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風呂場のビーチボーイズ

防水ラジオ

 活字中毒である。
 トイレに本を持ち込むのは当然で、風呂にだってもう捨ててもいい雑誌を持って入る。とにかく、手元に活字がないと落ち着かない。
 しかし、昔は風呂にはラジオだった。特に夏は阪神タイガースのナイターを聴くために、ラジオは必需品だった。
 愛用してたのは、中学校の技術工作の時間に作った、大き目のトランジスターラジオ。防水ではないので、風呂の窓の外に置いて、ラジオを聴いた。

 もう何十年も風呂にラジオを持ち込んでいなかったが、手元には「Zen Micro」「Lauda XL-739」というFMトランスミッターがある。FMが聞ける防水ラジオを買えば、風呂でもロックに浸れるではないか。
 電器屋に防水ラジオを見に行くと、風呂でもCDが聴けるCDラジカセも並んでいたが、買ったのはチープなラジオだ。

 中国製のAM・FMのツーバンドの防水ラジオは1300円。いまどきスケルトンボディもないだろうから、おそらく数年前の商品の売れ残りだろう。
 出てくる音もとてもチープだが、これが風呂にぴったり。浴室のエコーとあいまって、ホワンホワンとした音が心地良い。
 昨日はビーチボーイズの「グッド・バイブレーション」が流れてきて、しみじみ「いいなあー」と思った。FMなのにAMラジオのような音がするラジオから流れてくるビーチボーイズは、夏の風呂場にぴったりだ。

 夏の夜、雑音交じりのラジオから流れてくる古いロックンロールやビーチボーイズを聴くと、なぜか心がザワザワする。
 十代の頃ならまだしも、四十を過ぎると夏の夜には何も起こらない。しかし、夏の夜が秘めているある種の猥雑さには、AMラジオの音が良く似合う。
 時にはチープな音で聴いたほうがいい音楽もあるのだ。

| BEATな話題 | 11:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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