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ハンダでGO! ジャグマスター編

 前々回のエントリーで、スクワイヤのジャグマスター購入のいきさつを書いた。スタイルや色はとても気に入ったが、あれこれセッティングをしても、どうにも音がしょぼい。抜けが悪くて、中途半端なのだ。「もう少し使えるギターに」と、内部配線の改造にチャレンジしてみた。

 ギター関連のHPを見ていると「配線をウエスタンエレクトリックの銀メッキ線に交換」とか「コンデンサをバンブルビーに」という少々マニアックな改造例が紹介されている場合がある。「見かけは少しも変えずに、音をチューンする。これは大人の改造だなあ」と思っていたが、内部配線をいじるにはハンダゴテによる作業が必須。でも、ハンダゴテを使ったのは、中学生の時に技術工作の授業でラジオを作ったのが、最初で最後だから、もう30年も前の話になる。「もし、しくじって、音が出なくなったら」と考えると、今一歩踏み出せないでいた。

 そんな臆病者を後ろから押してくれたのが、ぼくと同じように、最近になってエレキギターを再開した友人だ。テレキャスター用のベークライトのピックガードを作ってくれた彼は、昔からオートバイの改造なども大好きで、手先も器用。早速、内部配線の改造を始めようで「コンデンサをビタミンQに換えて、ジャックをスイッチクラフトにしたら、音がすげー良くなったよ」などとメールを送ってくるようになったのだ。


 「パーツさえオーダーしちゃえば、やるしかなくなるやろ」と、最近ではお世話になりっぱなしの全国どこでも送料無料の「chuya-online」で交換用の定番CTSのポットスイッチクラフト製のモノラルジャックを注文した。
 しかし、残念ながら「chuya-online」ではコンデンサや配線材は取り扱っていない。「どこか良い店はないか」とネット上を探していて、見つけた店が「サウンドハウス」。ここは業界御用達の店でもあるらしく、圧倒的な品揃えのうえに価格も安い。送料は加算されるが、こちらも安めに設定されている。ここで、オレンジドロップというコンデンサ、ベルデンの配線材とアース線、無鉛銀ハンダなどを注文。

 パーツの到着を待つ間、ハンダゴテを買いに近くのホームセンターへ。ハンダゴテは20~30Wのもので良いらしいので、千円程度の30Wのハンダゴテを購入。大きな100円ショップで315円のハンダゴテを売っているのを見たことがあるが、コテ先がきちんと加熱されればいいだけなので、それでも充分実用に耐えるはずだ。
 実際に作業をしてみて「これは必要だな」と思ったのは、ハンダゴテを置く台とコテ先をクリーニングするためのスポンジ。灰皿などを代用品として使えるけれど、安全性と作業の効率を考えると、下にスポンジ置きの付いた専用のハンダ台を買うべきだろう。これもホームセンターで千円程度だった。
 その他にドライバー各種、ラジオペンチ、ニッパー、モンキーレンチなどが必要になるが、これらの工具は既に持っていた。
 
 2つの店からパーツが到着して、いよいよ「ハンダでGO!」の始まり。ジャグマスターは13点止めのピックガードを外すのが少々手間だ。でも、ピックアップ、スイッチ、ポット、ジャックなどのすべてのパーツがピックガードにマウントされているので、トレモノユニットのスプリングフックに伸びている弦アースさえ外してしまえば、作業はとても楽になる。ギター本体から、すべてのパーツが自由になり、ピックガード上だけで内部配線の改造が完結するからだ。
 さらに2ピックアップ、1ボリューム、1トーンという構成なので、配線も極めてシンプル。改造の最初の1台にジャグマスターを選んで正解だったと思う。

 本来は音を確認しながら、一つずつパーツを交換していくのが正しい方法らしいが、勢いにまかせてジャック、ポット、コンデンサー、内部配線を一気に交換。ハンダゴテによる作業も事前に何度か練習していたせいか、スムーズに進んだ。最初は苦手意識のあったハンダゴテだが、慣れてしまうと作業が楽しい。
 1カ所だけ少しつまづいたのが、ポットの口径の違い。ジャグマスターに最初から付いていたポットは、ミリ規格もの。しかし、CTSのポットはインチ規格なので、ピックガードの取り付け穴を少し広げないとシャフトを組み込むことができないのだ。
 これには急いでホームセンターへ行って、リーマーを買い、サイズを確認しながら少しずつ穴を広げて対処した。リーマーは鉄板の穴を広げることもできるので、後日に行ったビル・ローレンスのテレキャスターの内部配線改造でも役にたった。

オレンジドロップ

 すべての配線が終わり、結線にまちがいないかを最終確認して、ピックガードをボディに組み込む。ポットとポットの間に取り付けた大きなオレンジドロップがなんとも頼もしげで、この時点で良い音がしそうな予感がする。
 作業が完了して、シールドのプラグをジャックにプラグイン。これまでとは違う「カチン」という音がして、プラグがしっかりとジャックにはまり込む。ぼくが愛用しているシールド「BELDEN8412」にはスイッチクラフト製のプラグが付いているが、同じスイッチクラフト製のジャックとは相性が抜群で、素晴らしいタッチでプラグを抜き差しできるようになった。

 そして、アンプから出てきた音はというと、まずフロントはよりファットになり、ローの出方が明らかに違う。逆にリアはトレブリーで攻撃的な音になった気がする。フロントとリアのミックスも適度に甘さがあって悪くはない。全体的にギターの音のレンジが広がり、音のキャラクターもはっきりした感じがする。少なくとも、以前のように中途半端な音しかしないジャグマスターではなくなったと思う。
 但し、この印象には「自分で内部配線を改造できた!」という達成感からくる自己満足が加わっているだろうし、パーツを一気に交換してしまったで、何を換えたらこういう音になったという細かい指摘もできない。でも、まちがいないのは「内部配線を換えると、明らかに音は変わる」ということだ。エレキギターは弦の振動を電気に変えて、アンプに出力しているから、内部配線の交換によるわずかな電気の流れの違いが音に大きな影響を与えるのだろう。
 ハンダゴテなどの工具とパーツを合わせて5千円程度で済む改造は、時にはピックアップの交換よりも音質改善には安価で効果的な気がする。

 ネット上からも内部配線改造に関する様々な情報を得ることができるが、作業中に見やすいのは、やはり本である。というわけで、ぼくが今回の改造の時、横に置いて参考していたのが「エレクトリック・ギター・カスタマイズ倶楽部」。
エレクトリック・ギター・カスタマイズ倶楽部―だれでもできる、チューンナップの実例&アイディア集エレクトリック・ギター・カスタマイズ倶楽部―だれでもできる、チューンナップの実例&アイディア集


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 サブタイトルに「だれでもできる」とあるように、改造初心者にもとても分かりやすい内容だ。工具やパーツの選び方、ハンダゴテのコツなど、最初につまずきそうなことも詳しく説明されている。とりあえず、これ一冊読めば、内部配線の改造に着手できるようになると思う。

 ジャグマスターの内部配線改造で、味をしめたぼくの「ハンダでGO!」な日々は、今も続いているが、続編は次の機会に。

| エレキギター、再び | 22:28 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんばんわ
色々とパーツ交換楽しんでますね~♪
ジャグマスターも音が良くなって弾くのがたのしみになりますね!
私も改造初心者なのでwebやご紹介されてる本を見ながら
格闘する日々ですよ。笑。

ジャックとプラグがスイッチクラフトどうしだと
ホントに気持ちイイですよね~♪
あの「カチッ」とした感触がタマリマセン!

| shoo-G | 2006/09/30 22:34 | URL | ≫ EDIT

おはようございます
shoo-Gさん、エレキギターの配線いじりが、こんなに面白いとは思ってもみませんでした。
この後も「ハンダでGO!」を続けていますが、ジャックのへの出力線を1本換えるだけでも、音が変わるんですね。
エレキギターの内部配線改造って奥が深いです。

スイッチクラフトのジャックとプラグの相性の良さ、あの収まり具合は、ホント気持ちいいです。
テレキャス2台もスイッチクラフト製のジャックに交換しちゃいましたよ。

| woodstock69 | 2006/10/01 10:52 | URL | ≫ EDIT















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