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歪み系エフェクター、むかし話

 毎年、年度末は少々忙しくなるので、今月はブログの更新が停滞気味。
 でも、ギターは毎日のように弾いているので、まったく時間がないというわけではない。ブログのためにPCに向かうよりも、ギターを手にするほうを選んじゃうのだ。
 もちろん、音楽やギターのことについて書くのも楽しいけれど、PCは仕事の道具でもあるので、気分転換という意味では効果が低い。その点、ギターをアンプにプラグインして「ガッツ、ガ、ガ、ガーン」とやると、ストレス発散になって、スッキリする。夢中になってしまって、ついつい弾き過ぎちゃうのが難点だけど・・・・。

 そして、ギターを「ガッン」と鳴らしたい時の必需品が歪み系のエフェクターだ。
 音を歪ませる。これはエレキギターの基本のようなもので、クリーントーンも好きだけれど、歪みがなけりゃロックは始まらない。

 今から30年前、ぼくが高校生の時に初めて買ったエフェクターもディストーションだった。機種はマクソンの「D&SⅡ」だ。
 今では「D&SⅡ」にも名器という評価もあるようだが、当時はどこの楽器屋にでも置いてあって、手頃な値段で買える入門用のエフェクターだったような気がする。素直な歪み具合のトーンで、初心者にも使いやすかったが、後に名器といわれるような良質のエフェクターを使っているという気持ちは、まったくなかった。

 MXRのフェイズ90のエントリーでも書いたが、当時はフェンダーやギブソンといった輸入ギターに限らず、輸入モノのアンプやエフェクターもべらぼーに高かった。だから、エレキギターを始めたばかりの高校生の機材は国産のモノが主流だった。というか、それしか買えなかったのだ。


 そういえば、BOSSのコンパクト・エフェクターが発表されたのが、ぼくがギターを始める直前の1977年。最初にリリースされたのは、OD-1(オーバードライブ)PH-1(フェイザー)SP-1(スペクトラム)の3種類だった。
 今やギターの世界では標準語ともいえる「オーバードライブ」だが「OD-1」の発表以前は、その呼び名だけでなく、オーバードライブという音作りの概念自体さえ存在しなかった。つまり、ハードな歪みやディストーションではなく、アンプをフルアップさせた時の自然な歪みをオーバードライブという言葉と共に追求したエフェクターは、BOSSの「OD-1」が世界初だったのである。
 これって意外に事実で、日本製のエフェクターも「なかなか、やるじゃん」と思えるエピソードではないだろうか。

 そういえば、ジェフ・ベックも1980年前後から「OD-1」をマーシャルのスタックアンプの前につなぎ、ステージでブースター的に使っていたという。

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 ひょっとしたら、83年に開催されたこのコンサートでも、ジェフ・ベックの足元には「OD-1」がセットされていたかもしれない。

 2005年に来日した時の写真を見ると、今でもエフェクトボードの中にはBOSSのBF-2(フランジャー)とLS-2(ラインセレクター)が組み込まれているから、ジェフ・ベックもBOSSの愛用者のひとりといえるだろう。

 
 80年代前後の懐かしい楽器のカタログが見られるHP「楽器カタログの世界」で、当時の値段を調べてみると「D&SⅡ」も「OD-1」共に定価が8500円だった。
 その頃、大阪の楽器店ではギターや周辺機器が1~2割引きで販売されていたから、実売価格は7000円前後だったと思う。

 試しに、2つのエフェクターの現在の実売価格を調べてみると、当時のスペックを日本製で限りなくリイシューしたという復刻版の「D&SⅡ」が11,550円。


MAXON D&SII

 「OD-1」の後継機で、トーンがついて、現代的なハイゲイン的な味付けがされた「OD-3」は8400円だった。


BOSS OD-3

 「D&SⅡ」は約1.5倍、BOSSに関しては1000円程度の値段の違いしかない。この30年間でエフェクターは思ったほど値上がりしていないことになるだろう。
 輸入モノのギターやアンプ、エフェクターに関しては、昔よりも手に入れやすい値段がつけられていて、種類も圧倒的に豊富になっているから「今は、ホントに良い時代になったよなあ」と思う。

 ちなみに、ぼくの「D&SⅡ」は、いつの間にか失くしてしまって、もう手元にはない。
 でも、今ならあの頃と違った印象を持てるエフェクターかもしれない。うーん、あの緑の小箱をもう一度手に入れたい気がしてきたなあ。

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| エレキギター、再び | 12:29 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

マクソンは当時と今とでは、評価というかブランドイメージが全く違いますよね。
私の初エフェクターは BOSS DS-1 だったのですが、その時もマクソンはBOSSよりも1ランク下、グヤトーンと同じかちょっと上、みたいな位置づけでした。私も「え?マクソン?」とか、「マクソンかぁ」みたいな扱いをしておりました。

| Kin | 2008/02/25 16:25 | URL | ≫ EDIT

kinさん、こんばんわ。

確かに、当時のマクソンといえば、買いやすい値段のエフェクターを売っているメーカーでしかなかったような。
ぼくも質のことは二の次で「安いから、これ」で買いました。
今でいうと、安くてうまいという評価のある「ARION」に似ているかもしれませんね。

そして、国産エフェクターでいえば、後発のBOSSが一気に追い抜いていった感じがします。
あと、ヤマハのエフェクターなんかも、かっこよかった記憶がありますね。

| woodstock69 | 2008/02/26 22:25 | URL | ≫ EDIT















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