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ビートルズの謎とルーフトップ・コンサート

 このところ音楽を聴く時間よりも、本を読んでいる時間が長い。今年に入ってから、もう10冊以上の単行本を読んだだろうか。
 ぼくは年に数回、とにかく活字を読みたくなる時期がある。そんな時は小説やエッセイ、ルポ、ノンフィクションなど、図書館に行って手当たり次第に本を借りてきて、読み倒す。さらにアマゾンでCDと一緒に注文した本もあるから、PCの横のサイドテーブルには本が山積みになっている。
 これは乱雑な光景だけど、ぼくは本が山積みになっていると、何だか落ち着く。

ビートルズの謎 (講談社現代新書)ビートルズの謎 (講談社現代新書)
中山 康樹


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 中山康樹氏の「ビートルズの謎」はアマゾンで買った本のひとつ。「リボルバー」のタイトルの由来、ホワイト・アルバムの通し番号がペテン性の解明などなど、ビートルズの謎の数々が、様々な証言や作者の推測によって解明されていく。
 マニア以外は興味がないような謎かもしれないけれど、この重箱の隅をつつくような謎解きが面白くて、あっという間に読みきってしまった。

 中でも興味深かったのは第七章の映画「レット・イット・ビー」に関する謎解き。
 あの映画はアップル本社の屋上で行われたライブ、通称ルーフ・トップ・コンサートで終わることは有名だ。でも、中山氏は警官が最後に突入していることは撮影前からのお約束、もしくは警官自体が役者だったのではないかと指摘する。

 ぼくはこの説を確かめるべく、古いビデオを引っ張り出して、久しぶりに映画「レット・イット・ビー」を見てみた。なるほど、そう思えなくない。もし、これが事実なら歴史的なやらせだが、そもそもこの映画、ドキュメントとフィクションの狭間を表現してるような気がする。
 映画はビートルズのレコーディング風景をリアルに写して出しているとはいえ、カメラがスタジオに入った時点で、メンバーの意識は普段とは異なるだろう。カメラの前ではあのジョンだって、よそ行きになるはずだ。

 そして、ぼくも何度か書いているだが、ビートルズが最後にレコーディングをしたアルバムは「アビィ・ロード」である。「レット・イット・ビー」は最後にリリースされただけで、ビートルズのラストアルバムではない。
 だから、映画の「レット・イット・ビー」も、ホントはビートルズの解散ドキュメントなんかじゃなかった。この撮影を行っている時、メンバーは以前のように仲良しではなく、意志の疎通も充分ではなかったかもしれないが、少なくとも解散は意識していなかったらしい。
 つまり、映画はビートルズの解散をうけて、意識的に解散ドキュメントへと編集されたのだ。

 Youtubeには映画のルーフ・トップ・コンサートの部分が、3本に分散してアップされていた。上から順番に見ると20分以上に渡って、ビートルズ最後のライブ・パフォーマンスが見られる。







 1969年1月30日、数年前にはアメリカのシェアスタジアムで満員の観客を前にシャウトしていビートルズが、真冬のロンドンの寒風が吹き抜けるアップル本社の屋上にいる。
 画面を見ていても寒さは伝わってくるし、4人の容姿も大きく変わった。しかし、ライブ・パフォーマンス自体は熱い。楽器を持って4人が集まれば、何かが生まれる。そんなことを感じさせてくれる20数分間だと思う。

 未だにDVD化されない「レット・イット・ビー」だが、膨大に残っているはず未公開フィルムを併せて、早く発売されないものだろうか。そこに映し出されているはずの解散に向かう気などなかったネイキッドなビートルズの姿が見てみたい。

 最後にこの映画に関するぼくの好きなエピソードをひとつ。
 ジョン・レノンは「レット・イット・ビー」をサンフランシスコの場末にある映画館で見たことがあるらしい。映画の公開からしばらく時間が経っていたせいか、ガラガラの館内。そこでスクリーンに映し出される演出されたビートルズの解散ドキュメントを見て、ジョンは涙を流したという。
 こんな話を聞くと、ビートルズを最も愛し、あのグループに固執していたのは、ポールよりも、むしろジョンだったのかもしれないなと思う。

 いずれにせよ、ぼくに分かる確かなことは、あれから40年が経ち、屋上にいた4人のうち2人が天上に昇ってしまったことだ。

| ビートルズとその周辺 | 21:34 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ルーフトップコンサートのこと
はじめてお邪魔します。
中山氏のサイトに屋上コンサートの続報が載っていました。
ジェファーソンエアプレーンが元ネタのようです。
http://www.nkym.net/More/dnmemo.cgi

| ビートルズ歴30年 | 2009/01/21 23:30 | URL | ≫ EDIT

ジェファーソン・エアプレーンとは!
ビートルズ歴30年さん、はじめまして。
コメント、どうもありがとうございました。

リンク先の動画見ましたが、ホントに状況がそっくりですね。
おそらく、これがルーフトップ・コンサートの元ネタなんでしょう。
でも、この説って初めて聞いた気がします。
40年が経過しても、新しい事実が発掘されるビートルズって、やっぱりすごいですね。

| woodstock69 | 2009/01/24 10:20 | URL | ≫ EDIT

ジョージ!
どもども、ご無沙汰です。
ジョンのヨレヨレの演奏に比べ
ジョージの好調さは・・・・
ワンアフター909のギターは名演ですな!
やっぱビートルズってロックロールバンドなんだね~
(しみじみ)

