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「Blu-spec CD」の「ブロウ・バイ・ブロウ」

「Blu-spec CD」

 今でこそ、エレキギターのことばかり考えているけれど、その前はオーディオにはまっていた。といっても、高価な装置を揃えるわけではなく、ギターと同じように、リサイクルショップめぐりをして、安い中古のアンプやスピーカーを買っては「わっ、この音、すげえ」と喜んでいたのだ。
 だから、未だに「良い音」ってものには興味がある。でも、この「良い音」は数値で表せるものでもなく、あくまでも感性や感覚の話だから、なかなか厄介だ。もちろん、多くの人が認める「良い音」はあると思うけれど、それを文章で表現するのは、とても難しい。

 難しいのは承知で、今回は良い音がするというCDのお話を。
 先日、ソニー・ミュージックエンタテインメントから「Blu-spec CD(ブルースペックCD)」が発売された。このCDは「ブルーレイ・ディスクの製造技術とその素材として開発された高分子ポリカーボネートを採用した高品質な音楽ソフト」というふれこみで、既に発売されている「SHM-CD」と同様なものだと考えられる。

 CDはディスクのデータをレーザで読み取り、音を再生しているが、その過程で少なからずデータエラーが発生しているらしい。しかし、CDは滅多なことでは音飛びしないので、劣化した音を聴かされていることに気付かないのだという。
 「Blu-spec CD」や「SHM-CD」はCDの素材やカッティングの正確さを見直して、このデータエラーを少なくし、クリアで緻密な音を再生できるらしいのだ。

 モノは試しと、ぼくがアマゾンで予約注文してみたのは「Blu-spec CD」の「ブロウ・バイ・ブロウ」。
 
Blu-spec CD ブロウ・バイ・ブロウBlu-spec CD ブロウ・バイ・ブロウ
ジェフ・ベック


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 このアルバムは「ギター殺人者の凱旋」という大げさな邦題がつけられていたレコードの時代から聴き続けている1枚だ。メディアがCDに変わってからも、15年ほど前にサンフランシスコのレコードショップで買った「ブロウ・バイ・ブロウ」「ワイヤード」「ゼア・アンド・バック」の3枚セットで20ドルのBOXセットの中の1枚を聴いてきた。

 これまで愛聴してきた普通のCDと「Blu-spec CD」を聞き比べてみると、音の違いは歴然。ぼくは「これまで、何を聞いてきたんだ」と呆然としてしまった。
 具体的に書くと、1曲目の「分かってくれるかい」の出だし、ジェフ・ベックのギターのカッティングからして、いきなりの迫力とリアルさがあって、音が目の前に迫ってくるようだ。

 さらに、ドラムとベース、キーボードが入ってくると、その違いは明確になる。どの楽器も定位がはっきりしていて、これまでのCDのように音が平板ではなく、立体感があるのだ。特にベースのタイトな低音やスネアの切れの良さ、エレピの揺れ具合などは、これまでに感じたことがないほどの再現度だと思う。
 もちろん、スピーカーの真ん中で聴こえる主役のジェフ・ベックのギターの音だって、リアルに再生されていて、彼が「ブロウ・バイ・ブロウ」でも今に通じる驚異的なトーンコントロールをしていることが、よーく分かった。

 普通のCDの音を曇ったスリガラス越しのぼやけた景色だとすると「Blu-spec CD」の音は磨きたてでピカピカの窓から見る鮮やかな景色という感じだろうか。とにかく、音と自分の間にあった邪魔な幕がなくなった気がするのは確かだ。
 デジタルリマスター前の古いCDと聞き比べたせいもあるだろうけど、もはや過去のメディアだと思っていたCDにも、まだ可能性が残されていた事実に驚いた。こんなに違うなら「Blu-spec CD」や「SHM-CD」の他のタイトルも聴いてみたいぞ。

 ちなみに、今回のぼくの再生環境はDENONのアンプとCDプレイヤーで、JBLのJ216PROという古いスピーカーをそれなりの音量で鳴らしたもの。さらにグレードの高いオーディオ機器で再生すると、その違いはもっとはっきりするような気がする。逆にコンパクトステレオやPCで再生すると、音の違いは小幅なものになるかもしれない。

| オーディオのお話 | 18:32 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

新春のお慶びを申し上げます
明けましておめでとうございます。旧年は楽しい記事を拝読させていただき誠に有り難うございました。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
SONYさんのBlu-SpecCDとやらはまだ1枚も購入しておりませんが、音質が良さそうですね。でも、私の所有しているオーディオ機器(ヤマハのAVアンプ、ユニヴァーサル・プレイヤー、ダイヤトーンのスピーカー)ではあまり期待できないかもしれません。SHM-CDは何枚か購入しましたが、言われれば良い音に聴こえるという程度です。それでもリマスターされていないCDと比べればはるかに臨場感が伝わり、音が鮮明になっているので納得したほうが良さそうです。あまりグレードの高いオーディオ機器ではありませんが、相性が合っていないのかもしれませんね。
Blu-SpecやSHMがCDの標準になって行くのかもしれませんが、実質的な値上げにつながる恐れが懸念されます。CDが売れない時代、メーカーさんも大変ですが、消費者はもっと大弱りです。
年の初めにあまり明るい話題でなくて申し訳ございませんでした。

| Backstreets | 2009/01/03 14:47 | URL | ≫ EDIT

Backstreetsさん、あけましておめでとうございます。

Blu-SpecCDですが、ぼくの再生環境では昔のCDとは比べ物にならないくらいに迫力があり、音が鮮明でした。
ウチの場合はかなりの音量で再生できる環境でもあり、さらに違いがはっきりするのかもしれません。

ただ、各社から発表されている高音質CDですが、苦肉の策とも感じます。
どう考えてもCDというのは、時代遅れのメディア。
でも、次世代の音楽メディアへの移行は進まず、今やipodなどの小型のデジタルプレイヤーが主流ですよね。
メーカーからすれば、既存のCDを新しい技術で作り直すだけで、おいしい商売とも思えますが、高音質だからといって、高いCDを買うのは少数派のような気がするんですよね。

| woodstock69 | 2009/01/05 21:35 | URL | ≫ EDIT















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