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佐野元春の特集本とカバーアルバム、そして沢田研二

 メリー・クリスマス!
 まずはこの時期にしか聴けない佐野元春の曲を。



 日本語のクリスマス・ソングの名曲。2つの言葉を対比(ちょっとジョン・レノン的ではあるけれど)させながら、単なるハッピーなクリスマス・ソングにはしないのが、佐野元春らしい。
 それでも、最後には「今夜は大丈夫」とシャウトする展開が好きで、ぼくは毎年クリスマスが近くなると、この曲を聴いてしまう。


 そんな佐野元春の30周年を記念した特集本が発売された。

4048954148別冊カドカワ 総力特集 佐野元春 カドカワムック 62483‐67 (カドカワムック 364)
角川マーケティング(角川グループパブリッシング) 2010-12-20

by G-Tools

 本の内容のほとんど、200ページ以上が佐野元春に関することで占められた読み応えのある一冊。
 自ら編集長を務め「This」という雑誌を発行していた佐野元春は「活字の人」でもある。ぼくも彼に関する書籍はできるだけ読んできた。そして、今回の「別冊カドカワ」の中で興味深かったのが、佐野本人による「セルフカバーアルバム『月と専制君主』全曲解説」だ。

B004D6PYV2月と専制君主(初回限定盤)(DVD付)
佐野元春
Daisy Music 2011-01-26

by G-Tools

 数ヶ月前、ぼくは佐野元春が「30周年記念にセルフカバー・アルバムをリリースする」という話を聞いた時、ちょっとした違和感があった。「佐野元春も流行のカバー・アルバムかよ。まあ、それのほうが売れそうやからな」「でも、安易に『サムディ』や『約束の橋』あたりの焼き直しをやられたら嫌だな」と思ったのだ。
 しかし「セルフカバーアルバム『月と専制君主』全曲解説」を読む限り、その心配はなさそうだ。

 そもそも、アルバムタイトルの「月と専制君主」やセルフカバーされている曲のチョイスが佐野元春らしい。よく知られている曲は「ヤングブラッツ」くらいなもので、それ以外はあまり知られていない曲だ。でも、それらはコアなファンには愛されていそうな隠れた名曲ばかりである。
 メジャーな「ヤングブラッツ」にしてもラテン・ロックにアレンジされ、佐野元春いわく「7分以上に渡る名演奏」らしいが、その後に「ぼくの歌なんて、3分台で消えてしまうし(笑)」と続くところに彼らしさを感じてしまって、うれしくなった。

 冒頭のインタビューの中にあった一節「メインストリームに対抗するオルタナティブというのは、とてもかっこいいことなんです」を感じられそうなカバーアルバムのようで、来年のリリースが楽しみだ。早く聴いてみたい。


 今回の「月と専制君主」ではカバーされなかったけれど、ぼくが佐野元春のセルフカバーで聴いてみたいのが「フルーツ・ツアー」の時は、最後のギターバトルを含めて、ちょっと「ホテル・カリフォルニア」みたいな感じだった「バニティー・ファクトリー」だ。



 この曲、元々は沢田研二のために書かれたもの。



 彼のライブ・バージョンもすごく良い。そして、この人はホントに唄がうまいと思うなあ。

 ついでに、沢田研二をもう一曲。
 「TIME IS ON MY SIDE~SATISFACTION」のストーンズ・メドレー。



 間に「DAY TRIPPER」をはさむ、アレンジも素敵だが、シャウトの中にほんのりと退廃な匂いが漂うあたりも、実にジュリーらしい。
 そして、この人も芸能界というメインストリームに居ながら、オルタナティブな存在であり続けている人だと思う。

 佐野元春と沢田研二。離れているようで、意外と近いところに立っている2人ではないだろうか。

| 佐野元春 | 11:12 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

はじめまして!beebeeと申します。
いつも楽しく拝見させて頂いてまするm(_ _)m

佐野さん自体がオルタナを体現している
ようなものですよね。

ホボキンの演奏の密度の濃いこと(笑)
佐橋さんがフェイバリットなのですが
ここではDr.kyOnに鳥肌でした。

| beebee | 2010/12/25 11:43 | URL | ≫ EDIT

woodstockさん、メリークリスマス!
恥ずかしながら今になって90年代以降の佐野元春をじっくり聴いています。
実は90年代以降の曲はベスト盤などでしか聴いていなかったので・・・。
みなそれぞれにカッコイイのですが「THE BARN」に今はヤラレています。
こういう元春の音もあったのだなぁと今さらながらに感動しています(佐橋くんのギターも最高ですしね)。
別冊カドカワも冒頭のインタビューだけ立ち読みしてますます、元春モードに加速つきました。
「月と専制君主」も予約して、あとは30周年アニバーサリー・ツアーpart3の最終公演(新潟なんです!)に備えるのですー。

| baco | 2010/12/25 12:03 | URL | ≫ EDIT

beebeeさん、はじめまして。
コメント、どうもありがとうございました。

佐野元春ですが、一時期はアルバムも売れたし、コンサートのチケットも取りにくかった。
だから、メジャーな人だと思いがち。
でも、デビュー以来、ずっとオルタナティブな位置に立っている人なんですよね。

