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テレキャスターのピックアップを交換

 去年の夏前、ほぼ新品の中古を買って以来、ずっと愛用しているテレキャスター「TL52-78US」。最近ではPRSのSEを手にすることが多くなり、弾く時間は少し減ったが、やはりテレキャスターはエレキギターの原点にして、最高到達点のひとつだと思う。

 50年以上も前に発売されたエレキギターのレプリカだから、とにかく設計が古い。モダンなPRSと比べると、ハイポジションは弾きづらいし、コンター加工のされていないボディーやコントロール部分は、何とも無骨だ。
 でも、古い新しいだけでは計りきれない魅力が、テレキャスターにはある。例えば、リアピックアップのトーンは、ボックスタイプのブリッジのテレキャスターにしか出せないものだし、なにより肩からぶら下げると「一発、ガッツンと弾いてやろうか!」という気分になる。それが何なのかはうまく表現できないが、あのボディシェイプにはロックンロールのマジックが秘められているような気がするのだ。

 でも、ノーマルのままでは満足できなかったのも事実で、ぼくはこれまで「TL52-78US」に様々な改造を行ってきた。
 良くも悪くも自分なりに改造できることがエレキギターの魅力だし、テレキャスターは電装系に手を入れる場合、コントロールプレートの上下のネジを2本外せばいいだけなので、とても簡単だ。これまで、ぼくが改造したところは、こんな感じ。
 
・ピックガードを友人の手製のベークライト製のものに交換。
・クローム製だったサドルをフェンダー純正のブラスサドルに交換。
・ジャックをスイッチクラフト製のミルスペックのジャックに交換。
・コンデンサをオレンジドロップに交換。でも、トーンにモコモコしたものを感じたので、さらにビタミンQに交換。
・内部配線をベルデンのヴィンテージワイヤーに交換。
・ジャックプレートを「Electrosocket」に交換。

 この中で直接トーンに関係しそうなのは、サドルとコンデンサ、内部配線の交換。これで、かなり鋭く太いテレキャスターらしい音になったと思っていた。
 でも、同じフェンダー・ジャパンのテキサス・スペシャル搭載のテレキャスター「TL52-88TX」を試奏する機会があって驚いた。ピックアップ以外はほぼ同等の構成のギターのはずなのに、自分のテレキャスターに比べると、ミドルが強くて太い音がするのだ。
 「これはピックアップを交換するしかないか」と思っていた時に、帰省先の新潟の楽器屋に定価の半額で並んでいたのが、セイモア・ダンカンの「STL-1 Vintage 54 Lead」だ。

 カタログによれば、「STL-1 Vintage 54 Lead」は「1954年にレオ・フェンダーはテレキャスターのピックアップを少し変更しました。直径の小さめのマグネットを使用してセンターのポールピースを弦に近づけたのです。結果的にハイ・ノート(高域)が力強くクリアになり、ブライトでシャープなトーンを生み出しました。STL-1は、ヴィンテージ・モデルを忠実に複製しています。リズム・サイドにSTR-1を装着すればまさしくヴィンテージ・テレキャスターのサウンドは完璧です」というピックアップ 。
 しかし、装着してみると高音の伸びも良いが、ミドルも太くなって、ノーマルのピックアップよりも出力が高い。テレキャスターらしいシャキシャキ感を残しつつ、トーンをよりファットにしたといった印象だ。これはぼくの理想とする鋭く太いテレキャスターの音に近くて「STL-1 Vintage 54 Lead」を選んで正解だったと思う。

 ただ、ピックアップの交換にはリスクが伴う。商品の性格上、試奏してから選ぶことができないので、どうしても出たこと勝負になるし、さらに下手をすれば、ギターのバランスを崩しかねないという問題が生じる可能性もある。
 今回もフロントピックアップの出力がリアに比べて小さくなってしまったので、ピックアップを切り替えた時、ボリュームに差がでるようになってしまった。幸い、フロントピックアップを高めにセッティングし直すことで、音のバランスは取れるようになったが、あまり差が大きい場合はこの手も使えない。
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 近ごろはこんな本もあって、付録のCDでピックアップのトーンを聴き比べることも可能。トーンの傾向を知ることができて、ピックアップ選びの参考にはなるだろう。でも、自分のギターに付けた場合にも同じ音がすると限らない。
 トーン改良の最終手段、決して安くはないパーツのピックアップだけに、交換する場合はお店の人に相談するなどして、慎重に検討することをおすすめする。

| エレキギター、再び | 11:13 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ギターいじり、愉しんでられますね~♪
ピック・アップ交換もあれやこれやと考えたりするのが
楽しいひとときですよね。

