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なんだ、このエレハモの電池!

 いつものように、ネット上のウインドウショッピングをしていると、突然目に入ってきたのが、怪しいおっさんがプリントされた9ボルトの電池。


 エレクトロ・ハーモニックス・ブランドの9V電池ってことで、エフェクター好きの方ならすぐに誰だかお分かりになると思うが、怪しいおっさんは社長のマイク・マシューズだ。
 社長自ら「この電池、パワーありまっせ!」と昔のプロレスラーのようなポーズを決めちゃうこのノリ、実にエレハモらしい。


 このマイク・マシューズという人、その経歴も面白い。
 簡単に紹介してみると、大学卒業後にIBMへ就職。在職中にギルドからファズの製作の依頼を受け「Foxey Lady」というペダルを手がけたことをきっかけに、1年でIBMを退社して、1968年にニューヨークでエレクトロ・ハーモニックス社を設立。まもなく「Big Muff」を発売し、1970年代には会社は全盛期を迎える。
 しかし、労働組合の問題などにより、1982年に会社は倒産。再建を図るも、1984年に再び倒産してしまう。

 エレクトロ・ハーモニックス社を失ったマイク・マシューズは、なんと旧ソ連へ飛ぶ。そして、どういわけだか軍事工場に残されていた真空管やICチップなどを安値で仕入れ、今ではおなじみの真空管ブランド「SOVTEK」を設立して、新たなビジネスを展開する。


 マイク・マシューズが旧ソ連に渡り、当時は敵対したアメリカ人なのに機密の軍事工場に出入りできたのは「当時、つきあっていた彼女がソ連高官の娘だったから」という話を確か「ギター・マガジン」で読んだ記憶がある。しかし、掲載誌が見当たらなかったので、これは確かな情報ではない。
 とにかく、この旧ソ連でのビジネスが軌道に乗り、1991年にマイク・マシューズはエレクトロ・ハーモニックスの商標を買い戻し、現在に至るのだが、少し前までロシア製の「Big Muff」が販売されていたのは、彼がこのような軌跡を歩んできたからだ。

 そんなマイク・マシューズがトップを務めるエレクトロ・ハーモニックスは「Big Muff」や「Memory Man」などの定番のエフェクター以外にも、個性的で少々怪しい箱も作ってきた。
 例えば、新発売の「Ravish Sitar」も怪しいエフェクターだ。


 単純にいえば、エレキギターの音をシタールに変えちゃうエフェクターだが、下のデモンストレーション映像の最初にもマイク・マシューズが登場して、茶目っ気たっぷりに「Ravish Sitar」を売り込む。



 肝心の音のほうは懐かしのラガー・ロックの匂いがプンプンして、実に良いですなあ。「はたして、オレに使い道があるのか?」という気もするが、これは一度試してみたい。

| エレキギター、再び | 22:12 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

シタールにするエフェクター、おもしろいですね!
もうちょっと手ごろな値段だと嬉しいな、という感じですけど・・・。
名前の「Ravish」は、シタールと言えばこの人!ラヴィ・シャンカル(Ravi Shankar)から取ってるんでしょうね。

それにしても、マイク・マシューズ・・・すごい人だ!
経歴も姿もはじめて知りました。

| hiromer | 2011/11/23 22:04 | URL | ≫ EDIT

hiromerさん、おはようございます。

例の「Ravish Sitar」はすごく面白そうなエフェクターですね。
でも、おっしゃるとおりにシャレで買うには、少々お値段が高い。
上手に使えば、すごくインパクトのある箱のような気がしますが、ぼくにはどんな曲で踏み込めば良いのか思いつかなかったりして。
結局、シタールごっこで終わっちゃうんだろうなと考えると、手が伸びにくいですよね。

ネーミングはもちろんあのラヴィ・シャンカールからいただいたものでしょう。
ラヴィには師匠という意味もあるようで、その点でもシャレが効いていて、パネルのデザインも良いですね。

マイク・マシューズ、かなりの波乱万丈な人生を歩んできた人のようです。
でも、未だにやんちゃでヒッピーな感じがするところが良い。
彼のキャラクターがエレハモのエフェクターにも反映されているんでしょうね。

| woodstock69 | 2011/11/26 10:41 | URL | ≫ EDIT















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