2008.02.04 Mon
シンプルさが魅力、MXRのPhase90
だから、エフェクトボードの中身はほとんどがBOSSだが、そんな中で一度もライナップから外さずに、使い続けているエフェクターがある。MXRのフェイザー「Phase90」だ。

MXRはコンパクトエフェクターの元祖のようなメーカーで、特に1970年代にはダイナコンプやフェイズ90などが、多くの有名ギタリストの足元に並んでいた。
現在、販売されているMXRのエフェクターはジム・ダンロップによる復刻版だが、コンパクトなケースと少ないつまみ類というシンプルなインターフェイスは、昔と同じだ。
フェイズ90に付いているのも、うねりのスピードを変化させるつまみがひとつだけだ。でも、これだけで何の不満もないし、スイッチを踏めば、心地の良いうねりをギターのトーンに付け加えてくれる。
シンプル・イズ・ベスト。つまみが多くて、調整の幅が広いエフェクターばかりが良いというわけではないことを実感させてくれるのが、MXRのフェイズ90だと思う。
フェイズ90の唯一の欠点は、踏み込むと音量が少し大きくなることだ。でも、ギターソロの時なら問題のないレベルだと思うし、カッティングにかける場合もギター側のボリュームを下げればいいだけの話だ。
現在の至れり尽くせりのエフェクターに比べれば、何とも不便な一箱かもしれないが、シンプルなフェイズ90には、抵抗し難い魅力がある。だから、フェイザーに関しては「フェイズ90を使い続けるだろうなあ」という確信さえ持っている。
ぼくはリサイクルショップで、MXRのフェイズ90の中古を5.000円で手に入れたが、よくお邪魔しているt_monkさんのブログ「Blog For Musician」には、こんなエントリーが。
掲載されている写真は、おそらく1980年前後の雑誌の広告だと思うが、なんとフェイズ90の定価が43.000円!
物価の上昇を考えると、今なら10万円くらいの値段に相当するような額なわけで、ぼくがギターを弾き始めた頃はフェンダーやギブソンのギターに限らず、輸入モノのエフェクターも高嶺の花、ショーケースの中に飾ってあるのを眺めるだけだったのが、よーく分かる。
そういえば、今のフェイズ90のつまみには、取り外しできるゴム製のカバーが付けられている。なんと、これって足のつま先などで、つまみを操作するためのカバーらしい。
試しにやってみると、確かにつま先でつまみを回せなくもない。ギターから手を離さなくてもいいという利点はあるけど、足を使うくらいなら、手で動かした方が早いし、操作も正確のような気がする。
「アメリカの人たちの考えることって、何とも大雑把で大胆だなあ」と思ってしまうけれど、だからこそフェイズ90のようにシンプルで使えるエフェクターが産み出せるのかもしれないなあ。
MXR PHASE90
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| エレキギター、再び | 18:38 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑














