2007.09.06 Thu
フェンダーのZIPPO
今日は久しぶりにロックなZIPPOの紹介を。
ヘアライン仕上げのシンプルなZIPPOに刻み込まれているのは、フェンダーのスパゲッティ・ロゴと呼ばれているものだ。

フェンダーは60年以上に及ぶ会社の歴史の中で、何度かロゴを変えてきた。スパゲッティ・ロゴは創業当初から使われてきたが、1965年にフェンダー社がCBSに売却されたのに伴って、少し角ばったトランジョン・ロゴに。さらに、1968年からは黒文字金縁のモダン・ロゴへと変わっていく。
そして、今はオフィシャルHPを見ても、スパゲッティ・ロゴが使われていることから、これがフェンダーの正式なロゴだと推測される。やはり、ストラトやテレキャスのヘッドには、滑らかな曲線で構成されたスパゲッティ・ロゴが、一番よく似合うと思う。
そういえば、ぼくはフェンダーのライバルでもあるギブソンのギターとは、なぜか縁がない。初めて買ったギターはヤマハのストラトのコピーモデルだし、エレキギターを再開した直後に買ったのも、フェンダージャパンのテレキャスだ。高校生の頃にバーニーのレスポールのコピーモデルを数年間弾いていたことはあるけれど、これは友達から長らく借りたままのギターだった。
現在、ぼくの持っているギターの中でギブソン系といえるのは、P90の搭載されたPRSのSEシングルカットくらい。しかし、正確にはギブソンのコピーモデルではない。
そして、セットネックのギターはこれだけで、その後に買ったPRSのCE22(ブログで紹介するのを忘れてた!)も、同社では唯一のボルトオンネックが採用されている。特に意識をしているつもりはないのに、なぜかボルトオンネックのギターを好んで買ってしまうのだ。
別にギブソンのギターを嫌っている訳ではないし、トラ目が美しいレスポールを見ると「きれいだなあ」とため息のひとつも出るけれど、手が伸びないのはどうしてだろう?
あえて、理由を考えてみると、ぼくはフェンダーの工業製品的なギターの作り方が好きなのかもしれない。
レオ・フェンダーはギターを設計するときに、トーンの良さと同じくらいに生産効率を考えたらしい。それまでの楽器作りの常識から考えると、外道極まりないボルトでネック固定する手法も、生産効率を優先にしたことから考え出されたものだろう。
現在では、良質のものは希少材となってしまったが、スワンプアッシュやアルダーがボディ材に採用されたのも、レオ・フェンダーがテレキャスやストラトを開発した時に、供給が安定していて、手に入れやすく、価格が安い木材だったからだとされている。
つまり、テレキャスやストラトは、余計な装飾を廃し、大量生産を前提として設計されたギターといえるのだ。
かつて、キース・リチャーズはステージでギターを交換する時に、ネックに付けてあったカポを飛ばし、慌てて何をしたら良いのか分からなくなった若いギターテクニシャンに、ドスのきいた笑顔で「Don't Worry Kid,It's Only Rock'n Roll」と声をかけた。
ストーンズの持ち歌のタイトルそのままのセリフだが「小僧、気にすんなよ。こんなのたかがロックンロールなんだからさ」といわれたギターテクニシャンは、スッと気が楽になったらしい。
ぼくはレオ・フェンダーが設計したギターにも「It's Only Rock'n Roll」を感じる。たかがロックンロールを奏でるためのエレキギターは、工芸品としてではなく、マスプロ的に工業製品として作られるべきなのかもしれない。でも、ぼくはそれがたまらく好きなのだ。
こんなことを書きながらも、先日とあるギブソンのギターに出会ってしまった。ギブソンのギターにしては、珍しく生産効率を考えて作られたそのギターの話については、また次回に。

ヘアライン仕上げのシンプルなZIPPOに刻み込まれているのは、フェンダーのスパゲッティ・ロゴと呼ばれているものだ。

フェンダーは60年以上に及ぶ会社の歴史の中で、何度かロゴを変えてきた。スパゲッティ・ロゴは創業当初から使われてきたが、1965年にフェンダー社がCBSに売却されたのに伴って、少し角ばったトランジョン・ロゴに。さらに、1968年からは黒文字金縁のモダン・ロゴへと変わっていく。
そして、今はオフィシャルHPを見ても、スパゲッティ・ロゴが使われていることから、これがフェンダーの正式なロゴだと推測される。やはり、ストラトやテレキャスのヘッドには、滑らかな曲線で構成されたスパゲッティ・ロゴが、一番よく似合うと思う。
そういえば、ぼくはフェンダーのライバルでもあるギブソンのギターとは、なぜか縁がない。初めて買ったギターはヤマハのストラトのコピーモデルだし、エレキギターを再開した直後に買ったのも、フェンダージャパンのテレキャスだ。高校生の頃にバーニーのレスポールのコピーモデルを数年間弾いていたことはあるけれど、これは友達から長らく借りたままのギターだった。
現在、ぼくの持っているギターの中でギブソン系といえるのは、P90の搭載されたPRSのSEシングルカットくらい。しかし、正確にはギブソンのコピーモデルではない。
そして、セットネックのギターはこれだけで、その後に買ったPRSのCE22(ブログで紹介するのを忘れてた!)も、同社では唯一のボルトオンネックが採用されている。特に意識をしているつもりはないのに、なぜかボルトオンネックのギターを好んで買ってしまうのだ。
別にギブソンのギターを嫌っている訳ではないし、トラ目が美しいレスポールを見ると「きれいだなあ」とため息のひとつも出るけれど、手が伸びないのはどうしてだろう?
あえて、理由を考えてみると、ぼくはフェンダーの工業製品的なギターの作り方が好きなのかもしれない。
レオ・フェンダーはギターを設計するときに、トーンの良さと同じくらいに生産効率を考えたらしい。それまでの楽器作りの常識から考えると、外道極まりないボルトでネック固定する手法も、生産効率を優先にしたことから考え出されたものだろう。
現在では、良質のものは希少材となってしまったが、スワンプアッシュやアルダーがボディ材に採用されたのも、レオ・フェンダーがテレキャスやストラトを開発した時に、供給が安定していて、手に入れやすく、価格が安い木材だったからだとされている。
つまり、テレキャスやストラトは、余計な装飾を廃し、大量生産を前提として設計されたギターといえるのだ。
かつて、キース・リチャーズはステージでギターを交換する時に、ネックに付けてあったカポを飛ばし、慌てて何をしたら良いのか分からなくなった若いギターテクニシャンに、ドスのきいた笑顔で「Don't Worry Kid,It's Only Rock'n Roll」と声をかけた。
ストーンズの持ち歌のタイトルそのままのセリフだが「小僧、気にすんなよ。こんなのたかがロックンロールなんだからさ」といわれたギターテクニシャンは、スッと気が楽になったらしい。
ぼくはレオ・フェンダーが設計したギターにも「It's Only Rock'n Roll」を感じる。たかがロックンロールを奏でるためのエレキギターは、工芸品としてではなく、マスプロ的に工業製品として作られるべきなのかもしれない。でも、ぼくはそれがたまらく好きなのだ。
こんなことを書きながらも、先日とあるギブソンのギターに出会ってしまった。ギブソンのギターにしては、珍しく生産効率を考えて作られたそのギターの話については、また次回に。
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