2007.10.10 Wed
名曲の陰には、いつもパティがいた
リンクをクリックすると、別窓でトップページが開くが、パティのサインに続いて、ジョージ・ハリソンとの写真が出てくる。おそらく、プールサイドに立つ二人。でも、表情がどこか物憂げで、なかなか意味深な写真である。
さらに下にある各ボタンをクリックしていくと、様々な写真が見られる。ミック・ジャガー、ロン・ウッド、ポール・マッカートニーなど、交流の深かったミュージシャンの写真も掲載されているが、枚数が多いのはジョージとクラプトンとのプライベートショットだ。
特に「Polaroids」のコーナーには、クラプトンと撮ったポラロイド写真がたくさんあって、かつての2人の日常生活が垣間見られる。中でも、ベットルームでの赤裸々な写真には、ちょっとドキリとさせられた。
少し前にはパティの公式サイトはなかったと思う。おそらく、このサイトが作られた目的は、今年の夏に英米で出版されたパティの自叙伝の販売促進のためだろう。
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カラーの表紙の「Wonderful Tonight」がアメリカ版。白黒の「Wonderful Today」がイギリス版らしい。中身はどちらも同じなのに、アメリカ版がカラフルで、実に分かりやすいタイトルになっているのは、国民性を反映しているようにも思える。
この自伝、そのうちに日本版も出版されるのだろうか?
公式サイトの写真を見てもらうとよーく分かるはずだが、パティはとびっきりキュートな女性である。ジョージとクラプトンという2人のスーパースターが、デレデレになってしまったのも当然だなあと思う。
そして、彼らがパティに捧げた曲が「Something」であり「Layla」だ。
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ビートルズ最後のアルバム「Abbey Road」の2曲目の「Something」は、ジョージの代表曲で、ビートルズのバラードの中でも屈指の名曲だ。出だしのフレーズ「彼女の仕草の中の何かが、ぼくを強く惹きつける」から、ジョージのメロメロぶりがうかがえる。
「Abbey Road」のB面トップの「Here Comes the Sun」も、ジョージの名曲だ。でも、この曲はジョージがクラプトンの家の庭で日向ぼっこをしている時に作られた曲で、そこにパティが一緒にいたことは、まちがいないだろう。この頃には、すでに微妙な三角関係が始まっていたのではないだろうか。
そして、翌年にリリースされたのが、あの「Layla」である。
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このアルバムでクラプトンはデレクと名乗って自分の名前を隠し、パティをレイラに仕立てあげた。でも、そんな匿名性が長続きするわけもなく、クラプトンの親友の妻を奪い取るという横恋慕が公けのことになっていく。
1966年にパティはジョージと結婚したが、74年にはジョージの元を去り、クラプトンと同棲を始める。そして、出来た曲が「Wonderful Tonight」である。
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「Slowhand」の2曲目(「Something」と同じだ!)に収録されている「Wonderful Tonight」は、パティがパーティーに着て行く服を選んでいるのを待っていたクラプトンが、暇つぶしにギターを手にした時に出来た曲だ。服選びにどれくらいの時間をかかったたのか分からないが、クラプトンがパティを待つ間に「Wonderful Tonight」が、すべて書けてしまったらしい。
しかし、2人の「Wonderful Tonight」は長続きせず、やがて離婚へ。三角関係の一角にいたジョージは、もうこの世にいない。
現在、パティはロンドンで写真家として活動している。ネット上では現在の写真も何点か見られたが、今もキュートな女性であることには変わりはない。
そして、未だにステージで「Layla」と「Wonderful Tonight」を唄うことを宿命づけられているクラプトンは、パティのサイトの写真を見て、何を思うのだろうか。
| ビートルズとその周辺 | 21:39 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑



















