2007.03.30 Fri
あの頃のギターキッズが必ず聴いてた1枚
前回のエントリーで、思わせぶりにヘッドストックだけをお見せしてしまった、新しいギター。
あこがれの1本だっただけに、毎日ながめてニヤニヤ、弾いてウットリといった調子で、まだ冷静にレビューなんて書けそうにない。ってことで、今日はこの1枚を紹介することに。
1977年にリリースされたラリー・カールトンのソロアルバムで、原題は「Larry Carlton」。しかし、日本ではメロウなムードを際立たせるためか「夜の彷徨(さまよい)」と名付けられた。
あえて分類すると、当時流行していたフュージョンに属し、ジャズ系の音楽になるが、あの頃のギター少年にとっては、必聴のアルバムだった。高校時代、ぼくの周りにはジャズなんて聴いている奴はいなくって、みんなロックやパンクに夢中だったのに、なぜかギターを弾いている連中は、これを聴いていた気がする。とにかく、当時の日本ではラリー・カールトンの人気には絶大なモノがあったのだ。
そんな「夜の彷徨」をCDで買い直し、何十年ぶりかで聴いてみたが、これが素晴らしかった。1曲目にして代表曲の「Room 335」からラストの「 (It Was) Only Yesterday」まで、ギブソンES335の最高のトーンが味わえる。
ラリー・カールトンはさりげに弾いているように聴こえるけれど、めちゃめちゃうまい。何よりES335からこれだけの音色を引き出せるってのは、一種の天才なんじゃないかと思う。とにかく、このアルバムのギターの音色は、未だに色あせることがなく、相変わらずぼくをウットリとさせてくれた。
シンセサイザーの音などに70年代を感じさせるところもあるけれど、全編に響き渡るパワフルにして軽妙なジェフ・ポーカロのドラムも素晴らしい。
久しぶりに「夜の彷徨」を聴いてみて、気付いたことがひとつあった。それは、同じ時期にギター少年の必須アルバムだったジェフ・ベックの「Blow by Blow」と作り方がよく似ているということ。
軽快に始まる1曲目の「You Know What I Mean」と「Room 335」。どこまでもアグレッシブに超速で攻め続ける「Scatterbrain」と「Point It Up」。ラスト前の1曲にして、同じくブギの「Freeway Jam」と「Don't Give It Up」。そして、最後が泣きのバラード「Diamond Dust」と「(It Was) Only Yesterday」で終わるのも同じだ。
ちなみに、先にリリースされたのは、ジェフ・ベックの「Blow by Blow」である。ひよっとしたら、ラリー・カールトンは「Blow by Blow」をよく聴いていて、ソロアルバムを作る時にかなり意識したのではないだろうか?「夜の彷徨」はボーカル入りの曲が2曲あって、完全なギターインストのアルバムとはいえないが、ついついそんな想像をしてしまった。
最後にラリー・カールトンといえば、とにかくこれ。最近ではギブソンのカスタムショップから、ラリー・カールトン・モデルが発売されている。

Custom Shop LARRY CARLTON ES-335
ぼくはES335のシェイプが大好きだし、セミアコのギターにも興味はある。でも、ES335にはラリー・カールトンやリー・リトナーといったジャズ系のテクニシャンが、華麗に弾きこなすギターというイメージがあって、どうにも敷居が高い。
そういえば「野村ギター商会」の中で、野村のヨッちゃんも同じようなことを言っていて、激しく同感したことがあった。ホントはチャック・ベリーやB.B.キング、さらにはクラプトン、キース・リチャードなんかも愛用しているから、ES335は決してジャズギターではなく、ロックロールギター、ブルースギターでもあるのだが、高校時代の思い込みってのは意外に尾を引くものだ。
あこがれの1本だっただけに、毎日ながめてニヤニヤ、弾いてウットリといった調子で、まだ冷静にレビューなんて書けそうにない。ってことで、今日はこの1枚を紹介することに。
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1977年にリリースされたラリー・カールトンのソロアルバムで、原題は「Larry Carlton」。しかし、日本ではメロウなムードを際立たせるためか「夜の彷徨(さまよい)」と名付けられた。
あえて分類すると、当時流行していたフュージョンに属し、ジャズ系の音楽になるが、あの頃のギター少年にとっては、必聴のアルバムだった。高校時代、ぼくの周りにはジャズなんて聴いている奴はいなくって、みんなロックやパンクに夢中だったのに、なぜかギターを弾いている連中は、これを聴いていた気がする。とにかく、当時の日本ではラリー・カールトンの人気には絶大なモノがあったのだ。
そんな「夜の彷徨」をCDで買い直し、何十年ぶりかで聴いてみたが、これが素晴らしかった。1曲目にして代表曲の「Room 335」からラストの「 (It Was) Only Yesterday」まで、ギブソンES335の最高のトーンが味わえる。
ラリー・カールトンはさりげに弾いているように聴こえるけれど、めちゃめちゃうまい。何よりES335からこれだけの音色を引き出せるってのは、一種の天才なんじゃないかと思う。とにかく、このアルバムのギターの音色は、未だに色あせることがなく、相変わらずぼくをウットリとさせてくれた。
シンセサイザーの音などに70年代を感じさせるところもあるけれど、全編に響き渡るパワフルにして軽妙なジェフ・ポーカロのドラムも素晴らしい。
久しぶりに「夜の彷徨」を聴いてみて、気付いたことがひとつあった。それは、同じ時期にギター少年の必須アルバムだったジェフ・ベックの「Blow by Blow」と作り方がよく似ているということ。
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軽快に始まる1曲目の「You Know What I Mean」と「Room 335」。どこまでもアグレッシブに超速で攻め続ける「Scatterbrain」と「Point It Up」。ラスト前の1曲にして、同じくブギの「Freeway Jam」と「Don't Give It Up」。そして、最後が泣きのバラード「Diamond Dust」と「(It Was) Only Yesterday」で終わるのも同じだ。
ちなみに、先にリリースされたのは、ジェフ・ベックの「Blow by Blow」である。ひよっとしたら、ラリー・カールトンは「Blow by Blow」をよく聴いていて、ソロアルバムを作る時にかなり意識したのではないだろうか?「夜の彷徨」はボーカル入りの曲が2曲あって、完全なギターインストのアルバムとはいえないが、ついついそんな想像をしてしまった。
最後にラリー・カールトンといえば、とにかくこれ。最近ではギブソンのカスタムショップから、ラリー・カールトン・モデルが発売されている。

Custom Shop LARRY CARLTON ES-335
ぼくはES335のシェイプが大好きだし、セミアコのギターにも興味はある。でも、ES335にはラリー・カールトンやリー・リトナーといったジャズ系のテクニシャンが、華麗に弾きこなすギターというイメージがあって、どうにも敷居が高い。
そういえば「野村ギター商会」の中で、野村のヨッちゃんも同じようなことを言っていて、激しく同感したことがあった。ホントはチャック・ベリーやB.B.キング、さらにはクラプトン、キース・リチャードなんかも愛用しているから、ES335は決してジャズギターではなく、ロックロールギター、ブルースギターでもあるのだが、高校時代の思い込みってのは意外に尾を引くものだ。
| ジャズの名盤 | 18:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
















