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アナログと地デジと真空管アンプ

 数日前の夕方、教育テレビの子供向けの番組を見ていた長男が「おとうさん、テレビに『アナグロ』って文字がずっと出ているよ」といってきた。「なんじゃ、そりゃ」と見に行くと、確かに画面の右上の隅に「アナログ」という文字が出ている。
 ちなみに、ウチの長男は「地デジ」のことを「ジデジ」と読むので、ホントは「アナグロ」では「アナログ」が正解なのだが、画面の隅の文字に気が付くと、これが実に目障りなのだ。

 気になって、ネットで調べてみると、この文字が入り始めたのは24日からで、ちょうど3年後の地上波アナログ停波に向けての対応らしい。ということは、停波ギリギリまで地デジにするつもりのない我が家は、この文字をこれから3年間も見続けることになるわけで「言われなくても、ウチのテレビがアナログのなのは分かってるわい」と、なんだが腹が立ってくる。

 「そもそも、地デジのメリットって何だ?」と調べてみると、まず画質が良くなるそうだ。でも、これって当然ハイビジョン対応のテレビでないと意味がないわけで、我が家にある旧式のブラウン管のテレビではあまり意味がないだろう。
 さらに、双方向のコミュニケーションが可能らしいが、別にクイズ番組に参加する気はないし、テレビで買い物もできるらしいけれど、それはネット通販でも充分な気がする。
 
 いずれにせよ、3年後には地デジ対応のテレビかチューナーを買わないと、壊れてもいないのにテレビが見られなくなるなんて、納得いかない部分があるぞ。何もかも、デジタルにするなよなあ。

真空管、6L6と12AX7

 そんなことを考えながら、昨日はフェンダー・ジャパンのツイード・チャンプの真空管を交換した。
 このアンプ、15年ほど前に作られたものだが、おそらく真空管は一度も換えられていない。近ごろ、少し夏バテ気味でノイズものるようになったので、パワー管とプリ管をロシア製の新品の真空管を取り付けてみると、元気な音がアンプに戻ってきた。

 慣れてしまえば、真空管の交換はわずか数分で終わる作業だ。しかし、同じ形式であっても、真空管には個体差があって、パワー菅とプリ菅を換えることで歪みの具合やトーンが微妙に変わる。このあたりもトランジスタ・アンプにはマネのできないところで、真空管アンプの面白いところだ。

 ぼくはアンプの音から真空管にしか出しえないトーンを感じるし、キャビネットの裏でほのかに輝くオレンジ色の光には、何ともいえぬ暖かみがある。感情に訴えかける音楽というジャンルには「0」と「1」という信号ですべてを割り切ってしまうデジタルでは表現できない何かがあると思う。
 とはいえ、デジタルが全盛期の現在、真空管はアナログの極みのような電子部品だ。普通に生活していれば、まず目にすることはないだろう。しかし、ギターやオーディオの世界ではバリバリの現役である。音を増幅するという単純な目的のためなら、未だに真空管は充分使える電子部品なのだ。

 その証拠として、多くのプロのギタリストが真空管アンプを愛用しているし、最近では毎月のように真空管を使ったニューモデルのギターアンプが登場する。
 そして、その中には真空管とデジタルを巧みに融合させようとしているものある。


Fender USA Super Champ XD

 例えば、このフェンダーのアンプも、その中のひとつ。真空管を使ったプリアンプ、パワーアンプに、デジタルのエフェクトとモデリングアンプを組み合わせた21世紀型のスーパーチャンプだ。

 これまで、ぼくはこの手のアンプに懐疑的で「別にチューブアンプだけでいいじゃん」と思っていた。でも、ちょっと前のエントリーに書いた「弦六本舗」さんで試奏用に置いてあった「Fender USA Super Champ XD」の音を聴いて、とても驚いた。クリーントーンとリバーブの音が想像以上に美しかったのだ。その音はチューブアンプ以外の何者でもなく、10インチのスピーカーが使われているせいか音圧も充分で、低音の出方にも迫力があった。
 実売価格が3万5千円程度なので、16種類のエフェクトと16種類のアンプモデリングのデジタル部分はおまけと考えても、クリーンチャンネルとリバーブだけで充分におつりのくるアンプではないだろうか。

 世の中がいくらデジタル化したところで、それを使う人間の身体構造は根っからのアナログなんだから、デジタルからの恩恵を受けつつ、アナログ的に生きるべきかもしれない。
 「Fender USA Super Champ XD」は、こんな風に少し高尚なことすら考えさせてくれる良質のアンプだった。

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| エレキギター、再び | 13:11 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

チューブ
先日はどうもありがとうございました。
Fender USA Super Champ XDは買い!の1台ですよ!
4万以下でこの音が出るのである、
SPを交換するともう凄いらしいです。
でも・・・1番使っているアンプは
豚鼻だったりして(笑)

| 店長@阿部 | 2008/07/29 22:18 | URL | ≫ EDIT

久しぶりに書き込みます。
キャロルキングが11月に来ます。
今日よりチケットが先行販売されてます。
まずは最新情報だけ。

| はらやん | 2008/07/30 13:38 | URL | ≫ EDIT

豚鼻アンプ
店長@阿部さん、こんばんわ。
先日はこちらこそ、ありがとうございました。
そちらで大量に買い込んだ「ギタマガ」を酒の肴にして、毎晩飲んでますよ。

上に書いたとおり、Super Champ XDの音にはぶっ飛びました。
ぼくもツイードチャンプを買っていなかったら、即買いしてしまいそうなアンプでした。
さらに、スピーカーをセレッションのビンテージあたりに替えると、すごいことになるんでしょうね。

豚鼻アンプでしたが、ぼくも愛用しています。
気軽にプラグインできて、音も良いからついつい鳴らしちゃうんですよね。

| woodstock69 | 2008/07/30 18:38 | URL | ≫ EDIT

はらやんさん、こんばんわ。
キャロル・キングの単独公演のニュースをいち早く知らせていただいて、ありがとうございました。

早速、ネットを検索して詳細を探しましたが、既に先行予約が始まっていたのには驚きました。
今回は会場もほど良い大きさなのが、うれしいですね。

ただ、公演の間隔がありすぎるので、他の都市でもライブがあるのではと思っています。
今回は何があっても行くつもりですが、先行予約の〆切りギリギリまで、追加の発表を待ちたいと思っています。

| woodstock69 | 2008/07/30 18:47 | URL | ≫ EDIT















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