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これって隠れた名機かも、MAXON OVERDRIVE OD-02

 以前にBOSSのSD-1についてのエントリーでも書いたけれど、ぼくはオーバードライブというエフェクターが大好きで、最も踏む回数の多いペダルである。

 とにかく、いろんな種類のオーバードライブを試してみたいと思っているけれど、様々なメーカーから数え切れないくらいの機種が発売されているので、すべてを鳴らすことなんてできっこない。
 それでも「せめて定番のモノくらいは」ということで、BOSSの「SD-1」を買ってみると「なるほど、定番には定番といわれるだけの理由はあるんだな」と納得してしまった。
 そうなると気になってくるのが、もうひとつの日本発オーバードライブの定番、チューブ・スクリーマーだ。

 70年代の終わりに誕生したチューブ・スクリーマーは別名「グリーン・モンスター」と呼ばれ、30年近くに渡って世界中のギタリストの足元に君臨し続けているオーバードライブである。
 中でも、初期型の「TS-808」や「TS-9」にはプレミアが付いて、今では超高額で取引されるヴィンテージペダルとなっている。

 しかし、これらはほぼそのままの形でリイシューされているので、復刻版なら比較的手ごろな値段で買える。


IBANEZ TS-808/TUBE SCREAMER


IBANEZ TS-9

 チューブスクリーマーという名前へのあこがれは抑えがたくて「安いほうの復刻版のTS-9を買ってみようかな」などと思っている時に、いつものハードオフで見つけたのがマクソン(MAXON)のオーバードライブ「OD-2」だ。

 実はチューブスクリーマーを製造していたのはマクソンの日伸音波製作所で、OEMとしてアイバニーズに供給していたらしい。つまり、ブランド名は異なっても、マクソンのオーバードライブには、チューブスクリーマーと同じような回路が採用されていると考えられるのだ。
 「OD-2」に付いてた値段は4.000円。「PHASE」と「MIX」という訳の分からんつまみが二つ付いているが少々気になったけれど、即購入である。

MAXON OVERDRIVE OD-02

 家に持ち帰って、鳴らしてみると「PHASE」と「MIX」の部分は、揺れモノ系のフェイザーの役割をするのではなかった。
 下の三つのつまみはドライブ、トーン、レベルで一般的なオーバードライブについているものと同じなのだが、上の二つのつまみを回すと、トーンがかなり変化する。さらにインプット・ジャックの下に付いているジャックにフットスイッチを差し込むと、外部からこの回路のON/OFFができることも分かった。

 「これって、何だろ?」とネットを検索してみると、答えはマクソンの公式サイトで見つかった。
 マクソンのサイトには、生産が完了した旧製品のマニュアルがPDFファイルとして置かれていて、その中に「OD-2」のマニュアルもあったのだ。実にエライ!
 このあたりは日本の他のメーカーも見習って欲しいところである。

 ダウンロードして読んでみると、上のふたつのつまみは「エンハンサー」または「エキサイター」と呼ばれるエフェクターの役割をすると書かれていた。つまり、音の輪郭を際立たせて、抜けを良くするエンハンサー回路がオーバードライブに組み込まれているというわけだ。
 しかし、色々とセッティングを変えてみても、この機能を使いこなすのが、意外に難しい。エンハンサー回路は上のノブを絞り込むことでオフにできるから、今では単純にオーバードライブとして使っている。

 肝心のトーンの方だが、ミッドが濃厚で音に太さと粘りがある。いわゆるチューブスクリーマー系のオーバードライブの音がしていると思う。エンハンサーを使わなくても音の抜けは悪くないし、昔のエフェクターにしてはノイズが少ないのも特筆すべき点だ。

 音色を文字で表現するのはとても難しいけれど、BOSSの「SD-1」をクリームシチューだとすると、マクソンの「OD-2」はビーフシチューかもしれない。じっくり煮込まれてコクがあり、スパイスも効いている。そして、ちょっと黒っぽい音がする。
 クリームシチューとビーフシチュー。ぼくはどちらかも好きだけど、ブルースやエッジの立ったフレーズを弾くなら、ビーフシチューだな。
 いずれにせよ「OD-2」のくどくならい程度の濃さのドライブ感には、クセになりそうな快感があると思う。


 ぼくの愛読書「THE OVERDRIVE BOOK 2」によると、マクソンの「OD-2」は1985年に新たな筐体を採用した「ZEROシリーズ」のひとつとして発売され、他にも「ST-01(SUPER TUBE SCREAMER)」「OD-01(THE DRIVER)」などのオーバードライブがあったらしい。

 マクソンの「ZEROシリーズ」のオーバードライブは、ネットを検索してもひっかかってくるページが少ないし、マイナーな存在のエフェクターだと思うけれど、隠れた名機かもしれないですぜ。
 既に評価の高い有名なエフェクターに、どうしても目がいってしまうけれど、あまり知られてない日本製の隠れた名機ってのは、まだまだありそうな気がするなあ。

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| エレキギター、再び | 20:34 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

これなんかファズみたいにジリジリ消えるんだけどそういう物なの?

| もさま | 2010/08/28 23:55 | URL | ≫ EDIT

もさまさん、こんばんわ。

ぼくの「OD-2」は普通にオーバードライブとして使えて、お書きになったような症状は感じられないです。
ただ、五つのつまみのセッティング次第では「ジリジリ消える」ようなポジションがあるのかもしれません。
かれこれ、25年前の古いエフェクターですから、どのようにセッティングしても同じような症状が見られるのなら、故障の可能性もありますね。

| woodstock69 | 2010/08/29 23:04 | URL | ≫ EDIT















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