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開放感のあるジャズ「処女航海」

Maiden VoyageMaiden Voyage
Herbie Hancock


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 今日の午前中は「春にふさわしい音を」ということで、ハービー・ハンコックの「Maiden Voyage」(邦題は「処女航海」)を聴いた。その名の通り、海をテーマにしたアルバムだ。
 ジャズは薄暗い地下の酒場でタバコの煙と共に聴くといったイメージがあり、どこか閉鎖的で不健康な感じのする音楽かもしれない。しかし「Maiden Voyage」の音は開放感にあふれている。おろらくギラギラと輝く太陽の下で聴いても、何の違和感もないだろう。こんなジャズは珍しい。

 メンバーはピアノのハービー・ハンコックをリーダーに、トニー・ウイリアムスのドラム、ロン・カーターのベースという親分のマイルス・ディビスとウエイン・ショーター抜きの黄金のクインテットの三人。抜けた二人の代わりにフレディー・ハバードがトランペット、ショーターの前にマイルスのバンドにいたジョージ・コールマンがテナー・サックスを吹いている。

 マイルスがいないだけの、ほぼ黄金のクインテット。なのに、出てくる音は「あんたら、親分がいないとここまで変わるか」と思うほど、違う。
 これは決して悪い意味ではなく、マイルスのにらみがなく、自由にプレイできたことが「Maiden Voyage」の音の開放感を生み出した。逆にいえば、マイルスのバンドに対する支配力、影響力はとてつもなく大きかったのだろう。

 60年代、ジャズという音楽の閉塞感を強引に突き破ろうとしたマイルス。それをバックで支えたメンバーたちが、マイルスとは違う軽快なアプローチでジャズに風穴を開けたアルバムが「Maiden Voyage」である。

| ジャズの名盤 | 10:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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