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ぼくのアンプ履歴書

 このところ、エレキギター関連のエントリーが続くけれど、今回はもう一度アンプについて。

 もう手元にないものもあるが、ぼくがこれまでに使ってきたアンプを紹介する中で、エレキギターを始めたばかりの初心者の方、これから始めようと思っている方が、どんなアンプを選べば良いのかを考えてみたい。


1.VOX Pathfinder10


「VOX Pathfinder10」

 ぼくがエレキギターを再開して、すぐに買ったアンプがこれ。近くの楽器屋で新品で購入した。
 通称「パステン」とも呼ばれている「Pathfinder10」は、実売価格で5000円程度。この価格帯のアンプの中では、最強の一台だと思う。
 コントロールはゲイン、トレブル、ベース、ボリュームの4個。さらにオーバードライブ・スイッチが付く。つまり、この価格なのにクリーントーンから歪みまでをカバーできて、音量も家で使う分には不足がない

 ただ、すぐに限界を感じたのも事実で、作り出せるトーンの幅は狭いし、サイズゆえに音に余裕が感じられない。最初の1台としては最適かもしれないけれど、このアンプは意外に使える期間が短いような気もする。
 でも、VOXの名器「AC30」をミニチュア化したようなスタイルはキュートだし、大きさも邪魔にならない程度だから、別のアンプを買っても、部屋の飾りやセカンドアンプとして手元に置いておきたくなる1台ではある。

 ちなみに、あと4000円ほどの出費で、さらに実用的な「Pathfinder 15」が買える。


「VOX Pathfinder 15」
 
 このアンプ、試奏したことがあるが「かなり使えるなあ」という印象を持った。「Pathfinder10」とは値段以上に性能の差があるかもしれない。

2.VOX AD30VT


「VOX AD30VT」

 エレキギターを再開して、数ヶ月が経ち、少し弾けるようになってくると、自分の技量も考えず「エフェクターを使って、多彩な音作りがしたい」と思うようになってきた。でも、エフェクターを足元にずらりと並べると邪魔になるし、練習のたびのつなぐのも面倒。さらにエフェクターは決して安くない(今では、足元にゴロゴロしてるけれど・・・・)。

 そこで目にとまったのが、VOXの「AD30VT」。
 いわゆる、モデリングアンプってやつで、アンプ・モデルが11種類、複合エフェクトを含むエフェクターが11種類も内蔵されていて、実売価格が2万円程度。ホンモノの真空管を使う「VOX Valve Reactor」回路も、いかにも良さそう。
 「エフェクター3台の値段で、無限のトーンが出せるではないか!さらに足元もスッキリだ!」ってことで、これも近くの楽器屋で新品を購入した。

 このアンプ、買った当初は夢中になって、ノブやボタンを触りまくった。
 しかし、やがて自分の好きなセッティングが決まってくる。今ではマニュアルモードで作った自分の好みのトーンをユーザプログラムのCH1、CH2に記憶させて、どちらかを呼び出して使う場合が多い。
 たとえ無限のトーンが作り出せたとしても、実際に使うトーンは限られてくるし、練習のたびにいくつもあるノブやスイッチを調整するのは、かなり面倒だ。さらに比較的シンプルなインタフェースだが、エフェクターの調整に関しては操作性が良いとは言い難いし、慣れも必要(ついでに、あまり使わない機能はすぐに忘れちゃう)である。
 だから、このアンプは自分の好みのトーンが決まったところで、ユーザープログラムに記憶させて、それを呼び出すという使い方に落ち着くような気がする。ぼくは「ユーザプログラムを記憶できるチャンネルが、あと2つあればいいなあ」と感じるくらいだ。
 でも、値段以上に遊べるし、ぼくが性能を引き出せていないだけで、使い方次第では様々な可能性を秘めているアンプだと思う。

 最近では、同じシリーズでハイゲインなトーンに特化した「VOX AD30VT-XL」も発売された。
 クリーンサウンドは捨てても「とにかく、歪みが命」って人には魅力的な1台かもしれない。

