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夏に聴きたくなる1枚 Vol.2 Live!

 今からもう十数年前の話になる。
 当時のぼくは大阪に住み、うだるような暑さの夏だというのにネクタイをしめて、フツーのサラリーマンをしていた。その会社には音楽好きの女の子がいて、昼食を一緒に食べに行ったときなどに、よくロックの話をした。そして、ざるそばをすすりながら、こんな会話をした記憶がある。

 「夏はどんな感じの音楽、聴いてるんですか?」
 「えっ、夏か。あんましロックに季節は関係ないと思うけど、やっぱウエストコースト・ロックかな。あと、レゲエとかも聴くで」
 「へぇー、私もレゲエ好きなんですよ。どんなん、聴くんですか?」
 「オレが好きなんは、ボブ・マーリーとかジミー・クリフかなあ」
 「あーっ、ルーツ・レゲエですね」
 「な、なんや、そのルーツ・レゲエって!」

 ぼくは実際にライブを見たことがあるボブ・マーレーが、もはやルーツレゲエと呼ばれていることに、少なからずショックを受けた。しかし、当時はドラムマシンを使い、DJ主導のデジタル化した踊るためのレゲエが主流の時代。ラスタファリアニズムの影響や政治的な歌詞のあるレゲエは、すでにルーツ・レゲエと総称されていたらしい。
 でも、分類なんて、どうでもいい。昔も今も、ぼくにとってレゲエといえば、ボブ・マーレーである。

Live!Live!
Bob Marley & the Wailers


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 1975年にロンドンで録音された「Live!」は、アルバムに封じ込められた熱気が半端ではないライブ盤だ。
 前年にクラプトンがカバーした「I Shot the Sheriff」が大ヒットし、レゲエという音楽とボブ・マーレーの名前が世界中に認知された直後のせいだろうか、アルバムから伝わってくる会場の熱気がすごいのだ。その熱を真正面から受け止め、倍以上にして返すボブ・マーレーとウェイラーズのプレイは、何枚かある彼らのライブアルバムの中でも一番の熱さだと思う。
 
 全7曲、CDの時代となっては短く感じる40分弱のアルバムだが、中身は濃厚のひと言。中でも、ぼくが好きなのは5曲目の「No Woman, No Cry」だ。スローなレゲエだが、穏やかな曲の流れとは裏腹に曲に込められた熱量は、アルバムの中で最も高いかもしれない。さらに、ポジティブな内容の歌詞も素晴らしい。

 前回のエントリーの続きの話になるが、1969年にスピリットを置き忘れて、失速していたロックに、強烈な一撃を加えたのは、カリブ海に浮かぶ小さな島から発生したレゲエという音楽だと思う。それだけに、ボブ・マーレーの早過ぎる死が、未だに悔やまれる。

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| ロックの名盤 | 11:01 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

レゲエは
衝撃的でしたね。
「No Woman, No Cry」私も大好きです。

ジミー・クリフの映画「ハーダー・ゼイ・カム」も
印象的でした。

| Purple_Haze | 2007/07/21 11:05 | URL | ≫ EDIT

あの衝撃は
Purple_Hazeさん、こんにちわ。
今となっては、レゲエが登場したときの衝撃は理解し難いかもしれませんが、ガッツンときましたね。
ボブ・マーレーが敵対する党の党首2人をステージに上げて、和解の握手をさせたなんてニュースを聞くと、ロックが失ったパワーがレゲエにはあると感じました。

映画「ハーダー・ゼイ・カム」も熱い映画でしたね。
サントラ盤は今でもよく聴く1枚で、やはり「Many Rivers to Cross」が好きです。

| woodstock69 | 2007/07/21 13:03 | URL | ≫ EDIT















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