PSポール以外は全員、嫁さんの上着を着ている件

| 店長阿部 | 2009/01/27 23:54 | URL | ≫ EDIT

ヘロヘロのジョン!
店長阿部さん、こんばんわ。
お久しぶりなのに、遅レスですみません。

ルーフトップのビートルズを見ると、ロックンロールバンドを感じますよね。
と、同時に彼らは本来ライブバンドだったんじゃないかと。
PA等が発達して、コンサートが聴ける状態になった時に、ビートルズが既にいなかったことが、今となっては悔やまれすね。

ヘロヘロのジョンとビンビンのジョージ。
当時の勢いの差がモロに出たんでしょうなあ。
でも、ジョンのヘロヘロさ加減も好きだったりして。

| woodstock69 | 2009/01/30 18:50 | URL | ≫ EDIT

やっぱりジョンレノンですよ…
ジョンレノンが Beatlesですよ! ジョンレノンの ギターサウンドがBeatles そのものだし 20世紀音楽の 頂点ですよ!ジミーペイジは よく新宿でBeatlesのDVD CD を あさってますよ!ジョンレノンは 神に 選ばれた 天才のなかの大天才ですよ!誰も Beatlesを越えらんない。強いて言えば やはり エルビスだな~ジョンレノンは 死ぬまで エルビスに あこがれてたみたいですね…二人の天才ですね~

| インテリアデザイナー安土 | 2012/11/10 11:16 | URL | ≫ EDIT

インテリアデザイナー安土さん、はじめまして。
コメントをいただいたのに、仕事の関係で返信が遅くなってしまって、どうもすみませんでした。

「ジョンは天才!」というご意見、ぼくも大賛成です。
彼の場合は気まぐれで人間くさいところのある早熟な天才で、そこがさらに魅力的なのだと思っています。

ただ、没後30年以上が経過したせいか、ジョンをラブ&ピースな聖人化するような風潮には、少々反発を感じます。
エルビスと同じように偉大なロックンローラーのジョンの音楽を、これからも聴き続けていきたいですね。

| woodstock69 | 2012/11/21 18:29 | URL | ≫ EDIT

まったく そのとおりですね!
Facebook 始めました。暇なとき 見てください。昨日からなんで ギターは ギブソンL5C 出しましたよ。 http://m.facebook.com/home.php?ref=wizard&guid=ON&_rdr 音楽 美術 映画 などなど いろいろ 出しますよ。 ジョン・レノン そして エルビス・プレスリーですね!エルビスの 1956年のメンフィスの 野外ライブDVDを メンフィスから 取り寄せましたよ。エルビスも ジョン・レノンと 同じ位 好きですね~ 確かに ジョン・レノンの神格化は 嫌ですね! 素晴らしい アーティストですよ。

| インテリアデザイナー安土 | 2012/11/24 01:58 | URL | ≫ EDIT

そのとおりですね!
ラブ&ピースの ジョン・レノンの神格化は 最悪ですね!なんで ああなったのか? やはり ポール・マッカートニーから オノ・ヨーコへ 変わらずに いられなかった ジョン・レノンの 宿命かな~ 大衆は勝手ですからね!ジョン・レノンが泣いた話し わかりますよ…ジョン・レノンのビートルズですよ… ウエスモンゴメリーが アビーロードスタジオの 近くで 晩年 ライブやったときは 今日は 特別の日だと 言って感動してたらしいですよ… 今度 ジョン・レノンの カジノで 私がデザインした 初台ラウンジバーで ゲリラライブ やりますよ… ルーフトップのビートルズの 映像 流して 同じ ギターで 泉谷しげるばりに やりますよ!エルビス・プレスリーも スコッティムアの L5で やりますよ!1956年メンフィス野外ライブ メンフィスから 取り寄せましたよ! 昔の憧れですね…

| インテリアデザイナー安土実 | 2012/11/24 13:49 | URL | ≫ EDIT

インテリアデザイナー安土さん、こんばんわ。

ジョンの神格化ですが、ぼくは彼の音楽遺産も管理するオノ・ヨーコの戦略が多々あるなと思っています。
あとは尖がった攻撃的なジョンよりも、穏やかでラブ&ピースなジョンのほうが口当たりがよくって受け入れらやすい(特に日本では)のもあるかもしれませんね。

でも、リタイヤしてハウスハズバンドをしていたころのジョンの優しい表情にも、彼らしさを感じます。
ロックンローラーでもあり、主夫でもあったジョンの多面性が、ぼくは好きです。

それでは、初台でのライブ、激しく楽しいものしてくださいね。

| woodstock69 | 2012/11/27 17:45 | URL | ≫ EDIT















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