3.ORANGE Crush15


「ORANGE Crush15(CR15)」

 すでに2台のアンプを持っていたのに、ハードオフに中古が並んでいるのを見て、そのスタイルに一目惚れして買っちゃったのが、オレンジの「Crush15」。
 オレンジはVOXと同じくイギリスのアンプメーカー(Crush15自体は韓国製だが)で、名前の通りにオレンジ色のキャビネットが特徴的だ。「Crush15」も、その特徴を受け継いでいて、黒のキャビネットが多いアンプの中で、際立つオレンジ色である。
 でも、実物は写真で見るほど派手な色ではないので、部屋の中で浮いた存在にはならない。さらにスピーカーのネットがカーキーで全体の彩りが良く、付けられているオレンジのエンブレムも洒落ている。つまり、たたずまいが素晴らしいアンプなのだ。

 肝心のトーンはというと、これがもろにぼくの好み。
 ウォームでちょっとダークなトーンは、良い意味でトランジスタアンプらしくなく、テレキャスターやストラトキャスターなどのシングルコイルのギターを鳴らすと、とても気持ちが良い。
 ただ、このアンプにも欠点がないわけではない。まず、オーバードライヴスイッチが付いているが、思ったほど歪まない。「ギュイーン」という歪みが欲しければエフェクターが必要になる。でも、オーバードライヴスイッチを押した時のクランチ気味のトーンが魅力的で、あえて必要以上に歪ませないというメーカー側の意図も感じられる。
 ついでに、電源スイッチがアンプ上部のコントロールパネルではなく、背面に付いているのも不便といえば不便。でも「これも味のうち、かわいいやつよのぉ」と思えるほどの魅力が、このアンプにはある。

 どうせ買うならリバーブ付きの「Crush15R」かなという気もするが、真空管アンプがメインになった今でも、あまりボリュームを上げられない夜には「Crush15」をよく使う。

4.FENDER/JAPAN SDR-15CE


「FENDER/JAPAN SDR-15CE」

 これもハードオフで中古を購入。
 たまたま、財布の中に小金があったので「Fender」のエンブレムが付いていて、セレッションのスピーカーが搭載されたアンプが欲しくなり、ついついお持ち帰り。
 これを買ったことによって、最初のアンプ「Pathfinder10」は、エレキギターを始めたばかりの知り合いの子どもさんのところに行くことになった。

 このアンプ、オーバードライブチャンネルを使って、歪ませると「少々無理があるなあ」と思うけれど、クリーントーンは素直でフェンダーのアンプらしい音がする。リバーブのかかり具合もきれいだ。これまでアンプの上にコントロールパネルのあるものばかりを使ってきたけれど、やはりフロントにつまみがあるのは調整しやすい。

 ただ、よく分からないのが「キャブスタイル」スイッチだ。LARGEにすると「大型キャビネットを持つコンボアンプの鳴りをシミュレートしたダイナミックなサウンドとなり、量感、質感のあるサウンドを体験することができます」とのことらしいが、ぼくには単に音が少し大きくなって、ノイズが増えるだけという感じがする。そもそも、このサイズで大型アンプの鳴りを再現するのは無理である。ということで、このスイッチはSMALLに固定して使っている。

番外編-HIWATT DESKTOP BULDOG

HIWATT DESKTOP BULDOG 現在、日本では販売されていないハイワットのミニアンプ。近くの楽器屋に売れ残りが特価で並んでいたのを見つけて、購入した。

