2008.06.11 Wed
人の声こそ、最高の楽器と思わせてくれる1枚
かなり前からその存在が気になっているのに、なかなか買えないアルバムが何枚もある。今回紹介するマリーナ・ショウ の「Who Is This Bitch, Anyway?」も、そんな手が出そうで出ない1枚だった。
でも、偶然に店頭でジャケットを目にして、他に買うものもなかったので手に入れてみると、これが「もっと、早く聴いてれば良かった!」と後悔するような名盤だった。
ブルーノートのアルバムらしからぬタイトルの「Who Is This Bitch, Anyway?」は1975年にリリースされた。
全11曲の中の大半のトラックで、チャック・レイニーがベースを弾いて、ハービー・マンデルがドラムを叩き、そのうちの4曲ではデヴィッド・T・ウオーカーとラリー・カールトンがギターを弾いている。この豪華なバックメンバーは、このアルバムのウリのひとつだろう。しかし、「Who Is This Bitch, Anyway?」の主役はあくまでマリーナ・ショウの歌声だ。
彼女の声をじっくりと聴くのは初めてだったが、スローナンバーでもアップテンポな曲でも揺るがない声の存在感は「すごい」のひと言。ロバータ・フラックの大ヒット曲「Feel Like Makin' Love」あたりは聴きなれた曲だけど、マリーナ・ショウのカバーバージョンを聴くと「絶対、こっちの方が良いなあ」と思ってしまう。
さらに、ギター好きとしては、デヴィッド・T・ウオーカーとラリー・カールトンの脇役に徹したプレイもたまらない。派手なソロはないけれど、マリーナ・ショウの唄を引き立てるオブリガードの素晴らしさは特筆ものである。「ホントのギターの達人は、唄のバッキングがうまい人」とする説があるけれど、このアルバムを聴くと、その意味が分かるような気がする。
名曲揃いで「人の声こそ、最高の楽器かも」と思わせてくる「Who Is This Bitch, Anyway?」は、この先もぼくの愛聴盤となりそうだ。
とりあえず、ジャズの名盤にカテゴリーしたけれど、ジャズとソウルの間をしなやかなに泳ぐような1枚は、ホントの意味でクロスオーバーな名盤かもしれないな。
最後にYouTubeで見つけた「Feel Like Makin' Love」を。絵は動かないけれど、マリーナ・ショウの歌声がフルバージョンで聴けます。

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でも、偶然に店頭でジャケットを目にして、他に買うものもなかったので手に入れてみると、これが「もっと、早く聴いてれば良かった!」と後悔するような名盤だった。
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ブルーノートのアルバムらしからぬタイトルの「Who Is This Bitch, Anyway?」は1975年にリリースされた。
全11曲の中の大半のトラックで、チャック・レイニーがベースを弾いて、ハービー・マンデルがドラムを叩き、そのうちの4曲ではデヴィッド・T・ウオーカーとラリー・カールトンがギターを弾いている。この豪華なバックメンバーは、このアルバムのウリのひとつだろう。しかし、「Who Is This Bitch, Anyway?」の主役はあくまでマリーナ・ショウの歌声だ。
彼女の声をじっくりと聴くのは初めてだったが、スローナンバーでもアップテンポな曲でも揺るがない声の存在感は「すごい」のひと言。ロバータ・フラックの大ヒット曲「Feel Like Makin' Love」あたりは聴きなれた曲だけど、マリーナ・ショウのカバーバージョンを聴くと「絶対、こっちの方が良いなあ」と思ってしまう。
さらに、ギター好きとしては、デヴィッド・T・ウオーカーとラリー・カールトンの脇役に徹したプレイもたまらない。派手なソロはないけれど、マリーナ・ショウの唄を引き立てるオブリガードの素晴らしさは特筆ものである。「ホントのギターの達人は、唄のバッキングがうまい人」とする説があるけれど、このアルバムを聴くと、その意味が分かるような気がする。
名曲揃いで「人の声こそ、最高の楽器かも」と思わせてくる「Who Is This Bitch, Anyway?」は、この先もぼくの愛聴盤となりそうだ。
とりあえず、ジャズの名盤にカテゴリーしたけれど、ジャズとソウルの間をしなやかなに泳ぐような1枚は、ホントの意味でクロスオーバーな名盤かもしれないな。
最後にYouTubeで見つけた「Feel Like Makin' Love」を。絵は動かないけれど、マリーナ・ショウの歌声がフルバージョンで聴けます。
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