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トムソンとハリーのギターって、知ってます?

ジャパン・ヴィンテージ vol.6 (6)ジャパン・ヴィンテージ vol.6 (6)


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 国産のテレキャスターを特集した号(Vol.8)を買って以来、その面白さにはまり、アマゾンでバックナンバーを少しずつ揃えている「ジャパン・ヴィンテージ」。残念ながら、グレコとトーカイを特集したVol1と2は売り切れになってしまっているが、ちょっと前に買ったVol.6に興味深い特集があった。
 この号、フェルナンデスのストラトRSTシリーズを取り上げた「フェルナンデスの虹」が第一特集となっているが、「トムソン、ハリー、トーマス」のギターの徹底分析に同じくらいのページがさかれていたのだ。

 30代以上の方は「トムソン、ハリー、トーマス」と聞いて「あー、あれね。あったあった」と思い出すはずだが、簡単に説明しておくと、70年代中盤から80年代終わりにかけて、多くの雑誌に広告を出し、エレキギターを通販していた「ビバ」という会社のブランド名だ。
 この「トムソン、ハリー、トーマス」の何がすごかったかというと、とにかく安かった。ロックに目ざめたばかりの中学生にとっては、高嶺の花だったストラトやレスポールのコピーモデルが「恐怖の半額!」のコピーと共に19.900円で買えたのだ。当時の国産のコピーモデルの最低価格帯が4万円だったことを考えると、この値段は驚異的だった。
 ぼくも中学生の頃に「少年マガジン」の広告を見て「これなら、買えそう」と思ったこともあったが、写真を見ると「ちょっと変?」と思う部分があったし、家の近くに楽器屋もあったので、幸か不幸か買うには至らなかった。

 記事によると「トムソン」のギターは日本国内のギターメーカーがOEMで製造していたらしく、多数掲載されている写真を見るとそれなりに美しいギターに見える。でも、「ハリー」の代表的モデル、ストラトとレスポールの実機をバラした写真を見ると「やっぱ、チョット変!」な部分が分かってくる。
 まず、ストラト。トレモロユニットの下に付いているブロックが、なんと鉄板を曲げたプレスブロック。通常は鉄かダイキャストの無垢材が使われているのだが、このあたりは見えない部分のコストダウンなんだろう。
 レスポールは、もっとすごい。な、なんと「なーんちゃってハムバッキング」仕様だ!ハムバッキングに見えるけれど、カバーを外すと、出てくるのはコイルボビンがひとつだけ。つまり、カバードタイプのハムに見えるシングルコイルPUが装着されていたのだ。
 見えない部分では徹底的にコストダウンをはかり、音のことは二の次。この姿勢、ある意味であっぱれというしかない。

 今なら、こんなギターは許されないだろう。でも、ギターに関する情報があまりなかった時代ゆえのいかがわしさは、夜店のアセチレンランプ下で輝く、絶対に当たらない大型プラモデルの「戦艦大和」に似ている。ぼくは「トムソン」のギターに、昭和の大らかさやアバウトさを感じてしまう。
 「ビザールなギター」とさえ呼んでもらえないかもしれない「トムソン」。でも、ギターにあこがれる少年たちは「恐怖の半額!」のエレキギターに胸躍らせたのだ。

| エレキギター、再び | 13:24 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ハムのカバーをつけたシングルコイル!
凄い仕様ですねー。
レスポールの見た目が好きだけど、音はストラトが好みという人向けでしょうか(笑)
広告等に載せるスペックには、なんて表記がしてあったんでしょう?

| hiromer | 2006/12/19 22:19 | URL | ≫ EDIT

モチロン!
知ってますよ~!笑。

当時の音楽雑誌などには必ずと言っていいほど広告がでていましたよね。
だんだんラインアップも増えていって
ほとんどの機種が揃っていたのではないでしょうか。

アタシはカタログ請求して(笑)おおいにトムソン購入計画を練っていたのですが、
当時、トムソンのストラトを購入した人がいたようで
楽器の構造がまったく解ってなかったアタシにも
「トムソン良くない説」が耳に入りGRECOを買った記憶があります。笑。

でもあの価格にはホントに胸躍りましたね~♪笑

| shoo-G | 2006/12/20 10:53 | URL | ≫ EDIT

hiromerさん、こんばんわ。
広告には「レスポール・タイプ」とは書いてありましたが、当然ながら「なんちゃってハムバッキング」とは書いてなかったですね。
とにかく、一番大切なのは値段。
「恐怖の半額」ってコピーに尽きますね。

でも、当時はそれほどギターのスペックを気にしてなかった思うんですよ。
今ほどギターの情報ってなかったですし、とりあえずレスポールやストラトの形をしていれば良いかって感じかな。
グレコのコピーモデルでも、最初の頃はいい加減な部分がありましたからね。

スペックやコピーの精度に国産ギターがこだわりだしたのは、確か70年代後半からです。

| woodstock69 | 2006/12/20 21:22 | URL | ≫ EDIT

なんとなく分かるんですよね
shoo-Gさん、こんばんわ。
ぼくらは同じ年ですから「トムソン直撃」世代でしょ、きっと。
明星や平凡の歌本にも、広告が載ってましたよね。
あと「ミュージック・ライフ」にも!

大阪の中学生の間でも「あれは、ちょっとなあ」という評判がありましたよ。
さらには、通販ってのをやったことがなかったですから、近くの楽器屋で買うというほうが、お手軽でした。

でも、きっと「トムソン」でギターに開眼したプロのミュージシャン(言わないでしょうが)の方もいらっしゃるはず。
日本のエレキの普及に多少なりとも貢献したメーカーだと思います。

| woodstock69 | 2006/12/20 21:31 | URL | ≫ EDIT















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