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リマスターでも疾走感を失わない、A Hard Day's Night

 9月9日のリリースから1カ月以上が経過してしまったけれど、何回かに分けてビートルズのリマスター盤について、あれこれと書いてみようと思っている。

 今回のリマスター盤、いきなりBOXセットを買うようなことはせず、聴きたいものを少しずつ揃えることにした。ぼくの場合、BOXセットというやつは「買ったでぇ」という事実に満足してしまって、ろくに聴きない場合が多いからだ。

 そして、リマスター盤の最初の一枚に選んだのが「A Hard Day's Night」だ。

B0025KVLS8A Hard Day's Night
The Beatles
EMI UK 2009-09-09

by G-Tools

 早熟な天才-ジョン・レノンを感じさせる「A Hard Day's Night」は全13曲、ビートルズ初のオリジナル曲だけで構成されたアルバムだ。
 13曲のうちの10曲がジョンの手によるもので、どれもが名曲である。ぼくはこのアルバムを聴くたびに、ジョンが弱冠23歳にして音楽的なピークを迎えていたことを感じる。

 例の「ジャーン」から始まり、アルバムの最後の「I'll Be Back」まで、わずかに30分。今のCDの収録時間からすれば、あまり短い。しかし、それは希薄な時間ではない。疾走感があって、濃厚な30分間なのだ。
 この疾走感はその他のビートルズのアルバムからは感じられないもので、彼らが持っていた若さの勢いを真空パックしたものが「A Hard Day's Night」だと思っている。

 肝心の音のほうは、これまでのCDが少々下品な味の煮込み料理(これはこれで悪くはないけれど)だとすると、リマスター盤は素材の持ち味が分かる上品な野菜スープといった感じだろうか。とにかく、クリアな音なので、ぼくには「少々きれいにし過ぎじゃないか」とすら思える部分もあるほどだ。
 しかし、どんなにクリアな音になって、ステレオで聴こえたとしても、このアルバムが持っている魅力や輝きは失われることがなかった。

 1964年のビートルズの疾走感は、この先にレコードやCDといったモノが消えたとしても「A Hard Day's Night」として永遠に残っていくだろう。



 上の動画は映画「A Hard Day's Night」のオープニングシーン。
 この映画もビートルズの若さを見事にとらえた一本だ。今、見ても古さを感じさせないあたりからも音楽映画の名作だと思う。以後、ビートルズは何本かの映画を作るけれど、最初にして最高の一本だったのではないだろうか。

B00005QBRNハード・デイズ・ナイト [DVD]
松竹ホームビデオ 2001-11-21

by G-Tools

| ビートルズとその周辺 | 22:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

今回のリマスター
はじめまして。
充実した内容に感銘をうけました。

なんとなく、カヴァーも入ってるような錯覚をしていましたが(「フォーセイル」「ウィズ・ザ・ビートルズ」にはさまれてるからかなぁ・・・?)、確かにオリジのみですね。

私は、個人的に、「今日の近い」「素敵なダンス」「ユー・キャント・ドゥ・ザット」がスキです。

というか・・・レコードでのB面は凄いですよね・・・

また立ち寄らせていただきます。

| さくらいけんと | 2009/10/15 03:52 | URL | ≫ EDIT

さくらいけんとさん、はじめまして。
コメント、どうもありがとうございました。

忘れがちな事実ですが「A Hard Day's Night」は全曲オリジナルなんですよね。
次のアルバムにカバーが多いことを考えると、この時はビートルズ、特にジョンに余裕と勢いがあったのかもしれません。

B面がすごいというのは同感です。
「Any Time at All」の「ドン!」からは、怒涛の展開だと思います。
昔のサントラ盤というと、オーケストラに夜に退屈な映画の挿入曲が必ず入っていたもの。
でも、それをやらずに全曲をオリジナルで埋め尽くしたビートルズってのは、すごいです。
後期の彼らも好きですが、このアルバムの疾走感に勝るものはないかもしれませんね。

それでは、これからもよろしくお願いします。

| woodstock69 | 2009/10/16 22:44 | URL | ≫ EDIT















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