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どこまでもかっこいい映画「冒険者たち」

B000QUUEMI冒険者たち 40周年アニヴァーサリーエディション・プレミアム
アラン・ドロン.リノ・ヴァンチュラ.ジョアンナ・シムカス.セルジュ・レジニア, ロベール・アンリコ

 ゴールデンウイークである。テレビでは50キロの渋滞が伝えられ、とある有名観光地の近くにある我が家の周辺も早朝から車の音が騒がしい。
 そんな世間の浮かれ気分に背を向けて、朝からずっとPCに向かっている。ゴールデンウイーク明けが〆切の仕事を一本抱えているのだ。

 これまで、一般的なカレンダーとは無縁の生活をしてきた。混雑する行楽地にも行きたいとは思わない。しかし、ようやく10℃越えた気温、窓の外に溢れる春の日差しを見ていると、どこかに行きたくなる。
 キーボードの動きが止まってしまったので、ひと息入れて、1本の映画を見ることにした。

 見たのは古いフランス映画「冒険者たち」。この映画は極上のタイヤキだ。頭から尻尾の先まで、とにかくかっこいい。オープニングからエンドクレジットまで、一瞬の隙もなくかっこいいシーンが続くという点では完璧な映画だ。

 ストーリー自体はたわいない。男2人、女1人が恋愛と友情の狭間に揺れながら、宝探しをする。ただ、それだけだ。
 まだ若くシャープなアラン・ドロン。対照的に渋い、渋すぎるくらいのリノ・ヴァンチュラ。そして、この映画に永遠の美しさと可憐さを記録したジョアンナ・シムカス。この3人が揃うだけで映像的には無敵のかっこよさ。さらに、アクション映画なのに意識的に熱を抑えた演出が、クールな味を加え、かっこよさに拍車をかける。
 ぼくはアラン・ドロンとリノ・ヴァンチュラがジョアンナ・シムカスの役名である「レティシア」を口にするだけで、しびれてしまう。かれこれ40年前の映画にも関わらず、3人のファッションがちっとも古臭く感じないところもすごい。

 「冒険者たち」が公開された1967年といえば、ビートルズが「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド」を発表。サンフランシスコを中心にヒッピーたちがフラワームーブメントを起こし、サイケデリックが全盛の年である。
 この映画の中でも前衛芸術家であるレティシアが作るオブジェに、そんな時代の空気を少し感じる。けれど、世界中が極彩色のサイケデリックカラーに彩られていたと思っていた年に、フランスではこんなにクールで、どちらかというと淡色系のかっこいい映画を作っていたのだ。
 「グラン・ブルー」(そういや、この映画でもジャン・レノ扮する「エンゾ」がかっこよかった)以降、フランス映画を見た記憶はない。しかし「冒険者たち」を見ると、フランスは今でもクールでかっこいい映画を作り続けているのではないかと思う。

 過剰に盛り上げすぎて、ゲップがでそうな最近のアメリカ製アクション映画に飽きちゃった人に、ぜひ「冒険者たち」をおすすめしたい。

| BEATな映画 | 10:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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