2008.03.08 Sat
VOXのカール・コード

少し前から「一度、買ってみようかな」と考えているモノがあった。カール・コードである。
近ごろでは、クリクリととぐろを巻いたシールドをほとんど見かけなくなったが、60〜70年代には多くのギタリストがカール・コードを使っていてた。例えば、ジミ・ヘンドリックはワウワウやファズといったエフェクター同士の接続にも、カール・コードを用いていたそうだ。
しかし、カール・コードは音質やノイズなどの問題から、あまり性能が良いとは思えない。伸縮自在でコードが長く、足元で絡まりにくいといった利点はありそうだが、今ではワイヤレス・システムや上質のストレート・コードがあるので、あえて使う理由も見当たらないだろう。
しかし、ぼくは昔のステージの映像でカール・コードを見るたびに、何ともいえないルックスのかっこよさから「今でも、これはアリかなあ」と感じていた。
かなり前のエントリーで書いたけれど、ぼくはベルデンの「8412」というシールドを愛用している。ギターとアンプの間はもちろんのこと、エフェクター間の接続にも、メートル売りの「8412」とL型プラグを買って自作したパッチコードを使っているから、あえてカール・コードを買う理由などない。
でも、昨日立ち寄ったハードオフで、ジャンクコーナーにある箱をあさっていると、ほとんど使用感のないVOXの赤いカールコードが出てきた。630円だった。この値段なら迷わず買いである。
家に戻って、早速使ってみると、思ったほどノイズが出ることもなく、肝心のトーンのほうも「ちょっと、ハイ落ちするかな」と感じるくらいだった。なにより、ギターからアンプにクリクリと伸びるカール・コードには、クラシカルなロックのムードが溢れているから、練習にも気合いが入るというものだ。カール・コードを使うときの基本は、エフェクターなし、ギターとアンプの直接接続だろう。
音のことを厳密に考えるのなら使うべきではないんだろうけど、今でもカール・コードはなかなかイケてるアイテムだと思う。って、そんなこと感じているのは、ぼくが単なるオヤジのせいだろうか?
VOX VCC-90/RD
ちなみに、VOXはカール・コードに限らず、すべてのシールドにストレートとL型のプラグの組み合わせを採用している。
これはVOXの伝統なのだろうが、L型プラグは少々曲者で、その形状からストラトキャスターやテレキャスターのジャックには入れることができない。また、アンプによっては使いづらくなる場合もあるはずだ。
最初の写真のSGのように、L型プラグが良い感じでフィットするギターもあるので、一概には言えないが、L型プラグ付きのシールドを買う時は、自分の機材とのマッチングを考える必要があると思う。
↑ にほんブログ村 音楽ブログ 楽器・音楽機材ランキングへ
| エレキギター、再び | 15:23 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑














