかく、ルックスは抜群だ。
Jagmasterのキャビティ 早速、アンプにプラグインしてみると、音は出た。しかし、予想通りにピックアップの切り替えスイッチは効いてないようだ。ピックガードを外してみる(なんと13点止め!面倒です)とスイッチの下のほうがポロリと外れていた。
 とりあえず、瞬間接着剤で応急処置をしておいたが、ピックガード外してみて、キャビティ(ボディ内の空洞)の広さに驚いた。ピックアップの間もキャビティがつながっていて「細かい工作は不要!」とばかりにザックリ。ボディの後ろにもトレモロユニット用の空洞があるので、セミホロウボディまではいかないものの、セミセミホロウボディくらいの空洞はあるのではないだろうか。でも、重量は3.6キロ。それほど軽くないのが悲しいところだ。

 次に弦を張替えてみると、ペグの手応えがあまりなく、フニャフニャ。これは故障ではなく、元々が安物のペグなんだと思うが、なんとも頼りない。特にチューニングが合わないとか狂いやすいことはないけれど、いずれ交換したい。

 肝心の音は、ひと言でいうと「中途半端」である。レスポールのように甘いトーンが出ないし、かといってテレキャスのように硬くもない。ハムバッカーPUが付いているのに、それらしい音がしないのだ。当然のことながら、シングルコイルPUのシャープさもなく「こりゃまあ、なんと表現したらいいのやら」という音だ。
 まあ、音の良さを期待して買ったギターではないので腹も立たないが、キャビティの広さのおかげか、ギター自体の生音はでかい。キャビティーが必要以上に大きいのは、行程を省き、コストダウンを狙った結果なのだろうが「最近、流行のチェンバー構造のギターって、こんな感じなのかなあ」と思わせる音がする。エレキといえど、ギターなのだから生音の良さは大切。このギター、なんとなく素質がありそうな気がしてきた。

 中途半端な音のする、ジャグマスター。だが、現在では内部配線、コンデンサ、ポット、ジャック交換によって、見かけは変わらないのに生まれ変わってしまった。実に良い音がするようになったんだ、これが!
 中学生の時、技術工作の時間にラジオを作って以来、手にしてなかったハンダゴテを握っての、ジャグマスター改造のお話は次回に。

| エレキギター、再び | 11:26 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

なんと、まったくおんなじギターを持ってます。
息子が初めて、祖父に買ってもらったものです。
今は、私の物です。
こんど、このギター2台でステージに立ちましょうか(笑)

| shindouxxx | 2006/09/22 13:50 | URL | ≫ EDIT

shindouxxxさん、まったく同じのを持ってるなんて、奇遇ですねえ。
確か、アンプも同じでしたよね。
この手のギターって、グランジブームの頃には、結構売れたんでしょうか?

買った時は、きれいな外観の割には、トグルスイッチは壊れ、ネックは順反りでしたが、調整してやると弾きやすいギターになりました。
今では、お気に入りの1本です。

でも、こんなの2台でステージに立ったら、かなり不気味かも。

| woodstock69 | 2006/09/22 18:17 | URL | ≫ EDIT

スクワイヤー自体が懐かしいです
woodstock69さん、こんばんは。

ギターネタ、私は詳しくないですけど、「スクワイヤー」が懐かしくてつい・・・、カキコミしました(笑)

約20年前のことです。フェンダー系の学生モデルなどという感じで、当時売られており、
鈴木賢司くん(現:Kenji Jammer)という天才少年ギタリストの影響で、これを選んだ訳です。
ストラトでしたが、すぐ人に譲ってしまったので、今はありません。
最初に買ったE・ギターでした。

ジャグマスターとうネーミング、オツですねぇ。
それと、カラーは私もこの色、好きです。

| スノードロップ | 2006/09/22 21:34 | URL | ≫ EDIT

ジャグマスター・・・恥ずかしながら、はじめて知りました。
サーフミュージックっぽい雰囲気ですね。

それにしても、短期間にギターがどんどん増えていっているような・・・。
私と同じ病気ですねw

| hiromer | 2006/09/22 22:48 | URL | ≫ EDIT

最初はジャガマスターかと
スノードロップさん、こんばんわ。

ぼくはスクワイヤってメーカー、ギターを再開してから知ったんですが、20年ほど前からあったんですね。
ちょうど、入れ違いだったんだなあ。
何でも、最初は日本製だったらしく、今の中国製のスクワイヤーとはクオリティが違うなんて話も聞きますね。

ジャグマスターですが、最初に見た時にヘッドのネームが「Jagamaster」に見えて、「ふーん、ジャガマスターね。北海道らしいやん」と思いました。
この淡いグリーン、すごく良い色ですよ。

| woodstock69 | 2006/09/22 23:37 | URL | ≫ EDIT

hiromerさん、ご指摘の通り、今年の5月にピグノーズのギターを買って以来、1ヶ月に1本ペースです。
こりゃあ、もう完全にビョーキ。
分かっちゃいますが、気になるギターを見ると、ついつい手が伸びちゃう。
唯一の言い訳は、すべて中古ギターなので4本併せても10万円使っていないことなんですが、妻と子どもの視線が気になる秋です。

ジャグマスター、確かにサーフっぽいギターなんですが、テケテケな音ではなく、意外にもしっかりとした音がするんですよ。

| woodstock69 | 2006/09/22 23:46 | URL | ≫ EDIT

おぉ!スクワイア仲間ですね!!笑。
アタシもチョイと気になってたギターです!

ザグリが弁当箱スタイルだったんですね。
ピックガード開けて広々とした世界が広がると
チョイとガッカリもしますが、音的には普通のザグリと
変わらないとリペアマンの方に聞いたことがあります。
事実フェンダーUSAの20万クラスのギターも弁当箱ザグリありますしね。笑。

あ~、なんかアタシもギター欲しくなってきました…汗。

| shoo-G | 2006/09/23 10:18 | URL | ≫ EDIT

shoo-Gさん、ぼくも晴れてスクワイヤ仲間になりました。
このメーカー、B級を感じさせるギターが多いですが、なかなか良いですね。
ジャグマスターは「ハムバッカーの付いたギターは欲しいけど、ギブソン系じゃなんだかイヤだ」と思っている時に、見つけちゃいました。

このザクリのでかさは驚きましたよ。
まさに弁当箱で、コンビニのおにぎりが三つは入りそう。
おまけに内側までびっしりと塗装してあるので、いったい何ピースのボディなのやら分かりません。

でも、色とシェイプはかなり気に入ってます。
ついでに、音も悪くないですよ。

| woodstock69 | 2006/09/23 18:47 | URL | ≫ EDIT

こんにちは。スクワイヤ好きのDonGという物でございます。メインギターはスクワイヤ51!

ジャグマスター、自分も持ってます。サンバースト、鼈甲柄ピックガード、22フレットの Crafted In Japan の奴です。自分の奴のザグリは弁当箱じゃなし、トラスロッドのナットはネックの根元にあるんで、ちょっと仕様が違うギターみたいっす。

それにしても、この色いいっすね!やっぱサーフギターはこうじゃないと。ギターはどんどん増えるもんっすよ!今自分の部屋に10本あります・・・。安ギターばっかり・・・。

| DonG | 2006/11/14 00:22 | URL | ≫ EDIT

DonGさん、はじめまして。コメント、どうもありがとうございました。

ジャグマスター、やはり日本製の時代のものは仕様が、まったく違うんですね。
ぼくのは中国製で、作りはかなり適当。
でも、そこが軽薄な色によく似合い、音を含めて、適度なチープさが、とても気に入っています。
スクワイヤ51は、少し前から気になっているギターです。実に男らしい1本だと思ってます。

今年の5月から月に1本ペースで増殖していたギターですが、ここ2ヶ月は増やしませんでした。
でも、欲しいギターがなくなったわけではなく、たまたま出会わなかっただけのこと。今でもギターの物色は続けています。
この先、部屋の中にネックの森が出来そうなのが、怖くもあり、楽しみでもありといったところです。
エレキギターってのも、かなりヤバイ趣味ですね。

| woodstock69 | 2006/11/14 18:03 | URL | ≫ EDIT

ギブソンレスポール派で場違いかもしれませんがはじめまして。
今年から高校生のテレといいます。
初心者でかなりウザくてすみません。
でも今使用してるのはテレキャスです。だからテレです。

ジャグマスターですか。カッコイイ!
the pillowsの真鍋さんが使ってる印象しかありません・・・。
フェンダーのハムバッカーの音を知らないので分かりませんが、中途半端ということはP-90みたいなニュアンスですかね?

俺みたいなザコがなんか書いてすいません。また来ます・・。

| テレ | 2008/03/15 20:59 | URL | ≫ EDIT

テレさん、はじめまして。
コメント、どうもありがとうございました。

そうですか、ピロウズの真鍋さんはジャグマスターを使っているんですか。
なんとなく、親近感が沸いて、オフィシャルサイトを見てみると、真鍋さんはぼくと生まれた年が同じで、誕生日も近いことが分かりました。
今度、ちゃんとピロウズを聴いてみようと思います。
情報、ありがとうございました。

肝心のジャグマスターの音なんですが、ぼくのは意外に出力が高くて、よく歪みます。
ハイが少々きついですが、トーンも素直にムバッカーの音です。
でも、レスポールのように音にねばりや腰はありません。
あえて、ギブソン系で例えるなら、SGに近いトーンかもしれませんね。

あと、このギター、ストラトやテレキャスに比べて、でかいです。
だから、ちょっと体格が良い人の方が似合うかもしれませんよ。

テレさんは今年から高校生とのことですが、ギター好きに歳の差なんて、あまり関係ないですよ。
これからも、何かひっかかるエントリーがあったら、気にせずにコメントしてくださいね。

| woodstock69 | 2008/03/15 22:05 | URL | ≫ EDIT

はじめまして。

私もジャグマスター持ってます。
色も全く同じなのですが、ハムバッカーではなく
3シングルのタイプです。

何年も前になりますが、よく行く楽器屋に陳列されていて
「製造中止」になるため叩き売りされてました。
正確な金額は忘れてしまいましたが、確か1万円しないで購入した覚えがあります。

リアとセンターのハーフトーンがお気に入りです。
全く同じギターを持っている人がいないので、かなり気に入っています。

もし改造するなら、もともと付いていたペグが安っぽいので交換したいです。

| しろくま | 2010/06/08 20:50 | URL | ≫ EDIT

しろくまさん、はじめまして。
コメント、どうもありがとうございました。

シングルコイルのジャグマスター、実物は見たことはありませんが、写真を見て、その存在は知っていますよ。
このギターにはハムバッキングより、シングルコイルのほうが似合うような気がするので、値段のことを考えても、良い買い物でしたね。
それと同じものを見ないというあたりも素晴らしい。
個人的にはジャグマスターで一番好きな点は色です。

ペグですが、ぼくのも安っぽいです。
チューニングの安定にそれほど問題はないのですが、アームを多用するならロックペグに交換したいところかも。

| woodstock69 | 2010/06/09 19:32 | URL | ≫ EDIT















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