ホーボ・キング・バンドですが、特に「フルーツ・ツアー」でのプレイは濃厚かもしれません。
中でも「バニティー・ファクトリー」は、かっこいい!
Dr.kyOnのギターも、ホント良いですね。

ちなみに、ぼくのフェイバリット佐野ギタリストは長田進。
来年のホールツアーで、久しぶりに二人の競演が見れそうなので、今から楽しみです。

| woodstock69 | 2010/12/25 22:16 | URL | ≫ EDIT

bacoさん、メリー・クリスマス!
今年の新潟は雪のクリスマス・ナイトでしょうか。

佐野元春の「THE BARN」ですが、彼の中では異色作でしょうね。
ウッドストックの森まで行って、あんなのレコーディングしちゃうのは、よく考えれば、すごいことです。
20世紀の終わりに、ザ・バンドの匂いの感じられるアルバムを作っちゃうなんて、普通はできませんよ。
「風の手のひらの上」はじんわりと心に染みる名曲ですね。

でも、次の「ストーンズ・アンド・エッグス」は自分のスタジオで、ほぼ一人で作っちゃう。
このあたりの振幅の激しさも佐野元春らしいです。

ぼくも来年のホールツアー、1月19日の札幌に行きますが、モータウン風にアレンジされているという「ジュジュ」を聞くのが、今から楽しみです。

| woodstock69 | 2010/12/25 22:32 | URL | ≫ EDIT

初めまして<m(__)m>
woodstockさん、はじめまして!
”佐野元春”と検索して、ここにたどり着きました。
高校生の頃に佐野元春に熱くなっていました。
(年齢だけ)大人になってしまいましたが、偶然また佐野元春をラジオで聞いて、今再び熱が上がりそうです。
クリスマスタイムインブルー、かっこいいですね。
こんな素敵な歌を生で聞きたい!!と思いました。
動画のupをありがとうございました。
また、HPをのぞかせてください。

| ぴょん | 2011/01/09 22:38 | URL | ≫ EDIT

ぴょんさん、はじめまして。
コメント、どうもありがとうございました。

佐野元春はデビュー以来、聴き続け、ライブにもできる限り通っています。
ぼくの場合、30年近くもリアルタイムで追い続けてきたミュージシャンは彼だけです。
それだけに、思い入れが深いのですが、最近の佐野元春も良いですよ。
特に「THE SUN」はおすすめできるアルバムです。

「Christmas Time In Blue」はライブで何度か聴いたことがありますよ。
クリスマス直前のライブ限定でしか披露されませんが、ライブバージョンもすごく良かったです。

現在、佐野元春は30周年記念のツアー中。
すべてのキャリアの中から、ベストの曲を時間の許す限りプレイするというライブになるようですから、機会があれば、足を運んでみてくださいね。

それでは、今後もよろしくお願いします。

| woodstock69 | 2011/01/10 22:22 | URL | ≫ EDIT

「現在、佐野元春は30周年記念のツアー中」との言葉を
woodstockさんよりいただいて、さっそくチェックしました。
すると・・・、1月末に名古屋公演が!!!
迷いましたが、ついに昨日チケットを購入(*^_^*)
高校生の時に行ったっきり、ひさびさの元春のコンサートです♪
6歳未満の子供はひざ上ならチケット必要なしとのことで。5歳の娘をどうしたものか、とちょっと迷っております。
(大きな音は苦手な子ですが、活発な子で佐野さんのPVを見せたら、エアギターになってました・・・^_^;。耳栓をつけて参加させようかしら。)
これからもよろしくお願いします。

| ぴょん | 2011/01/12 21:17 | URL | ≫ EDIT

ぴょんさん、こんばんわ。

佐野元春のチケット、購入することができて良かったですね。
彼のコンサートでは、何度か子どもを連れた方を見かけたことがありますよ。
今回のツアーでは18歳未満の人にはチケット代をキャッシュバックする「ニューエイジ割引」もあるようで、親子で佐野元春のライブってのも良いですね。

ちなみに、近頃は音響技術が進歩したのか、昔のようにライブ後に耳がジーンとしていることがないような。
それでも、大きな音には変わりないので、気をつけてあげてくださいね。

来週、ぼくも札幌で佐野元春の30周年をお祝いしてきます。

| woodstock69 | 2011/01/15 18:47 | URL | ≫ EDIT















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