2005.04.08 Fri
ポップでカラフルなレッド・ツェッペリンの「聖なる館」
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昨晩は音楽を聴かず、トタン屋根をたたく雨の音をBGMに酒を飲んだ。北国に住むものにとって、春の雨の音には特別な響きがあるからだ。それは約4ヵ月間聞けなかった音。そして、雪が雨に変わるということは、長い冬が終わった証でもある。
毎年、この時期になるとレッド・ツェッペリンの「The Rain Song」が聴きたくなる。美しいアルペジオとコードの響きに続き「春がやってきた」という歌詞で始まり「少しだけの雨」で終わるこの曲は、北海道の早春の気分にぴったりなのだ。
正直に書くと、ぼくはレッド・ツェッペリンの熱心なファンではない。すべてのアルバムを聴いたことはあるけれど、CDを持っているのは「The Rain Song」が入っている「Houses Of The Holy」(邦題は「聖なる館」)と2枚組みのベスト盤「Remasters」だけ。彼らの音楽は高く評価しているが、アルバムを一枚通して聴くのは、何となくヘビーなのだ。
しかし「Houses Of The Holy」だけは例外だ。ポップで軽く、音もカラフル。レッド・ツェッペリンらしくないと思う人もいるだろうが、ぼくは彼らのアルバムの中で「Houses Of The Holy」が一番好きだ。
1曲目の「The Song Remains The Same」はイントロのギターが抜群にかっこよく、2曲目の「The Rain Song」はギターのアルペジオとメロトロンの響きが美しい。軽快な「Over The Hills And Far Away」に続く「The Crunge」は変拍子のツェッペリン流のファンクである。
レコードではB面トップだった「Dancing Days」の次の「D'yer Mak'er」はジョン・ボーナムのドラムが全編に渡ってヘビーに鳴り響くレゲエ。このアルバムでは意識的にリズムを軽くしようとしているようにも感じられるのに、普通なら最も軽く処理するだろう「D'yer Mak'er」でドラムの音が重いのが面白い。
そして、幻想的な名曲「No Quarter」。ラストの「The Ocean」と素晴らしい流れを持った「Houses Of The Holy」は、まちがいなく名盤だ。
| レッド・ツェッペリン | 10:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