私もダンカンのピックアップは大好きなので
「バッカスのレスポ・タイプに載せ変えるとしたら~」
なんて日々考えております。
今のところは先立つものが無いので考えるだけですが…笑。

今は先月激安で(笑)購入したFENDERのトルネードというギターを
どう活性化するか計画しております。

| shoo-G | 2007/03/17 13:26 | URL | ≫ EDIT

おっしゃるとおり、ピックアップは試奏して音を確かめられないのが痛いですよね。

それにしても、ご自分でいろいろ改造ができるなんてうらやましいです。
私、そういうのはめっきり弱くて・・・。
ちょっとパーツを外すことすら恐ろしくて、なにかあったらボーナス時期を待ってリペアショップに送っています。
情けなや・・・。

| hiromer | 2007/03/18 00:11 | URL | ≫ EDIT

shoo-Gさん、ギターいじりは出口のない楽しみかもしれませんね。
これで終わりってのがないのかも。
とりあえず、テレキャスは今回のPU交換で満足のいくトーンになったのですが、近ごろはソニックのターボスイッチが気になってます。

ダンカンのPUは良いですね。
付けるだけで音がワンランクアップするので、スクワイアのジャグマスターにもダンカンを付けようかという誘惑にかられています。

ところでトルネードは、メキシコ製のやつでしょうか。
実は、ぼくも某I楽器のHPで激安なのを発見。
「クリックしちゃおうかな」と悩んでいるうちに、売り切れになってしまいました。
でも、色々と手を入れれそうなギターですよね。
ブログでの活性化報告、楽しみに待っています。

| woodstock69 | 2007/03/18 09:48 | URL | ≫ EDIT

hiromerさん、PU交換は取り付けて音を出すまで結果が分からないので、ある種の賭けですね。
ただ、ダンカンはカタログに詳細なトーンチャートが載っているので、ある程度の想像はつきます。
でも「STL-1 Vintage 54 Lead」は予想以上にファットで、良い意味で期待が裏切られました。

ギターの改造は向き不向きがあるかもしれませんね。
でも、ハンダ付けさえできるようになれば、技術的にはPCを自作するのとそれほど変わらない気もします。

あとは慣れでしょうか。
ぼくも最初はおそるおそるギターに手を入れていましたが、近ごろではキャビティをノミで削るなんてことも、平気になってきました。
レポートはまだですが、ビル・ローレンスのテレキャスもフロントPUをハムバッカーに交換して、ミカウバー仕様にしちゃいました。

これも安い中古ギターだから気楽にできることかもしれません。
色々といじっくっているうちに、安いギターが高いものになっちゃうんですが・・・・。

| woodstock69 | 2007/03/18 10:04 | URL | ≫ EDIT

はじめまして
いつも、このサイトを楽しく見ています。
いつもは見ているだけだったんですが、
どーしても、
この記事についてコメントしたかったんです。

というのも、
この記事を見て、
自分もテレキャスのピックアップをSTL-1にしたんです!!
(楽器屋にやってもらいましたが・・・)
最初は、同社のHot Railにしてたんですが、
パワーありすぎるし、
何を弾いても、音に全部濁点がついてるような気がして、
(ただのニルバーナへの憧れでした。)
何がいいのかなーって思っているときに
たまたまこのサイトに出会い、
そして、この記事を読んだわけです。

長々とすいません。
自分もリサイクルショップ大好きです。
今持っているテレキャスは中古で2万でした。
しかも、ネックはストラト・・・。
(もしかしたら前の持ち主がクラプトンファンだったのかなぁ?)
あと、うちの祖父母が松前に住んでいます。
(どーでもいいですよね・・)

これからもこのサイトを楽しみにしています☆

| つばさ | 2007/08/17 00:44 | URL | ≫ EDIT

つばささん、はじめまして。
コメント、どうもありがとうございました。

STL-1、装着されたんですね。
このピックアップ、テレキャスの良いところをさらに引き出してくれると思います。
ノーマルのピックアップと大差がない感じがするかもしれませんが、弾いているうちにじわりと良さが分かってくるはずですよ。

Hot Railはパワーのあるピックアップですが、クリーンが出しづらいし、ある意味でどのギターに付けても同じ音がするかもしれませんね。

ネックがストラトのテレキャス。
ブラインド・フェイス時代のクラプトン仕様でしょうね。
基本的に同じ構造のネックですが、ヘッドが違うだけで見た目のインパクトがありますね。

松前はぼくの住んでいる網走からは最も遠い場所のひとつで、一度しか行ったことがありません。
でも、桜の時期だったので、素晴らしい光景が広がっていました。

| woodstock69 | 2007/08/17 22:39 | URL | ≫ EDIT















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