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フェンダーのZIPPO

 今日は久しぶりにロックなZIPPOの紹介を。
 ヘアライン仕上げのシンプルなZIPPOに刻み込まれているのは、フェンダーのスパゲッティ・ロゴと呼ばれているものだ。

フェンダーのZIPPO


 フェンダーは60年以上に及ぶ会社の歴史の中で、何度かロゴを変えてきた。スパゲッティ・ロゴは創業当初から使われてきたが、1965年にフェンダー社がCBSに売却されたのに伴って、少し角ばったトランジョン・ロゴに。さらに、1968年からは黒文字金縁のモダン・ロゴへと変わっていく。
 そして、今はオフィシャルHPを見ても、スパゲッティ・ロゴが使われていることから、これがフェンダーの正式なロゴだと推測される。やはり、ストラトやテレキャスのヘッドには、滑らかな曲線で構成されたスパゲッティ・ロゴが、一番よく似合うと思う。

 そういえば、ぼくはフェンダーのライバルでもあるギブソンのギターとは、なぜか縁がない。初めて買ったギターはヤマハのストラトのコピーモデルだし、エレキギターを再開した直後に買ったのも、フェンダージャパンのテレキャスだ。高校生の頃にバーニーのレスポールのコピーモデルを数年間弾いていたことはあるけれど、これは友達から長らく借りたままのギターだった。

 現在、ぼくの持っているギターの中でギブソン系といえるのは、P90の搭載されたPRSのSEシングルカットくらい。しかし、正確にはギブソンのコピーモデルではない。
 そして、セットネックのギターはこれだけで、その後に買ったPRSのCE22(ブログで紹介するのを忘れてた!)も、同社では唯一のボルトオンネックが採用されている。特に意識をしているつもりはないのに、なぜかボルトオンネックのギターを好んで買ってしまうのだ。
 別にギブソンのギターを嫌っている訳ではないし、トラ目が美しいレスポールを見ると「きれいだなあ」とため息のひとつも出るけれど、手が伸びないのはどうしてだろう?

 あえて、理由を考えてみると、ぼくはフェンダーの工業製品的なギターの作り方が好きなのかもしれない。
 レオ・フェンダーはギターを設計するときに、トーンの良さと同じくらいに生産効率を考えたらしい。それまでの楽器作りの常識から考えると、外道極まりないボルトでネック固定する手法も、生産効率を優先にしたことから考え出されたものだろう。
 現在では、良質のものは希少材となってしまったが、スワンプアッシュやアルダーがボディ材に採用されたのも、レオ・フェンダーがテレキャスやストラトを開発した時に、供給が安定していて、手に入れやすく、価格が安い木材だったからだとされている。
 つまり、テレキャスやストラトは、余計な装飾を廃し、大量生産を前提として設計されたギターといえるのだ。

 かつて、キース・リチャーズはステージでギターを交換する時に、ネックに付けてあったカポを飛ばし、慌てて何をしたら良いのか分からなくなった若いギターテクニシャンに、ドスのきいた笑顔で「Don't Worry Kid,It's Only Rock'n Roll」と声をかけた。
 ストーンズの持ち歌のタイトルそのままのセリフだが「小僧、気にすんなよ。こんなのたかがロックンロールなんだからさ」といわれたギターテクニシャンは、スッと気が楽になったらしい。
 ぼくはレオ・フェンダーが設計したギターにも「It's Only Rock'n Roll」を感じる。たかがロックンロールを奏でるためのエレキギターは、工芸品としてではなく、マスプロ的に工業製品として作られるべきなのかもしれない。でも、ぼくはそれがたまらく好きなのだ。

 こんなことを書きながらも、先日とあるギブソンのギターに出会ってしまった。ギブソンのギターにしては、珍しく生産効率を考えて作られたそのギターの話については、また次回に。

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| ロックなZIPPO | 17:14 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ふ~む
キースの話、いいですね。
ギブソンのギター、なんだろう。
レポートお待ちしてます。

| Purple_Haze | 2007/09/08 06:00 | URL | ≫ EDIT

キースも
Purple_Hazeさん、こんばんわ。
「たかが、ロックンロール」を実践しているキースの話、なかなか良いでしょ。
ぼくも大好きなエピソードです。

レポートを書いている途中のギターは、確かキースもエド・サリバンショウに出た時に持っていたような気がします。
クワガタムシみたいなギターです。

| woodstock69 | 2007/09/08 22:36 | URL | ≫ EDIT

クワガタムシ!
いつも良い記事を書いてくださっていて、なるほど!がいっぱいです。
FenderのZippoの記事かな?とタイトルでは思ったのですが、スパゲッティ・ロゴのお話。

ギブソンを手にして、また最近ストラトの良さにも気付き・・・次回はFenderストラトがいいかも、なんて本当に思い始めています。
(これが最後のギターだったはずなのに!)

今日はストーンズ2枚聴きました。
クワガタムシといえば・・・!!次回のレポート、私も楽しみにしていますね。

| スノードロップ | 2007/09/08 22:54 | URL | ≫ EDIT

ヘラクレスオオカブト
スノードロップさん、こんばんわ。
古くからあるギターって、それぞれに良さがありますよね。
ストラト、テレキャス、レスポール、335などなど、どれも魅力的なギターだと思います。

しかし、ぼくはこれまでギブソンのギターには、それほど興味が持てなかったんですよ。
レスポールですら、買おうと思ったことがない。
重いとか、シングルコイルのトーンが好きとか、理由は色々と考えられるのですが、これはもう相性というか感覚的なものかもしれませんね。

ただ、唯一気になっていたのが、クワガタムシ。
ネックを含めるとヘラクレスオオカブトともいえる、あのギターは欲しかったんですよ。
でも、なんとか手の届きそうな値段のエピフォンやバッカスのを試奏したことあるのですが、いまいちピンとくるトーンじゃなかった。

近いうちにブログで紹介しますが、結局ぼくが買ったクワガタムシはジャパンビンテージといえる一本でした。

| woodstock69 | 2007/09/09 19:28 | URL | ≫ EDIT















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