 9Vの電池で駆動するミニアンプは、ほとんど部屋の飾りだが、高さが20センチ弱でもハイワットのアンプのスタイルをしていて、とてもかわいい。

 たまにギターをプラグインして鳴らしてみるけれど、小さくてもハイワットを前にするとピート・タウンゼントのように腕を振り回したくなるから危険だ。

 ちなみに音は他の電池駆動のミニアンプとそれほど変わらないが、ゲインを上げるとかなり過激に歪んでいい感じ。


 ぼくがこれまで使ってきたアンプを、長々と紹介してみたけれど「これが、最初の1台にはベストチョイス!」と言い切れるモノはない。
 値段でいえば「Pathfinder10」になるだろうし、多機能ということであれば「AD30VT」が群を抜いている。個人的にはオレンジの「Crush15」が大好きで、これからも使っていくと思う。フェンダーの「SDR-15CE」だって、値段の割には良く出来たアンプだ。

 音やトーンについては文字で表現するのが難しく、人によって好みも大きく違う。ぼくが個々のアンプについて書いたことも、あくまでも主観で参考意見にしかならないし、実物を弾いてみると、まったく印象が違ったと感じる人もいるだろう。
 結局、ギターを選ぶ時も同じだけれど、見た時に「これ、かっこいい!」と直感的に思ったものを買うのが、ベストチョイスなのかもしれない。

 ただ、何台ものミニアンプを試した末に、真空管アンプにたどり着いた経験からすると「エレキギターをやめない限り、いずれは真空管アンプが欲しくなるはずだ」とも思うのだ。とすると「いずれは真空管アンプ」ではなく「いきなり真空管アンプ」というのもありなのかもしれない。

 しかも、最近では「小さくてもチューブ」というアンプが増えてきている。例えば、もうすぐ発売になる、これ。


Fender USA Champion 600

 落ち着いたツートンカラーのスタイルがかっこいいし、ボリュームが1個だけという潔さにも魅力を感じる。
 どちらかという上級から中級者向けのセカンドアンプになるのかもしれないけれど、いきなりこの手のアンプでエレキギターの練習を始めても構わないのだ。

 前にも書いたけれど、エレキギターを弾くという行為は、最終的にアンプのスピーカーから出る音を聴いていることになる。さらに、いくら良いエレキギターを買っても、アンプが貧弱であれば、しょぼい音しか出てこないだろうし、逆に安物のエレキギターでもアンプが良ければ、それなりの音で聴こえるはずだ。

 エレキギターを始める時、アンプはそれほど重視されず「とりあえず、鳴ればいい」くらいに考えられている場合が多いだろう。でも、アンプのトーンや性能でギタリストの耳や感性は作られていくわけで、予算が許す限りで良いものを買うべきだと思う。
 これが遠回りして、真空管アンプにたどり着いた出戻りギタリストの結論かなあ。

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| エレキギター、再び | 17:27 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

どうしてもギターに比重が傾きがちですけど、
実はアンプってすごく重要ですよね。
仰るとおり、ギターよりアンプの方が出音への影響が
強いですから。

私もやっぱりチューブに惹かれるクチです。
言葉では説明できないですけど、感覚的に気持ち良いんですよね。
「チューブ」という言葉に酔ってるだけかもしれないですが(笑)

| hiromer | 2007/07/11 22:34 | URL | ≫ EDIT

私は
SD-15CEを愛用してます。

リバーヴはありませんが、
家の中でギターを鳴らすには
十分すぎるアンプです。

私もオーバードライブは
使ってません。

| Purple_Haze | 2007/07/11 22:37 | URL | ≫ EDIT

hiromerさん、こんばんわ。
この頃、アンプの重要性を強く感じるので、こんなエントリーを書いてみました。

一般的に、エレキギターを始める時のギターとアンプにかける金額の比率って、8:2とか、良くても7:3くらいの感じだと思うんですよ。
でも、これはひょっとしたら逆じゃないかという気もします。

チューブアンプですが、確かに心理的な影響が強いかも。
ぼくもアンプの後ろに灯る、あのオレンジの明かりに弱いです。
ただ、音圧というか、音を押し出す力は明らかにトランジスタアンプより強いんじゃないかと思います。

| woodstock69 | 2007/07/11 23:09 | URL | ≫ EDIT

クリーントーンが
Purple_Hazeさん、こんばんわ。
以前にストラトを紹介されていたエントリーで、後ろに写っていたアンプを「SD-15かなあ」と思っていましたが、やはりそうだったんですね。

