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久しぶりに手にした、マーティンのバックパッカー

 この前のエントリーでトラベルギターのことを書いていて「そういや、近ごろ弾いてないなあ」と思い出したモノがあった。マーティンのバックパッカーというギターだ。

 このギター、かれこれ10年前に札幌にある狸小路という商店街をぶらついている時に、たまたま目にとまって衝動買いしてしまった1本。エレキギターを再開したのは2年前からだが、実はその前にもギターにムラムラしていたことがあったわけだ。

 しばらくの間、ぼくはこのギターに夢中になって、かなりの時間に渡って弾き込んだ。そして、とある雑誌にこんなコラムも書いてしまった。


●旅に連れていくはずのギター

MARTIN Backpacker 数年前、札幌の狸小路商店街を歩いている時に、楽器屋の店先でおかしな形をしたギターを見かけた。三味線のバチにネックが付いたような形の、小ぶりなアコースティックギターである。近づいてよく見ると、ボディにはマーティンの刻印があり、サウンドホールの奥のラベルにはバックパッカーというモデル名が印刷されている。つまり、このギターは旅に連れていって野外で弾くために作られたものらしいのだ。

 マーティンは百年以上の歴史を持つアメリカのギターメーカー。ここで作り出されるアコースティックギターは世界一の音といわれ、エリック・クラプトンなどの多くのミュージシャンが愛用している。「一度は手にしたいギターだなあ」と思っていたが、どのモデルもあまりに高価で簡単に買えるようなものではない。だが、目の前のバックパッカーには三万円の値札が下がっている。それにキャンプの時、焚き火の前で爪弾くとかっこよさそうだ。五分後、ぼくはギターケースをぶら下げて楽器屋を出ていた。久々の衝動買いである。

 バックパッカーは十五フレットまでのミニギターとはいえ、スプルースのトップ、マホガニーのボディとネックで出来ている。これはマーティンの高価なアコースティックギターと同じマテリアルで、どうやらギターを製造する時にできる端材を利用して作られているらしい。クリア塗装がされていないボディは木肌が剥き出しのままだが、このほうが自然の中でギターが映えそうだ。
 実際に鳴らしてみると、ネックが太いうえに弦高が高くて少々弾きづらい。スリムなボディ形状のせいで膝の上に置いて弾くことができないし、ストラップで首から下げてもネックが重くてバランスが悪い。そして、出てくる音も決して良いとはいえない。正直な話、三万円出せばもっと弾きやすくて響きの良いアコースティックギターが買える。しかし、バックパッカーは来るべき焚き火コンサートへの夢をかき立てるし、何といってもあのマーティン製のギターである。

 ぼくは暇さえあればバックパッカーを首から下げて、十数年ぶりにギターの練習に励んだ。その甲斐あって、ビートルズの「ブラックバード」、ボブ・ディランの「風に吹かれて」などのレパートリーをものにできたが、未だにバックパッカーを焚き火の前では弾いたことがない。よくよく考えると、そんなのはキザで恥ずかしい行為に思えるからだ。
 野外に持ち出したことのないバックパッカーは、今も机の横に置いてあって、仕事の合間に気分転換の道具として使っている。旅心をくすぐるギターが、常に手元にある暮らしも悪くはない。


 上のコラムの中でも書いたけれど、ぼくはこのギターを野外で鳴らすことなく、数年間弾いた後は、タンスの上に放り投げたままにしていた。そして、エレキギターを再開してからも、新しく手に入れたギターやアンプ、エフェクターに夢中で、バックパッカーを手にすることはなかった。

 でも、久しぶりにケースの中から取り出してみると、スリムで小ぶりなスタイルがやけに新鮮で、音も悪くない。さすが、小さくてもマーティンである。
 もちろん、フルサイズのアコギのようなボリュームやレンジ感はないけれど、ちょいと爪弾くにはちょうど良い音量のバックパッカーを、これから再び弾き込んでやろうと思っている。


 このバックパッカーを楽天で検索してみると、今も値段は変わらず、実売3万円程度。でも、年月を重ねたせいか、スリムだったスタイルが少しだけグラマラスになっていた。


MARTIN Backpacker

 まず、ヘッドが大柄になり、ネックとボディのジョイント部分も少しボリュームアップしている。さらに、ボディバックの素材もマホガニーではないようだ。
 これは好みの問題だけど、ぼくはスモールヘッドの初期モデルのスタイルの方が好きだし、写真からの推測になるけれど、素材も良質なものが使われているような気がする。
 やはり、この手のモノは初期ロットを手に入れるが吉なのかもしれないなあ。

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| エレキギター、再び | 17:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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