このアンプ、クリーントーンがフェンダーらしくって良いですね。
ぼくはボリュームを6~8の間で鳴らすことが多いですが、上の方でもいい感じで鳴ってくれます。
ただ、オーバードライブは少し刺々しい感じがします。

でも、昔からフェンダーのアンプが欲しかったし、クリーントーンが気に入っているので、これは手放せません。

| woodstock69 | 2007/07/11 23:25 | URL | ≫ EDIT

woodstock69さん、おはよーございます。
実はわたくし先日Fender USA Champion 600をイケベさんで購入予約しました。他店で直輸入品を扱っているところがあったのですが、100V仕様で値段が安いイケベさんのを発見して衝動的にクリックしてしまいました。
家で使える出力とシンプルさと私のような「ちょい弾きオヤジ」にはちょうどいいかなあと思って決めました。
届いたらレポートしますね。

| baco | 2007/07/13 08:21 | URL | ≫ EDIT

おめでとうございます!
bacoさん、こんにちわ。
ついに、クリックしちゃったんですね。

「Champion 600」は新製品だけに触ったことはないですが、家で弾くにはちょうど良い音量とサイズだと思いますよ。
ゲインが高めらしいので、おそらくそこそこのボリュームでもクランチ気味のトーンが味わえるはず。
さらに、あのスタイルは魅力的ですよね。
レポートを楽しみにしています。

直輸入品と100V仕様の電気的な違いは、よく分かりませんが、あちらのアンプをそのまま日本に持ってきた場合、トランスで電圧を上げないと、本来の性能を発揮できないと聞いたことがあります。

| woodstock69 | 2007/07/14 11:54 | URL | ≫ EDIT

woodstock69さん、おはよーございます。
Champion 600がもう届きました!
もう~カワイイやつです!
なんだか初めて自分のストラトの本当の音を聞いたような気がします。
くわしくはブログにへなちょこレポートを書きましたのでー(woodstock69さんみたいにうまく書けない・・・)。

トラックバックが何故だかできなかったのでコメントしときました。

| baco | 2007/07/16 09:54 | URL | ≫ EDIT

bacoさん、こんばんわ。
詳しくはそちらのブログにコメントさせていただきましたが、チャンプはホント良さそうなアンプですね。
なんとかなりそうな値段だけに、ぼくも物欲がムラムラです。

トラックバックですが、スパムTBをはじくために、文中にこのブログへのリンクがない場合は受付けない設定にしています。
どうも、すみません。

| woodstock69 | 2007/07/16 19:56 | URL | ≫ EDIT

11歳でエレキ
初めまして。 僕は11歳のkeiです。
実は3週間前にLaidbackのエレキギターを買ってもらいました。エフェクターはZOOM GFX-4を持っています。アンプはフェンダーです。出力20WなんですがOD機能がついていません。 ロックばかりやってる僕にとって大損害ですよねw

しかもエフェクターがGFX-4なので、エフェクトがチマチマしまくって大変です。


大人になったらバイトしてズーム G2を買うつもりです。

| kei | 2007/07/21 18:11 | URL | ≫ EDIT

G2も
keiさん、はじめまして。
コメント、どうもありがとうございました。

3週間前に、エレキギターを買ってもらったばかりですか。
今が一番楽しい頃かもしれませんね。
ぼくが初めてエレキギターを買ったのは、16歳の時でしたが、しばらくの間はほんとど手から離さなかったですね。
かれこれ、30年近く前の話ですが、あの時の気持ちは今でもはっきりと覚えています。

ぼくはG2を使っていますが、やっぱりチマチマして、操作が大変ですよ。
いじくっているうちに、何をしているのか、分からなくなります。
でも、ペダル付きのG2はPCとつなげてDTMにも使えるので、お買い得かも。

| woodstock69 | 2007/07/22 21:37 | URL | ≫ EDIT















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